京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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1年家庭基礎 特別授業「まちの魅力を探そう」

2月14日(火)5,6,7限の1年4組の家庭基礎の授業時間を使って、京都市建築士会まちづくり委員会の方々との合同特別授業を行いました。
この建築士会との取り組みが始まったのは、1998年。それ以来、高校生を対象に毎年テーマを変えながらこの取り組みを続けています。この20年の間に、まちも学校も少しずつ変化しています。ここ東山区は京都市の中で最も少子高齢化のすすんでいる区だと言われています。子どもが減ったことで、小中学校は2校になり、また公立高校の選抜制度が「学区制」から「単独選抜」に変わったことで、日吉ケ丘高校も地元から通う生徒が大変減っています。そこで、今回は「まちの魅力を探そう」というテーマの下、日吉ケ丘周辺地区(元月輪小学区)のフィールドワークと地元の方のお宅を訪問してのインタビューを通して、普段知らず知らず通っているまちの魅力や問題点を発見し、今後のまちづくりについて考えました。

 まず、最初に建築士の江坂さんから、事前学習のまとめをふまえて、今日の授業の目的と内容をうかがいました。その後、日吉ケ丘高校の山手にお住まいで本校の学術顧問でもある梶村様に東山区の歴史と現状について簡単に講義をしていただきました。その中で、「東山区の人、手を挙げてみてください」とおっしゃられたのですが、挙がった手は40人中0人。多分少ないだろうとは思っていましたが、東山区出身の生徒が減っていることを改めて実感した瞬間でした。
その後月輪学区を5つに分け、5班に分かれてフィールドワークに出発しました。今回訪れた5つの地区は同じ『元月輪小学校区』でありながら、それぞれに違った雰囲気と特徴を持っており、実際にその場所に住んでいる方に話を聞くことで、地元の魅力と問題点が見えてきました。どの方も自分の住むまちに深い愛情をもっておられ、生徒の質問にとても丁寧に答えていただきました。その後、交通問題や民泊の問題、買い物の場所の減少など困っている事についてもうかがいました。どのまちの方も共通しておっしゃられていた問題点が、若者が減っている事でした。その後のまち歩きでは、実際に問題点を確認しながら歩きました。
 約1時間のフィールドワークの後、建築士の方の指導でグループごとに実際に目で見てきたもの、聞いてきたものを元に、地図上にまとめて、班ごとに発表しました。本当は集めてきた問題点を、今後どう解決していくべきか、というところまで深めていきたかったのですが、思った以上にフィールドワークに時間がかかり、今回はそこまで上手くまとめることができませんでした。それでも、生徒たちはこれまで知らなかった自分たちが見てきたもの聞いてきたことについてまとめ、相手に自分の言葉で伝えようとしていました。
最後に、最初に講演をして下さった梶村様と、今回のフィールドワークのお宅を紹介いただいた本校の学校評議員でもある瀬古様に講評をいただきました。 「まだ、これから2年間日吉ケ丘高校に通い続けると思うので、その間にこのまちや人に気軽にもっと関わっていただきたい」ということでした。これまで通りすぎるだけであったこの「まち」に愛着を感じ、また、実際に自分が住んでいる「まち」や「生活」を振り返るきっかけになったのではないかと思います。
ご協力いただきました建築士の皆さま、快く今回の取り組みを引き受けていただきました月輪学区の皆さま、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。


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