京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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スタディーサポート実施

 1,2年生はスタディーサポートに取り組む1日でした。

 朝の健康観察票チェックは,今朝も担任や監督の先生方が行いました。これから先も,当分の間,油断なく,検温など自分の体調管理を欠かさないよう指導していきたいと考えています。

 京都市からは感染防止に係る周知啓発のためのチラシも配布されています。こちらをご覧ください。

 スタディーサポートには,教科の基礎学力のチェックのみならず,生徒たちの学習に向かう姿勢や,進路意識をチェックする「学習状況リサーチ」も含まれています。新入生は合格者登校日のプログラムの中で,スタディーサポートに取り組みます。

 4月当初には各学年ごとに,学年団,教科担当者,探究基礎ゼミ担当者はじめ多くの教職員が集まる学習状況連絡会や進路検討会を設定し,これらのデータを活用して,新年度の生徒の学習指導・進路指導の方向性を共有します。生徒個人については,各教科の自己採点をして,復習や補強が必要なところを知ってこの春に取り組んだり,新担任の面談時にも活用したりしていきます。

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令和2年度 国家公務員の出身高等学校への派遣

 本日は学年末考査の最終日。その午後の時間を活用して,国家公務員として現在活躍中の卒業生によるオンライン講演会&座談会を行いました。昨秋,内閣官房内閣人事局からお話をいただき実現した企画で,堀川高校卒業生12期生の佐竹 花々実さん(警察庁交通局交通企画課法令係長)のお話を聞くことができました。

 行政官,国家公務員としての仕事内容を,わかりやすい具体事例も挙げながらお話しくださり,誇りと使命感,充実感をもって職務にあたられていることが伝わりました。高校時代を振り返って,高校生活を「ひとつの社会モデルの中で,自分の軸を見つける練習の時間」と表現され,気持ちにブレーキをかけずに,気負わず,何かワクワクすることに時間を使って進んでほしい,とエールを送ってくださいました。講演会後には個別の質問にも答えてくださり,参加した1・2年生にとって貴重な体験になりました。

 学年末考査を終えた1,2年生は,午後から,この講演会の参加や,部活,春の取組の準備に動き出していました。明日は「学びの基礎診断」のツールでもあるスタディーサポートに挑み,それぞれの学年の各教科の堀川高校でつけるべき基礎力のチェックを行います。

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3月5日 啓蟄

 学年末考査4日目を終えた1,2年生の生徒たちには,8日(月)の中期選抜の準備のため,13:30までの下校を促しました。9日(火)が考査最終日となります。
 20期生の生徒の中には,卒業式の翌日朝早くから,国公立大学中期試験・後期試験の備えとして,自習室で学習をしたり,個別添削指導や面接指導を志願する生徒もいて,今日も登校しているそういう生徒たちにも下校の協力を求めました。

 大地が暖まり,冬ごもりしていた虫たちが春の訪れを感じ,姿を見せ始める。二十四節気のひとつ,啓蟄はそんな意味を持っています。今年は今日がその日。堀川の通用門を入って教職員玄関に向かう左手にある木蓮の蕾がいつの間にか随分大きく膨らんでいました。雨の合間,白い蕾が雲間の青空に映えていました。

 明日,明後日の土日は,中期選抜のための安全策として学校を閉鎖いたします。できるだけの準備を整え,最後まで堀川を目指して頑張り続けている普通科中期選抜受検生のみなさんを迎えます。

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「10年後のワタシへ!」

 過日,NHK京都放送局から「…卒業を間近に控えた高校生たちは、新型コロナの影響を受けながらも、いま夢や目標に向かって旅立とうとしています。そこでNHK京都放送局では、京都府内すべての高校に、『10年後の自分に向けたメッセージ』を募集」したい,という企画の依頼がありました。

 堀川高校では,1,2年生時には学校説明会リーダースタッフとして活躍し,3年生でも最後まで誠実に学ぶ姿勢を貫いた自然探究科 中西駿介さんにお願いをし,コメント動画を撮影・送付しました。3月2日(火)の夕刻の番組で放映され,その後以下のサイトで動画が公開されています。ご覧ください。

https://www.nhk.or.jp/kyoto/highschool/index.html

 中西さんは,昨年3月,校内選考を突破して参加できる予定だった,SSHドイツ研修が中止になってしまったことを悔しく思いながらも,歩みを止めず自分の進路目標に向かっていきました。20期生ひとりひとりが,昨年度末からの状況の中で,諦めなければならなかったこと,予定を変更せざるを得ないこと,に遭遇し,不安な気持ちを抱えながら,それでもご家族や仲間,時には教職員に適切に力を借りながら,未来に向かって進んでくれました。

 20期生たちは,今後予測できない状況に遭遇することもあるでしょうが,校長が卒業式式辞で語られた「勇気」という言葉を胸に,しなやかにしたたかに歩み続けてくれることを期待しています。

 「自立する18歳」として巣立った20期生の10年後。豊かなれ,と願うばかりです。

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読書の魅力

 本年度の京都市立高等学校読書感想文コンクールには,第2席,第7席,佳作,と2年生3名の生徒が入賞しました。また,第2席の生徒は,合わせて,66回青少年読書感想文京都府コンクールにおいて,佳作を受賞しました。たいへん嬉しい知らせでした。

 本日考査後,そのうち2名の生徒について,図書館長の教員も見守る中,校長からの伝達表彰を行い,賞状と副賞を授与しました。
 二人の生徒に読書の魅力を尋ねると,よく読む作家をあげた上で,「その世界に入り込める。」「耽美!現実では到底ありえない耽美な世界を垣間見られる。」と話してくれました。
 
 本校は図書館利用率も高く,日常の中で当たり前のように読書をする生徒も多く,また探究基礎の個人研究において,必要に迫られる場面も多々あります。一方,「何を読んだらいいんだろう」と手をつけかねる生徒のための読書指導も行っています。例えば,今年度も国語科の教員が中心となっての『読めるものなら読んでみろ』編集委員会から「〜堀川高校教職員からの挑戦状〜読めるものなら読んでみろ2021」が発刊されました。教職員が堀高生に勧めたい本の紹介文をまとめた冊子で,卒業生に贈られる他,教室や図書館に置かれています。

 教員が紹介した本の一例をあげると,「不穏の書,断章(フェルナンド・ペソア/澤田直訳)」「父(芥川龍之介)」「革新幻想の戦後史(竹内洋)」「働きたくないイタチとことばがわかるロボット(川添愛)」「工業化の歴史的前提(川北稔)」…

 生徒も教職員も,「教養の獲得」を視野に,また人生をより愉しむためにも,少し背伸びをした読書にも勤しんでいきたいと思います。

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第31回 数学オリンピック 地区表彰

 本日考査後,今年度の数学オリンピック予選の地区表彰者として表彰を受けた2年生の生徒について,校長からの伝達表彰を行いました。
この表彰は,各地区の応募者の約1割の成績上位者に与えられる賞。強者揃いの数学オリンピック応募者の中で,優秀な成績を修めた成果です。

 彼は,自分で全ての手続きをして応募したので,担任も公益財団法人 数学オリンピック財団からこの受賞の報を受け取るまでその挑戦を知りませんでした。高校1年生のときも応募をしていたことも話してくれ,嬉しい驚きでした。このように,主体的に学校の外の世界で評価の機会を得て,ごく自然に自分を鍛えようとする心構えは,本当に頼もしいと思えます。

 校長から賞状が渡されたあと,担任の教員を交えて,少し話をする時間を持ちました。校長の「数学はあなたにとってどういうところが面白い?」という質問に対して,「自由にものごとを考えられ,自由に表現することができるところです。」という本質的な回答をしてくれました。将来は数学の研究者を目指しているとのこと。彼が数学に対して益々の探究心を発揮してくれることと,数学を自分の他の興味関心や,社会や世界と繋げていってくれることを楽しみにしています。

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3月2日(火)からの学年末考査について

 京都府の緊急事態宣言が2月末に解除されました。本校では引き続き感染拡大に留意しながら,教育活動を実践してまいります。ご家庭におかれましても,これまで同様,生徒の健康観察等,ご協力をお願いいたします。

 明日2日(火)〜5日(金),9日(火)の1,2年生学年末考査につきましては,お知らせしておりました通り,既に発表している各学年の「学年末考査時間割」に変更なく実施いたします。
 学年末考査後の各学年の取組については,学年からの指示に従ってください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

お元気で

 陽ざしに温かさを感じる本日,20期生生徒諸君の第73回卒業式を挙行しました。卒業生1人1人が凛々しく爽やかな「自立する18歳」としての姿を見せてくれました。そして,力強く巣立っていきました。
 新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が解除されたところですが,密集の回避や時間の短縮等,拡大防止にできる限り留意しながら実施しました。みなさまに趣旨をご賢察いただき,またご協力をいただきましたことに,深く感謝申し上げます。
 以下に,卒業式式辞の一部を紹介します。


 20期生諸君,卒業おめでとう。君たちの卒業を心から祝します。

 君たちが卒業とともに手にする自由は,高校生であるというある種の束縛からの解放だけでなく,保護からの離脱も意味します。束縛は感じやすいものですが,保護は気づきにくいものです。自分を守ってくれるものが乏しいと思われる世界にただ独り立つ,ということを想像してください。

 今や,世の中のほとんどのものが,他者からの依存に応えようとデザインされているように思われる中で,私たちはその利便性ゆえに,依存していること,守られている側にいることを忘れてしまいます。私たちにとって,他者や社会というものは,自分の前に立ちはだかるものかもしれません。しかし,私たち自身がそれに向き合い,その中に依存先を開拓していくことで,やがて,私たちを支えてくれるものに変わっていくのでしょう。

 今後,これまであった時間の区切り,行動の制限,それらの束縛はどんどん緩やかになっていきます。そして,保護も確実に希薄になっていきます。なぜ,保護が希薄になるのか。それは,君たちが「誰かに何かに守られる側」から,「誰かを何かを守る側」に立場を変えていくからです。謙虚に自らを見つめ,自分のもつ能力と情熱を自分以外の人や社会のために使ってほしいと思います。成長するというのはそういうことでもあります。

 自由になって束縛からも保護からも放たれるとき,1人の人間としてどのように生きるのか,という問題に直面します。答えはさまざまあるでしょうが,どのような答えにせよ,自分の責任で求め,導き出すほかありません。それはとても難しい取組です。覚悟が必要になります。ひとり困難を前にして,「人間は実に弱い存在である」ということを思い知ります。臆病な自分に気づきます。ただし,臆病であるからといって,恥じる必要はありません。大切なのは,困難から逃げないことです。手に汗し,ひざ震える思いの中で,逃げずにこらえることはつらいものですが,そうして耐え忍ぶこともまた勇気と呼ぶのです。自分自身に誇りをもって,1人の人間として生きるために,自由に生きるために,どうか君たちの中にほんものの勇気を育んでください。

 人間は1人で生きていません。また,1人では生きていけません。個人のかけがえのない大切な生活は,私たちの生きる社会や世界の動きと無関係には存在しない,ということを忘れないでいてください。人間の未来に希望を見出す営みは,過去を振り返り,現在を知ろうとする努力から始まります。私たちの不断の努力と見識によって,成熟した社会を築いていくことが必要です。誇り高く自由に生きるためには,自らが,真に豊かで平和な社会を創ろうとする一員として,行動することが必要です。

 20期生諸君,みなさんは「虹」と呼ばれてきました。谷内秀一前校長が3年前の入学式で,「虹」に託す思いを語られました。自分や自分たちとは異なる多様な考えを否定,排除するのではなく,受け入れ,尊重すること。わかり合えないからこそ,わかり合おうとする態度と力を,ことばによる対話を通して育ててほしい,という思いでした。

 君たちの中のある人が,クラスの日誌の中に書いていました。「この1年間の中だけでも,驚くほど私は変わりました。中学3年生の自分と比べると,もはや別人のようです。高校での3年間でたくさんのことを経験し,変わりました。いつまでも感謝の気持ちを忘れずに走り抜けたいと思います。」また,ある人はこう言っていました。「堀川での人との出会いが自分を変えてくれた。総力をあげてぶつかってくる人たちに囲まれていた。そんな堀川らしさを心ゆくまで浴びた自分がいる。」

 人は環境を生かし取り組むことによって,成長することができる。君たちは君たち自身の力で人を変えることができる。君たちはこれから歩む人生において,謙虚に学び,人と交わり,多様な経験を重ねていきます。見えるものをまっすぐに見て,聞こえるものをじっくりと聴くこと。そしてまた,想像力を豊かにし,見えないものを思い,聞こえない声を受けとめること。そのために,君たちのもつ力を正しく,余すことなく使ってほしいと思います。自分が願うものを,自分らしく追い求めていこうとしつづける君たちを,母校である堀川はずっと見守っていきたいと思っています。

 20期生のみなさん,ここに1つ,堀川に大きな歴史を刻んできたみなさんに対し,心から感謝を伝えたいと思います。ありがとう。

橋詰 忍

第73回 京都市立堀川高等学校 卒業式

 弥生3月。朝から春めいた陽の光に恵まれた今日,第73回卒業式を無事挙行することができました。現在の状況の中で,こちらからのさまざまのお願いにご理解とご協力をいただき, 20期生237名の卒業を祝してくださいました堀川同窓会会長様,堀川財団会長様,学校評議員様,地元本能自治会会長様,そして堀川高等学校PTA会長様の5名の来賓の方々,また20期生保護者の皆さまに心より御礼申し上げます。

 京都市長 門川大作様,京都市教育長 在田正秀様からは御祝辞を頂戴し,生徒・保護者に配布させていただきました。また,卒業生の出身中学校始め,多くの祝辞・祝電をいただき,アリーナに掲示いたしました。皆さまの祝意を,卒業生・保護者・教職員一同,感謝いたしております。本当にありがとうございました。

 答辞代表生徒,校歌ピアノ演奏生徒,卒業証書授与の際のクラス代表生徒,記念品贈呈代表生徒,卒業生の歌「旅たちの日に」ピアノ演奏生徒を始め,全ての虹の20期生が清々しく堂々とした姿を見せてくれました。

 答辞を述べた生徒は,3年間のさまざまな場面を振り返りながら「理不尽な総力」という言葉を逆説的に使って,自身と仲間の堀川での成長と周囲への感謝を,率直に伝えてくれました。

 在校生代表生徒は,先輩たちに刺激を受け,“堀川”を知った自分たちが,現在の1年生22期生とともに,4月に迎える23期生を牽引して“堀川”を受け継いでいくと,力強く送る言葉を述べました。

 退場曲は生徒たちが選んだ,ゆずの「虹」とRADWIMPSの「正解」。各クラス担任を先頭に,校長と学年主任の祝福を受けて,拍手の中アリーナを後にしました。出口では,学年担任より花が贈られ,アリーナ場外には教職員が花道を作って見送りました。

 式終了後には,保護者の皆さまに,校長より教育委員会からいただいた感謝状の贈呈も行いました。卒業記念品としていただいた,アリーナの音響機器一式は大切に活用させていただきます。

 教職員一同,20期生の卒業生と保護者のみなさまに,「さきくとばかり」願っております。

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20期生卒業式予行

 本日,本番通りの10時スタートで式の予行を行いました。卒業証書授与のクラス代表など,動きの確認が必要な生徒は9時前からアリーナに集合し,教員たちと打ち合わせを行いました。

 その後,各HRで卒業式の流れや入退場の動線,座席の位置等の確認を行ってから,教室を出て入場のために整列しました。学年主任を先頭に全クラスが入場,クラスとクラスの間隔や歩くスピードなどをチェックしました。それから式次第にしたがって予行を進めました。全員での起立・礼・着席のタイミングを合わせる練習も行っていくなかで,だんだんと本番を意識したピリッとした良い空気感が生まれてきました。

 その後本番の退場の形で各HR教室に戻り,LHRや清掃を行いました。生徒たちは,卒業アルバム委員を中心に知恵を出し合って製作した卒業アルバムや,PTAからの卒業記念品も受取り,あとは卒業証書をいただくだけとなりました。

 それらが終了した後,各種代表生徒はもう一度アリーナに集まり,動きの最終チェックを行いました。今年度は斉唱・合唱を控えるために,校歌と卒業生の歌をピアノ演奏する生徒たちは,何度も曲をさらって電子ピアノの鍵盤やペダルのタッチや楽譜の置き方を点検して,本番に備えていました。

 その後壇上のしつらえも事務長を中心に整え,3月1日を待つばかりとなりました。
 
 3年生の保護者のみなさま,既にご連絡しているとおり,緊急事態宣言が解除されましても,1月のご案内でお知らせした内容で卒業式を挙行いたします。ご協力の程,どうぞよろしくお願いいたします。
 
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行事予定
3/10 1・2年スタディサポート (中期選抜追検査)
3/11 スクールカウンセラー来校(午後)
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp