本年4月に開校した本校では,科学技術で社会に貢献する人材育成を目指し,1期生242名が,本格的なアクティブ・ラーニングの実践(教え込みの授業から,生徒が自ら考え,対話し進んでいく双方向型の授業への転換)やプロジェクト型学習(Project Based Learning)等を通して,魅力ある工学系教育を推進しています。
今回は,京都教育大学教育学部理学科の谷口和成准教授を講師として,理科(物理入門)の特別授業(冬季学習会)を実施し,アクティブ・ラーニングの手法を用いて,将来の科学技術者として必須となる物理の基礎知識・概念の習得・定着,興味関心を喚起に向けて取り組みます。
文部科学省の審議会『高大接続システム改革会議「最終報告」(平成28年3月)』においても「アクティブ・ラーニングの視点から授業改善を行うことが必要」と提言されている中,谷口准教授のアクティブ・ラーニングの手法は,理科以外の他教科にも応用できる要素を多分に含んだものとなっており,教員研修の場としても位置づけています。
■日時
・12月21日(水)13:20〜15:10(1組)
・12月22日(木)9:50〜11:40(2組)
■会場 京都工学院高校 物理実験室
■内容 物理入門 〜電流回路の考え方〜
■講師 京都教育大学准教授 谷口和成 先生