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最新更新日:2025/06/12 |
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保健研修会開催しました
6/11(水)、前期中間考査期間の午後を活用し、本校の養護教諭が中心となり教員対象の保健研修会を開催しました。内容は、「緊急時の対応について」です。心肺蘇生法の流れとAEDに使い方を確認しました。本校では、毎年このような機会を設けています。何度も参加されている先生はもちろん、新しく本校に赴任された先生、先日から来ている教育実習生も参加し、皆、適度な緊張感を持って講習および実技に臨みました。万が一に備え、シミュレーションを重ね、適切に対応していけるよう、日々訓練していきたいと思います。
![]() ![]() ![]() Sunway大学の方が来校下さいました
本日、マレーシア留学サポートセンターを通して、Sunway Universityのジャスティンさんがはるばる本校に来校下さり、本校教員並びに海外大学進学に興味のある生徒を対象に大学における学びについてお話してくださいました。
参加生徒20名はジャスティンさんのお話に熱心に耳を傾けていました。語学留学に留まらず、英語を使って海外大学で学問を学ぶ、その道筋を知り、そのために今何ができるかを考える時間になったと思います。 紫野高校では、昨年度より、マレーシアにあるTaylor's Universityと指定校提携大学の協定を結んでいます。本校の教育目標である「一歩踏み出すGlobal Citizen」育成に向け、卒業後の進路についても生徒たちの可能性を広げるべく、新たに提携大学拡大に向けて取り組んでいます。 本日は、お忙しい中、ご来校頂き、ありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() Global Citizenship1〜「校内巡検〜紫野高校をもっと自由に〜」その5〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship1」の様子をお伝えします! 前回は、「紫野高校内の不自由さやもと活用した方が良い場所」を選定し、どのようにその不自由さを解決していくのかの提案書の清書を行いました! 今回は、それぞれのグループで考えた提案書をクラス内で発表し、その後、全体交流会で代表グループが発表しました♪ 素晴らしい発表ばかりでしたが、その中から一つご紹介します! 1)テーマ:「椅子のガタガタを直そう!!」 2)問題意識:教室の椅子を動かすときの「ガタガタ音」がとてもうるさく、例えば聴覚過敏の生徒にとってはかなりの苦痛だと思うし、隣のクラスや下の階のクラスにも響き渡るのは、授業の邪魔にもなると思う。椅子の音が静かになったら、全員が集中して学習に取り組めるし、ストレスフリーなる。 3)提案内容:椅子に緩衝材を装着する。緩衝材は100円ショップにも売っており、それを椅子の脚の裏につけることで、椅子をひきずる際に生じる音がほぼなくなる。3学年分でおよそ28000円程度。A案は生徒が自費、B案はクラス予算で実施、C案は学校予算で実施、の3案が考えられる。まずは学年主任の先生に提案するところから始めたい。 発表の最中に、緩衝材をつける前とつけた後の音の違いについての実験動画が流され、その音の違いを聞いた生徒たちから「おぉ!」と歓声が上がっていました♪ この5回にわたる「校内巡検」の授業では、「校内にある不自由さ」をテーマに、生徒たちが校舎内を自ら歩き、気づきや疑問を元に探究的な視点を養う活動を行いました。しかし、ただ巡検して終わるのではなく、「その気づきをどう活かすか」を考えることこそが、探究の本質です。そこで行われたのが「提案書の作成」と「発表会」です。 今回、すべてのグループが発表を行いましたが、この発表の場には、大きな意味があります。 第一に、他者に伝える経験を通じて、自分たちの考えを客観視し、深めることができるという点です。発表を前提に提案内容を言語化することで、思考は整理され、より論理的に磨かれていきます。 第二に、クラスメイトの多様な視点に触れられることです。同じ校内でも、着目する場所や感じ方は人それぞれ。自分たちにはなかった視点に出会うことで、世界の見え方が広がります。 第三に、自分たちの声が学校を動かすかもしれないという実感です。先生や他の生徒からのフィードバックを通して、「提案が現実に活かされるかもしれない」という期待が、主体性と責任感を高めます。実際に生徒たちの提案の通り、学校の備品の取り換えが行われました! このように発表会は、「振り返り」でもあり、「次の一歩」でもあります。次回からは、さらに視点を広げ「地域巡検」が始まります。皆さんの「新たな一歩」を期待しています!! Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」アプリ開発体験講座その2〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! 前回は、自分が作ろうとしているアプリのイメージはどのようなものなのか掴むために、2人1組で実際にMIT App Inventorというツールを使って簡単なアプリつくりました。今回は、応用編ということで、「備忘録アプリ」や「お絵描きアプリ」を2人1組で作ることを通じて、アプリを作成する際の基本動作を学びました♪ 「おぉ!ちゃんと追加した単語がリストになってる!」 「ペンの色や太さをかえることができた!」 と、教室では喜びの声や笑顔が溢れていました♪ ここで生徒の皆さんにはGlobal Citizenship2の目標を思い出してほしいと思っています。「自他共に自由で幸福な生活を送ることができる、共生可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出せる人」になることが目標でした。 ですので、前回と今回の授業は、「アプリでカレンダーを作る方法」を学ぶことが目標ではありません。大切にしているのは、例えば「どうすれば小学校で不登校の子が安心して学校とつながれるか?」という問いから、カレンダー通知アプリを『自分の解決策として考え、作る』ことです。 アプリ開発演習の際に授業担当者から伝えられたのは、「今練習しているプログラムをどのように応用すれば、自分の考える不自由さを解決するアプリの機能に繋がるのかを考えよう!誰が笑顔になってくれるのかを想像しよう!」でした。 次回から、自分の作りたいアプリの機能や動作について具体的にカードデザインとして書き出していきます。前回と今回で身に付けた「技術」をどのように活用するかは皆さん次第。「誰の、どんな困りごとを、どうやって解決するか?」という発想力と、友人や先生と話し合ってブラッシュアップしていく対話力を大切に、「あなたにしか作れないアプリ」作成に向けて頑張ってください♪ 2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜課題の深掘り〜![]() ![]() ![]() 紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪ 前回の授業では、教員と個人面談をしながら、各々の「問い」を深めていきました! 今回は前回に引き続き、理科教員との個人面談です! 個人面談は1度で終わるのではなく、何度も繰り返し行うことで、課題の深掘りをしていきます。 面談の内容について少しだけご紹介します♪ ☆生徒 「人とペットが関わることで心理的な癒しが生まれるというのを研究したいのですが、どのようにアプローチしたら良いかわからなくて…。家で犬を飼っていて、疲れたときにとても癒されるので、それをテーマにしたいなぁと」 ◆教員 「自分自身の実体験からテーマがスタートしていてとても素敵ですね。研究をするためには単なる印象や感想ではなく、『客観的に測定できる心理的な効果』を調べることが理系の探究には必要です。どんな指標が考えられますか?」 ☆生徒 「そうですね…ペットと一緒にいると落ち着くので、『心拍数』ですかね。」 ◆教員 「確かに!心拍数との関係でいくと、『血圧』もそうかもしれません。その他にはありますか?」 ☆生徒 「あと…調べていてでてきたのはストレスホルモン濃度とか…」 ◆教員 「しっかりと調べることができてますね。こうした指標があると、どのような実験や調査をしたらよいか見えてきますよね。そうするとどのような『仮説』を立てることが出来るでしょうか?」 ☆生徒 「『ペットとのふれあいはストレスレベルを下げる』という感じですか?でもまだ曖昧な気が…」 ◆教員 「いえいえ、ちゃんと仮説になっていますよ。調査や実験をして検証を進めていくうちに、仮説も変化していくので、スタートとしてはとても良いと思います。生物学・医学・心理学分野に関心がまたがっているので、論文を読んでみると良いかもしれませんね。実際にペットと接した前後でのストレス測定だけでなく、VRペット体験やロボットペットなども開発されているので、その分野も面白いかもしれませんね。」 ☆生徒 「なるほど、実際に生きているペットに触れるだけじゃなくて、バーチャルなペットやロボットペットもあるんですね!ロボットにも興味があったので、調べてみます!」 教員だけでなく、仲間同士の対話の中で、探究活動が進んでいくことが多くあります。「そんな視点もあるのか!」「この問いなら実行可能かもしれない!」「これなら違う方法で調査できるかもしれない!」「自分が本当は何を調べたいのかわかった!」など、様々な気づきがあります。 同じ教室にいる生徒や教員は、「ともに問いを育てる仲間」です。自分が納得できる「問い」に向けて対話を重ねていきましょう♪ 【チアダンス部】全国高等学校ダンスドリル選手権大会2025に出場しました![]() 生徒大会を開催しました!
5月28日(水)のロングホームルームの時間に、生徒大会を開催しました。
生徒大会ではまず新生徒会長の演説と承認投票が行われ、その後生徒会費の昨年度決算についての報告がなされるとともに、今年度予算案が審議されました。 続いて生徒からの学校に対する要望が出され、それに対して校長先生をはじめ先生方が返答し、熱いディスカッションが行われました。 また最後には9月に実施する文化祭のテーマやテーマ曲が発表され、会場は大いに盛り上がりました。 ![]() ![]() Global Citizenship1〜「校内巡検〜紫野高校をもっと自由に〜」その4〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship1」の様子をお伝えします! 前回は校内巡検をして気が付いた「紫野高校内の不自由さやもっと活用した方がいい場所」について、グループ全員が考えたい、解決したいことを1つ選択して、具体的な提案書の下書きを作成しました! 今回は、下書きを書いた上で、再度巡検が必要かどうか、提案書に不備はないかどうかの確認をして、提案書の清書を行いました!提案書が完成したチームは校長先生役の講座担当教員に内容を確認してもらい、「つっこみ」をもらいます。 例えば 「体育館前に外履き用スリッパが欲しい理由として、『履き替えに時間がかかる』『ストレスがかかる』とあるけれど、具体的にどれくらいの時間をロスしているのか測ってみたのかな?あと、ストレスというのは具体的にどのようなもので、どれくらいの人がそれを感じているのだろう?主観的な感想ではなく客観的な事実はどれくらい調べたのかな?」などの質問が担当教員から飛んできます。 「よし、さっそく、試そう!靴紐をほどいて脱いで、その後、ケガをしないように丁寧に靴紐を結んで、その全体の合計時間を測ろう!あと、部活動や体育中のケガの部位の割合も調べよう!」 と生徒たちはへこたれずに次の行動に移っていました! 次回は、提案書の発表会です、見て、聞いて、考えたことをどうしたら上手く伝えることができるのかをしっかりと練って発表に挑んでくださいね!楽しみにしています♪ Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」アプリ開発体験講座その1〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! 前回は、「不自由さ」を解決するためのアプリ開発について、3つのパートからなる『全体設計図』を2人1組で作成しました♪ 今回は、自分が作ろうとしているアプリのイメージはどのようなものなのか掴むために、2人1組で実際にMIT App Inventorというツールを使って簡単なアプリつくってみました。MIT App Inventorは、プログラミング初心者でも簡単にスマホアプリを作成できるツールで、ブロックを組み合わせる感覚でロジックを構築できます! 今回は入門編その1ということで、生徒たちはまず「Hello World」アプリを作成し、自分のスマホで動かすところまでを体験。「自分で作ったものが動く!」という驚きと喜びが、教室中に広がりました! 最後の演習では「ペアの人が喜びそうなサイトにアクセスできるようなアプリ」を作成しました。「京都の美味しい和菓子屋」「おすすめの筋トレ方法」「一度は行きたい神社仏閣」など、ペアの人がどのようなことに興味関心があるのかに思いをめぐらしながら、生徒たちは夢中で取り組んでいました。 発表の時間では「おぉ!ありがとう!」「嬉しい!」という声と笑顔に溢れていました♪前回の授業ではペルソナ(アプリの典型的なユーザー像を具体的に描いた架空の人物像)を考えましたが、このように「具体的な誰か」を思い浮かべながらアプリを開発すると、本当のニーズが見えたり、機能やデザインの優先順位が明確になってきます。開発者目線だけでなくユーザー目線の視点を持つことの重要性を生徒たちは理解している様子でした。 次回は入門編その2ということで、新しい機能の説明と演習があります!「具体的な誰か」を思い浮かべながら、アプリ開発をしていきましょう、お楽しみに! 2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜課題設定〜![]() 紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪ 前回の授業では、3人の理科教員からのデモンストレーションを受け、生徒たちは各々の「問いを立てる」ことに挑戦しました! 今回の授業では、教員と個人面談をしながら、各々の「問い」を深めていきます! 1.課題の出発点は何だろうか。気づきや疑問は?何のどういうところに興味がある? 2.先行研究の調査結果はどうだろうか。わかっていることや問題点や課題点は? 3.取り組みたい課題は何だろう? 4.仮説(どのようなことを明らかにしたい?)や予想(どのような結論になりそう?)は? 5.理由や根拠は?(どのようなことが言えたら明らかにできる?数値化すべきことは何?) 6.手法は?(根拠を手に入れるためにどうする?調査、実験、観察するために必要なものは?) など、生徒たちは自分自身の興味関心を言語化し、深掘りしていました。担当教員との面談では「あぁ!確かにその視点が足りていないですね、調べてみます!」という生徒の声や、逆に「おぉ!そういう仮説もありかもしれないね!」という教員の驚きの声も聞かれ、対話の中で探究活動が進んでいる様子でした♪ 最後に、担当している理科教員からの熱いメッセージです! 「理科教員3人は、理系の生徒の皆さんの『なぜ?』や『知りたい!』について、実験室で高校にある様々な実験観察器具も使って探究できるという環境も生かして、科学的に探究していけるように、全力でサポートさせていただきますよ!」 生徒の皆さん、次回もお楽しみに♪ |
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