京都市立学校・幼稚園
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World Youth Summit 2017参加メンバーによるSGH甲子園参戦!

 3月19日(日)に,関西学院大学にて,SGH甲子園が開催されました。
 全国約80校から参加した生徒たちが,自身のSGHにおける取組の成果発表として,口頭プレゼンテーション,ポスター発表,グループディスカッションなどを行いました。

 この日,GAPメンバーは,堀川高等学校代表として探究活動の成果発表(ポスター発表)を行う17期生5名の生徒たちとともに,SGH甲子園に参加しました。

 今回GAPからの参加メンバーは,World Youth Summit 2017に参加した5名です。これまで研究を進めてきた「ルーブリック評価」についての口頭プレゼンテーションを行いました。ある活動を通して自身が身につけた力を具体化してふりかえることのできるルーブリック評価に関して,全国の高校生たちが応用可能な「国際的な場におけるルーブリック評価」を開発してきました。2月上旬から台湾でのWorld Youth Summit 2017,学年末定期考査,海外研修,たて続く取組で疲労も蓄積していた中,今の自分たちのできる最大限のプレゼンテーションを行うことができました。

 プレゼンが終わり,ふりかえりを行う際,メンバーは悔しさを交えて言いました。
「準備不足だった」「もっとできた」

「・・・でも研究は続けたい」

「想い」がのった取組は,結果が満足のいくものでない際に必ず悔しさが出てきます。その時に出てきそうになる「言い訳」をぐっと噛みしめた者だけが,前に進むことができます。
 今回生まれた「悔しさ」そして培えた「経験」をどのように活かし前へ進むのか。
 GAPメンバーは,いよいよ17期生から18期生への引継ぎの時期に差し掛かりました。
さまざまな「想い」をのせて,GAPは前へ進みます。



 写真上:プレゼンの様子
 写真中:恩田校長からの講評
 写真下:堀高代表生徒17期生とともに
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友好都市青少年会議へ向けて(2)

 GAP(Global Academic Project)は現在、来年度8/2〜8/4まで行われる友好都市青少年会議(仮称)の運営に参画しています。2/14(火)、幹部のメンバーは京都市国際化推進室と教育委員会の方々と共にミーティングを行いました。恩田校長、谷内副校長に見守られる中、メンバーは作成した書類をもとに会議の議題、流れや枠組み等について議論しました。
 今回、生徒から会議名称も提案しました。その会議名称には、異なる文化的背景・言語を持つ外国人留学生とともに自分達の住む京都をより多角的な視点で捉え、もっと京都を魅力あふれる街にしたいという願いが込められています。

 来週2/21(火)には、GAPメンバーが京都市長訪問を行います。いよいよ生徒たちの熱い想いを伝える機会がやってきました。この友好都市青少年会議にかけるまっすぐな想いを届けるため、限られた時間を有効に使い、議論していきます!

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模擬国連in台北 最終日

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(写真は,主催者の生徒たち,最終決議の様子,「おもてなし」担当の生徒たちと共に,です)

いよいよ3日間に渡る大会の最終日を迎えました。
結構なスピードで進行する会議の中でなんとか機会を掴もうとプラカードをあげるわが堀川GAPメンバー。あきらめずに国益と地球的な利益を見極め議論を闘わせる各国の代表者達。決して気後れすることなく,主張を続ける態度が育ってきました。

最終案を全体200名の場で発表し最終決議をとります。小さな国際社会の中で最終決議案として認められたこと以上の収穫を感じています。

閉会式ではなんと"contibuted delegate(課題解決のために進行する議論の中で貢献した国)"に,なんとわがGAPメンバーの北村柚月さんが選ばれました。北村さんは,昨年,国内の模擬国連大会に参加した時に感じた敗北感を見事に今回の行動力,挑戦心に結びつけ,結果を出しました。初日のふりかえり際に「今回は失敗するためにきた」と言っていた覚悟は本物でした。そして,5つの委員会のchairpersonが同時に鳴らした小槌の音をもって,World Youth Summit 2017が閉幕しました。

取組を通して成長するのが堀川高校生です。ふりかえりが大切です。何ができなかったのか,なぜできなかったのか,それを達成するためには何が必要なのか,について夜遅くまでとことん話し合いました。(つづく)

【この場でお詫びを申し上げます。】
本日早朝より8時20分までのあいだ,本校への電話が留守番電話対応の状態になっており,欠席連絡等の応答が出来ませんでした。大変申し訳ございません。









模擬国連in台北2日目

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議論は英語でどんどん進んでいきました。
「午前中のことが2日前のように感じる」
堀川高校GAPメンバーは集中し議論に参加していました。

GAPメンバーの瀬川君は、UKの代表としてとしてUNDPーThe United Nations Environment Programme(国連環境計画機関)に1人で参加しています。議題であるRegulating Marine Debris(海洋瓦礫の規制)について、日本とアメリカのワーキングペーパーが通り、いよいよ解決案の採決に向けて動き出します。

他の4人は、SOCHUMーThe Social Humatarian and Cultural Committee(社会人道文化委員会)に参加しています。江沼さんはエジプト、梶谷くんはウクライナ、北村さんはイギリス、盧さんはアルメニアとして、The Problem of Child Labour in Develping Countries(発展途上国における児童労働問題)の課題解決に向けて議論を重ねています。委員会の中でワーキングペーパーは承認されましたが、結束性の少ない状態となっていたため、より良い議論のために、論点の整理を行いました。

GAPメンバーたちは、ふりかえりの際にそれぞれが掲げた自身の目標を達成できていたようです。壁にぶつかり、それを乗り越えようと苦悩する中で、日々GAPメンバーは変容していっています。前夜のふりかえりの中で出てきた、本日の共通の目標は「自国の立場を見据え、国益と国際益の両面を考え、他国に流されることなく自国の主張を決議案に反映させること」

さあいよいよ最終日です。
堀川高校の掲げる目標。
「しなやか」さ、そして「したたか」さ、の獲得。
明日の報告を楽しみのお待ちください。World Youth Summit 2017 もいよいよクライマックスです。最後の最後まで、もがき、高みを目指します。
(写真は大会2日目の様子です)

World Youth Summit 2017 模擬国連大会1日目の様子

 今回のWorld Youth Summit 2017 模擬国連大会では5つの委員会が開かれています。※上記2つは台湾語
・司法改革
・電子廃棄物
・UNDP(The United Nations Environment ProgrammeーRegulating Marine Debris)
・DISEC(The Disarment and International Security CommitteeーSovereignty in the South China Sea)
・SOCHUM(The Social Humatarian and Cultural CommitteeーThe Problem of Child Labour in Develping Countries)

GAPメンバーはそのうち、
・UNDPの「国連環境計画機関ー海洋瓦礫の規制」
・SOCHUMの「社会人道文化委員会ー発展途上国における児童労働問題」
に所属し、それぞれの課題解決のために議論を闘わせています。

 大会1日目の会議を終え、夕食後、宿泊施設に戻ったGAPメンバー。一度部屋に戻ってから、再度ロビーに集まりました。そして、今回始めて経験している会議について、熱く、 深い議論を重ねました。
 その中で、「理想論や抽象論に留まるのではなく、具体的な政策を言う必要があること」や「『何をすることが大切か』が出てきたとしても、『どうやってするか』が伴っていないと意味がない。」など、大会初日に各委員会で共通していた課題が見えてきました。
 また、「自分たちは深く考えているし、真剣に話している。でも、伝わっているのかわからない」「伝えるための英語が出てこない」という言語の壁も見えてきました。
さらに、自分自身ができていないこと、を経験を通してさらけ出すことで、より深い対話が重ねられました。
 その、深い対話の中で、それぞれが、自らの課題を認識していきました。頭ではわかっていること。それを実現させることができる力、それが行動力。傾聴を得意とするのが日本文化であれば、国際的な場面では、それ自体が文化の壁になりえます。言語、文化、そして自分自身の壁。いよいよ見えてきた課題を見据え、勝負の2日目が、始まります。





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World Youth Summit 2017,開幕!

 昨日、2月4日、台北に到着後、台北第一女子高級中学校の生徒たちが出迎えと案内などをしてくれました。晩ご飯も一緒に食べ、GAPメンバーもすぐに打ち解けていました。今回の大会参加にあたり、北一女の生徒たちのhospitalityには、本当に驚かされました。

 本日、2月5日、GAPメンバーが待ちに待ったWorld Youth Summit 2017が開幕しました。壮大な開会式。台湾全国200名の生徒が集まる広いホールの中、opening videoclipを見ているGAPメンバーが呟きました。

「すごい…次元が違う」

 GAPメンバーも、来年8月に開催する友好都市青少年会議では、運営側として参加者の「おもてなし」を十分にする必要があります。今回のこのWorld Youth Summit 2017では、単に参加者として闘うのみではなく、会議運営に関しても、全国大会を毎年開催している北一女の生徒たちから学びとることが必要です。

 さぁ、いよいよ闘いが始まりました。今回の大会に参加するにあたり、参加者の5名は、他の活動もあり忙しい中、ワーキングペーパーの作成、事前学習などに取り組んできました。
 これから、台湾全国から集まった優秀な高校生たちと議論を交わしていきます。持てる全ての力を最大限振り絞って、思考し、発信し続ける3日間。必ずやってくる様々な壁。それを、どのように乗り越えていくのか。答は、自分たちの中にあります。知恵を出し合い、力を合わせて、突き進みます!



 写真:開会式の様子

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World Youth Summit 2017へ,いざ,台湾へ出発!!

 GAP(Global Academic Project)に所属しているメンバーのうち,5名の生徒が,World Youth Summit 2017に参加するため,いよいよ本日台湾へ旅立ちます。
 World Youth Summit 2017 とは,台湾の首都,台北にある台北第一女子高級中学校が開催する模擬国連です。台湾全国から約200名の生徒が集まり,現状の社会問題に関する議論を3日間繰り広げます。昨年度も4名のGAPメンバーが参加しました。

 まだ真っ暗な京都駅。大きなスーツケースと共に,5名の生徒が集まりました。興奮と,不安が入り乱れた表情をしています。
恩田校長先生も朝早くから駆けつけてくださり,激励のお言葉をいただきました。

 これからの5日間,英語を手段として使う中での,もどかしさ,苦しさは数多くあるでしょう。しかし,GAPメンバーに求められることはそれ以上です。日本人として世界にどう自らの存在を主張するのか,国籍のことなる他者に対してどう豊かな対話が重ねられるか,今回の挑戦を通して,深く考えていきます。

 様々な葛藤を受容しながら,5日後,どのような新しい自分と出会えるのか。

 頑張れ,GAP!




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友好都市青少年会議へ向けて(1)

 堀川高校は来年度4年目を迎えるSGH校として,8月に京都市が主催する「友好都市青少年会議」に参画します。生徒たちは,「社会に対して働きかけを起こす」ことを目的としたG-projectの1つであるGAP(Global Academic Project)に所属しています。現在,生徒たちは「友好都市青少年会議」という目標を達成するため,この会議の企画・運営に加わっています。また、グローバル時代を牽引するために必要な資質「しなやかさ」と「したたかさ」(受容力・交渉力・知的耐力・発想力)の獲得を目指し,日々活動しています。
今日は,その活動の様子をお伝えします。


 1/24(火),1/25(水)に自主ゼミGAP(Global Academic Project)のメンバー約30名が,国際会議に向けたミーティングを行いました。
 24日のミーティングでは,姉妹都市在住の高校生ではなく京都在住の姉妹都市・パートナーシティ出身の高・大学(院)留学生を招くことになった事や,それに伴って会議の名称も「京都市姉妹都市国際会議」から「友好都市青少年会議」と改まったことをメンバー全員で共有し,今後の予定や課題を確認しました。

 それを受けて,GAPメンバーはこれまでの話し合いの蓄積を活かしつつ,また新たな形で会議の企画・運営に挑戦します。25日には「友好都市青少年会議のゴールを決めること」をテーマに,ワークショップ形式でアイデアを出し合いました。「こんな会議にはしたくない!」と思う会議について模造紙に書き出した後,隣にずれていき,他の人の案に「こんな会議にしたくない!という会議にしないためのアイデアや策」を続けて書き入れていきました。最後に模造紙の真ん中に「こんな会議にしたい」という決意を書き入れたところで時間切れとなりました。

 今回のミーティングを通して,それぞれが思い描く理想的な会議像を確認することが出来ました。今後,ますます具体的な目標やイメージを互いに共有していく必要があります。メンバーそれぞれの会議に対する意思と熱意,願いが詰まった模造紙を,どう次へ活かすのか。幹部の腕の見せ所です。


<写真>
(1)京都市教育委員会 国際化推進室とのミーティング
(2)24日のミーティングの様子
(3)25日のミーティングの様子
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KMUN×GAP project(2)

 11月27日(日),本校にてKMUN×GAP project #1として模擬国際会議が行われました。

 まずは日本模擬国連関西事務局の大学生から,合意形成のために必要なスキルについて講義を受け,その後,参加生徒が京都市姉妹都市のある9か国の代表として「観光」について各国の現状・課題・これからの指針について発表をしました。その内容を受け,参加国で「観光に関する国際益」を議論していく,という流れで会議が進みました。

 議論が進む中,論点がずれてしまったり,意見をまとめることが難しかったりという場面がありましたが,大学生のアドバイスを受けながら全員が発言し,情報の発信・人材の育成・姉妹都市間でのPRという観点で合意形成までたどり着きました。大学生からは,自分たちがどのような権限を持ってこの場にいるのかを考えること,会議の目的を意識すること,しっかりとした予備知識のない状態で断定的なものの言い方をしないことなど,今後につながるフィードバックをいただきました。

 今回運営に関わった生徒は,募集,説明会開催,素材の準備など,何かを企画運営する大変さを強く感じたようです。また,更に入念な準備の必要性や経験を積むことの大切さを身をもって学んだようです。GAPは1つ1つのプロジェクトの経験を通して学び,成長を続けています。「わからないということ」が少しずつわかっていく,そしてその課題を解決しようと試みる中で自身の変容を実感していく。今回のprojectを通して,GAPメンバーも,GAP以外の参加者も,また一歩,前へ進むことが出来たのではないでしょうか。

写真上:ペアで姉妹都市の代表となり議論する様子
写真中:議論に欠かせないペーパー
写真下:ご苦労さま。今回の運営関係者が振返りをしています
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KMUN(日本模擬国連関西事務局)×GAP                      project (1)

 現在GAPでは,4つのプロジェクトが進行しています。そのうちの1つが,KMUN×GAP project です。このプロジェクトは,来年5月に高校生模擬国連大会の運営を成功させることを目標としています。まだ模擬国連の会議運営方法や会議手順など,不明瞭な点が多いため,大学生の方々から力を借りながら,そのノウハウや必要な考え方を学んでいきます。プロジェクトメンバーは現在7名です。メンバーは,その第一歩目として11月27日に,KMUN×GAP project #1という企画を立ち上げました。大学生から模擬国連において欠かせない合意形成のスキルや,国益・国際益とは何か,などの講義をいただいたあと,実際に他国になりきり,プレゼンやディスカッションを行うというものです。プロジェクトメンバーは実際に同志社大学へ伺いミーティングを行ったり,GAP全体会の場で告知をしたり,当日の開催へ向け必要な事を考え動いています。1年生中心での初めてのプロジェクトになります。
 今後,参加者説明会や当日資料(模擬国連の際に必要とされるポジションペーパーや合意形成書)の作成が待っています。うまく仕事を分担し,協働しながら,企画の成功へ向けてつきすすみます!
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行事予定
4/4 13:00 新1年生登校日
京都市立堀川高等学校
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