最新更新日:2024/05/17 | |
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卒業生を送る会に向けて
3月11日の「分教室 小中合同卒業生を送る会」に向け,みんなで準備を進めています。
市立分教室「わかば」の小学生は,府立分教室や京大分教室の卒業生が通る道に飾る「おめでとう」の文字や花飾りの担当になり,学習の合間にこつこつと作り進めています。 ホッチキスを使うのも,お花紙を自分で作るのも初めての1年生。 慎重に作業を進めています。 中学生は実行委員会の役員として,みんなで楽しめるゲームの計画や司会進行の言葉などを一生懸命考えています。 「魚釣りゲーム」の魚も手作りしました。 当日はみんなで気持ちをこめて卒業生を見送り,一緒に楽しい思い出を作れたらと思っています。 図画工作「スチレン版画」
市立分教室「わかば」小学部は,図工の時間にスチレン版画に挑戦しました。
スチレンボード(発砲スチロール材)に直接鉛筆で下絵を描き,絵の具で色を塗って紙に写し取る技法です。 「せんたくのりと絵の具を混ぜて着色する」 「紙は,あらかじめ霧吹きでしめらせる」 等,きれいに刷るコツを,美術科の先生から習いました。 作品は,上から「てんとうむし」「海の上に上がってきた深海の魚」です。 JAIFA様から分教室の子どもたちへ5分教室を代表して,2月18日(月)5・6時間目に京大分教室で寄贈式を行いました。念願の卓球台に子どもたちは大喜び。JAIFAの方々を交えて,卓球バレーや卓球で盛り上がりました。代表の中学生が,「ずっと大切に使わせていただきます。」とお礼の言葉を述べました。 府立分教室 ピッケの絵本づくり
2月12日(火)5〜6校時,「チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)」の方々による絵本作りの特別授業がありました。
i-Padのアプリを使って簡単にオリジナル絵本を描くことができ,登校できない児童生徒もテレビ会議システムで病室から参加しました。子どもたちは悩みながらも一所懸命,思い思いの作品を作っていました。 印刷した作品は次の日にハサミとホッチキスを使って自分たちで製本し,手のひらサイズの絵本ができあがりました。 遠隔操作ロボット「こくぼくん」とおもしろ実験!「え?ぬいぐるみやろ?」 と初めは疑った子どもたちですが,リアルタイムで会話をし,動く姿を見て「本物だ。」と納得です。 名前を呼んでもらったり,小学生が国語の時間に考えたクイズに答えてもらったりしているうちにすっかり教室の一員になった「こくぼくん」。 その後,おもしろ実験 〜カメラに写して遊ぼう〜の授業にも参加してくれました。 iPadのアプリ「でるとる」で象を3Dで表示したり,「ピクチャリウム」というアプリで描いたイラストを水槽に泳がせたりしてAR(拡張現実)の世界を一緒に体験することができました。 最後に,「こくぼくん」は空間が楽器になるアプリ「Kagura」に合わせて軽快なお別れのダンスを踊ってくれました。 環境が整えば,病室に訪問することも可能な「こくぼくん」。開発がさらに進み,今後たくさんの子どもたちを笑顔にしてくれるとうれしいです。 節分(京大分教室)
図画工作の時間に,鬼のお面を作りました。こわい鬼,かわいい鬼,ゆかいな鬼,ひとりひとりの個性がよくあらわれたお面ができあがりました。
「みんなで豆まきもしたいなぁ」「教室では無理かなぁ」「豆じゃないもの,投げる?」などと,相談していると… 「古事記によるとね…」と,ある先生が節分にまつわるおもしろい話をしてくれました。子どもたちは興味津々。古代中国大陸では,「桃の実は,邪気を払う」と言われているそうなのです。節分にまつわる邪気払いの方法は,全国様々なやり方があるようですが,結局,京大小学部では,豆まきから鬼退治の的当てゲームに変更!自立活動の時間を使って,みんなが楽しめるルールをみんなで考え,的当てゲームで盛り上がりました。いろんな病状の子どもたち。子ども同士の活動を重ねていく中で,自然とお互いを気遣い合える場面があり,心が温かくなります。いい一年になりますように! 市立分教室わかば おもしろ実験〜電気で遊ぼう!〜
本校ICTアドバイザーの中園先生は,バルーンアートの腕前もプロ級ですが,電子情報学の博士でもあります。
22日に,教室やベッドサイドで小学生に特別出前授業をしていただきました。 スイッチを自分で作り,電池おもちゃを動かしたり,ipadにつないでアプリを操作したりしました。 パンダ型ロボット「こくぼくん」もテレビ会議で一緒に授業に参加しました。 授業を通して,子どもたちは電気の通り道(回路)について興味・関心を持つことができました。 先生との出会いが,理科を好きになるきっかけになり,その後の「豆電球に明かりをつけよう」の学習への意欲につながりました。 中園先生,ありがとうございました! サイエンスラボ 「じしゃくのふしぎ」
1月18日(金)5・6時間目,大阪科学技術センターより3名の講師をお迎えし,磁石の実験・工作の体験をさせていただきました。クイズを入れて,小学生低学年にもとてもわかりやすく,進めていただき,子どもたちは2時間,集中して楽しく学習することができました。実際に目の前で手と頭を働かせて実験をする子どもたちはみんないい表情で,わくわくドキドキしているのを感じることができました。教室に登校できない生徒は,ベッドサイドから参加し,最後に感想と感謝の言葉を述べました。
入院生活の中では,病院や学校以外の方々とのかかわりが少ないこともあり,とても新鮮な時間を過ごせたのではないかと思います。 その日の日記に,「楽しかったです。また,サイエンスラボの人に会いたいです。」と書いた児童がいました。 1月ぶんぶんタイム(分教室集会)
1月17日(木)4校時,テレビ会議システムで各分教室をつないで,新年最初のぶんぶんタイムがありました。今回は初めて本校のクラスも参加して行い,本校小学部2・3年生の3名が一緒にゲームを楽しみました。
今回は府立分教室の司会進行で「みんなの心はひとつだゲーム」をしました。お題に対して一番みんなが答えそうなものを考えて出し,自分の答えが一番多かった答えと同じなら1ポイントがもらえます。一番多かった答えが発表されるたびに,ガッツポーズをしたり,「あ〜ぁ」とため息をついたり,とても盛り上がりました。 8つのお題を終えて獲得したポイントを集計したところ,4〜5位で並んだ児童生徒がいたため,最後はテレビ会議越しにジャンケンをして順位を決定しました。上位5人には,府立の児童生徒が作ったアイロンビーズの景品が贈られます。 市立分教室わかば 「こくぼロボ」と交流
わかばの子どもたちの一つのお楽しみが,パンダ型ロボット「こくぼくん」との交流です。
入院生活を送る中で,子どもたちは気持ちや身体がしんどい日,治療が不安な日もあると思います。 そんな時も,「こくぼくん」の可愛らしい姿を見ると,自然に笑顔がこぼれるから不思議です。クイズに答えてもらったり,一緒に歌を歌ったり。生活科の畑の観察に誘ってもらったり,音楽で取り組んでいるハンドベルの演奏を聞いてもらったり。 普段の学習にも入ってもらうことで,意欲が高まっています。 子どもたちはこくぼくんに実際にお手紙を書いてやり取りしたり,アイロンビーズで作ったプレゼントを渡したりする姿が見られ,あたたかく,確かなつながりを交流を重ねる中で感じています。 現在はテレビ会議で交流していますが,本校からの遠隔操作を可能にし,「こくぼくん」が分教室の友だちに直接会いに行くことを近い将来目指しています。 |
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