平成24年度 第27回 入学式

　3月に卒業式を終え，少し寂しかった西総合支援学校でしたが，本日，小学部　4名　　中学部　21名　　高等部　34名，計59名の仲間をむかえて，またにぎやかになりました。西総合支援学校が大切にしている「○あいさつ・○そうじ・○べんきょう」→「あ・そ・べ」の精神で，みんなで目標に向かって楽しく学習していきます。

平成24年度がスタートしました！！

あいさつ　
　本校は，京都市の西部，美しい景観が広がる桂坂の地に昭和６１年に開校しました。平成１６年に総合制・地域制の総合養護学校に再編し，平成１９年４月に京都市立西総合支援学校と校名変更を行いました。
　「できる」自分を知り，夢や希望を持って，自ら，ひと・もの・ことに向かう子どもを育てるために，「個別の包括支援プラン」に基づく，小学部・中学部・高等部の一貫教育をすすめています。また，本校の校区（西京区・右京区及び南区の一部）や，桂坂地域，児童生徒の居住地域との結びつきを重視し，地域との双方向の連携協働を進めることで児童生徒への教育内容の充実にむすびつけていく教育をすすめています。
　本校にとっての校区は，総合支援学校のセンター機能による地域支援対象区域でもあります。地域の保育園・幼稚園・小中学校等はもとより，福祉・医療・労働・大学等の関係機関，さらに地域諸団体や市民との連携協働や地域ネットワーク構築にも積極的に取り組んでいます。
　このような状況の中，平成１７年度より，特別支援学校では全国で初めて学校運営協議会（コミュニティー・スクール）を設置し，「ふれあい・支えあい−双方向の援助−」をテーマに，「市民ぐるみ・地域ぐるみ」の学校づくりをすすめています。
　また，平成２１年度からは，「児童生徒を地域に生きる一人の生活者としてとらえる」という本校の教育理念を基に，地域制の総合支援学校のキャリア教育の構築と推進に取り組んでいます。
　今年度も，本校教育の推進に，ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　校長　小林　一義