最新更新日:2024/06/14 | |
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終日授業参観にご参加いただきありがとうございます生徒たちの生き生きと学ぶ姿を見ていただけると幸いです。また、今年度より各教室に導入している短焦点プロジェクタを活用した授業スタイルも見ていただければと思います。教職員一同、未来で活躍する子どもたちを育成するため、鋭意工夫を凝らし授業改善に努めていきたいと思います。 今後も本校教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。 令和6年度 入学式 学校長式辞
あたたかい日差しが日ごとに強くなり、陽春の息吹が感じられる季節となりました。本日ご来賓のPTA会長 東伏見 光晋様、PTA副会長 藤川 恵海様、保護者の皆さまのご臨席を賜り、令和6年度 京都市立西京高等学校附属中学校 第21回入学式を挙行できますことに、心から御礼申し上げます。
新入生の皆さん、また、本日ご列席いただきました保護者の皆さま、御入学誠におめでとうございます。教職員一同を代表いたしまして、心よりのお祝いを申し上げます。 平成16年に開校いたしました本校附属中学校も、いよいよ第21期生の入学を迎えることとなりました。創設以来、皆さんの先輩方は様々なことに挑戦してきました。その中で得た多くの経験が西京を成長させてくれたと思います。皆さんには失敗を恐れず、自分の夢や希望に向かって努力し、充実した中学校生活を築いていただきたいと思っております。 「西京」では、今日を第1日目として、最初の3年間の附属中学校、それに引き続く高等学校エンタープライジング科での3年間と、あわせて6年の長きにわたる学校生活がいよいよスタートします。ご存じの通り高3三年生は成人年齢引き下げにより18歳から成人として扱われます。子供から大人へ、精神的にも自立した人格に成長し、グローバルリーダーとして社会で活躍貢献できる人になってほしいと思います。そのために、中学高校時代に心の底からやりたいことを見つける旅に出てほしいと思います。「なぜ学び何を学ぶのか」という問いかけに対して、答えを持つことができれば、この素晴らしい時期が充実した6年間になることでしょう。ここにいる新入生の全ての皆さんが、一人ひとり立派な若者となり、自信に満ちた表情でここ西京を後にし、自らの夢を実現するために、新たな世界に飛び出していくことを願っています。 私たちは、本校の校是であります「進取(新しいことをどんどん受け入れていこう)」、「敢為(あえて難しいことにチャレンジしていこう)」、「独創(ひとのまねではない、自分だけのものをつくりあげよう)」の考えのもとに、皆さんの6年後が希望に満ちた船出となるよう、全力で皆さんをサポートすることを約束したいと思います。 また、本校のモットーは「おもしろおかしく」です。学校は楽しいところでなくてはなりません。どうすればおもしろおかしい生活が送れるのでしょうか。自分のやりたいこと、やるべきこと、やれることをしっかり考え、実行することが達成感や成就感につながります。勉強に、部活にその他様々なことに一生懸命に励む皆さんには、楽しいことばかりではなく、悲しいこと、苦しいこと、様々な困難が待ちうけているかもしれません。そういう時こそ、あきらめたり、逃げたりたりせずに現実を受け入れ、心を落ち着かせるとともに、新しいことにチャレンジすることが、おもしろおかしく過ごすことができるための方法です。 新入生の皆さんに、2つのことを話しておきたいと思います。 一つ目は、今回、皆さんが超難関といわれた入学試験に自らの力で突破したという自信を持ちつつ、入学と同時にゼロから学習や様々な活動に謙虚に取り組んでほしいということです。当然のことながらご家族の支援や周りの人のサポートに感謝する気持ちは忘れないでください。そして、ここからは新たなステージで悪戦苦闘しながら自分を磨き成長させていきましょう。その際、困ったことがあれば人を頼り、お願いしてください。自立は自分で立つと書きますが、人にお願いすることも自立するために必要であるということを知っておいてください。 二つ目は、皆さんが入学された中学校は、附属中学校の名の通り、西京高校へつながっているということです。西京高校は、卒業時の進路目標を国公立四年制大学とし、社会で活躍、貢献する人材に必要な力を身につけることをめざす専門性の高い高校です。その学校に繋がっていることを常に意識して、中学校でのすべての学習に積極的にかつ主体的に取り組んでほしいと思います。その際、「疑うこと」すなわち批判的思考力、英語ではcritical thinkingと言いますが、これが重要になってきます。ここでいう批判的とは「本当か?」と疑うことを意味します。先生が言ったからと言って、また本に書いてあるからと言って鵜呑みにするのではなく本当か?と納得いくまで考えたり調べたりしてみて下さい。そういう態度が、心の底からやりたいことを探すうえで有効にはたらくようになると思います。 最後になりましたが、保護者の皆さまにひとことお祝いを申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。多くの本校入学希望者の中から、見事合格され、本日ここにご入学いただくにあたっては、様々なご心配やご苦労がおありではなかったかと推察いたします。 しかし、これからの6年間も決して順風満帆な時ばかりとは限らないでしょう。学校・保護者が手を携え、大きな小人ではなく、小さな大人として接していき、生徒一人ひとりの成長と自立のため、時には優しく、時には厳しく、同じ方向を向いて、全ての生徒の成長を支えていきたいと考えております。 最後までご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげて入学式に当たりましての式辞といたします。 令和6年4月9日 京都市立西京高等学校附属中学校 校長 岩佐 峰之 |
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