全校集会〜後期前半を終えて〜

　本日、今年1年の授業が無事終わりました。保護者の皆様、地域の皆様には、たくさんのご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
　全校集会では、写真を見ながら後期前半の学習について振り返り、後半は、学校評価アンケート（児童生徒）の結果を見ながら、自分たちの成長、そして鳴滝総合支援学校の良さや魅力について、みんなで一緒に考えました。児童生徒会本部役員が行ったアンケート「鳴滝の魅力について」の結果を、代表生徒が発表する場面もあり、「仲が良い」「相談しやすい」「授業が楽しい」「行事が盛り上がる」「働くための学習ができる」「職場等実習にやりがいを感じる」等、毎日が充実し、楽しく学ぶことができていることをみんなで確認することができました。最後に、「これからも自信をもって学校生活を楽しみ、学習に取り組みましょう」と本部役員代表生徒からの力強い言葉がありました。
　この1年間の、児童生徒一人一人の確かな成長を実感し、また、いろいろな経験を通して自信や次への意欲につながっているその姿に、私たち教職員も多くの喜びと励ましをもらっています。　
　児童生徒の皆さんの更なる飛躍に向けて、また安心安全な学校づくりのため、引き続き教職員一同、力を尽くしてまいります。
　今後とも、ご支援、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

　皆様、よい年末年始をお過ごしください。

令和７年１２月２４日
校 長 高田 加寿子
教職員一同

冬季休業前 全校集会

本日、児童生徒会本部役員の進行で、冬季休業前の全校集会を行いました。学校長から後期前半の学校生活の振り返り、アンケートについて、冬休みに向けての3つのお話がありました。学校生活の振り返りでは、それぞれの学年の児童生徒の頑張った様子が写真を交えて話されるのを、うなずいたり、笑ったりしながら子どもたちは聞き入っていました。
アンケートについてでは、学校評価アンケートの結果を受けて、挨拶や返事などとてもよくできている様子を話していただきました。また、児童生徒会が自分たちで行った「鳴滝の良いところについてのアンケート」の結果も児童生徒会本部役員から報告がありました。　
校長先生のお話の後には、第24回全国障害者スポーツ大会の報告会や表彰式が行われました。のべ16名が表彰され、たくさんの児童生徒にスポットライトが当たる良い表彰式になりました。

総Ｐ連と教育委員会との教育懇談会

１２月２３日（火）京都市立総合支援学校ＰＴＡ連絡協議会（総Ｐ連）と京都市教育委員会との教育懇談会が京都市総合教育センターで行われました。各総合支援学校からは、ＰＴＡ会長と総Ｐ連の役員、学校長が出席しました。各校のＰＴＡ会員から出された要望書をもとに１３の項目に整理し、それぞれの内容について、教育委員会の関係各課からお話を伺いました。そのお話をもとに質問や意見などを出し、積極的に意見交換を行う場となりました。限られた時間の中ではありましたが、障害のある子どもたちの教育の充実に向けて意見交流を行うことができ、有意義な機会となりました。

生活産業科３年 授業の様子 「家庭科」調理実習

「家庭科」の授業で，栄養のバランスが取れて，一品で完結する料理にどんなものがあるかを考えると，「ラーメン」や「餃子」などが挙がりました。どの料理も具材を様々に組み合わせると，その一品でバランスよく栄養が取れる料理です。挙がった料理の中から，たこ焼きパーティーなど，将来の余暇に繋げられるだろうと，今回は「たこ焼き」にしました。具材は，各自で考えた後，クラスで相談して決めました。たこの他にチーズ・アボカド・餅・キムチなど，クラス毎に違う具材のたこ焼きが出来ました。クラスの仲間とワイワイ言いながら焼くのは，とても楽しそうでした。具材の中では，チーズとキムチが好評でした。

小学部の様子

　12月に4時間にわたって「性に関する学習」を行いました。自分の大切な身体について知り、もっと大切にできるように、という目標のもと、温かくゆったりとした雰囲気の中取り組みました。身体の様々な部分で、先生の手の感触や湯たんぽの温かさを感じ、気持ちよさそうな表情を見せてくれました。
　また、年末なので年賀状づくりにも取り組みました。折り紙をビリビリと破る感覚に少し珍しそうな表情が見られましたが、すぐに受け入れて活動を続けることができました。完成したものは、中学部生徒にお願いしポストに入れてもらいました。届くのが楽しみですね！

アビリンピックへ向けて

12月22日(月)
専門教科「流通・サービス」では、生徒たちは活気に満ち、
自分たちの身の回りの環境を整える学習をしています。
その中でも、アビリンピックに出場する２年生は、本格的な
練習が続いています。

本日は田中真子氏（公益社団法人京都ビルメンテナンス協会
様よりご紹介）を講師としてお招きして、ご指導いただきま
した。

生徒の実演をじっくりと見られ、良かった点をしっかりとほ
めてくださり、その後、お客様の視点で備品の扱い方を伝え
たり、審査員の視点でよりよくなる点を伝えたりして、分か
りやすく、かつ的確にご指導いただきました。

生徒は真剣な眼差しで指導に耳を傾け、何度も再チャレンジ
することで、どんどん学びが深まっている様子でした。

田中様、本日はご指導いただきありがとうございました。

鳴滝クリーニング 年内最後のお渡し

　今年も残りわずかとなりました。
　鳴滝クリーニングでは、本日が商品のお渡しの最終日となりました。担当の生徒達は、まだまだたくさんの方が受け取りに来ていないことに気づき、どうしたら早く引取りにきてくれるのか、話し合いました。そして、臨時の受取場所を設置することを考えました。店先が込み合うことなく、また、人の通るルート上に設置したおかげで、全ての商品を営業時間内にお返しすることができました。
　自分たちで最善の方法を話し合う、そんな姿がたくさん見られ頼もしいです！

令和7年度 総P連学習会を開催しました

本日、12月19日（金）午前、京都市総合教育センターにおいて京都市立総合支援学校PTA連絡協議会（総Ｐ連）による学習会が開催されました。
テーマは 「親なきあとのお金のお話 〜親の立場と専門家の立場から一緒に考えよう〜」。講師には、重度と軽度の自閉症をもつ双子のご子息の親御様であり、その保護者としての経験を活かしながら、ライフプランや「親なきあと」の課題に寄り添った活動を続けておられます 芳賀　久和　氏 をお迎えしました。

学習会では、
□障害のある子どもの将来に備えるための生活・就労・お金の課題
□社会保障制度（特別児童扶養手当、障害基礎年金など）
□後見制度の仕組みとポイント
□障害者扶養共済制度や生命保険、信託の活用方法
□将来に向けた具体的な準備（口座開設、遺言、保険の選び方）
など、保護者が抱える不安に寄り添いながら、実践的な情報が共有されました。

会場からの質問にも丁寧に答えていただき、心配や将来への不安を抱える私たち保護者に、講師の連絡先もご紹介いただきました。「相談できる場所がある」という心強さを感じられる学びの時間となりました。

生活産業科３年 授業の様子 「音楽」シンボルソングの発表

音楽の「シンボルソング」という単元で，生徒それぞれにとって大切にしている曲を選び，曲の説明や選んだ理由を考え，自分のやり方で発表しました。
曲を選んだ理由として，幼い頃から聞いていたから，つらい時に癒してくれるから，初めてライブ会場で聞いたから，元気をもらうからなどがありました。発表では動画を流したり，歌ったり，授業で取り組んだウクレレを演奏したりし，聞く側は，体を揺らしたり手拍子したりして応援する気持ちで聞いていました。みんなの前で発表するのは緊張したようですが，人前で一人で演奏する，いい機会となりました。
３回の授業で発表し，２回目には普通科との合同の授業で，中学部生徒が発表するのを鑑賞しました。中学部生徒は生活産業科３年との出会いを大切にしたいという気持ちを込めた歌を木琴の演奏とともに披露しました。

電話対応時の通話録音について

　平素より、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
　本校では、教職員の電話応対の質向上や、公正かつ適正な職務執行の確保のために電話の通話録音を行います。本日以降、電話に対して、通話を録音するという音声アナウンスの後、通話の録音を行います（学校からの電話については、音声アナウンスはありませんが、同様に通話の録音を行います）。
　保護者、地域、関係機関の皆様方におかれましては、趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

運用開始日：令和７年１２月１８日（木）