京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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卒業おめでとう

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第三十九回
京都市立桃陽総合支援学校
中学部卒業証書授与式
学校長式辞(概要)

 卒業証書を授与しました二名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、「願いを大切にする」ということを拠り所とし、毎日、玄関前の願いの像に迎えられて、病院から学校に登校してきました。本日、他の中学校で卒業する仲間たちも含めて十人十通りのかけがえのない青春を過ごし、晴れて卒業の日を迎えられました。
 みなさんは、これからまた、高校一年生として、新たな一歩を踏み出し、学校や地域、寮での生活になじみ、またその先の道を見つけるための試練や挑戦の時を迎えることでしょう。みなさんが、どうしていくのかは、みなさん自身が納得して決めていくことです。納得したものにたどり着くためには、回り道や失敗もすることでしょう。人は多くの人の支えのなかで生き、また、自分も人を支えて生きていきます。悩むときは遠慮せずに話を聞いてもらいましょう。わからないときは教えてもらいましょう。そして、あなたもまただれかの支えとなって生きてほしいと思います。
 卒業生のみなさんのこれからの人生が希望に満ちたものであることを祈念いたしまして、結びとさせていただきます。
平成三十年三月十五日
校長 芝山 泰介

山開き

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 先週,みどりの会伏見桃山の皆様による,学びの森の山開きがありました。学びの森はほっておくとすぐにジャングルになってしまいます。日々の手入れのおかげで,学習に活用できる整備された場所になっています。本年も,会員の皆様のご尽力に感謝しながら,素晴らしい学校資源を活用いきたいと思います。

新年あけましておめでとうございます

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 新年あけましておめでとうございます。
 一年の始めということで,今年こそはこんなことをやってみたいとか思っている人も多いのではないかと思います。しかしながら,「計画はしたけれどできなかった」ということもよくあります。「計画しただけ」から,「少しはやってみた」「途中までやってみた」,そのうちに,「最後までやれた」ということにつながるものです。まずは,「やってみよう」という気持ちを起こすことが大切ですね。
 本年もよろしくお願いいたします。

前期を振り返って

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 前期が終わり後期に入りました。終業式と始業式では,後期に向けて前期を振り返ってみることの大切さにふれました。
 振り返ってみると,改めて,桃陽総合支援学校には,本校でも分教室でも,困難と向き合いながら一生懸命やっている子どもたちと,私たち教職員の他に,子どもたちを支える友達,保護者のみなさんや病院職員のみなさん,見守る前籍校の先生方やクラスメイト,関係機関の職員のみなさんがいることを実感します。
 京大病院で遠隔授業を受けている高校3年生が「ぼくは多くに人たちに支えられている。ありがたいことです。」と言っていましたが,支える側も実はそう言われて元気になり,支えられていることに気づかされます。

運動会の部に向けて

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 9月23日の運動会の部に向けての練習もたけなわです。4月頃は在籍者数が少なくて、「運動会はできるのかな」と思っていました。ここしばらくの間に、入学児童生徒が増え、小学4年生から中学3年生までが紅白に分かれ、チームとして競い合うことができるようになりました。集団で何かするのは苦手だという人もいるかと思いますし、時には参加できなくなることもあるかもしれませんが、ここ桃陽のアットホームな集団のなかで「みんなと一緒に何かするのもまた楽しい」と感じてくれればと思います。あと一週間ほどですが、気持ちを盛り上げていきましょう。

夏休みが終わって

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 この夏みなさんはどのように過ごしましたか。そして何か収穫はありましたか。私は、お盆休みに白山に登ってきました。山登りはしんどいです。疲れて立ち止まり,これから行く方を見ると,はるか彼方の雲の中に道がつながっていて,へこたれそうになります。「こんなにしんどい目をしてまで何故山に登るのだろう」と思ってしまいます。しかし,雄大な景色が見られるとともに,達成感を感じることができるのはとてもいいものです。
 病院で過ごして治療を頑張った人もいます。勉強や読書,作文や絵画・工作を頑張った人もいるかと思います。夏休みに限ったことではありませんが,「これやったよ、これ頑張ったよ」という思いを,達成感として大切にしてほしいと思います。この夏はできなかったけれど、「治療が終わったら○○にチャレンジしたい」と思っている人もいるでしょう。そうした気持ちも大切にして,いつかは実現して,より大きな達成感を感じてほしいと思います。

宿泊学習を終えて

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 7月6日,7日,淡路島での全校合宿は,お天気にも比較的恵まれ,怪我や病気もなく充実した1泊2日となりました。子どもたちはこの合宿をずっと楽しみにしていましたが,解散時のみんなの表情から,期待していた通り,あるいはそれ以上の結果だったのではないかと推測されます。
 この合宿での意義は,子どもたちが数あるイベントを自分たちで企画し,自分たちで責任をもって運営し,そのことで,それぞれが「やったぁ」という「自己成就感」,「自分はみんなの役に立っているんだ」という「自己有用感」をゲットできたことだと思います。実際には,先生方が企画・修正したり準備したりしている部分は多いのですけれども,そうした支援が子どもたちの仲間同士での主体性を促しているということが重要です。因みに,子どもたちがキャンプファイアーの折に火の神にリクエストした4つのことばは,「友情,団結,希望,愛」でした。

副市長訪問

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 本日,村上圭子京都市副市長が学校訪問され,本校の中学部を中心に授業の様子を参観いただきました。
 生徒たちがタブレットやパソコンを使いこなす様子をご覧になったり,テレビ会議システムを使った学習についての説明を聞かれたりして,ICTを活用した学習の進歩に感心されておられました。

深呼吸

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 5月も末となり,これから梅雨の季節を迎えることとなります。体育館横のテラスからまなびの森を見渡すと,うっそうと茂る森の向こうに宇治黄檗の山々が見えますが,あたかも深山幽谷にいるような気分になります。
 4月から頑張っていると少し息切れするのが5月です。「しんどいな」と感じたら,体育館横のテラスに来て目の前の森と遠くの山並みを眺めながら深呼吸するのもよいでしょう。分教室のある病院から見る眺めでは,私は特に,黒谷の五重の塔が山裾に見える如意ヶ岳(大文字山)の眺めが好きですが,みなさんはいかがでしょうか。

憲法月間によせて

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 人はひとり一人違います。この社会にはいろいろな人がいます。世界に目をやると,様々な文化や宗教,考え方があります。身近なところに目を移すと,まわりにいる人たちは,みんな違った性格や価値観を持っています。玄関の前の花壇のようにその人その人の花が咲いていていいですね。
 ある人は「明るく強く優しくありたい」と努力するかも知れません。それは素晴らしいことです。でも,そうありたいと思っても,誰でも落ち込み暗くなることがあります。強くありたいと頑張ってポキッと折れてしまうこともあるでしょう。優しくありたいと思って人に気遣いし過ぎて疲れることもあるでしょう。しかし,どうであっても,その人はその人のままで尊重されるのです。同じように,他の人もまた,ありのままで尊重されなければならないのです。
 日本国憲法13条には,「すべて国民は個人として尊重される」とあります。ひとり一人みんな違ったそのままで大切にされなければならないということと,そのために,「違い」を認め受け入れられるようになることが大切だとしています。同時に,「公共の福祉に反しない限り」とあります。誰かだけを「尊重」するために他の人が傷つけられるようなことはあってはならず,みんなが尊重されなければならないのです。
 5月は憲法月間です。3日の休日参観の日には,このテーマをとりあげて話をします。日本国憲法の精神に思いを寄せ,人は誰もがかけがえのない存在であり,自分を大切にすること,人を大切にするということについて振り返る機会にしたいと思います。

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学校行事
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