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最新更新日:2024/04/01 |
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京都市立第一工業学校 工業大意・実習講習会開催
昭和16年(1941年)8月1日から6日間にわたって、京一工工業普及館では「工業大意ならびに実習講習会」が開催されました。これは京都市主催の研修会で、工業立国、科学振興という時代要請に基づくもので、国民学校理数科の主任約60名が参加、講師は各科目とも京一工の教諭が務めたそうです。
研修の内容は、紡織工業、色染法、化学工業、電気工業、一般機械製作法、自動車工学、建築一般と多岐にわたり、京一工が学校教育だけにとどまらず、ひろく京都の工業教育の一翼を担う存在であったことを示しています。 ![]() ![]() ![]() 京都市立第一工業学校 工業普及館
京都市立第一工業学校では、創立50周年事業の一つとして昭和13年(1938年)に「工業普及館」を開設しました。木造平屋建て85坪、陳列場は150人収容の講堂と映写設備があるだけの小規模なものでしたが、全国でも初めての試みで、関係諸方面から注目されました。
工業普及館は生徒の生きた学習の場とすると共に、小・中学生、一般市民の工業知識の普及に貢献することが何よりの狙いでした。開館まもなくのころは、設備費、経費もなく運営は職員・生徒の創意工夫と関係各方面の援助に委ねることになったようです。 このようにして開館した工業普及館には、官公庁・企業・有志家の寄贈品、学校所有の器具、標本、生徒の実習作品、研究試作品が展示され、内容的にも充実した学校博物館となり、全国的にも新しい試みとして高く評価されたと記されています。 (洛陽工高百年史より引用) ![]() ![]() ![]() |
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