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最新更新日:2025/11/18 |
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1年1〜6組、3年6組学級閉鎖
1年1〜6組及び3年6組はインフルエンザに感染した生徒が多数のため、11月19日(水)を学級閉鎖といたします。
今後の予定はGoogleクラスルームにて配信いたします。 よろしくお願いいたします。 1年7組・8組学級閉鎖
1年7組・8組はインフルエンザ感染多数のため、明日11月18日(火)も引き続き学級閉鎖といたします。基本的には明後日11月19日(水)から授業再開の予定です。
予定につきましては、生徒向けにはGoogleクラスルームで、保護者の方向けにはすぐーるで配信いたします。 よろしくお願いいたします。 京都ユネスコスクール高校研修交流会![]() ![]() ![]() 紫野高校は、持続可能な社会の担い手を育てることを目的とした国際ネットワーク「ユネスコスクール」に加盟しており、国際理解教育、人権教育、ESD(持続可能な開発のための教育)などを学校全体で推進しています。 ユネスコスクールは世界180か国以上に広がり、平和・相互理解・持続可能性という価値を、学校が日々の授業や活動のなかで具現化していくことを目指しています。今回の研修交流会も、その理念を実際の学びとして体験する場として企画されたものです。 第一部では、世界遺産アカデミー主任研究員の宮澤光さんによる「世界遺産とは〜保護活動の取組み〜」と題した講演が行われました。世界遺産が誕生した歴史的背景から、真正性・保存管理・バッファーゾーンやトランジションゾーンといった制度の仕組みまで、専門的な内容をわかりやすくお話しいただきました。 さらに、世界遺産を守るうえで国際社会が重視する「5つのC」のひとつである「共同体(地元の人々の協力)」の重要性や、観光と保護のバランスの課題など、普段の授業では触れられない深い視点に、生徒たちは身を乗り出して耳を傾けていました。 第二部では「世界遺産保護〜私たちにできること〜」をテーマに、他校の生徒や京都外国語大学の留学生と混ざったグループでワークショップを行いました。 各グループの机には「ヘリテージ・クライシスカード」が置かれ、下鴨神社、延暦寺、平等院が直面している景観の変化や観光圧などの危機が提示されています。そして、「景観や精神性をどのように守るか」「地域の人とどのように協力し、認知や理解を高めていくか」といった問いに基づき、意見を出し合いました。 初めて会うメンバー同士での議論にも関わらず、活発な対話が生まれ、文化財の保護に対する多様な視点やアイディアが共有されました。発表では、紫野生のグループからも、若者ならではの柔軟な発想や地域と協働する具体的な提案がいくつも出ていました。 ユネスコスクールの理念でもある「自分ごととして世界の課題を考える」という姿勢を、実際の世界遺産をテーマに体験できた今回の研修は、生徒たちにとって大きな学びになったと思います。世界遺産は「遠い存在」ではなく、私たちの暮らしの中にある文化そのもの。今回の交流会をきっかけに、紫野高校の生徒たちが「地域の文化を守る主体者」としての視点をさらに磨いてくれることを期待しています。 今後も紫野高校は、ユネスコスクールとして多様な学びを広げ、これからの社会を担う「一歩踏み出すGlobal Citizen」の育成に取り組んでまいります。 Global Citizenship2 「論文作成(第1回:目的と方法)]〜考えた解決案で、本当に自由が実現できる?〜」![]() ![]() 今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2(GC2)」の授業の様子をお伝えします。10月21日に開催された「GCフェスタ(探究成果発表会)」を終え、生徒たちはそこで得た意見や気づきをもとに、これまでの探究結果を論文としてまとめる段階に入りました。 授業の前半では、フェスタを振り返りながら、発表してみて初めて感じたことを全員で共有しました。自分の作ったアプリに興味をもってもらえたこと、新しい機能のアイデアをもらえたこと、想像よりも大きな可能性があると気づけたことなど、前向きな感想がたくさん聞こえてきました。 一方で、相手の目を見ることができず早口になってしまったこと、似たアプリの調査が不足してオリジナリティを十分に打ち出せなかったこと、伝えたい内容が多すぎて頭の中が整理しきれず混乱してしまったこと、質問を受けて自分の仮説の弱点に気づいたことなど、チャレンジとして受け止めたい点も率直に語られました。 発表は、自分の思考を外に出すことで初めて生まれる気づきが多くあります。ほんの少しの「背伸び」が、人を大きく成長させてくれることを、生徒たちも実感できたのではないでしょうか。 後半の授業では、「そもそも論文とはどのような文章なのか」というテーマで教員から説明があり、8人ずつのグループに分かれて、論文の役割や構造について書かれた文章をアクティブブックダイアローグの手法を用いて読み解きました。 アクティブブックダイアローグとは、本を高速で分担して読み、内容をまとめ、対話を通して理解を深める学習方法で、探究的な学びと非常に相性の良い手法です。読み終えた生徒たちは、その後、自分たちの仮説を支える参考文献の検索にも取りかかりました。 授業では、なぜ論文を書くのかという問いについても改めて確認しました。論文を書くことには、仮説を検証し、必要に応じて修正・再構築していくという目的があります。自分の仮説の正しさを確かめながら、より良い形へと高めていくことは、最終的に「より多くの人の自由を実現する」というGC2の探究テーマにもつながっていきます。 また、論文を書く過程は、活動を振り返り、思考を整理して言語化する内省の時間でもあり、自分自身や探究対象を深く理解することにつながります。さらに、探究のプロセスや成果、そして課題を記録として残していくことで、来年以降の紫野生へ学びを引き継ぎ、自由で幸福な共生社会の実現にも寄与していきます。 GC2もいよいよ終盤に近づいてきました。これまでの学びを言葉として紡ぎ出す生徒たちの姿を、ぜひ楽しみにしていてください。 Global Citizenship1「国際理解〜世界寺子屋運動に参加しよう!〜」その3![]() ![]() ![]() 紫野高校の1年生は現在、総合的な探究の時間「Global Citizenship1(GC1)」で、「誰もが自由でいられる世界を国外でも実現し、活動を通じて他国を知る」という目的のもと学びを深めています。今回のテーマは「国際理解〜世界寺子屋運動に参加しよう!〜」です。 世界寺子屋運動は、ユネスコと日本のNGOが1989年から進めている国際協力活動で、「読み書きができることは、生きる力につながる」という理念に基づき、カンボジアやネパール、ラオスなどで地域の子どもや大人が共に学ぶ「寺子屋」を支えています。そこでは読み書きや計算だけでなく、生活改善や文化交流、職業訓練など、人々がよりよく生きるための学びが続けられています。また、日本国内では書き損じはがきや未使用切手を集めて換金し、現地の教育支援に役立てる仕組みもあります。 今回の授業では、この世界寺子屋運動をより深く理解するために、生徒たちがキャッチコピーを考え、その発表会を行いました。ひとり3作品ずつ、問題提起・共感・行動喚起の3つの型に挑戦します。 「誰に、何を伝えたいのか」を意識しながら、データを提示するだけでなく、ひとりの姿が想像できるような「物語」を織り込み、短くリズムのある言葉で表現すること。そして、支援する・されるの関係ではなく「共に学ぶ」という姿勢を大切にしながら、言葉に思いを込めていきます。 生徒たちが発表した作品には、自分自身の経験や価値観が自然と表れており、聞いていた仲間から「おぉ、深い!」「二つの意味が込められていたんだ!」と驚きの声が上がる場面もありました。 授業後の感想では、「苦手だと思っていた型の作品の方が、多くの人に共感されて驚いた。苦手だからこそ調べたり工夫したりした結果、相手に届きやすくなったのかもしれない」「自分は問題提起型が好きなのだと気づいた。数字に説得力を感じるからだと思う。世の中のキャッチコピーをもっと調べてみたい」など、自分の表現の癖や得意・不得意に気づいたという声が多く見られました。 キャッチコピーづくりは単なる言葉遊びではなく、自分がどんなふうに世界を見ているのか、どんな伝え方が得意なのかに気づく、自己理解の時間でもあります。世界寺子屋運動について学んだことを「誰かに届ける言葉」として形にすることで、生徒たちの探究はまた一歩深まりました。 次回からは修学旅行に向けた事前学習が始まります。普通科はマレーシア、アカデミア科はオーストラリアについて、生徒たち自身が調べ、生徒たち自身が授業づくりを行います。誰かに思いを届けるためには、まずその「誰か」を知ることから始まる、そんな探究の姿勢を持って、これからの学びにもつなげていきます。 国連公開講座で生徒が発表しました!
11月8日(土)に国立京都国際会館で開催された国連公開講座「国連と日本の未来〜京都から世界平和を願って〜」で、本校生徒3名が発表しました!
今年の国連公開講座は国連創設80周年記念として開催され、第2部で「若者からのメッセージ」と題して、4高校2大学の生徒・学生が登壇、プレゼンテーションを行いました。 本校からは普通科3年生西浦果乃さん、アカデミア科2年生齊藤みくさん、アカデミア科1年生太田瞳花さんが参加。 太田さんはルッキズムについて問題提起し「人を人として見る」ことの大切さを主張、齊藤さんは国際紛争において一方を善、他方を悪とする情報が瞬時に世界に拡散する現状を指摘、安易に鵜呑みにしてしまうことなく、「他者の身になって考える」姿勢の重要性を訴えました。西浦さんは幼稚園での自身の経験を踏まえ、色眼鏡で他者を見ずお互いを尊重する姿勢を、幼児教育の場で育むことの重要性を説きました。 学年も別々で互いに面識もない3人でしたが、約1カ月半の準備期間で議論を繰り返すうちにメンバーの間に自然と化学反応が起こり、当日までに確かな信頼関係が芽生えていました。議論を通して、3人の関心事を貫く共通項が「偏見」や「固定観念」であることに気づき、現在の国連の限界を自分たちの世代で打破する国連宣言の草案を構想、「Declaration of Youth for Global Renewal-Reboot, Rebuiled, Reimagine the World beyond 2045-」と題して、プレゼンテーションの最後で堂々と紹介しました。 発表後の懇親会では、登壇した他の高校生や大学生たちとすぐに打ち解けて交流、自分たちの発表で示した考え方をすぐに行動で表してくれました。 また一つ、本校生徒が「一歩踏み出すGlobal Citizen」を体現する取組を見せてくれました! ![]() ![]() ![]() 1年7組・8組学級閉鎖
1年7組・8組はインフルエンザに感染した生徒が多数のため、11月17日(月)を学級閉鎖といたします。
その後の予定は、生徒向けにはGoogleクラスルームにて、保護者の方々向けにはすぐーるで配信いたします。 よろしくお願いいたします。 人権学習を行いました
11月13日(木)午後、全学年で人権学習を行いました。
1年生は、佛教大学でネットをめぐる人権問題についての学びを深めました。学校で起こる様々な問題の背景や要因、メカニズムを専門的に研究しておられる佛教大学副学長の原清治先生にご講演をいただき、温かくも鋭い視点から多くの学びを得ました。生徒の感想からは、「当たり前」に潜む同調圧力や「一人でいたい」という心のサインなど、身近なテーマを深く掘り下げていただいたおかげで自分自身や他者との関わり方を見つめ直す貴重な時間となったという意見が多数見られました。他にも「人権学習がこんなに面白いとは思わなかった」「もっと話を聞きたい」といった声も多く、生徒の心に響く有意義な学びの場となりました。原先生、この度は貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。 2年生は車椅子バスケットボールを体験しました。京都アップスでコーチをされている坂野晴男先生に講師としてお越しいただき、京都・滋賀などから合計5名の選手の皆さんをお招きしました。選手紹介の後、実際に車いすバスケでクラスマッチを行い、会場は応援の声で埋め尽くされました。生徒からは、「思ったように進まない」「ボールがすぐに取れない」「ゴールが思ったよりも高い」などの声があがりました。クラスマッチの後は選手による講演会があり、車椅子バスケに出会った経緯、車椅子バスケによって得られた生きがい、生徒たちへのメッセージについてご講演くださいました。「今日からできることは何か」を考える素敵な機会となりました。 3年生は「日本の外国人労働者問題」をテーマに講演会を行いました。講師には、外国人労働者や技能実習生の人権問題に長年取り組んでおられる鳥井一平さんをお迎えしました。鳥井さんは、「移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)」の共同代表であり、外国人労働者の労働・生活環境の改善や人権擁護に尽力されてきました。多くの現場で、劣悪な労働環境に置かれる実習生や留学生の実態を伝える活動を続けておられます。講演では、外国人労働者が暴力を振るわれていたり、強制送還されていたりする実態を踏まえながら、多民族・多文化社会の中で私たちが見過ごしている課題について語られました。長時間労働や低賃金、差別的な扱いを受ける人々がいる一方で、日本社会がその労働に支えられている現実があることを、改めて考えさせられる内容でした。講演終了後には、生徒たちから多くの質問が寄せられました。鳥井さんは一つひとつの質問に丁寧に耳を傾け、現場での具体的な体験や考えを交えながら答えてくださいました。高校卒業後に社会へと歩み出す3年生にとって、「共生」とは何か、自分たちがどのように他者と関わり合っていくのかを見つめ直す貴重な機会となりました。講演を通して、多文化共生社会を実現するために、自分にできることを考えるきっかけを得ることができました。 どの学年でも、新たな学びを得る機会となりました。お越しいただいた講師のみなさん、ありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 「制服の日」と「中庭ライブ」のご紹介![]() お昼休みには、軽音楽部による恒例の「中庭ライブ」が行われ、出演する生徒も制服の日にちなんだ衣装を着ていました。気持ちの良い秋晴れの空の下、生徒たちはそれぞれの楽しみ方でお昼を過ごしている様子でした。 ![]() 秋の援農体験(1回目)を実施しました!
今年も例年お世話になっている清水農園さんのご協力のもと、たけのこ畑への藁敷きと土入れ作業を体験しました。今回は1年生の希望者11名が参加し、最初は慣れない作業に戸惑っていたものの、少しずつコツをつかんでいき、後半にはかなり手際よく作業をすることができていました。お昼休憩に清水農園さんが焼いてくださった焼き芋をいただきながら、たけのこ栽培の方法、仕事の魅力などのお話をしていただきました。
竹はイネ科の植物だそうで、一面に敷いた藁から必要な栄養を摂取できるそうです。この工程は京たけのこ特有で、この手間をかける分おいしいたけのこが育つそうです。来年の春に収穫されたたけのこを使って試食会をする予定です。 次回は11月22日(土)に作業の続きを実施予定です。 ![]() ![]() ![]() |
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