京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/27
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後期生徒会認証式での校長談話

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 まだ、司会をやってくれている途中で恐縮ですが、前期本部役員のみなさん、ご苦労様でした。これから認証を受ける新本部役員のみなさん、よろしくお願いします。
 さて、私は始業式や入学式など、本年度の最初からみなさんにお願いしていることがあります。大きくは二つです。一つ目は、誠実であれ、と言ってきました。誠実とは、一生懸命自分に向き合うこと、人生に向き合うこと、正直であること、人のためにも頑張ること等の意味があります。二つ目は、チーム白河、一人じゃ生きられないわけですから人と人との絆、この白河の仲間や先生との絆を大切にしてくださいと言っています。
この二つの点について、前期を振り返っていかがでしたでしょうか。
 みなさんは、総じて、自分の将来に希望を持って臨み、人にやさしく、自分にきちんと向き合える立派な高校生であると思います。こうしたよさを、生徒会がさらに盛り立ててほしいと思います。
 課題だなあと思うことも見聞きします。例えば、授業の受け方とか、携帯の扱い方、放課後の過ごし方、服装、その他ルールや法律を破るような行為、人に迷惑をかけることや人にしんどい思いをさせること、などなどです。
 風邪にかかると熱が出てしんどいですから解熱剤をもらいます。そして熱が下がります。これは必要なことです。しかしながら、他に何もしないでいて薬がきれるとまたしんどくなります。そのうち風邪をこじらして命が危なくなります。これを対症療法と言います。
 ルールを守らない人に罰を与えます。あるいは、罰則があるから守るように言います。するとしばらくは問題行動が収まります。抑止力といって必要なことではあります。しかしながら、それだけでは、監視されていないとか、少し時間が経つとかするとまた問題を起こします。これを繰り返すと人生が危うくなります。
 風邪にも問題行動にも、根本治療が求めれるのです。根本治療とは風邪の場合は安静にし栄養をとることですが、問題行動の根本治療は、みなさん自身が自分の行為を振り返り、仲間の行為をきちんととらえて、気づき、何をするのか決め、行動することです。
 このことは、みなさん一人一人で、学級で、専門で、部活で様々な場所においてすることですが、とりわけ、生徒会への期待には大きなものがあります。こうした課題に向き合うのが生徒会の使命、つまり生徒会メンバーであるみなさん全体の使命であり、それをまとめていくのが役員のみなさんではないでしょうか。みなさんには、様々な課題の解決に向けて、仲間のためにチーム白河として尽力してほしいと思います。
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