京都市立学校・幼稚園
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京都市立学校文化芸術表彰!

 3月22日(火)、京都市役所にて「学校文化芸術表彰」が行われ、本校から2年生の竹本真菜さんが「実用英語技能検定1級合格」で表彰されました。
 当日は小学生、中学生、高校生あわせて20名程度の児童、生徒が参加しており、在田正秀教育長より表彰状の授与と、一人一人にお祝いの言葉を頂きました。
 その後、受賞者たちがそれぞれ受賞の喜びと今後の抱負を述べ、最後は全員で記念撮影。
 30分ほどの時間でしたが参加した生徒たちは程よい緊張感を味わい、今後の決意を新たにしていたようでした。

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終業式

 3月18日(金)13時30分よりアリーナにて,後期終業式を行いました。校歌斉唱の後,後期活躍した生徒の伝達表彰をおこない,恩田校長からの挨拶がありました。校長の挨拶の概要は以下のとおりです。

 音の15期生はいろんな音を響かせ,奏でた。他人の成功を喜べる一員としてであることの成長を見た。空の16期生には是非15期生以上の成長を見せてほしい。自立に向けてエンジンを大きくするとともに,品位を持って耐える人間力を身につけていただけると,頼もしく思います。

 葉の1年生の皆さんは,海外研修がこれから「本番」を迎える。海外での体験を「ものの見方,考え方」に広げてほしい。今回の帰着が新たな17期生のスタートラインです。

 足し算も大事だが,掛け算も大事。個人や組織が結果を出すための方程式は,以前から申し上げている通り,能力×情熱×人間力の積算です。これは音の学年と花の学年が証明してくれた。卒業生にも申し上げましたが,情熱を持つための方法は一般的には2つあるのでお伝えしたい。一つは,みずから燃える,誰からの指示や命令も必要とせず,「やらねばならない」「おいかける」強制目標としてではなく,「やりたい」「追い続ける」「初めはあるが終わりなき目標」「同時進行の複数の目標」「プログラムではなくプロセス」型の目標人間に成長すること。もう一つは,そういった「情熱の火を分けてくれる人」と付き合うことです。

 こけることではなく,起き上がれないことが失敗。まず体調管理と危機管理(自転車や情報ネットワークなど)をしっかりとして,ここ一番で力を発揮できる環境に心掛けること。
 「他者の成功に心から拍手」する自己効力感をもって自分とメタ認知に努めましょう。


 写真上:校歌斉唱の様子
 写真中:伝達表彰の様子
 写真下:恩田校長の挨拶

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コミカレ「源氏物語」特別講座(3.12)

 平成28年3月12日(土)午後、岸本久美子先生による「源氏物語」特別講座が行われました。
 例年「文学歳時記」と題して、源氏物語の登場人物の女性に焦点を当て、主にそのキャラクターや魅力について講義をしていただいていましたが、今年より講座のタイトルも変わり、スポットライトが当てられたのは源氏の兄、朱雀院。講演テーマは「脇役の力―物語を支える非物語的人物」。どちらかといえば影が薄い存在と認識されがちな朱雀院がどのように物語を支えているのか?興味津々の本校生徒5名、保護者7名、一般の方々27名の参加がありました。
 光源氏の誕生から時系列に沿って、母や祖父に逆らえない、光源氏の資質にどうしても勝てない朱雀院についての記述をいくつも楽しみながら、御幸の場面を用いて過去の世と今の世とを対比させるといった、源氏物語の巧みな構成についても改めて学ぶことができました。そして、普段は強い意志を持たない朱雀院の大きな決断が、一つは光源氏が栄華を極めるきっかけとなり、もう一つは光源氏の人生に影を落とす結果となったという結論には、一同驚き、その後納得し、脇役の影響力に若干恐ろしささえ感じた様子でした。
 参加者からは、「源氏物語、また他の物語を読むときには、主となる人々だけでなく、細やかな所にまで目を向けてみたい」「先生に朗読、解説いただき、景色や登場人物の心情が圧倒的な力を持って心を占めていき、源氏に忍び寄る晩年の暗さをもっと学びたいなと思いました」などの感想がありました。物語を読む際の視野が広がり、「知りたい」を大いに刺激されるひとときとなりました。

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コミカレ講演会 池谷裕二先生(3.11)

 3月11日(金)、東京大学薬学部教授の池谷裕二先生に、「脳を知って脳を活かす」と題してご講演をいただきました。本校2年生約240名、保護者及び一般の方々13名の参加がありました。
 講演は、知能はいくつかの要素によって決まり、そのうち最もつかみにくいのが熱意(やる気)であるというお話から始まりました。そして、人間にとって重要な役割を果たしているのは意識より無意識であるということを、様々な興味深い実験結果を紹介しながら熱弁されました。記憶は寝ている間に整理されること、学習には初期に多様な間違いをすることが重要であること、感情が表情を作るだけでなく表情や身体が感情を作ることなど、大変豊富な内容を学ぶことができました。講演の途中では、不思議な錯覚が起きる錯視図形を何度も見せていただき、その度に会場からどよめきが起きていました。
 やる気は体を動かすことで生じ、新しいことを知ることで学問は楽しくなる。これから大きく変わる社会で生き抜くために本当に必要な力とは、知ることを楽しむ柔軟性であると述べられました。質疑応答では、生徒から、知識の定着にベストな睡眠時間は何時間であるか、自分の専門性をいつどのように絞っていけばよいのかなど、活発な質問が出ました。楽しく、かつ、これからの受験勉強にも今すぐ役立つ貴重な講演でした。

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行事予定
3/26 PSTなし
3/28 離任式
京都市立堀川高等学校
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