本校創立３０周年記念式典 謝辞

　　　　　　　謝　　　　　辞

　多数のご来賓の皆様，ならびにＰＴＡの皆様にご臨席いただき，京都市立西総合支援学校創立３０周年記念式典を盛大に挙行できましたことを心より感謝申し上げます。

　本校は昭和６１年４月，多くの保護者や教育関係者の熱い願いの中，ここ桂坂の地に京都市で６校目の養護学校として誕生し，平成１６年からは総合制・地域制の学校として新たなスタートを切りました。

　本校は開校以来，歴代校長の下，常に時代のニーズを的確に受け止め具現化する学校づくりに努めてまいりました。地元，桂坂自治連合会の皆様をはじめ，医療・福祉・行政・労働等の関係諸機関の皆様，小中学校ＰＴＡの皆様から多大なご支援をいただき，現在の姿がありますことを深く感謝申し上げます。

　障害のある人もない人も共に学び，共に暮らす共生社会の実現に向けて，地域の教育の中核機関である本校が，総合育成支援教育を推進することが何よりも重要と考えております。日常の実践をとおして，たくさんの人とのつながりをつくり，つながりをさらにつなげる取組を進めてまいります。

　そして今後も，「一人一人の子どもを徹底的に大切にする」という本市教育理念の下，「市民ぐるみ・地域ぐるみの教育」を推進するために，地域とともに歩む学校づくりを進め，社会との接点の中で児童生徒の主体性・社会性・生きる力を育む取組を進めてまいります。今一度，この３０年間の本校教育の発展と成果を確認しながら，校歌に歌われるとおり，笑顔輝く西総合に，大きく伸びる西総合にしていく所存でございます。

　今後とも，ご指導・ご支援の程，よろしくお願い申し上げます。

　　　平成２８年１１月２２日
　　　京都市立西総合支援学校長
　　　小　林　一　義