住友生命から2名の講師の方をお招きし、自分の人生をデザインする「ライフプランニング」についてご講義いただきました。「今の小学生の65%は現在、存在しない職業に就くであろう。」とは、14期生が入学するときに生徒代表「誓いの言葉」にも引用されていた、驚くべき研究結果です。そんな得体の知れない時代をしっかりと生きていくために、人生に想定される「リスク」を予想し、対策を考えておくことが、ますます重要になってきます。日々を全力で生きるのも、もちろん大切ですが、一方で1年先、5年先、10年先、さらにその先を考えておくことも大切です。班の人たちと仮想家族を構成し人生のどのステージでいくらお金が必要でそのための貯蓄計画や借入金の返済計画などについても考えました。考えたこともないことなので、特に収入に関してはかなり楽観的にとらえていて、皮算用そのものであったところも少なくありませんでした。とは言え、親の苦労を感じたり、これからを楽しく生きていくためにはどれぐらいのお金が必要か、いつぐらいからいくらずつ貯めなければならないのかなど、将来に対してのイメージが持てたりと、有意義な2時間だったと思います。今日の学びはいつか必ず活かせるので、「ライフデザイン」や「リスクマネジメント」についてこれからも折にふれて考えていけたらと思います。
住友生命からは講師の方々以外にもたくさんの方、総勢8名の方に来ていただき、話し合い活動などでご支援いただきました。お忙しい中、本校のキャリア教育のために本当にありがとうございました。