最新更新日:2024/04/26 | |
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コアSSH 名古屋フィールドワーク
さる2月11日(祝)堀川高校コアSSH企画の名古屋フィールドワークが行われました。今年度は一昨年展示品の多くを改装された「名古屋市科学館」を訪問し,中学生44名(高校スタッフ12名)が探究活動に取り組みました。
さて,堀川高校では「総合的な学習の時間」の中で1年半をかけて探究活動に取り組んでいますが,中でも個人研究のテーマ選びは実に難しいものです。そこで今回の研修では,「竜巻製造装置(竜巻ラボ)」(写真上)や「プラネタリウム」といった科学館の展示品や催しから,研究テーマとなる「問い」を考え出すということを中学生に挑戦してもらいました。探究経験者である堀川高校生がスタッフとして彼らをサポートしました。 また,各中学校では科学館から提供された展示品のパンフレットに基づき,事前学習を実施していただきました。そのかいあってか,「ファインセラミックスの強さの秘密」「水をはじくものとはじかないものの違い」「対流の大きさが決まる条件」「三平方の定理の証明」等,ほとんどの中学生がテーマを見けることができました。 午後からは近隣のでんきの科学館において班別活動を行い,活発に発表会が行われました。(写真下)これらの活動の様子や成果は今後の探究活動の指導法の開発に役立てていきたいと思います。 【参加生徒の声】 ・名古屋市科学館では素朴な疑問がたくさんでてきたので,また家で調べたいなと思いました。 ・探究することでよりおもしろいことを知ることができるということも感じました。これからに生かしていきたいです。 ・同じ学校の他学年の人ともふれあえたり,いろいろな科学のことができて勉強になりました。 【引率の先生の声】 ・生徒は展示見学を行いながら,どんどん新しい疑問が生まれていました。 ・お客さんが多い中でもしっかり活動ができていたので,ためになったと思います。 ・京都にも青少年科学センターがあります。自由研究のテーマ見つけに困ったら,京都の科学センターも活用できたらよいですね。 |
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