京都市立学校・幼稚園
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1年次生特活日の取組 その2 Fashion Future Project(略称FFP)の取組発表会

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3月12日(火)、1年次生の有志数名によって「Fashion Future Project(略称FFP)」についての発表会が1年次生全員に向けて行われました。これは、「古着の再利用について考え行動しよう!」という取組で、この1年間、彼らは外部協力を得て活動してきました。

まずは、外部協力者である(株)ヒューマンフォーラムの笹木さんによる講演をお聞きした後、本校のFFPメンバーたちがこの1年間の活動報告をしました。活動の一番の山場は、「循環フェス」という古着の回収と再循環のお祭りの開会宣言やトークショー、ワークショップに参加したこと。大勢の人の前でしゃべったり、大人たちと対等に話をしたりしたことで、大きな自信とやりがいを得ることができたと話してくれました。続いて、1年次生全員を巻き込んでプチフェスが開かれました。FFPメンバーたちは「栞づくり」「ブックカバーづくり」「草履づくり」「コーヒー染め体験」の各ワークショップを出店し、その他の生徒たちは興味のあるブースで古着を再利用したものづくりを体験します。ワークショップごとにもらえるスタンプを全て集め終えたら、「0円マーケット」のブースで、校内で回収した古着を1着選んで持って帰れるという仕組み。生徒たちは、わいわいおしゃべりしながら古着をチョキチョキ切って思い思いに素敵な作品を作り、楽しみながら古着の循環に取り組んでいました。

どうやらFFPメンバーは、今回の発表会を通じて物を循環させるだけではなく、古着の再利用への熱い思いを多くの生徒たちの心に見事に循環させることができたようですね!循環の輪が広がった素敵な1日となりました。
(広報情報部)

東京フィールドワークを実施しました 報告(3)<12月27日(水)>

最終日は日吉ケ丘高校の連携校である、東京都立国際高校の生徒さんたちと交流会を行いました。クイズを用いた互いの学校紹介の後、国際高校の生徒さんに校舎内を案内してもらいました。国際高校の生徒さんたちはみんな個性豊かで親しみやすく、学校行事などの会話を通して一緒にたくさんの思い出を作ることができました。またどこかの機会で交流したいと思っています。

午後は、JICA地球ひろばにて、JICA海外協力隊に参加されていた木ノ下さんから、日本とは全く状況の異なる開発途上国の生活や文化についてのお話を聞きました。今私たちは水不足を感じることは少なく、毎日不自由なく水を得ることができています。しかし、お話を通じて、世界では水を得ることが難しい国もあると知り、食事をしたりお風呂に入ることにとても労力がかかること、それが日常生活に大きな影響を及ぼすことを学び、改めてと日本の当たり前は世界にとっては特別でありうること、日本のように平和に生きることが難しい国もあることを知りました。

その後に、1枚の開発途上国の写真から連想されるストーリーや、その写真に当てはまりそうなSDGsをグループで考えて発表しました。例えば、バケツに入った水を持っている人々の写真を見て、その場所ではほんの少しの水でも手に入れることが難しいのではないかということを考え、それに向けてどのような解決策がありえるか考えてみました。このようにストーリー化することによって、どのようなことで世界の人々が苦しんでいるかを知ることができました。今実際にその国に行って支援するのは難しいですが、募金などの支援を積極的に行いたいと思いました。合わせて、全ての国で日本と同じような生活ができているわけではないことをしっかりと覚えておこうと思いました。

3日間の取り組みを終えて、受信力や発信力など、私たちが目指している7つの力(HIYOSeven)が身につき、京都では得ることができない様々な体験を通して「越境」する大きな機会となりました。
(企画部)
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東京フィールドワークを実施しました 報告(2)<12月26日(火)>

2日目はまずTGG(Tokyo Global Gateway)という、英語を体験して学ぶことができる施設に行きました。ここでは自分が引いたカード通りに物を英語で注文するShoppingや、ジェスチャーによる日本との文化の違いを体験するCultural Understandingなど、英語を使用した様々なプログラムに取り組みました。スタッフの方たちがとても優しく、失敗を恐れずに英語で会話ができました。日常生活の中でALTと会話する時に積極的に英語を使用する力がつきました。

夕方からは国立国語研究所に行きました。昔の国語の教科書や辞典など、国語に関係する本が並んでいる図書館の見学をしました。その後に研究者である横山晶子さんから、たくさんある琉球地方の言語の中で、絶滅しそうな方言の1つである「沖永良部語」(しまむに)についてのお話を聞きました。お話の中で、方言の研究は日本語や日本の歴史を明らかにするきっかけとなることを学びました。言語継承のために、絵本の開発など様々な取り組みが行われているそうです。私たちが普段から何気なく話している関西弁も、今後絶滅してしまう可能性があるので、これからも人との会話の中でたくさん地域方言を使うことが言語継承につながると思いました。
(企画部)
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東京フィールドワークを実施しました 報告(1)<12月25日(月)>

本校の企画部は、日頃の学校生活では得られない学びや体験を行う取組として「フィールドワーク」を年数回実施しています。ここでは12月25日(月)〜27日(水)に実施した、「東京フィールドワーク」につきまして、参加生徒がまとめてくれた報告を紹介します。

初日は実践女子大学でウェルビーイングについて学習しました。前野マドカさん(EVOL株式会社CEO)から、幸せには「やってみよう・ありがとう・なんとかなる・ありのままに」という4つの因子があることなど、幸せについて色々なことを講演していただきました。

その後に、前野さんが用意してくださったハーブティーをみんなでいただきました。その時のお話の中で、日々追われることが多い毎日ではありますが、食事をするときは最初の一口を五感で感じながら丁寧にいただくことで、様々な味や香りを感じることにつながると学びました。

他にも、幸福度研究に基づいて作られたカードを利用してワークショップを行いました。「自分が本気で取り組んでいることは?」など、質問が書かれた13枚のカードから自分が答えられそうなお題を選び、自分と向き合いながら答えを考えた後に、実践女子学園の高校生や大学生と交流しました。このワークショップを通じて、自分がどのような時に幸せを感じるかについて、深く考えることができました。

晩ご飯は、「株式会社まちづくり立川」さんが運営されるJIBAR CAFEで、立川の地産地消の食材を使用した唐揚げ定食をいただきました。立川には畑が多く、そこでしか収穫できない、他にはない珍しい野菜がたくさんあります。1つ1つの野菜に、食感や味など普通の野菜とは違う魅力があるそうです。みずみずしくて新鮮な野菜たちはとても美味しかったです。
(企画部)
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第75回 卒業証書授与式

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3月1日(金)、卒業式が挙行されました。生徒たちをいつも近くで支えてくださった保護者の方々にも参列していただき、共に生徒たちの旅立ちを晴れやかにお祝いすることができました。

<学校長式辞全文はこちら>

在校生送辞として2年次生の柿木さんが卒業生の先輩たちに送る言葉を述べ、それに応える形で、卒業生代表の大石さんから日吉ケ丘で過ごした3年間の思いを込めた素晴らしい答辞が述べられました。式歌であるRADWIMPS『正解』の斉唱では卒業生の倉谷さんがピアノ伴奏を務め、ピアノの優しい音色にみんなの歌声が乗って、気持ちの込もった温かい斉唱となりました。式後には、3年担任団によるサプライズムービーが流れ、文化祭、体育祭、研修旅行などの数々の思い出が一気に蘇り、会場全体が感動的な歓声に包まれました。

卒業生のみなさん、日吉ケ丘で過ごした日々を胸に、それぞれの場所で輝かしい未来を切り開いていってくださいね。たまにはここに帰ってきて、さらなる越境を経てたくましくなった顔を見せてください。教職員一同、みなさんの門出を心からお祝いします。卒業、おめでとう!
(広報情報部)

最後の書道作品が展示されています

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これまで3年次選択授業「実用書道」で書かれた書道作品を第1弾から第3弾までこのHPでご紹介してきましたが、第4弾となる今回の作品がついに最後となります。この書道作品は3年次生の下足室に展示されており、約2週間ごとに次の作品へと変わってきました。

今回の作品では、まず中央に書かれた大きな「愛」という字が目に飛び込んできます。「愛」の字の中の「心」がピンクのハートになっているところが心憎い表現ですね。それから、日吉ケ丘で出会った仲間たちのことを「最後の怪物たち」と独特な表現で呼び表しているのにも、心を掴まれます。それだけ仲間たちが自分にとって特別な存在であったということでしょう。

3年次生の卒業式は3月1日(金)。あとわずか数日後に迫っています。先日の3年次生の登校日には、この超大作を目にして「涙が出そう・・・」とつぶやく生徒の姿も見られました。卒業を控えた3年次生たちにとって、これらの書道作品は日吉ケ丘で過ごした3年間への熱い思いを呼び起こすきっかけとなっているようです。
(広報情報部)

BASE株式会社・鶴岡社長が講演をしてくださいました

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1月31日(水)の2年次生のLHRは講演会でした。BASE株式会社の鶴岡社長をお招きし、「挑戦、挫折、発展」をテーマに生徒からの質問に答えていただく形でお話いただきました。これはBASE株式会社との連携授業の最終プログラムでした。これまでに本校では、以下のような取組を実施してきました。

〇10月16日 BASE勉強会
オンラインでBASEの早川様からBASEの歴史やオンラインショップサイトに関して授業をしていただきました。
〇11月8日 オンラインショップ立ち上げワークショップ
 BASE早川様を講師として、実際にBASEのサイトでオンラインショップの立ち上げ体験を行いました。
〇12月15日 フィードバック勉強会
 BASE早川様に本校にお越しいただき、一人ひとりのショップサイトに関してフィードバックをしていただきました。

この3回の取組は希望生徒を対象としたもので10名の生徒が参加していました。このワークショップに参加した10名の生徒が1月31日の講演会の総合司会や質問者を務めました。

BASEのこと、鶴岡社長自身のこと、高校の学習のこと、社会のことなど質問は多岐に渡りました。鶴岡社長には一つ一つの質問に丁寧に答えていただき、その飾らない真っ直ぐな回答が生徒の心に響きました。以下は生徒の感想の抜粋です。

・鶴岡さんの話を聞いて、どんどんチャレンジしようと思いました。(多数)
・尊敬する人を見つけ、それを真似することから始めてみるという考えを今後活かしたいと思います。
・「期待してもらっていることを忘れてはいけない。その人たちのために立ち止まってはいられない。」という言葉が心に残った。
・失敗してみるのもいいと思った。
・「明日の自分を信じて今日は休もう」という考え方がすごく素敵だと思いました。
・友達は大切にしようと思った。
・「自分だけが悩んでいるわけじゃない」という言葉を聞いて一人で悩み抱え込む必要はないんだと思いました。
・コミュニティが違うと思ったら、そのコミュニティとは違うところに行くというのが良い考えだと思った。

鶴岡社長、数々の素敵な言葉を生徒たちの心に残してくださり、ありがとうございました。
(2年次担任団)

書道作品の第3弾が展示されています

3年次の選択授業「実用書道」で書かれた書道作品の第3弾が、3年次生の下足室に展示されています。これは、日吉ケ丘で過ごした3年間を表す言葉をチームで話し合い、書道パフォーマンスという形で表現したものです。

今回の作品は、「水魚之交(水魚の交わり)」という言葉が大きくカラフルに書かれているのが印象的ですね。魚にとって水が切っても切れない関係であるのと同じように、日吉ケ丘で出会った仲間たちも離れがたい大事な存在です。一文字ずつ違う色で書かれているあたりには、友達一人ひとりの誰とも重ならない個性が表現されているように感じられます。かけがえのない友達に出会い、支え合いながらこの高校生活3年間を過ごせたことへの感謝の気持ちがしっかりと伝わってきます。

この書道作品の展示は約2週間ごとに次の作品へと変わっていき、3年次生が卒業するまで続きます。第1弾の作品は1月15日、第2弾の作品は1月29日付で記事にしていますので、そちらも是非ご覧ください。次回の作品も楽しみです!
(広報情報部)
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学術顧問会議を開催しました!

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 1月26日(金)の越境祭およびアフターパーティ(有志生徒によるポスターセッション)の後、学術顧問会議を開催いたしました。

 本校の学術顧問である大野照文氏(高田短期大学図書館長・特任教授)、梶村健二氏(元京都市教育委員)、野崎治子氏(京都大学理事)、ジェフ・バーグランド氏(京都外国語大学国際貢献学部グローバル観光学科学科教授)、深澤晶久氏(実践女子大学文学部国文学科教授)の5名全員にご出席を賜りました。

 学術顧問の先生方には、学校経営の在り方、育成すべき人材像、効果的な教授方法など、本校の教育活動および研究活動に対して、専門的な見地から必要なご助言や指導をしていただいております。

 当日は午後からの越境祭やアフターパーティでの生徒発表を視察され、その後の会議では、各顧問の先生方から、本校の取組への評価および具体的なご意見を頂戴いたしました。いま日吉ケ丘高校が抱えている課題、目指すべき方向について、また本校教員からの質問に対しても、遅くまで熱意のこもったアドバイスをして下さったことに深く感謝いたします。

 本日の越境祭について、本校生徒が楽しく一生懸命に発表する姿や研究内容を見ていただき、彼らの持つエネルギーの大きさ、そして非常に大きな可能性を感じられたと仰っていただいたことに、その場の教職員一同たいへん励まされました。

 今後も本校が「世界をつなぐ越境者」を育む場としてさらなる魅力的な学校になっていくために、今回いただいた貴重なご助言を活かして、教職員一同努力してまいりたいと思います。学術顧問の先生方、本当にありがとうございました。(広報情報部)

探究活動の集大成・越境祭が今年も開催されました

1月26日(金)の午後に越境祭が開催されました。これは、1・2年次全員が履修する「キャリアゼミ」という探究的な学びを深める授業の集大成として行われている、本校の目玉行事です。1・2年次共通のゼミのテーマは「自分らしい、より良い生き方×他者・社会との関わり」です。生徒たちはこのテーマに沿って、学内外の様々な人々からの協力を得ながら、長い時間をかけてチームごとに「生き方」について探究してきました。今回の越境祭は、その探究の成果を年次の境を越えて発表し、聴衆から質問を受けたり議論をしたりすることで、さらに考えを深める素晴らしい機会となりました。

開会式の後は、まず3年次生が越境体験を1・2年次生に向けて語るスピーチから始まりました。高校生活を送るうえで大切にしていたことや、どのようにして希望する進路を実現したかについて、後輩のために熱く語ってくれました。

続いて、1年次生の発表です。聴衆は数あるチームの中から自分の聞きたいチームを選びます。そのため、発表チームは自分たちの発表をたくさんの人に聞いてもらえるように呼び込みをします。1年次生は、企業から与えられたミッションをクリアする形で「生き方」を探究しました。例えば、「世界平和について本気で考え、その実現の第一歩を踏み出せ」というミッションに取り組んだチームは、模擬選挙を校内で実施することで若年層の政治参加を促すために校内でも模擬選挙を企画・実行し、その取組について発表しました。

次は、2年次生による発表です。2年次生は、自分の「生き方」に関する課題を設定してその解決を目指すプロジェクトを立てて活動し、その結果をポスターセッションという形で発表しました。例えば、既存の生態系に悪影響を与える外来種を減らすための「外来種3分クッキング」、自分に自信を持とうと呼びかける「自信形成会」、日吉ケ丘高校の教員の負担軽減と授業の質の向上を目指した「教師の働き方改革プロジェクト」などの興味深いタイトルが並びました。

越境祭はここまでですが、さらにこの後にはアフターパーティーが行われました。アフターパーティーは有志生徒によるポスター発表会です。今年度は、「東京フィールドワーク」「都農町フィールドワーク」「FFP(古着の再利用活動)」「じゃぱなむ(ベトナム生徒との交流)」「エコロギー(コオロギパウダーの活用を目指した活動)」「トビタテ留学JAPAN(イギリス・オックスフォード留学)」という6チームに加えて、京都工学院高校からも3チームが参加してくださり、それぞれの活動と学びを紹介してくれました。どのチームも探究の成果を語る姿がとても生き生きとしていて、知的な刺激に溢れた楽しい発表ばかりでした。

このように、本校では主体的で探究的な深い学びを大切にしており、年に一度の越境祭はその成果を存分に発揮して生徒たちが輝く一日となっています。
(広報情報部)
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