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最新更新日:2025/06/30 |
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第72回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会![]() 日頃の練習やNHK京都放送局で行われた研修などの経験を踏まえ、局員はそれぞれ頑張って読みを行いました。 結果としては全国大会への出場はできませんでしたが、他の学校の生徒の読みや審査員からの講評に刺激を受けたことと思います。 次回の大会は京都府高等学校総合文化祭です。 Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その2〜![]() ![]() ![]() 紫野高校1年生の「総合的な探究の時間」Global Citizenship 1 の授業の様子をお伝えします!本日の授業では、地域巡検の第2回目の取り組みとして、中学生向けPR動画の作成を行いました。 今回の活動の目的は、「紫野高校の魅力を、紫野生自身の視点で発信すること」。前回の授業で準備した「動画作成用コンセプト用紙」と、「校内で撮影した写真や動画」をもとに、グループごとに動画編集に取り組みました! 自分たちの“感じた自由”をどう伝える? 動画の主なテーマは、「紫野高校で自由を感じる瞬間」。生徒たちは、「紫野で学ぶ自分たちだからこそ気づける魅力」や「学校生活のなかで感じる居心地の良さ」「挑戦を応援してくれる雰囲気」などを、映像やナレーションでどう表現するかを真剣に考えていました! 【静かな図書館で黙々と取り組む生徒の様子】 【放課後の教室でプレゼンの準備をする姿】 【校舎内の好きな場所を紹介するVlog風の映像】 など、発想は多種多様。動画の編集にはスマートフォンやタブレットを使い、音楽やテロップを工夫するグループもありました。 「誰に届けたいのか」を考える! ただ「かっこいい動画を作る」だけではなく、「どんな中学生に紫野高校の魅力を届けたいか」という視点も大切にしました。 【勉強だけでなく、自分の好きなことに熱中したい人】 【仲間と協力して新しいことに挑戦したい人】 【ひと味違う学びを楽しみたい人】 そうした“未来の紫野生”に向けて、自分たちの体験をどう言葉にするか、どんな表現が伝わるか、仲間と何度も話し合いながら工夫を重ねました。 完成した動画は、学校説明会での上映を予定しています。受験生である中学生たちが「自分も紫野でこんなふうに学びたい」「この学校で一歩踏み出したい」と思えるような、心のこもった作品が仕上がりつつあります。 “自由”とは与えられるものではなく、自らつかみ取り、仲間と育んでいくもの。その過程を映像という形で可視化した今回の取り組みは、生徒たち自身にとっても、「自分たちの学校を、自分たちでつくっていく」手応えを感じる貴重な時間となったのではないでしょうか。今後も、生徒たちの挑戦と成長を発信していきます。ぜひご期待ください♪ 京都市・乙訓地域公立高校合同説明会![]() 紫野高校のブースに個別相談コーナーを設け、500組以上のご家庭と相談できました。本校に関心をもっていただき、誠に有難うございます。一方、時間待ちのため個別相談をお受けできなかった方々がおられましたことを、大変申し訳なくお詫び申し上げます。 次は9月13日(土)にアカデミア科説明会、10月11日(土)に普通科説明会を予定しておりますので、そちらにもぜひお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」ユーザーインターフェース設計ワークその2〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! 今日の授業では、MIT App Inventorを活用した探究の一区切りとして、ユーザーインターフェースに関する中間発表を行いました。 今回の発表で大切にしたのは、アプリの見た目の美しさではなく、「設計図に込められた想い」です。つまり「誰の、どのような不自由さを、どう解決したいのか」という問いへの深いまなざしです。 自分たちのつくるアプリが、どのような人に向けられていて、その人がどんな気持ちや状況で困っているのかを丁寧に想像し、なぜその機能が必要なのかを一つひとつ言語化しました。 発表はワールドカフェ方式で行い、6つの講座すべての生徒が一堂に会して互いの探究を共有しました。どのグループにも講座担当の先生方や教育委員会の先生方が加わり、発表を聞きながら、鋭くも温かい質問やアドバイスをしてくださいました♪ 発表の場で見えたのは、生徒たち一人ひとりの「学びの芽」です。発表後、生徒たちからは、次のような声が聞かれました。 「何度も発表することで、自分が何を大切にしているのかが整理されていった」 「他の人からの質問によって、考えつかない新しい視点に気づくことができた」 「似たようなテーマでも、解決したい相手が違うことで全く別のアプローチがあるとわかった」 このGlobal Citizenship2の授業のゴールは、アプリを完成させることではありません。むしろそのプロセスを通じて、“誰かの不自由さに向き合い、そこに自分の力で何ができるかを考え抜くこと”にこそ大きな意味があります。 「どうしてその人のことが気になったのか?」 「なぜその機能でしか解決できないと思ったのか?」 そんな問いを掘り下げていく中で、生徒一人ひとりの心に眠る“探究の種”が、確かに芽吹き始めていました。 次回からいよいよアプリ開発が本格化します。これからも、生徒たちの学びの旅路を丁寧に見守っていきたいと思います♪ 2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜探究で考えた”良い仮説”の条件とは?〜![]() ![]() ![]() 紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪ 「先生、MBTIって当たってますよね?私、〇〇〇〇って出たんです!」 総合的な探究の時間は2コマ連続授業ですが、休憩中に出てきた生徒の一言から、思わぬ方向に盛り上がりました。 MBTI(16タイプ性格診断)は、ネットでも人気の性格診断のひとつ。でも、生徒たちの間で意見が分かれます。 「毎回違うタイプになるから信用できない!」 「でも、友達と話が合うタイプが似てる気がする!」 「科学的に信頼できるってこと?」 このやりとりをきっかけに、「性格診断に信頼性や妥当性があるのか?」という問いが自然と浮かび上がりました。 ここで教員が投げかけたのは、「それって、仮説になってるかな?」という一言。そこから「良い仮説とは何か?」について考える時間が始まりました。 生徒たちと共有した”良い仮説”の条件は次の通りです。 1.検証可能であること 「MBTIの診断結果は、2週間後に再テストしても一致する割合が80%以上である」など、実際に調べられる形になっているかどうか。 2.定量的・客観的に表現されていること 「当たっている気がする」ではなく、「何人中何人が自分に合っていると答えたか」をデータでしめすことができるかどうか。 3.因果関係や関連性を意識していること 「外向型の人ほどSNSでの発信が多い傾向にある」など、性格診断と実際の行動の関係を考えることができているかどうか。 仮説は”信じたいこと”ではなくて”確かめたいこと”だと考えることができるかもしれません。 性格診断という日常的で身近な話題も、少し角度を変えて見つめなおすことで、”科学的に問い直す価値のあるテーマ”になります。 こうした何気ない会話の中にこそ、探究の種が眠っています。探究とは特別な場面だけで起きるものではなく、日常の「気になる」「変だな」「なんで?」という感情から自然と生まれるもの。本日の講座では、生徒たち全員がその芽を見逃さず、問いを育てていけるような雰囲気を作ることができていたように感じました! Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その1〜![]() ![]() ![]() 紫野高校1年生の「総合的な探究の時間」Global Citizenship 1 の授業の様子をお伝えします! 今回から始まったのは、「地域巡検」の単元。テーマはずばり「自由を感じる瞬間を動画で表現しよう!」です。生徒たちはまず、「自分はどんなときに“自由”を感じるのか?」という問いに向き合いました♪ 「昼休みに友達と話している時間」 「好きな本を読んでいるとき」 「静かな中庭で深呼吸をするとき」 「授業で自分の意見を発言できたとき」 そんな生徒一人ひとりのリアルな“自由”のかけらを、言葉にして共有するところからスタートしました。その後、グループで紫野高校の校内を実際に歩いて撮影を実施。 「この場所でこんな風に自由を感じてるんだ」 「この一瞬を、映像でどう切り取ろう?」 グループごとに構図やセリフ、雰囲気まで工夫しながら、思い思いの“自由”を動画で表現していきます。 この動画は、今後「紫野高校学校説明会」で中学生たちに向けて発信する予定です。私たちが日々感じている「紫野高校らしさ」や「一歩踏み出せる空気感」を、中学生や保護者の方々にリアルに伝えることを目指しています。 この活動を通して、「自由って意外と身近にあるんだ」ということ、そして、自分たちの発信が「未来の紫高生」の背中をそっと押し、“同じ想いを持つ仲間”と出会えることが、私たち自身の自由や幸福にもつながるという、探究の深まりも感じてほしいと考えています♪ 次回からは、今回撮影した内容をもとに動画制作です!生徒たちのまなざしが切り取る“自由と幸福”の物語を、発信していきますので、ぜひお楽しみに♪ Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」ユーザーインターフェース設計ワークその1〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! 今回は、現在取り組んでいる「MIT App Inventorを使ったアプリ開発」のプロセスをご紹介します♪ 生徒たちは、「身近な社会課題をアプリで解決する」というテーマのもと、これまでに探究してきた課題をもとに、どのようなアプリをつくるかを考えてきました。その中で、最も大切にしたのが、「誰の、どんな不自由さを解決したいのか?」という視点、いわゆるペルソナの深掘りです。 単に「便利そうな機能」を考えるのではなく、「ある特定の誰か」が日常の中で感じている小さな困りごと、不便、不安に寄り添い、その人の視点に立ってアプリを設計することが、本校の探究の大きなポイントです。 今回のUI(ユーザーインターフェース)設計ワークでは、その“ペルソナ”を具体的にイメージしながら、2時間かけてアプリの画面構成をラフスケッチに描き起こしました。 たとえば… 「一人暮らしの高齢者が、毎日の服薬を忘れがち」という課題に対して、薬の時間になるとアラームと音声で知らせるアプリ。音声も設定でき、孫の声で「おじいちゃん、お薬の時間だよ」と知らせる機能も。 「友達に相談したくても、なかなか言い出せない高校生」のために、悩みの内容を選ぶだけで匿名チャットに送信されるアプリ。使いやすいよう、画面遷移は最小限、色も落ち着いた配色に。 「発達障害のある小学生が、外出先で不安になったときに安心できる言葉や音楽にアクセスできる」アプリ。保護者と一緒に事前に“安心セット”を登録できる設計に。 これらのアイデアの背景には、生徒自身の身近な体験や、インタビューを通じて得た気づきがあります。 どの生徒も、「この人だったら、どんなときに困るだろう?」「スマホのどのボタンを押しやすいだろう?」と、“その人の目線”で考えることを意識して取り組んでいました。 次回の授業では、このUI設計を完成させ、クラスメイトに向けて発表する時間を設けます。発表を聞いた仲間からは、実際の使いやすさや新たな視点について、助言や感想をもらう予定です。 「その人にとって、本当に必要な機能は何か?」 「もっとシンプルにしたほうが使いやすいのでは?」 「安心感を伝えるには、どんな色や言葉がいいだろう?」 そんなやり取りを通じて、視野を広げながら、アプリの完成度を高めていきます。生徒たちの探究が、どう形になっていくのか。今後の展開にもどうぞご注目ください! 2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜観察・実験〜![]() ![]() ![]() 紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪ 前回の授業では、教員と個人面談をしながら、各々の「問い」を深め、課題設定を行いました。今回の授業から、自分の興味や日常の疑問から問いを立て終えた生徒は、それに対する検証を試みる探究活動を本格化させています! 例えば、ある生徒は「髪の毛のキューティクルとトリートメントの香りの関係」に注目し、「香りの持続性を科学的に高めるにはどうしたらよいか?」というテーマで探究を進めています。 「朝に使ったお気に入りのトリートメントの香りが夕方には消えてしまうのはなぜ?」「髪質によって香りの残り方は違うの?」といった身近な疑問を、毛髪の構造や分子レベルでの香料の吸着・揮発性の観点から調べ、専門書や論文を読み解きながらリサーチクエスチョンを深めています。今回は実際に、電子顕微鏡を用いて毛髪の観察を行いました! このように、現在の授業では次の2つのフェーズで活動が進んでいます。 1.リサーチクエスチョンの探索(問いの精緻化) 多くの生徒がまだ「問い」を育てている段階にあります。「どうして〇〇になるのか?」「この現象の仕組みは何か?」「〇〇と△△にはどんな因果関係があるのか?」といった問いを、自分なりの視点で掘り下げ、学術的な文献や先行研究を調べる中で、より実験・観察に耐える具体的な問いへと精緻化しています。 2.実験・観察の設計と初期データ収集 一部の生徒はすでに、探究テーマに基づいた実験や観察の設計・実施に入り始めています。先述の「髪の香り」の研究でも、髪の毛のサンプルに異なる種類のトリートメントを塗布し、時間経過に伴う香りの変化を測定する計画が立てられています。再現性のある手順でデータを収集し、グラフ化して考察を深める段階へと進もうとしています。 2年アカデミア科自然科学コースの探究活動は、「理系だからこそできる問い」を大切にしながら、「自分の興味」×「科学的な視点」で課題を深掘りしていくプロセスです。自らの問いに責任を持ち、仮説を立て、方法を選び、結果から新たな問いへとつなげていく経験は、将来学んでみたいことにもつながる大きな糧となるはずです。今後も、生徒たちの多様でユニークな探究を随時紹介していきます。どうぞご期待ください♪ 1年生人権学習講演会を開催しました。
6月13日(水)、前期中間テスト最終日の4時間目の時間に1年生を対象とする人権学習講演会を開催しました。「性別って2つだけ?〜多様な性のあり方〜」という演題のもと、LGBTQを含む多様な性の在り方についての理解を深めるとともに、誰かのカミングアウトを受けた時や、その人が性を理由に誰かに攻撃されている状況を見かけた時にどのような行動スタンスを取ったら良いのかなどについての理解を深めました。
私たちは、無意識のうちに人を見た目で判断してしまうことがあります。あの人は筋骨隆々だから男性だとか、あの人はピンク色でフリル付きのかわいらしい服装をしているから女性だとか…。しかし、性には「身体の性」「心の性」「好き(性的思考)の性」「表現する性」といったように多様な形があります。この多様な性(=多様性)を前提として理解を深めつつ、安心して話したり相談できる環境を用意することが私たち一人一人に求められていると多くの生徒が学んでくれたように思います。 また、性を理由に誰かから攻撃を受けている状況を見かけた時の行動スタンスとしては、話題転換をする、信頼できる誰かにその状況を報告する、自らその人の側に向かい寄り添う、攻撃を制止する、というスイッチャー、レポーター、シェルター、ストッパーの役割を引き受けることが重要であると学びました。 講演会は、1-4寺元さんの司会のもとに進行し、1-2河野さんがお礼の言葉を述べました。生徒主体の会となることで、聞き手の生徒たちもより自分ごととして聞くことができたと思います。 さて、紫野高校では「一歩踏み出すGlobal Citizen」という学校目標を掲げています。これを具体的に示した定義が「自他ともに自由で幸福な生活を送ることができる、共生可能な社会の実現に向けての一歩を踏み出す」というものです。これは、今回の講演内容ととても高い親和性をもつのではないでしょうか。人は、誰もが好きなように生きられる「権利」を持ち、その権利を行使した結果として特定の「状況」が生まれ、その時に生じる「感度」が心地よいものであったとき、自由や幸福を感じられるのだと思います。しかし、この「感度」は人によって異なるがゆえに時に衝突します。その時、自分の要求を過不足なく押し通そうとする限り、誰もが自由で幸福な世界、すなわち世界平和は実現できません。自他ともに尊重し、対等な立場として認め合いつつ、互いの自由や幸福がともに納得できる形で落ち着くような「共有点」を「対話」を通じて見つけ出すことが重要であると、1年生は総合的な探究の時間であるGC1の授業で学んできました。まさに今、この理念を基に一歩を踏み出す時です。 自他ともに自由と幸福を享受できる世界の実現に向けて、全ての性の形への理解を深め、認め合いつつ、互いの自由や幸福を尊重する姿勢を示すという一歩を、ぜひ踏み出していってほしいと思っています。 ![]() ![]() ![]() 保健研修会開催しました
6/11(水)、前期中間考査期間の午後を活用し、本校の養護教諭が中心となり教員対象の保健研修会を開催しました。内容は、「緊急時の対応について」です。心肺蘇生法の流れとAEDに使い方を確認しました。本校では、毎年このような機会を設けています。何度も参加されている先生はもちろん、新しく本校に赴任された先生、先日から来ている教育実習生も参加し、皆、適度な緊張感を持って講習および実技に臨みました。万が一に備え、シミュレーションを重ね、適切に対応していけるよう、日々訓練していきたいと思います。
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