京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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◇年度途中の入園、受付中◇電話(075)351−0937◇預かり保育:早朝8時〜18時◇未就園つぼみ組:火・金10時〜11時◇令和6年度入園随時受付中

ミシルデーをしました

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「2月4日〜2月6日 ミシルデーをしました!」
 楊梅幼稚園では,子どもの進学や入学後の生活がスムーズになるようにと願って近隣の小学校との連携を進めています。小学校の先生方に幼稚園での遊びや生活を実際に見て知っていただく機会(“見て”“知る”ミシルデー)を設けました。1回目は,6月にしました。今回は,2回目の“ミシル”です。お話のイメージを膨らませながら,遊びに必要なものを作って遊んでいる姿や友達と一緒に劇遊びをつくっていく姿などを見ていただきました。今後も子どもたちのために,小学校の先生方とともに学び考えていきたいと思います。
近隣の小学校や教育委員会から先生方が幼稚園に来てくださいました。ありがとうございました。

元気いっぱい

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登園すると元気に戸外や体育館へ出ていくあお組のこどもたち。学級の友達との鬼ごっこを毎日のように楽しんでいます。

挑戦!

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 5歳児あお組のこどもたちが,友達とコマ回しに挑戦!
 紐をまく指先の力加減もだんだん上手くなってきました。

豆まきをしました

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 2月3日は,節分です。今日は,節分のつどいをしました。節分のお話をきいたり,保育室で豆を炒ったりしました。豆を炒る香りを感じ「なんかいい匂いがする」などとつぶやいている姿もありました。
 自分で作った鬼のお面をかぶり,折り紙で折った三方に豆を入れ,みんなで元気に豆まきをしました。素敵な春がやってきますように・・・。

りんりんタイム

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 今日のりんりんタイムは,子どもたちが楽しみにしているサッカーでした。今日は室内で友達と一緒に楽しく体を動かして遊びました。

誕生会をしました

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 今日は,1月生まれの友達の誕生会がありました。年長児あお組の子どもたちが1月生まれの友達を紹介してくれ,1月生まれの友達にインタビューをしたり,みんなで歌のプレゼントをしたりしました。先生からのお楽しみは,マジック。みんなで楽しみました。一月生まれのお友達,お誕生日おめでとうございます。


園だより 2月号より

「あけましておめでとうございます」

1月7日,幼稚園の門で,久しぶりの子どもたちの登園を待っていました。
冬休み中,元気だったかな?どんな表情で登園してくるのかなと思いながら立っていると,子どもたちは,「あけましておめでとうございます!」と口々に挨拶をしました。立ち止まって丁寧に頭を下げて挨拶をする子どももいます。中には,お家の人に促されながら恥ずかしそうに新年の挨拶をする子どももいました。あるお家の人から,「今日は『あけましておめでとうございます』と言おうって練習してきたのです」という話も聞きました。
ほとんどの子どもたちが「あけましておめでとうございます!」あるいは「おめでとうございます!」と元気よく挨拶をする姿にうれしく,心も温かくなりました。

日本の伝統的な風習として,年末には「よいお年を」そして,新年は「あけましておめでとうございます。昨年はお世話になり,ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。」と挨拶をします。そういった挨拶は新年を祝い,互いに心をつなぎ,交わすと気持ちよく,大事な礼儀です。朝の「おはようございます」という挨拶も大事にしたいものですが,「おめでとうございます」という挨拶は子どもたちにとっては,いつもと違う,特別な感じを抱くものだと思います。子どもたちは『おめでとう』という言葉から,自分の誕生日を思い出すでしょう。誕生日の『おめでとう』という言葉は,大きくなったことを祝ってくれるというもので,何度も誕生日を経験し,誕生日の特別感を味わい、嬉しさとともにその意味を実感していくのでしょう。しかし,新年にどうして「おめでとう」と言うのかは,なかなか実感が湧きにくいと思われます。上記の子どものように,家庭でお家の人に話をしてもらい,挨拶ができたこともあったでしょう。また,新年の挨拶の意味が理解できてなくても,大人たちが「あけましておめでとうございます」と挨拶を交わすのを見ならい,挨拶を交わし,徐々に意味がわかっていくこともあるでしょう。ほとんどの子どもたちが新年の挨拶ができました。家庭教育が行き届いていることを感じました。
しかし,挨拶は,ただ言葉を言うのでなく,挨拶を交わすことで人と人がつながったり,嬉しさや気持ちよさを感じたりします。そういった心もち,気持ちが重要です。子どもたちと挨拶をしながら,家庭でも新年の挨拶を交わし,心穏やかに幸せなお正月を過ごされた様子を垣間見たように思いました。私もとてもうれしく,心が温かくなったひとときでした。


園だより 1月号より

ふくらむ夢

「プレゼントを持ってきたよ」とサンタクロースやトナカイになった子どもたちが廊下でそりを走らせています。サンタクロースやトナカイになっている子どもはとてもにこやかで,うれしそうです。未就園クラスのひよこ組の子どもたちが,その様子に気づき,廊下に出ていくと,サンタクロースさんは一人一人にプレゼントを渡してくれました。
 サンタクロースやトナカイ,そしてひよこ組の子どもたちは大喜びでした。プレゼントをあげることももらうこともうれしいごっこ遊びです。

子どもはプレゼントをもらうことだけでなく,友達にあげることもうれしいのです。普段の遊びの中では,同じ遊具を使いたくてトラブルになることもあります。しかし,サンタクロースになりきって遊ぶ場合は,友達が自分のプレゼントをもらってくれることを喜んでいます。遊びの中で,いろいろな立場を経験することはとても大事です。それぞれの思いを経験することが次の遊びや友達との関係にもつながっていきます。

子どもたちが楽しみにしているサンタクロースがもうすぐやってきます。各クラスの保育室ではサンタクロースや子どもになってのサンタごっこをしたり,サンタさんの歌を歌ったりしています。
そのようなある日,もも組の子どもたちに『うさこのサンタクロース』の絵本を読みました。その絵本のあらすじです。うさこがサンタクロースに赤ちゃんをお願いしたのですが,ウサギのサンタクロースは赤ちゃんをプレゼントすることができません。そして,当日の夜,友達の動物サンタと一緒にうさこの家の窓の前にたたずんでいました。寝ていたうさこが目をさまし,窓の外のたくさんのサンタさんに出会います。サンタクロースさんは赤ちゃんがプレゼントできないとうさこに告げます。うさこが大泣きをしているところにうさこのお母さんが現れ,実はもうすぐ赤ちゃんが生まれるという話を聞き,みんなで喜んだという内容でした。
読み進んでいくと,うさぎのサンタクロースがどうしても赤ちゃんはプレゼントできないことや友達の動物のサンタクロースに次々と相談する場面では,聞いている子どもたちの表情がくもり,中には「私が赤ちゃんをあげる!」とまで話す子どももいました。うさこのお母さんから赤ちゃんが生まれることがわかるというハッピーエンドでは,「ヤッター!」と大喜びの子どもたちでした。

この時期,子どもたちの夢がふくらみます。願い事を叶えてくれるサンタクロースに思いを寄せ,楽しいごっこ遊びを友達と一緒にしたり,絵本からサンタクロースのイメージを広げたりして楽しみます。絵本のうさこが赤ちゃんのプレゼントをもらえなくて悲しそうにしている場面では,うさこの気持ちを受け止め,何とかしてあげたいという思いを言葉に表す子どももいました。最後はハッピーエンドでみんな満足しました。子どもの時にしか味わえない,ドキドキ感やそわそわした嬉しさなどを大事にして幼稚園では先生と一緒に遊びを創っています。ご家庭でもそのような子どもの気持ちを受け止めて一緒に楽しんでもらえばと思います。

園だより  12月号より

12月は人権月間です

 年少組担任のA先生から次のような話を聞きました。
 フランス学園の同年齢かと思われる子どもが楊梅幼稚園の子どもたちの遊ぶ様子をフェンス越しに見ていました。しばらくすると〇ちゃんがそのフェンスのところへ歩みより,何か言葉をかけて話が行き交っていました。
 担任のA先生がそばに行くと,〇ちゃんは親しみを込めながら日本語で話をし,ハグをしています。,フランス学園の子どももじっとハグを受けとめているところへフランス学園のB先生もやってこられました。
 「(このお子さんは)何歳ですか?」とA先生がフランス学園の先生に尋ねると,フランス学園の子どもが「5歳!」と答えました。〇ちゃんも「5歳やで!」と自信たっぷりに応じました。A先生もB先生も「うわ,おんなじやね」というと,子どもたちは嬉しそうににっこりしました。

 2学期に入り,フランス学園の子どもたちと運動会後,玉入れをして交流しました。普段はフェンスでお互いの場が分かるようにと区切っているのですが,その時はフェンスを取り払っていたので,玉入れをした後,広いところを思いきり走ったり,三輪車に一緒に乗ったりして楽しんでいました。
 同じ敷地で育つ楊梅幼稚園とフランス学園の子どもたち。お互いが遊んだり,生活をしたりしていることをなんとなく,身近に感じているようです。交流をしたことで親近感もわき,フランス学園の子どもが楊梅幼稚園の様子を見たり,楊梅幼稚園の子どもがフランス学園の子どもに話しかけたりすることに抵抗もなくなっていったのでしょう。
 日本語で通じるのかなと案じていたA先生もB先生との会話で,フランス学園の子どもに日本語が通じることがわかり,〇ちゃんの思いが伝わってよかったと思われたようでした。
 大人は国や文化が違うことを頭でわかっているので,言葉が通じるかな?思いが伝わるかな?と思ってしまいます。しかし,子どもたちは同じ子どもとして相手に関心をもったり,かかわろうとしたりしてきます。12月は人権月間です。いろいろな人を大切に思う気持ちを幼児期から膨らませていきたいと考えています。楊梅幼稚園の恵まれた環境の中で,フランスの子どもたちや文化,いろいろな人たちへの関心や関わろうとする思いを今後も大事に保育をしていきたいと思います。
 

園だより  11月号より

金メダル

 かけっこをしている時でした。年長児のAちゃん,Bちゃん,Cちゃんが一生懸命ゴールめがけて走ってきました。Aちゃんは3位でした。ゴールした瞬間,Aちゃんの表情がくもりました。走った後,待つ場所にしょんぼりと座りに行きました。
Aちゃんのそばに行くと,涙が一粒目に光っていました。私を見つめる目を見ると,一生懸命力いっぱい走ったけれど,3位だったことがショックだった思いが伝わってきました。「悔しかったなぁ」と言葉をかけるとうなずきます。「悔しい気持ちはよくわかるよ。悔しい気持ちがあるということは大事なこと。悔しいよねぇ。」と背中をなでながら話しかけました。「でもAちゃんは一生懸命に走っていたよ。悔しい気持ちがあるとまた,頑張る力になるよ。」と励ましました。
次回はどうかな?とAちゃんを見ていると,1回目と同じように力いっぱい走っていました。

9月になり,気候も少しずつ落ち着いて,運動遊びを思いきり楽しむことができるようになりました。かけっこや帽子とりなど一人一人の子どもが力を十分に発揮したり,自分なりのめあてをもって挑戦したりすることを願い,保育を展開してきました。ただ体を動かして遊ぶだけでなく,運動遊びに取り組む中で,子どもたちの心も様々に動き,揺れます。そこで,子どもたちに「みんなの心の中には金メダルがあるよ。それはみんなが最後まであきらめないで頑張ったり,悔しくても,転んで痛くなっても一生懸命に力を出したりするときらきら光ってきます。自分の金メダルは自分で磨かないときらきら光りません。」ということを話しました。
子どもたちは可能性がいっぱいあります。素敵な力がいっぱいあります。そのようなことを私は心の金メダルと話しました。もちろん,お家の人たちや私たちはそれが伸びる(輝く)ことを支援したり,促したり,見守ったりなどしていくことが必要です。しかし,自ら心を動かしたり,やってみようと思ったりすることは子ども自身の力です。そういった意味を含めて心の金メダルを自分で磨こうと語りかけました。

 そのような話をした後,年少児のDちゃんがかけっこでゴールした時に泣き出しました。1位になれなくて泣いていました。「悔しくて嫌だった?」と尋ねると大きくうなずきます。「Dちゃんは今,一生懸命に走っていたよね。力いっぱい走っていたよね」と言うとまた,大きくうなずきます。「それがいいのよ。力いっぱい,一生懸命に走ってることが心の金メダルをきらきらに輝かせるの。1番になることが心の金メダルを輝かせることではないのよ。転んでもまた立ち上がって走ることや最後まであきらめずに頑張って走ることがきらきらにさせることなの。悔しくてもまた次頑張ろうと思うことがきらきらにするのよ」と話しかけました。するとDちゃんは涙を拭いて顔を上げました。

 年少児の子どもたちには心の金メダルをきらきらに磨くという意味は難しかったかもしれません。1位になることが金メダルをきらきらにさせることだと思ったのかもしれません。しかし,その後,Dちゃんは悔しくても最後まであきらめないで走っていました。
 運動会ではみんなの心の金メダルがとてもきらきらと輝いていました!


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