最新更新日:2024/04/01 | |
本日:2
昨日:23 総数:432196 |
工展の歴史
11月7日(土)、今年も工展が開催されます。第一回目の工展は京都市立工業学校時代の大正10年(1921年)に開催され、その後学校の重要な広報活動の1つとなったと記録されています。展示会に出品した作品は、低価格で市民に販売したので回を重ねるにつれて人気を呼び、やがて京都の名物行事の一つにもなったそうです。
大正13年の展示即売の記録では、以下のような製品が出展され、朝早くから列ができ開門と同時に、多くの人が目的の実習室に駆け込み製品を買っていったそうです。 ・色染科:カーテン、テーブルクロス、浴衣、友禅染、ネクタイ ・機織科:タオル、ストッキング、帯、足袋、 ・工業化学科:石鹸、香水 ・機械科:アイロン、金槌 ・電気科:スイッチ ・金工科:灰皿、カフスボタン、指輪、文鎮 ・木工科:椅子、机、本箱 ・玩具科:各種玩具類 (洛陽工高百年史より引用) |
|