最新更新日:2020/03/27 | |
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校長室より2月
先月は、数年ぶりの大雪に見舞われ、被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げます。
本校におきましても,大雪警報に伴う臨時休業,倒木に伴う道路の寸断など大変でした。そんな中,生徒の送り迎えにご協力頂いたご家庭,道路の一刻も早い復旧に向けてご尽力頂いた関係各位,心から御礼申し上げます。 さて,二四節氣の一つである立春を過ぎ,春の足音が少しずつ聞こえてくるようになりました。まさしく,中学生のみなさんはこれから,人生の春に向かい,雪の中から新しい芽を膨らませ,大きく花を咲かせる日のためにエネルギーを蓄えていることでしょう。 先日,その決意を示す立志式を挙行し,2年生の全員が決意を述べました。私からも,江戸時代から明治時代への怒濤の時代に生きた橋本左内という方の言葉を紹介し,激励を行いました。彼は15歳の時に,「啓発録」という本を書き,5つの決意を示しています。 1.稚心(ちしん)を去れ 反省や工夫・努力もせず,勉強が急に出来るようになったり,夢がかなえられたりすることは,決してあり得ない,自分とその運命を変えようと思うなら,「子どもっぽい心」や甘え・わがままを捨て去 りなさいということです。 2.気を振(ふる)え 常に油断すること無く,負けてたまるか,くじけてなるものかという気持ちこそが人を変えるエネルギーになるのだと言っています。 3.志を立てよ これはまさしく立志の事です。志や目標をしっかりと立て,努力しなさいということです。 4.学に勉めよ しっかり勉強しなさい,という事だけで無く,すばらしい人物の良い行いを手本として慕い,その人の生き方に劣らないように努めることこそ何より大切な学問であると言っています。 5.交友を選べ 一緒に遊んだりする友人はたくさんいても,自分を高めてくれたり,心から尊敬できる友,何かあった時に真剣に心配してくれる友達はいますか?彼はそういう友こそ大切にするべきであると言っています。 どうでしょうか?参考になったでしょうか。みなさんの決意が今後も揺るがず,実行されていくことを期待しています。 |
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