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最新更新日:2024/06/12 |
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天体ショー
下の写真の明るく輝く星は、木星と金星です。この2つの星が見かけ上接近して見えるという珍しい現象である。
なぜ、見かけ上なのかというと、地球や金星、木星は太陽のまわりを回っており、木星は地球の外側を、金星は内側を回っており、本当に接近することはない。ちょうど、見える方向が同じになったわけである。 また、特に金星は、いつでも見えるわけではなく、朝方か夕暮れしか見ることが出来ない(そのことは3年理科で習う)。また、見えるときは地球にかなり近いので、明るく見える。そのため、昔から金星が見えるときは、明るいので1番星として、他の星より早く見ることができるのである。 そもそも、木星や金星は、星座を作る星(光を自ら出し輝いている)と違い、太陽の光を反射して輝いている。そのため、表面積が大きいか、地球に近いことが地球から見える条件になる。 写真は昨日の6時半頃撮影したものである。数日前はもっと近くにあったが、たまたま昨日気づいたので紹介することにした。 ちなみに、明るい方が金星で、もう一方が木星である。 知識として 自ら光っている星(太陽のような星、星座を作っている星)は、恒星(こうせい)という。 木星や金星は、恒星の光りを反射して光っている。また、恒星のように一定の規則正しい動き方をせず、夜空で変な動き方をするので、惑(まど)う星、惑星(わくせい)という。 木星は表面積が大きいので、地球からは明るく見える。水星は小さいのであまりよく見えない。 金星が見えるときは地球に近いので、かなり明るく見える。 興味のある人は、GIGA端末やスマホで調べてみよう。 ![]() |
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