最新更新日:2024/06/08 | |
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『UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)特別授業』国連難民高等弁務官事務所とは、国際連合の途上国開発に関する機関で、開発援助から難民支援など、世界各国において幅広く活動をされている協会です。 今回の受業では、生徒が自ら世界に目を向け、今、実際に世界が抱えている問題や矛盾を知り、自分には何ができるのかを模索するきっかけとなることを目的に計画しました。もちろん本校の教育目標でもある「グローバルリーダーの育成」「21世紀の国際社会に貢献し活躍できる人材の育成」を意識し、多様性を寛容できる力を身につけることにも繋がればと思います。 芳島氏は、国際協力業界で長く勤務されています。駐在された国はフィジー、インドネシア、ザンビア、また所属しておられた組織としては、外務省、JICA、国際NGO、そして、現在勤務されている国連UNHCR協会で、さらに、アメリカやイギリスへの留学経験もお持ちです。 世界各国でかかわってこられたプロジェクトについての話をはじめとし、その経験を通して芳島氏ご自身が得られたものや、現代日本社会の現状や世界情勢についてなどを、テンポよくお話いただきました。そして、途上国開発に携わってこられた経験から、これからの世界を舞台に活躍するためには、さらに幅広い社会貢献をするためには、今、中学生のみなさんに求めるもの、できることは何かについて、以下のようにまとめていただきました。参考にしてほしいと思います。 ●日本国内や世界の出来事に関心を持つ ⇒テレビやネットなどからの情報収集 ●共感力・想像力 ⇒自分の身に置き換えて考えてみる ●他者との違いを理解、楽しめる能力 ⇒国であれ、人であれ違うのは当たり前 ●英語(語学)学習 ⇒英語力(語学力)はあった方が世界が広がる ●体力/健康・精神力・チームワーク・柔軟性 ⇒部活・先生・友人・地域社会等 人間力を磨く ●興味がある出来事を自分・仲間で調べ、他者に伝える ⇒受業やプレゼンなどの学習 講演の最後には、進路選択へのアドバイスもしていただきました。 「自分の心の声に耳を傾ける」 「自分のやりたいことは自分が一番よくわかっているはず」 「周りに流されないで、自分の人生は自分で考え、努力し、切り拓いていく」 「一度きりの人生、自分自身が納得のいく人生を!」 としめくくっていただきました。芳島様、お忙しい中、本当にありがとうございました。 |
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