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最新更新日:2024/04/01 |
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洛陽高校 電子通信科・電子工業科の新設
昭和30年代にはいると、ラジオ・テレビの普及、マイクロ波通信網の完備、レーダーによる気象観測、さらには宇宙ロケットからの通信など電気通信技術の発達にはめざましいものがありました。電気通信、電子機器関連産業で働く中堅技術者が急速に求められるようになりましたが、電気、機械関連の技術者は全国で毎年2万人も不足していました。
現状ではわが国の工業の将来が危ういという声が高まる中で昭和32年(1957年)9月、文部省は高校の技術教育振興に着手、こうした背景のなかで、洛陽高では昭和31年10月に電気通信科、昭和32年9月に電子工業科新設の認可申請を文部省と市教育委員会に提出しました。 電子通信科の設置は3年計画で進められ、文部省と京都市から教室3室を新設、実習設備の新設のために同じく合計201万円の年額予算が昭和33年から3年間支給されました。電気通信科は昭和34年(1959年)度に開設、一学級定員40名で発足しました。 (洛陽工高百年史より引用) ![]() ![]() |
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