京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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校長室だより 10月号

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学校では,萩の花が満開になり,玄関前のシュウメイギクも咲きはじめ,秋の音訪れを知らせてくれます。さて,10月7日(金)には前期終業式,秋休みをはさんで12日(水)から後期がスタートします。そして,10月15日(土)には「桃陽学校祭 運動会の部」を開催します。今,「桃陽学校祭」に向けて様々な取り組みが始まっています。ぜひ,ご臨席ください。また,この日は運動会終了後,会議室にてPTAの「お茶べりサロン」,引き続き,「携帯電話市民インストラクターによるケータイ講座」も開催します。昨今,携帯電話の使い方を子どもたちの方がよく知っており,大人が追い付けない状況にあります。その中で,子どもたちが様々な事案に巻き込まれることも少なくありません。ぜひこの機会に,私たち大人も学び,子どもたちのために何ができるのか共に考えたいと思います。ぜひご参加ください。
また,京都市では,6月,10月を道徳推進月間として取り組んでいますが,5月の休日参観に続いて,10月20日(木)5校時に,小学部の道徳の授業をします。桃陽病院では,月1回の面談日と外泊時以外,保護者との面会ができないのが原則ですが,この日は,
保護者の方にも授業を参観していただけるよう病院にご協力いただきましたので,忙しいとは思いますが,ぜひ,お越しいただき,参観いただきますようお願いいたします。


校長室だより 9月号

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 暑い中にも,朝夕の涼しさに秋の気配を感じるようになりました。
夏休みが終わって半月近く経とうとしています。
 夏休み中に退院した人があれば,夏休み中,あるいは夏休みが終わってから入院してきた人もあり,また,新しい仲間でスタートしています。
さて,この夏,第52回近畿・東海・北陸地区病弱虚弱教育研究連盟研究協議会(近病連)岐阜大会,第57回全国病弱虚弱教育研究連盟研究協議会(全病連)鳥取大会が行われました。桃陽総合支援学校は,全病連鳥取大会で、「高校生の支援」について分科会発表をしました。入院をしながら教育が受けられる場があっても,高等部がある支援学校は少なく,高校段階での入院となると教育についての手立てがない現状がある中,高等部がなくても何とか支援していきたいという,病弱支援学校等関係者の熱い思いがこもった分科会でした。また,いずれの研究協議会でも,医療の状況,社会の状況が変わる中,病気で入院していたり,通学が困難になっている子どもたちの教育をどうしていくのか,様々な課題が検討されました。
 京都市では,文部科学省の委託研究事業として「入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」をうけ,桃陽総合支援学校が中心になって,様々な研究を進めています。
「病気なんだから,教育より治療が先」ではなく,「教育があるからこそ,希望を持って治療に取り組める」「病気の時だからこそ必要な教育」をこれからも推進していきたいと思います。



校長室だより 7月号

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もうすぐ,夏休みをむかえます。小学部3年生が,一生懸命水やりをして育てたホウセンカも白い花を咲かせました。
 7月12日には,本校と京大分教室,府立分教室が一緒に「音楽交流会」をしました。リモートコンサートホールとTV会議システムを同時につないで,楽しいひと時が過ごせました。
 また,7月12日〜13日に,本校小学部が宿泊学習で花背山の家に行きました。あいにくのお天気で,野外のプログラムを雨天でもできるプログラムに変更しながらでしたが,火おこし体験など,普段はできない経験ができました。みんな,それぞれまた一歩成長したと思います。
 7月22日(金)午後の全校集会で夏休み前のしめくくりをし,一旦授業は終了します。全校集会では,京都市立総合支援学校8校の卓球バレーの交歓会の壮行会をします。分教室のみんなも力を合わせて作成して応援旗も披露されます。試合は,7月25日(月)に京都市障害者スポーツセンターにて開催されます。選手として出場するメンバーも、応援するメンバーも、思いを一つに,頑張りたいと思います。25日(火),26日(水)は,本校,分教室共,夏期講座があります。
 いよいよ長い夏休みがスタートしますが,それぞれの目標を持って,一日一日充実した日を過ごしてほしいと思います。
 

校長室だより 6月号

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 学びの森の緑が色濃くなってきて,夏が近づいているのを知らせてくれているようです。京都市では,6月及び10月を道徳教育推進月間と位置付けて取り組んでいます。すでに,5月の授業参観でも道徳の授業を参観していただきましたが,道徳の時間だけでなく,自立活動の時間や総合的な学習,各教科等,教育活動全体を通じて道徳教育を進めています。
 桃陽総合支援学校で学ぶ子どもたちは,どの子も,家を離れての入院している子どもたちです。家族と一緒に過ごせない寂しさ,治療のつらさ,前籍校の友達に忘れられるのではないかという不安・・・様々な思いをもちながらも,この桃陽で出会えた友達と一緒に,力を合わせて,つらいことも吹き飛ばして,いろいろなことにチャレンジしようとしています。
 ご家庭や病院関係の皆様,地域社会とも共通理解,連携を深めて,子どもたちの豊かな心を育てていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。


校長室だより 5月号

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≪憲法月間をむかえて≫
 中庭のハナミズキが美しく色づき,若葉も目に鮮やかな季節になりました。 
さて,毎年,5月の一ヶ月を「憲法月間」と呼び,憲法で提唱している様々なことを再度見直していこうという取組が始まります。その中でも,特に基本的人権を尊重するという認識を大切にしたいと考えます。
 5月3日(火)憲法記念日に休日参観を行いまが、今年度は,午前中に全校集会を行います。本校やそれぞれの分教室の様子を発表しあい,場所は離れていても同じ桃陽総合支援学校として学んでいる仲間として,互いの理解を進めたいと思います。また,児童生徒会では,本部役員や各部,各分教室の代表者を選出する時期でもあります。ご存じのように,公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、公布されました(平成28年6月19日施行)中学3年生だと,あと3年ほどすれば選挙権が得られるとともに,責任ある判断が求められます。ものごとを多面的,多角的にとらえ,自分なりの考えを自分なりの考えを作っていく力を育み,自分なりの考えをきちんと相手に伝える力を培っていきたいと思います。参観では,道徳や自立活動等の授業を通して,子どもたちの様子を見ていただけたらと思います。
 また,京都市では子どもを健やかに育む社会を目指し,市民の皆さんとの協働により,市民共通の行動規範として,「京都はぐくみ憲章(子どもを共に育む京都市民憲章)」を制定しています。京都市以外からも入院のため,桃陽総合支援学校に入学された方も,是非この機会に「京都はぐくみ憲章」を知っていただき,ともに子どもたちを育む取り組みを進めていただけたら幸いです。
(「京都はぐくみ憲章」は,「学校だより5月号」に掲載していますので,是非ご覧くさい。)


ごあいさつ

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 桃陽総合支援学校は,桃山の丘の上にあり,3月に入ると,ウグイスの鳴き声が聞こえ始め,モクレン,シダレサクラ,ソメイヨシノが次々と満開になって,新しい年度を迎えます。
  当校は,病気により入院や療養が必要な子どもたちに教育を行っている病弱の総合支援学校です。桃陽病院に隣接する本校のほか,京都大学医学部附属病院,京都府立医科大学附属病院,京都第二赤十字病院,独立行政法人国立病院機構京都医療センターの4つの病院の中に分教室があります。また,分教室を設置していない病院への訪問教育も行っています。桃陽総合支援学校に在籍する期間はそれぞれ違いますが,子どもたちは,病気の治療をしながら,一生懸命学んでいます。
 『病気のときでも教育はできる。病気のときだからこそ 行うべき教育がある』
この言葉を今一度かみしめ,桃陽総合支援学校として「病気の時だからこそ 行うべき教育の推進」を柱に取組んでいきたいと思います。そして,「病気の時だからこそ学ぶ 新たな学び 笑顔の学びがある学校」「地域に発信し,地域ぐるみの教育の核となる学校」をめざしていきたいと思います。
  
平成28年度学校教育目標  
「からだ」「こころ」「いのち」を大切にし,規則正しい生活習慣を身につけ,
 未来を信じて,前向きに進む子どもの姿を実現する。
 
  めざす子ども像
    ○「願い」を大切にする子    
    ○「からだ」を大切にする子
    ○すすんで学ぶ子        
    ○「思いやり」を感じあう子

  平成28年度は,文部科学省の「入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」の委託を受け,これまで培ってきた研究成果をさらに発展させて,治療しながら学ぼうとしている子どもたちの教育の充実を図りたいと考えています。子ども達一人一人が,病気を治療しながら「学ぶ楽しみ」を実感し「生きる力」を身につけて前向きに進んでいけるよう教職員一丸となって取り組みたいと思います。
病院・家族・前籍校,関係諸機関の方々,さらに地域の方々と一層の連携を図り,子どもたちの地域社会での生活を支援していけるよう,ご理解ご支援いただきますよう,よろしくお願いいたします。
      
              校長 中東 朋子




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京都市立桃陽総合支援学校
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