京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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本校40周年記念式典 謝辞

 去る十一月二十九日、ご多用にもかかわらず、京都市教育次長 稲田新吾様、京都市桃陽病院院長 石川和弘様、京都府立医科大学大学院医学研究科小児科学教授 細井創様、京都大学大学院医学研究科発達小児科学講師 梅田雄嗣様、京都手をつなぐ育成会副会長 吉田博美様はじめ、多数のご来賓の皆様方にご出席いただき、丁寧なご祝辞も頂戴いたしました。また、京都市長 門川大作様からもメッセージを頂戴し、桃陽総合支援学校PTAからは、記念品として、TV会議システムを通した学習で使用するスクリーンを贈呈いただきました。
 
 このようななかで、桃陽総合支援学校創立四十周年記念式典をつつがなく挙行できましたこと、並びに、これまでにいただいた皆様からのご支援とご尽力に深く感謝申し上げます。

 当校の歴史は昭和二七年の小児結核保養所である京都市桃陽学園の開設とそこへの教員派遣に始まります。昭和四七年・四八年の当時の国立京都病院内への病弱特殊学級の開設、呉竹養護学校の分校時代を経て、昭和五四年に桃陽養護学校として開校いたしました。医療の進歩や社会の変容もあり、時代とともに入院してくる子どもたちの疾患や入院期間などが変化してきており、近年はそれが益々顕著になってきております。それに伴って、子どもたちの多様性が拡大し、病弱教育の専門性とともに、一人一人のニーズに応じるための弛まぬ創意工夫が求められるようになってまいりました。

 平成23年には文部科学省指定「学びのイノベーション事業」、総務省指定「フューチャースクール」の実証校となり、ICT活用に関するインフラを築いてまいりました。平成28年度から昨年度まで文部科学省より「入院児童生徒等に対する教育保障体制整備事業」を、さらに令和元年度より「高等学校段階における入院生徒に対する教育保障体制整備事業」を受け、ICTを活用した様々な教育実践研究を行っております。

 特に、遠隔教育システムを使った集団学習の保障、前籍校への復学にかかわる共同及び交流学習の推進、在籍高校と連携した入院中の高校生への支援については大きな成果を挙げています。また、前籍校復学時を見通し、障害の特性に対応する合理的配慮としてのICTの活用を推進しております。こうしたことから、桃陽総合支援学校は全国的にも病弱教育の先端を行く特別支援学校として注目されるようになりました。
 
 今日の成果は、京都市教育委員会をはじめとする関係機関の皆様、病院関係者の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、児童生徒の前籍校の学校長並びに教職員の皆様、そして、桃陽総合支援学校歴代の学校長をはじめ教職員の尽力の賜物と存じます。

 今後とも、一人一人の子どもの願いを大切にし、子どもたちが自分らしく生きる姿の実現を目指して、桃陽総合支援学校教育を推進してまいりたいと存じますので、変わらぬ皆様からのご支援ご指導をお願い申し上げ、謝辞とさせていただきます。

令和元年十二月吉日
京都市立桃陽総合支援学校 校長 芝山泰介

創立40周年記念式典

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 11月29日(金)に,本校と分教室をTV会議システムでつなぎ,40周年記念式典が行いました。
 オープニングでは本校・分教室の中学部の生徒がボーカロイドで作詩をした曲をオープニングムービーと共に流しました。その後,開会の辞,国歌斉唱,校歌斉唱を行い,実行委員長の岡田敏之委員長から挨拶がありました。続いて,来賓を代表して京都市教育委員会教育長からのご祝辞を教育次長 稲田新吾様よりご披露いただきました。また,京都市桃陽病院を代表して,石川和弘院長より祝辞をいただきました。最後に桃陽総合支援学校長芝山泰介が挨拶を述べました。
 挨拶に引き続き,児童生徒の感謝の言葉がありました。
 式典の後半では,桃陽の歴史をまとめたムービーをみました。最後には創立40周年を記念して,本校,分教室の児童生徒によるダンスと演奏を披露しました。
 今回の創立40周年記念事業実施にあたり,多くの方々のご支援ご協力を賜りありがとうございました。

令和元年度 前期学校評価

令和元年度前期学校評価にご協力いただきまして,ありがとうございました。
 アンケート結果を踏まえて分析をしましたので,ご報告させていただきます。以下のリンクをクリックしてご覧ください。

令和元年度 前期学校評価について
令和元年度 前期学校評価(グラフ)

高校生支援の今

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 「育(はぐくみ)」支援センター桃陽は,H29年度に初めて遠隔教育への取組を実現し,在籍高校や医療機関との連携体制のもと徐々に広がりを見せ,今年度も相談者のニーズに応じた支援を展開いたしております。
 具体的には,自宅や病院と在籍高校とを繋ぐ配信授業や,ロボットを通して学級の仲間と交流することなど,学校の勉強だけでなく友人との日常会話も自由に行えるようになりました。また,レジュメ等教材の配信やメールでのやり取り等,データ共有も手軽に行うことができます。

 先日開催いたしました創立40周年記念式典でも,ご来賓の方々より「育(はぐくみ)」支援センター桃陽のセンター的機能の充実について,期待を込めたメッセージを頂戴しました。
 
 今後も,入院中の高校生や自宅での長期療養が必要な子どもたちへの充実した支援を進めていきたいと思います。

ロボットプログラミング地方大会分析第2回〜分教室中学部〜

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11月26日(火)に分教室中学部をTV会議システムでつないで、Proroロボットプログラミング学習を行いました。今回は勝敗別に各項目の合計数をまとめ、そこから読み取れる地方大会出場チームの特徴・どのような戦い方をすれば勝つことができたのかを話し合いました。「立ち合い位置は、前方が多く、前後に動くプログラムが多かった。だから、ななめの立ち合い位置にして、小さく動くプログラムにしたら勝ちやすかったのかな?」という意見や、「決まり手は、勇みが多かったから、まずは土俵から落ちないようにすることが大切だと思う。」などの意見が出ました。また、全国大会に向けて「他の出場チームも弱点を克服してくると思うので、もう一歩先をよんでプログラムを作る必要がある。」という意見も出てきました。今回出たみんなの意見をふまえて、次回からもう一度プログラムを改良していきましょう。

万華鏡作りをしました(後編)〜府立分教室〜

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 キラキラの部分にどのスパンコールを入れるか悩みながら、世界にひとつだけの万華鏡を作ることができました。完成品をみんなに披露すると「わー!きれいっ!」「すてきな色だね。」と歓声があがりました。また、モールを巻きつけて作るクリスマスリースのストラップも作成しました。「クリスマスのキーホルダーが欲しかったから、自分で作ることができてうれしい」と喜んでいました。
 たくさんの素敵な素材と場を用意してくださった、京都東山ロータリークラブの皆様、ほんとうにありがとうございました。

万華鏡作りをしました(前半)〜府立分教室〜

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11月25日(月)の5・6時間目に京都東山ロータリークラブの方にお越しいただき、小・中学部みんなで万華鏡作りをしました。ベットサイドの仲間もTV会議システムで教室とつないで、参加しました。
 万華鏡の外側は、1人ひとりの好きなデザインやキャラクターで飾り付けをしました。「どの色がいいかな?」「どのキャラクターを使おうかな?」とみんなで相談しながら丁寧に作りました。外側を作った後は、中身作りです。3枚の鏡をつなぎ合わせて三角形の筒を作りました。少しずつ隙間を作るのがポイントで、協力して作ることができました。

全国大会に向けて、作戦を立てています。

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11月19日(火)に分教室中学部をTV会議システムでつないで、Proroの学習を行いました。地方大会明け1回目の学習だったので、試合映像をもう一度見直して戦い方の分析を行いました。全国大会に向けて、スタートの位置やプログラムの動き方、勝敗を全10試合30本の試合を見ながら、表に記入し,傾向を読み取りました。改めて試合を見ていくと、「あー、惜しかった。もうちょっと押す力が強かったらよかったな。」などたくさんの気づきがありました。次の試合に向けてプログラムの改良を、みんなで行っていきます。

京都教育大学連合教職員大学院 見学研修

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 11月18日(月),京都教育大学より大学院生たちが来校し,桃陽の教育実践事例や,京都市桃陽病院と本校,およびTV会議システムを利用しての分教室見学,また,様々なICTによる情報技術の体験等を行いました。
 
 参加者の方々からは多くの質問がありました。桃陽病院の見学においては入院生活についての質問に事務長から丁寧な回答をいただきました。

中学部 校外学習ふりかえり発表会

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11月18日(月)に校外学習のふりかえりをスライドショーにまとめ,学活で発表しました。

 「行ってみたらとても落ち着いていて良い場所だった!」「別のチームのあの場所にも,今度行ってみたい。」等,思い出の写真を見ながら笑顔で語り合っていました。また,学習する前は京都の寺社仏閣に関心を持てていなかった生徒たちも,「ちゃんと調べてみたらおもしろかった。」と,クイズを作って他チームに出題するなど意欲的に取り組みました。発表者だけでなく,自ら挙手して感想や意見を述べる生徒の姿も多く見られました。
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