京都市立学校・幼稚園
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Gプロジェクト チーム‘GAP’ 世界へ Vol.3

北一女高級中学校にて模擬国連2日目。
朝、会場に向かう際にガイドさんがひと言。
「今日みんな元気が少ないですね」

 慣れない環境で、持ちうる全ての知識や英語力を活用しながら交渉を行うことは容易ではありません。疲労が蓄積していく中で、孤軍奮闘する堀川高校の生徒たち。成功も失敗も入り乱れる中で、今ではすっかりfighterの顔になっています。

 丸一日の会議を終え、夜には台湾で一番歴史の古い圓山大飯店という名のホテルで晩餐会に参加しました。台湾全国から集まった生徒たちと共に、楽しい夜を過ごしました。一生の宝となるであろう、ここでの新しい友人との繋がりも深まったようです。



 いよいよ明日が、模擬国連最終日です。これまでの2日間を終え、最後の闘いに臨む生徒たち。昨夜、その意気込みを、彼女たちが1人ずつ語ってくれました。

桂さん
「ある国が出したresolusion(※問題に対する解決策)に賛成していたんですが、前夜のうちに同盟国がホテルで話し合いを行っていたこともあり(※台湾全国から集まった生徒たちは1つのホテルに宿泊していて、夜にも話し合いを行うようです)、詳しい内容がわからないというデメリットがある中で、自分の意見も言えなかったので、明日は、出た案の改善点を見つけて、しっかり自分の意見を主張していきたいと思います」

木多さん
「個人的な反省になりますが、2人ペアということもあって、ペアの櫻井さんに任せっきりでGeneral speaking(※会議の最中にある、自国の意見を表明する機会)が出来ていないので、明日こそは、最後なので、General speakingに出て、ベネズエラの代表として意見を発信していきたいです」

木村さん
「いくら会議の前に準備をしても、会議が進むにつれて、どんどん他の国の意見も変わっていくので(※模擬国連では、交渉や意見表明が繰り返される中で話の内容がどんどん具体的になっていったり、突然変わったりします)、会議の中で柔軟に自分の意見を言えるように、明日の会議では取り組みたいです」

櫻井さん
「これまで過ごしてきた2日間の会議では、あまりベネズエラの存在感を発揮出来なかったので(※ベネズエラ組は他国との同盟を組んでいますが、桂さんと同じように「夜にホテルで行われる話し合いに参加出来ない」というデメリットを感じているようです)、最終日となる明日の会議では、General speakingで、会議全体に影響を与えるような発言をしたいです」

もどかしい・悔しい思いは最後までつきまとうでしょう。しかし、恩田校長から頂いた激励にあったような、最も大切な「倒れても起き上がること」を、彼女たちは身をもって実践しています。

 日本に帰るとき、「悔い」だけはここ台湾に残さぬよう、全てをぶつけてきたいと思います!


写真上は、General speakingを行うAustria の桂さん
写真中は、General speakingを行うVenezueraの櫻井さん
写真下は、晩餐会会場である圓山大飯店という名のホテル内にておもてなし係のwongちゃんと

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行事予定
2/4 適応マラソン大会(雨天時:木曜授業)
2/5 3年I類追試
2/6 PST(9:30〜16:00) 2年:プロシード模試   1年コミカレ講演会(午前:近藤哲生氏)
2/9 木曜振替授業 (適応マラソン予備日) スクールカウンセラー来校日
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