最新更新日:2024/05/14 | |
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2023年度「高大連携講座」その3「社会科学分野」
本日,社会科学分野の高大連携講座を実施し,6名の生徒が参加しました。
今回お招きしたのは,立命館大学文学部の川那部隆司先生です。 川那部先生は教育心理学を専門に研究をされており,1月に行われたGCフェスタの外部審査員としてもお越し下さいました。 本日は,『「教える」には何が必要か〜教育心理学の考え方〜』という題で講義をしてくださいました。 計算ミスをした分数の計算から,なぜその答えが導かれるのかを考える活動では,全員が頭を抱えて悩んでいる姿が見られました。教えるという行動には,子どもがもともと持っている知識(論理)を把握しておく必要があるということを学びました。 また,人間は一度にすべての情報を処理できないという特徴から,「ながら学習」の非効率性が主張されているということを,映像に現れる変化を見つける活動で体験しました。学ぶ側にも「学ぼうとする姿勢」が大切であるということが実感できる活動でした。 最後に,川那部先生から,生徒たちに「進路を考える手掛かり」として,「どのような興味・関心の持ち方をしているのかを考えることが重要である」というお言葉をいただきました。次年度から3年生になる生徒たちに,良い刺激となりました! |
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