京都市立学校・幼稚園
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『2年生EP-A』

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 音楽発表会を講評する時間がなかったので、講評とはいかないまでも各クラスの合唱についての感想を伝えました。A組は独自の取り組みを通して、自分たちで修正に修正を重ね、これがA組の合唱という堂々とした発表ができ、非常にバランスのいい合唱を作り上げた点を評価しました。B組はそのバランスという点では課題を感じさせたものの、取り組み開始から、発表会当日までの伸び率は目を見張るものがあり、なにより、指揮と調和した、一体感ある合唱を作り上げた点で評価できると思います。C組は課題曲の完成度が圧巻であり、女子の美しいハーモニーに、3クラス中、一番表情も声量も豊かに歌った、男子の頑張りが光った点を評価しました。各クラス、以上の観点から評価すると、どのクラスも金賞に値すると思います。しかし、3年生の合唱と比べるとさすがにまだまだ見劣り、聞き劣りする点があり、来年、超えるべき大きな壁になったことを全体で共有しました。しかし、一番大切なことはこの取り組みを通して、自分はいかに成長したか、クラスはどれだけまとまったか、14期生としての力を発揮することができたかということ。それらを理解し、これからを過ごせるクラスが本当の金賞クラスであると、再度念押しして、講評にかえました。

 EP-AはMission4の振り返りをし、その目標である、「これまでのMissionで培った力を最大限発揮し、立志自律を体感する。」という観点から、自分たちのここまでの取り組みを自己評価しました。ICTを使いこなし、対象によって発表の仕方を工夫することや、社会に貢献する姿勢を養うこと、企画力、運営力、そして、思いを伝えること、など、今までのMissionで身につけてきた力をフル活用し、今回、初めての仮説検証型のフィールドワークを中心としたMissionを、計画を立て、実行し、振り返り、次の行動に反映させる、いわゆるPDCAサイクルを身につけられたかどうか。そして、他人任せではなく、自分事として、これらのMissionに当たってきたか。

 全体としては、成功してるかのように見えますが、一人ひとりのMissionの達成度を考えるとまだまだ不十分であるように思えます。仕事が出来る人に偏ったり、任せっきりになったり、自分の分担をこなすだけになったり。手持無沙汰になっても、自分から動き出さなかったりと厳しい目で見れば、多くの課題が浮き彫りになってきましたね。そこでMission5のキーワードは「個人力を高める」です。M5は西京祭文化の部での舞台発表なので、総合芸術とされる劇に、また挑むわけですが、あえてこの目標にします。もちろんみんなで作り上げるのが、「劇」ですが、かねがね君たちに要求してきた、「自分事としてとらえる」ために、自分が観客を圧倒する舞台を作り上げるという意識を強くもってもらうために、個人の強さを求めることにします。これは来年度の学年目標にもつながっているため、非常に重要なMissionになります。現在予選が行われているワールドカップ、サッカーにおいても、組織力を高めるために、個で戦える能力が各選手に求められています。チームワークがものをいう、劇でもサッカーでも結局は個人が自分の責務を果たさない限り、組織的には動けないということですね。果敢に挑戦し、自分自身を高めるつもりで次のMissionに挑んでください。

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