京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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校長室だより 2月号

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《春はもうすぐ》
 早いものでもう2月になり,節分,立春と過ぎ,暦の上では春です。2月は如月(きさらぎ)とも呼ばれます。私は,寒さに耐えるため,衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」だと思っていました。しかし,「如月」という名前の由来には諸説あるそうで,草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」ともいうそうです。他に梅見月(うめみつき),木芽月(このめつき)等の別名もあるそうです。これは,旧暦2月は梅の花が咲く時期だったことからきているのでしょう。
 そういえば,雪降る中でも,桃陽総合支援学校本校の玄関先には赤い山茶花がたくさん花をつけていますし,「願の像」のまわりの水仙も,花が咲き始めました。見上げると,木蓮の木には,温かそうな産毛をまとった新芽がたくさん芽吹いています。
 確実に春の足音は一歩一歩近づいてきています。中学部3年生は,本校の生徒も分教室の生徒も,高校受験に向けてラストスパートです。今年度は,分教室の中3生全員が院内受検の対応していただけることになり,生徒本人はもちろん,学校と病院が連携をとりながら準備を進めています。先方の学校等と院内受検のご相談をする時,はじめは「えっ」と戸惑われますが,学校の様子や子どもたちの様子をお伝えする中で,ご理解いただき,事前の打ち合わせ等もご協力いただけました。本当に感謝です。これを機会に,桃陽総合支援学校の病弱教育,また,そこで学ぶ子どもたちのことを一人でも多くの方にご理解いただければ嬉しいと思っています。
 2月15日(金)には,公開授業を行います。総務省「フィーチャースクール推進事業」文部科学省「学びのイノベーション事業」の実証校としての第二年次の発表になります。TV会議システムを使って分教室と本校を結んだ授業も行います。(詳しくはHPにも第二次案内,申込書を掲示しています。) 
 まだまだ寒い日が続き,インフルエンザの流行も続いているようです。現在のところ,桃陽ではインフルエンザのための欠席はありませんが,体調を整えて,春を迎える準備をしましょう。

保護者のための講演会・相談会 「子どものこころを考える〜体の不調・心の不調への理解〜」

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 1月30日(水),京都市の中心部にある京都市教育相談総合センター(こども相談センター パトナ)を会場に,「保護者のための講演会・相談会『子どものこころを考える 〜体の不調・心の不調への理解』」を開催しました。
 これは,学校運営協議会の会議の中で,「もっと桃陽総合支援学校のことを知ってもらう必要がある。本校は交通の便が悪いので,もっと交通の便の良い場所で相談会等をできないか。」というご提案をいただき,パトナのご協力を得て,当校学校運営協議会と共催で行った,保護者向けの「講演会・相談会」です。
 最初に,桃陽総合支援学校および,「『育』支援センター 桃陽」の取組,子どもたちが生活している桃陽病院の施設を紹介しました。
 次に,パネルディスカッションを行いました。パネリストは,当校の学校運営協議会委員長 京都教育大学教育支援センター教授 桶谷守氏,京都少年鑑別所法務技官 児童精神科医 定本ゆきこ氏,京都市桃陽病院院長 増田恭男氏,当校スクールカウンセラー 岩瀬佳代子氏にお願いしました。
 「病気の時にもできる教育・病気だからこそできる教育」をキーワードに,それぞれの先生方のお立場から話をしていただきました。さらに,桃陽総合支援学校の取組についても,学校運営協議会委員の立場や,連携をとっている病院の立場,あるいはスクールカウンセラーの立場からお話しいただきました。
 今回は,36名の方にご参加いただきました,アンケートの中には,「こういう学校があること,だれにでも相談できることを今回初めて知りました。もっとたくさんの人に知ってもらうようになればいいと思います。」というお声もありました。
 これからも,こういった機会を設けて,より多くの方に桃陽総合支援学校の取組を知っていただき,必要なお子さんに必要な支援ができる様していきたいと思っています。

埼玉県教育委員会・岩槻特別支援学校 ICT視察

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  1月22日(火),総務省「フューチャースクール推進事業」,文部科学省「学びのイノベーション事業」の病弱教育におけるICT機器活用について,埼玉県教育委員会と岩槻特別支援学校より3名の方が視察研修に来校されました。
  午前中は本校(伏見区)で中東校長が学校概要や取組をお話した後,大杉研究部長から「病弱教育における生きる力の育成〜学びを支えるICT活用〜」について説明をしました。その後,本校児童生徒のICT機器を活用した授業の様子を参観していただきました。
  午後からは京大病院分教室(左京区)を視察されました。小学部低学年の児童と本校の先生とがテレビ会議システムで結んで交流ゲームをしている様子や,病室と結んで外国語活動をしている高学年の学習の様子を参観していただきました。その後は,分教室で活用しているICT機器について様々なご質問等がありました。京都市教育委員会情報化推進総合センター河野主事も一日同行してくださり,教育委員会としてどのような取組をして病院関係者等との連携をとってきたかお話しくださり,埼玉県教育委員会の皆さんにも参考になる情報をたくさん提供していただきました。

ALT サラ先生と英語学習!

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<本校小学部>
 1月21日(月),今年度2回目のALTサラ先生との外国語活動の授業をしました。久しぶりにサラ先生に会えて,子ども達はとてもうれしそうでした。
元気よくあいさつをして学習がスタートしました。「フルーツバスケット」ならぬ,「スウィーツバスケット」など,みんなでゲームをしながら楽しく発音の練習をしました。
授業のあと,「楽しかった!外国語活動の時間以外にもいっしょに勉強したいな。」とサラ先生に声をかける子もいました。
<分教室小学部>
 1月22日(火)には府立分教室とTV会議システムでつないで、1月23日(水)には,京大分教室にサラ先生に行ってもらい、外国語学習の授業をしました。サラ先生と共に早口言葉を練習したり,英語の絵本の読み聞かせをしてもらったりと,楽しい学習ができました。

自立活動研修会

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 1月18日(金)に,京都市教育委員会総合育成支援課の浜口指導主事にご来校いただき自立活動についての研修会を開催しました。この研修会はリモートカメラを通して各分教室に配信し,本校から離れた分教室の教職員も同時に受けました。
 テーマは「自立活動の支点を個別の包括支援プランにどう盛り込み日々の教育実践に活用していくか」です。この日はその第1回目として,総合支援学校の教育の目的における自立活動の重要性を法規的な面から教えていただきました。また,全ての教育活動に自立活動の視点を持ち,子どもたちがどこに「難しさ」を感じているかを見極め,それに応じた指導をしていくことの必要性をお話しいただきました。そして,その1つの手段として,ICT機器の活用が有効であることも教えていただきました。
 2月15日(金)のICT公開授業を前に,自立活動の視点の重要性とICT機器の有効性を再確認できる研修会となりました。

若手勉強会

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 1月17日(木)に,花園大学の渡辺実教授を講師にお迎えし,勉強会を開催しました。今回も若手教職員を中心に約20名が参加しました。
 テーマは「私にとっての特別支援教育」です。自らの生い立ちや,特別支援学校・特別支援学級の教員としての経験をお話していただきました。また,子どもが不安なときはそっとそばに寄り添うことや,結果だけでなく過程も評価することを学んだと教えていただきました。
 教職員からは,「院内学級の児童・生徒の教育に関わることの難しさとやりがいを改めて感じた」や「これからも児童・生徒に寄り添うことを大切にしたい」との感想があり,充実した勉強会になりました。

京都市桃陽病院との合同防災訓練

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  1月17日(木)の午後1時30分より,激しい地震が発生したことを想定し,本校に隣接する桃陽病院と合同で防災訓練を行いました。
  児童生徒は,事前に各学級で防災訓練について学習をしました。
学校に登校している児童生徒は教職員の誘導で,訓練時に桃陽病院に在院している児童生徒は病院のスタッフに誘導されて,運動場に避難をしました。児童生徒の避難確認を病院と連携して行いました。
  避難訓練の完了後,伏見消防署員の方から,阪神淡路大震災や東日本大震災のお話や,震災時には自分と自分の家族を守るための行動をしてほしいというお話がありました。また校長先生からは,「正しい知識をしっかり学んで頭に入れる,いざという時にどうしたらいいのか体で覚える,何かあってもあわてず冷静に対応できるよう気持ちをしっかり持つ,頭・体・心で災害に備え,自分の命,家族の命,みんなの命が守れるよう一人ひとりが役割をしっかり果たしましょう。」というお話がありました。

第6回 コミュニティ・スクール研究推進委員会

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1月17日(木),第6回コミュニティ・スクール研究推進委員会を下記の内容で開催しました。

内容
1.学校長 挨拶
2.平成24年度 後期学校評価について
3.平成24年度「地域とともにある学校づくり」推進協議会 参加報告
  11月15日 いわき会場
4.保護者向け講演会・相談会
  『子どもの心を考える 〜体の不調・心の不調への理解』について
5.学びのイノベーション,フューチャースクール推進事業 公開授業について
  平成25年2月15日(金) 10:40〜17:00
6.その他
  
 本日は
・京都教育大学教育支援センター 教授    桶谷 守氏
・京都少年鑑別所 法務技官・精神科医    定本 ゆきこ氏
・京都市桃陽病院 院長              増田 恭男氏
・京都市桃陽病院 事務長             山内 義信氏
・藤城女性会 会長                  布施 光子氏
・京都老人ホーム 施設長              柴田 雄一氏
・深草福祉農園 施設長               小竹 健一氏
・京都市立桃陽総合支援学校PTA会長     藤井 恵美氏
                    の方々に出席いただきました。

 後期学校評価(自己評価)を副教頭より説明させていただきました。教室に入りにくい児童生徒へのICT機器を活用した取組や個にあった学習指導についてのご質問等をいただき,各学部長よりそれぞれ報告をさせていただきました。また,11月に福島県で行われた学校づくり推進協議会の報告をいたしました。 研究推進委員の皆様からは,「地域の資源や地域の人材をもっと有効に活用してほしい。」「学校だけではなくお互いに意義のあるものになっている。」など,ご意見をいただきました。 
 本日が今年度最後のコミュニティ・スクール研究推進委員会となりました。委員の皆さまには今年一年間,お忙しい中ご出席いただき,貴重なご意見をたくさんいただきました。次年度の学校教育にしっかりと活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

『学びの森』山開き

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1月16日(水)の午前9時30分より,本校教職員も出席して,「みどりの会伏見桃山」の皆様による,年初めの『学びの森』の山開きが行われました。そして,中東校長より,日ごろから本校児童生徒のために数々のご支援を頂いていることに感謝を申し上げ,ご挨拶をいたしました。
年初めの定例会の活動を始める前に,全員でラジオ体操を行いました。
午前中は,森の草刈りと枯れ木の調査を行って頂きました。昨年の調査で,なら枯れが随分と進んでいることが分りました。今回は子ども達の活動が安全に行えるようにと,特に危険性のある樹木を中心に,調査を行っていただきました。
午後からは,幹の比較的細い枯れ木の伐採や枝打ちをしていただきました。
『学びの森』をいとおしみ,守ってくださっている「みどりの会伏見桃山」の皆様,本当にありがとうございます。

総合支援学校PTA連絡協議会理事会開催

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1月15日(火)午前10時より,京都市立総合支援学校7校の学校長と総P担当役員,PTA会長の皆様,京都市教育委員会生涯学習部の方々等にご出席いただき,総合支援学校PTA連絡協議会理事会を開催しました。
今回が定例理事会としては今年度最後の会議になります。2月に予定されている保健福祉局との懇談に向けての話し合いがもたれたほか,平成25年度の事業計画についても協議されました。また,京都市の都市計画局歩くまち京都推進室の担当の方から,「『歩くまち・京都』交通バリアフリー全体構想」について等の説明をお聞きしました。現在重点整備地区である,太秦地区(JR太秦駅周辺)と大宮地区(阪急大宮駅周辺)についてパブリックコメントを募集しながら交通バリアフリーが進められているそうです。

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学校行事
2/7 人権学習(1) スクール・カウンセラー(PM)
2/8 学校保健委員会
2/9 私学高校入試
2/10 私学高校入試
2/11 建国記念の日
2/12 フッ化物洗口
2/13 エプロンシアター(京大)
京都市立桃陽総合支援学校
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