最新更新日:2024/07/22 | |
本日:24
昨日:410 総数:2223935 |
『限界突破』
久しぶりにゆっくりと校舎回りをしていると、1年生のフロアに「書き初め」作品が展示されていました。
どの作品も個性的で、生徒一人ひとりがその子なりのよさを持っているのだなあ、と改めて感じさせてくれます。 その中で目をひいたのが、標題にもあげました「限界突破」という作品です。3年生のOさんが力強く書き上げ、京都市の書き初め展でも高い評価をいただきました。 子ども達が持っている「可能性」は無限に近いと考えますが、「限界」がないわけではありません。1日24時間、食事や睡眠をとり、健康で豊かな生活を送る上では、機械のように頑張り続けることは「危険」です。そこには、その時々の「限界」があります。 その上で大切なことは、子ども時代に「自分の限界点を探らせる経験」を数多くさせることではないでしょうか? まずは、こども自身に目標設定やそこまでの方策を委ねてみることが、大人になってから「折れない」心を育てるために必要であろうと考えます。 われわれ大人はその様子を見守り、時折言葉かけをすることで、彼らを励ましたり、支えたりしていくことが大事なのではないでしょうか。その際には、時として「無理」をさせることがあったとしても、決して「無茶」はさせないことも肝要です。 彼らは、私たちの知らない「時代」を生きていきます。その彼らに、私たちが一方的に「限界」を定めてしまうことも、逆に無理矢理「限界」を取り払うこともできないと思うのですが、皆さまはいかがお考えでしょうか… |
|