京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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21期生の未来を激励!

 今季初めての本格的な雪景色となった本日,3限には「21期生 激励会」が行われました。の激励会は,明日・明後日に大学入学共通テストへの応援はもちろんのこと,卒業を控えた生徒たちの今後の人生・未来を激励する,という意味で毎年開催しています。昨年度までは講堂に集まって行っていましたが,本年度は新型コロナウイルス感染症の感染状況を受けて,講堂と各クラス,場合によっては各ご家庭をZoomでつないでのライブ中継実施となりました。

 講堂では,まず,後輩たちからの応援,ということで,生徒会執行部から在校生の写真を組み合わせた「暁(あかつき)」のモザイクアートが,3年生の代表生徒たちに贈呈されました。続いて,進路指導主事から,心のこもった激励の言葉がありました。

 次に,担任団一人一人から学年全体に向けて,メッセージが伝えられました。「ピンチはチャンス」「隠れた余力を信じて最後まで」など,3年間寄り添ってくれた担任団の先生方からだからこそ響く,言葉の数々でした。生徒の緊張もほぐれ,笑顔が見えました。

 そして,会はクライマックスへ。福山雅治の『暁』をBGMに,校長が登壇。校長揮毫の暁の文字が,鮮やかに染め抜かれた旗のお披露目と,校長からの激励の言葉がありました。歌詞の冒頭を引用しながら,明日・明後日の試験にとどまらずその先の将来に向けた熱いメッセージでした。

 その後は,各クラスでこれも恒例の「お守り鉛筆」が配布されたり,学年通信を使って,各担任から明日からの心構えや諸注意を確認したりして,LHRを終えました。

 当日,会場の大学には,これもコロナの関係から教職員が応援に行くことは控えなければなりません。その代わりに,暁の旗やのぼり,後輩たちが贈ってくれたモザイクアート,また,事務職員が活けた生花とともに,教職員が玄関で21期生を送り出しました。教科担当教員,部活動指導にあたった教員をはじめ,多くの教職員が見送りに立ちました。暁の旗と写真を撮ったり,教科担当の先生にパワーをもらったりした生徒たちは,「いってらっしゃい」「がんばれ!」という声を背中に校舎を後にしました。

 いよいよ共通テストが始まります。この3年間堀川高校で切磋琢磨しあいながら成長してきた暁の21期生。

 君たちなら大丈夫。

 いつも通り,落ち着いて。

 また月曜日,「おかえり」と言えるのを楽しみにしています。

 さあ,いってらっしゃい。
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探究基礎 STEP

 1年生探究基礎STEPでは,それぞれのゼミごとに,輪読会・実験・実習・文献検索が行われています。先日は,京都丸善へのフィールドワークの様子を伝えましたが,今回は輪読会(数学ゼミ)と実験(生物学ゼミ)の様子をお伝えしようと思います。
 
 数学ゼミ(写真上)では「はじめての数論」という書籍を,各回1章ずつ読み進めています。担当者は内容を全体に説明し,聞き手は不明点や疑問点を発表者に質問をしながら,内容の理解を進めています。今日は一次不定方程式と最大公約数の関係について,ユークリッドの互除法を使いながら説明をしていました。

 生物学ゼミ(写真下)では,グループに分かれて与えられた生物を用いた実験を計画・実施しています。ダンゴムシを選んだグループは,敷地内に生息しているダンゴムシを捕まえて,教室の前で飼育しながら実験の内容を考えていました。他には微生物や植物を研究対象に選んでいるグループもあります。

 それぞれが自分の興味のある分野についての探究を深め,自分たちのゼミに,良い意味でのプライドを持って,研究を進めています。
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寒さに負けず。

 BIG BOXの4階,1年生のHR教室前には,3月に予定されている宿泊研修5コースそれぞれがパネルに事前研修の内容を掲示しています。そして,ホワイトボードには,日本列島の地図と,南の島々をアップにした地図が貼られています。年明けからの感染状況は厳しいものがありますが,今は,しおりの作成など,必要な準備を粛々と進め,自分たちにできる限りの感染予防を講じるばかりです。

 3階の2年生の数学の授業をのぞくと,前後の黒板一杯に生徒が問題の解答を書いていて,その解説をしていました。仲間からの質問に答えたり,教員の鋭いつっこみに対応したりしながら,自分の,また教室全体の理解を深めていました。
 22期生が「宿泊研修後は受験生」の意味を消化しながら,授業に向き合っている姿をみることができました。

 2階の3年始のHR前廊下には,北野天満宮指定の半紙に黒々と「合格」の二文字が。学年主任に尋ねると,教科担当者である教員のひとりが,願いを込めて”北野さん”で書初めをして,廊下のホワイトボードに貼っておいてくれた,とのこと。2年生学年主任が宿泊研修のお土産に持ち帰ったお守りとともに,3年生みなを元気づけてくれています。
 共通テストまであと1週間。生徒たちは,昨日今日のシミュレーション模試で,独特の緊張感や,それぞれの科目の時間感覚や,休み時間の気持ちの持ち方などを掴み,本番に向けて自分を整える機会にしていました。

 それぞれの学年が自分たちの目指すところに向かって,奮闘しています。
 
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新しい年が始まりました。

 本日より全生徒の登校が始まりました。全学年がテストを受ける2限目,BIG BOXは凛とした新年の空気に包まれていました。

 1・2年生は全員学習最終日で,さっそく課題テストや演習を行っています。学年の締めくくりに向けて,自分の学びの成果と弱点を振り返る機会となります。
 3年生は共通テスト直前シミュレーションを行っています。10日後に控えた共通テストに向けて,当日とほぼ同じスケジュールで模試を受けています。

 生徒ひとりひとりが,また学年として,次のステージに向けて令和4年のスタートを切りました。今年も,それぞれの「自立する18歳」像を描きながら,真剣に自分と向き合う時間を積み重ねていってくれることを期待しています。教職員一同,時には生徒を先導したり後押ししたりしながら,生徒を見守ってまいります。

 明日からは授業日です。健康観察などの感染対策も,気を引き締め直して取り組んでいきましょう。

 本年も引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。

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年内,全員学習終了&冬期補習最終日

 今週火曜日から始まっていた1,2年生の全員学習。昨日を以て年内の予定を終えました。

 2年生は昨日午後,本校スクールカウンセラー栗田万記子先生を講師としてお招きし,人権学習講演会を行いました。「メンタルヘルスの新しい潮流〜人間の意識の新しい可能性〜」と題して,集団の中で人と比較することなく,ぶれない自己を獲得するためのマインドセットの方法をお話ししてくださいました。生徒たちは講演の中で5分程度の「マインドフルネス(瞑想)」を体験し,思考をリフレッシュさせました。講演を聞いた生徒からは「他人と比較せず,自分らしく生きたい」「マイナスな思考になったときにはマインドフルネスを試したい」といった声が多く寄せられました。

 また,3年生の冬期補習については,年内の講座を本日で終えます。

 来週12月27日(火)〜1月3日(月)までは学校閉鎖日・生徒登校禁止日となっています。1月5日(水)は3年生学年PST,6日(木)から1,2年生は全員学習,3年生は共通テスト直前シミュレーションが始まります。

 生徒の皆さんは体調管理に十分留意し,また生活リズムを崩しすぎないように年末年始を過ごしてください。家族との時間を大切にしながら,自分で立てた計画に沿って学習する時間も確保し,メリハリのある毎日にしてくれることを期待しています。

 今年もみなさまには,大変お世話になりました。どうぞよいお年をお迎えください。

上:講演会の様子
下:マインドフルネスを実践する生徒たち
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宇治田原町にて フィールドワーク

 12月18日(土)宇治田原町奥山田を訪問し,フィールドワークを行いました。奥山田では約1500万年前〜1200万年前の地層が見られており、様々な化石が産出します。古瀬戸内海でできた地層ですので貝を中心として過去にはサメの歯なども見つかっている場所です。前日までの天気予報では実施が危ぶまれましたが,当日は天気も良くフィールドワークを行う天気としては上々のものでした。

 さて,現地では宇治田原で見られる「地層の観察」と「化石採取」を行いました。宇治田原の地層はプレート運動の影響を受けており,曲がっていること(褶曲)が知られており,その一部を見ることで、どのような力が働いているのかを観察しました。教科書に書かれている内容ではありますが,スケール感の違いを実感できるものとなっていたと思います。

 また,化石採取では安全に採取するための講義を行った後,実際に生徒が化石を掘るという流れで実施しました。採取場所では「塩谷砂岩層」や「栢凝灰質泥岩層」などが見られており,それぞれの地層で取れる化石が異なることから,生徒も真剣に採取をしていました。結果としては宇治田原で産出する有名な化石である「ナカムラスダレハマグリ」や「ノムラカガミ」(写真中)を中心に「葉」の化石など多くの種類の化石が採取できました。

 参加者は1,2年生合わせて27名。公募に応えた生徒たちです。「手と頭を動かせ」を実践した今回のフィールドワーク。この経験を受け,”地球を知る”ことにもっと興味を持つ生徒が出てくればありがたいと思います。

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薬物乱用防止教室

 12月22日全員学習お午後,2年生を対象に,薬物乱用防止教室が開かれました。今年は京都DARCの方を講師としてお迎えし,講演をしていただきました。

 ご自身が薬物依存者であったことを最初にお伝えくださり,薬物を使用するきっかけから,DARC(民間の薬物依存症回復支援施設)との出会い,薬物を断ち切りDARC職員として支援活動を始めるまでの話を,ご自身の経験から率直に語ってくださいました。「自分の弱みや恥ずかしさを,薬物ににげるのではなく,勇気をもって他人に伝えられるようになってほしい」というメッセージは,生徒に強く響いたことと思います。

 講演を聞いた生徒は,「つらいことがあったら人に話せるように,また,つらい思いをしている人に出会ったら話を聞いてあげられるような人になりたい」と決意を述べ,御礼の花束を渡しました。
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コミュニティカレッジを開催しました!

 昨日で年内の通常授業を終え,1,2年生は全員学習,3年生は冬期補習の初日となった今日12月21日(火),1年生全員を対象としたコミュニティカレッジを開催しました。新型コロナウイルス感染症対策のため約2年ぶりのコミュニティカレッジとなり,1年生の保護者の方々にもご参加いただける会となりました。今回は、在京都フランス総領事のジュール・イルマン(Jules IRRMANN)氏にお越しいただき、「世界から見た日本」という題でお話を頂きました。

 生徒の講演会係の司会で始まった講演会では,生徒もよく知るフランスの歴史や文化などのテーマ以外にも,日本と同じ技術大国としての側面や,人権問題についての考え方などの面から,日本とフランスの共通点やちがいについて,また,二国のつながりについてもお話しいただきました。講演後の質疑応答の時間では,事前学習で学んだ国際社会の現状や問題を踏まえ,今回の講演からさらに生じた疑問を投げかける生徒や,自分の進路を考えるうえでのアドバイスを求める生徒もみられました。総領事からも丁寧な返答をいただき,活発な意見交流が行われました。生徒たちの「知りたい」にたくさんの刺激をいただく時間となりました。

 講演会終了後には、希望する生徒たちが別室に集まり、総領事を囲んで講演でお話いただいた内容をさらに深めたり,総領事に同行してくださったフランスへの留学をサポートするキャンパス・フランスの関西オフィスの方から,留学制度やその方法などについて尋ねたりする座談会を実施しました。
 
 在京都フランス総領事のジュール・イルマン(Jules IRRMANN)様,生徒たちのたくさんの問いかけに、長い時間にわたって応えていただき,本当にありがとうございました。

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グローバルフェスタ2021開催!

 12月19日(日)の午後,京都市立京都工学院高校にてグローバルフェスタ2021が開催されました。この催しは,市立中学2年生を対象に,京都市立高校が各校の特色を活かした50分間の体験授業を行い,中学生は2校の体験授業を受けることができます。
 
 本年度,堀川高校は「クリティカル シンキング 〜常識を疑え〜」をテーマに,国際機関が出している最新のさまざまなデータを分析し,常識や思い込みを取り払い,数字をもとに世界を正しく見る体験授業を行いました。堀高生1,2年生スタッフとともに活動を行いました。活動の中では,ハンス・ロスリング他著の「ファクトフルネス」から引用したクイズを行ったり,6人程度のグループに分かれ,常識をアップデートするようなカードゲーム「クリティかるた」を作成したりしました。堀高生スタッフたちは,中学生を相手に,資料中の英語で書かれた用語を説明したり,伝わるように言葉を選んだり,緊張をほぐすためにコミュニケーションをとったりするなど,愉しい学びの時間をいかに充実させるか,準備の段階で用意していた「作戦」を使ったり,臨機応変の工夫を行って対応していました。
 
 2回の授業が終わると,生徒の顔には安堵と充実感が見られました。体験授業後,後片付けを終えての堀川高校独自の振返りミーティングでは,「『堀川高校に行きたいと思いました!』『楽しかったです』といった声が中学生から寄せられてとても嬉しかった」,「準備は忙しかったけれど,楽しんでいる様子が見られてよかった」,「人生で初めて人前に出るという経験で緊張もしたが,とても良い経験ができた」など,スタッフひとりひとりがグローバルフェスタの取組を振り返りました。どの生徒も始まる前の緊張した顔とは打って変わって,晴れ晴れとした表情で,1日の間の大きな成長を感じさせました。

 ご参加いただいた中学生のみなさん,そして休日でご多忙な中付き添ってくださった保護者のみなさま,本当にありがとうございました。みなさんが今日の経験から,高校進学へのモチベーションを一層高めてくださっていたら,幸いです。そして,来年度の本校の学校説明会へのご参加を心待ちにしています。

上:体験授業の様子
中:最初と最後のミーティングにて
下:授業を作り上げたスタッフみんなで
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第23回 教育研究大会

 本日,本校にて第23回教育研究大会を実施しました。今回のテーマは「生徒自身が『問い』を見つける授業〜学びの意欲と自己調整力を高めるために〜」と設定しました。

 また,全てのプログラムをZoom配信で行うことにもトライしました。研究部,学務部の綿密な準備があり,またZoomにてご参加くださった皆様のご協力を得て,随分の改善が実現しました。

 開会にあたり,京都市教育委員会学校指導課高校教育担当課長の辰巳敏秀様からご挨拶を頂戴し,そのあとの学校長の挨拶に続いて,全体会1を始めました。全体会1では研究部長を含む3名の教員が,「主体的に学び続ける学習者の育成を目指して」というタイトルで,発表を行いました。教科学習以外の教育活動で生徒の主体性を育む取組を紹介し,「問い」についても考察を提示しました。

 その後各教科の研究授業と公開授業がそれぞれの教室で行われました。教科学習における主体的な学習の取組が,「問い」をキーワードにして,様々なかたちで実践されました。教員が生徒に「問う」こと,生徒たちから「問い」が生み出されること,そのような場面が,生徒どうしの話し合いや,教材の積極的な読み取り,文章の読解,実験からの考察,など,各教科の特色を生かした授業展開の中で見ることができました。

 午後は,午前の研究授業を受け,各教科で分科会が行われました。各教科でテーマが設定され,外部からの参加者も加わり,研究授業の検討のみならず,新たなカリキュラムに向けた議論などが活発に交わされ,非常に有意義な時間となりました。

 分科会後の全体会2では,教頭より,生徒が「探究的な学び方」をより様々な場面で実践できることを目指す,本校の令和4年度からの新たなカリキュラム(申請中)についての考え方と具体的な授業等について,話しました。外部からの参加者の学校での事例についても紹介があり,また質疑応答の際にいただいたご質問からは,高校教員が持つべき大きな「問い」に気づくことができました。

 終了後,本校教員が一同に会して,統括会議を行い,各教科からの報告から学びの共有を行いました。
 
 本校では,こうした取組を通じて,新たな「問い」を常に持ち続け,更なる教育の研究・改善に努めて参ります。ご参加いただいた皆様,本当にありがとうございました。

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行事予定
1/16 大学入学共通テスト
1/17 3年自己採点会など 1・2年進研模試
1/18 2年進研模試+567限の授業
1/20 スクールカウンセラー来校日 1年宿泊研修事前健康相談
1/22 3年保護者懇談

カリキュラム

進路状況

お知らせ

中学生のみなさんへ

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