京都市立学校・幼稚園
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ハートフルマーク

対面式 その3

各クラス発表



 写真上:1年4組
 写真中:1年5組
 写真下:1年6組

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対面式 その2

各クラス発表



 写真上:1年1組
 写真中:1年2組
 写真下:1年3組

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対面式 その1

 4月10日(月)午後、始業式が終了し、引き続き、生徒会執行部による「対面式」を行いました。生徒会執行部の事前計画と準備がしっかりなされており、スムーズな運営はお見事でした。司会進行の文化部長と文化副部長のトークもアドリブが聞いてとても好感が持てるもてるものとなっていました。
 対面式は、各クラス毎に3分以内のパフォーマンスを披露するという催しです。新入生に堀川高校の雰囲気を感じてもらうためと、クラスの団結力を向上させることを目的に毎年行われているものです。
 最初に在校生代表の生徒会長からの挨拶があり、引き続き新入生によるクラスパフォーマンスが披露されました。準備期間が短いなか、どのクラスも工夫を凝らしたものとなっていました。今、流行のお笑いなどをアレンジしたものが多く披露されましたが、クオリティーの高いものに仕上げられていました。



 写真上:生徒会執行部
 写真中:てきぱきと運営(誘導)する生徒会
 写真下:新入生代表挨拶

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一線を引く

 4月10日(月)午後、平成29年度前期始業式を行いました。
 新1年生は、2年生と3年生の間に、クラス毎に入場し、大きな拍手でお迎えをしました。全員がそろったところで、年度最初の恒例行事、音楽科田中先生による校歌練習を行い、練習終了後、放送局生徒の司会進行で始業式を開始しました。
 校歌斉唱の後、恩田校長から新転任教職員の紹介があり、続いて校長からのお話がありました。お話の柱は以下の2点でした。

「感じとることの大切さ」
例えば、身近なところに、聞こえに課題のある人がいたとする。その時にどうしたら気づいてあげることができるのか。特別なことを求めているわけではない。困っていることに気づき感じる力こそが大切だと思う。そのような感じる力を磨いてほしい。

「一線を引くことの大切さ」
 世の中や私たちの身の周りには「これはちょっとなぁ。」という自分には受け入れがたいことがあったり、人がいたとする。そう思うことは誰にでもあることだ。しかし、そう「思うこと」と、それに対して批判的な「ことば」「ふるまい」「行動」にすることは、全く意味が違ってくる。そこにきちんと線を引くことができる人になってもらいたい。
以上2点は、「自立する18歳」となるための大切なことである。

 次に、学校生活部長村石先生からのお話があり、前期始業式が終了いたしました。
話の中でも、マナーとマンネリズムについては示唆に富んだ内容で、生徒たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。
 「manner」(本来英語では「manners」となりますが、)に「ism」をつけると「mannerism」となり、私たちのよく聞く「マンネリズム」となります。マナーを守ることは大切であるけれども、何のための、誰のためのマナーであるかを明確に意識しなければ、型にはまり、主義が前面に出て、本来の意味が薄まり、マンネリとなってしまう危険性がある。自立する18歳に近づくためにはそうならない自分自身が必要だ、という内容でした。

 10日から新しい年度の堀川高校がスタートしました。すべては「自立する18歳」の育成に向けて、生徒たちも教職員も全力でチャレンジしていきます。



 写真上:新入生入場
 写真中:新転任教職員紹介
 写真下:恩田校長挨拶
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人間(じんかん)いたるところ青山(せいざん)有り

(入学式式辞概要)
 新入生諸君,これまで,わが国では,高校までは公式,法則などシンプルで美しいセオリーを身につけ,大学で初めて,それまで覚えてきた知識・技能について,いかに美しいものでも疑ってみることで研究がスタートする構造になっていました。この「間違いがあるかも」「今の時代に通用しないかも」を探究活動に込めて高校から始めたのが堀川での学びです。研究は,辛抱強いエビデンスの集積と新しい発想が求められます。研究は孤独な作業ともいえます。しかしポスター発表など質疑応答などという対話によって進化すること,仲間との喧々諤々の議論によって,自分の考えが出来上がってくるものです。研究は,背後に隠れていること,裏にあるものなど,見えないものを見せ,そして証明する。そのために再現,実験,アナロジーを駆使してインテイク,アウトプットし山に登っていきます。堀川らしさとは,バカらしいと思われるような発想や質問もウェルカム,好奇心と困りの解決こそモティベーションといえる耐久力,発表ではフリーズせず,言葉をつないで質問をどう切り抜けるか,さらに普段からの対話やコミュニケーションを力に代えて,助け舟を出すチームワークも身につける,などといったこれまでとは違う学びの場を楽しめる人になってください。私たちが19年前に掲げた探究活動の手段である,課題研究やポスター発表は今やSSH校,SGH校などトップ層の育成と裾野の開拓として広がってきました。それでもこの堀川でしか学べない,ここで共に学ぶことによってしか獲得しえないプロセス,日々の学習,探究活動に取り組み,学ぶ姿勢やモティベーションを生み出す様々な朋と愉しむ営みを大切にする。これこそ絶対に真似が出来ない主体的な学びをともに実現していきましょう。
 登山の世界ではよく「山は登るより降りる方が難しい」と言われます。山の事故も7割以上が下山で発生しています。どんなに高い山頂に到達しても下山して初めて成功であり,山頂は折り返し地点に過ぎません。学校での勉強も同じことが言えるのではないだろうか。高校受検を五合目ととらえて足元だけ見てさらに狭い山の頂を目指すのではなく,堀川高校入学のこの機会に下山してさらに高峰を目指してほしい。下山の時に気付くのは,「全体を見渡せているつもりでいても,じつは見たいものしか見ていない」ということです。人間は自分が体験してきたことから,なかなか抜けきれないものです。時間の多くを高校受検で頑張ったことで,関心のなかったことや,関わることができなかったことにも目を配りながら,「新しいものさし」とは何か,「新しい目標とは何か」について次の出発点に立とうではありませんか。「想定外」という言葉が近年行きかっていますが,「想定外」ということは,別の言い方をすれば,それ以上のことを考えていなかった「思考停止」した結果でしかありません。地球上に70億人以上が生活し,そこには,住居,言語,生活,宗教など,全く異なった文化があります。この環境が,いろいろな問題を醸し出し,常に何が起こっても不思議ではない現実があります。このような予測できない未来に向かって,何が正しいのかというテーマ設定自体が愚問でかつ無意味と言われていますが,かと言ってでは何もしないかということも,まさに思考停止でしかありません。
 「プレッシャーだ」,「困難である」,ということはいつでも言えます。ただし,こう言ってしまうと,既にそこで物事はストップし,問題解決へのステップを放棄することでしかなくなってしまいます。そして優秀な人たちがこれらの困難を背負ってくれなくなってきています。今までも高い山を目指して登り続けたかもしれなませんが,これから登ろうとする山は,さらに険しく,道のない山です。その山に挑戦するということは,これまでの経験にこだわらない発想法を装備してともに高みを目指そうではありませんか。もっと高い山に興味があるのに,一歩踏み出せずにいる方はいませんか?何を恐れているのでしょう?挑戦することによって,今の小さな幸せを失うことが怖いのでしょうか?ちっぽけな幸せにしがみついている限り,大きな幸せを手に入れることはできません。それに,今いる場所だって,いつまでも安全安泰かなんて分かりません。しがみつくに値するほどの幸せかどうか,よく考えてみることです。足もとばかり見つめていないで,顔を上げて遠くを見渡してみましょう。高い山の裾は広い。無限と言ってもいいでしょう。どこかにあなたの本当の居場所がある。思い切って飛び出しましょう。君たち19期生は「山」と名付けます。19期生諸君,困難に動ずることなく,想定外にもスピード感とユーモアをもって立ち向かう,未踏の山のような大きな器となり,堀川の歴史を刻んでください。



 平成29年4月10日 学校長 恩田徹




 写真上:式辞
 写真中:新入生代表宣誓
 写真下:教職員紹介
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第19回教育研究大会のお知らせ

 日時:平成29年6月30日(金)9:30〜17:00
 会場:京都市立堀川高等学校
 参加対象:学校関係者,教育関係者
 参加費:無料
 内容:1.全体会 1
    2.研究授業,公開授業
    3.分科会(研究協議等)
    4.全体会 2

案内,プログラム,申込方法は5月上旬までにHPに掲載致します。
参加ご希望の方は,お手数ですが5月上旬にHPをご確認ください。

堀川高校の歴史

 昭和23年学制改革により新制高校が誕生するや、京都市は小学区制・総合制・男女共学制の原則を立てて市内公立高校を再編成した。
 本校は、明治41年創立以来京都市立堀川高等女学校として40年の歴史を持つ校舎に拠り、中京地区を中心に普通・商業・家庭及び音楽の4課程を設置、約2,000名の生徒を擁して、京都市立堀川高等学校として発足することとなった。

昭和23年10月20日 開校式  吉原好人学校長に就任
昭和23年11月 6日 PTA結成  育友会として発足
昭和23年11月 9日 生徒会発足
昭和24年 4月12日 校章・バッジ制定
昭和25年 2月26日 旧京都市立堀川高等女学校同窓会と本校同窓会が合同
堀川同窓会として発足
昭和25年 5月13日 音楽課程に専攻科設置  修業年限2年
昭和25年 5月27日 財団法人京都市立堀川高等学校教育財団結成
昭和26年 4月 8日 上京区出雲路立本町103に出雲路分校設置
昭和27年 3月31日 出雲路分校廃止 (音楽専攻科は京都市立音楽短期大学に昇格)
出雲路分教場設置 音楽課程を収容
昭和27年 4月15日 吉原好人校長退職 平井乙麿学校長に就任
昭和27年 7月22日 平井乙麿校長退職 米田貞一郎学校長に就任
昭和28年 3月 7日 家庭課程廃止
昭和31年 9月 5日 音楽課程 左京区聖護院円頓美町に移転
昭和34年 6月10日 生徒食堂落成
昭和38年 3月31日 全日制商業課程廃止
昭和38年 4月 1日 米田貞一郎校長転出 向井寛学校長に就任
普通課程・音楽課程高等学校として発足
昭和40年 3月31日 向井寛校長退職
昭和40年 4月 1日 三木正雄学校長に就任
昭和42年10月 6日 体育館竣工
昭和45年 3月31日 三木正雄校長退職
昭和45年 4月 1日 服部梶蔵学校長に就任
昭和51年 3月31日 服部梶蔵校長退職
昭和51年 4月 1日 水上良市学校長に就任
昭和51年 4月24日 生徒新食堂落成
昭和52年 4月12日 水上良市校長転出 高倉貫太郎学校長に就任
昭和54年 3月31日 高倉貫太郎校長退職
昭和54年 4月 1日 仲田一郎学校長に就任
昭和55年 2月23日 校歌・校旗制定
昭和55年 4月 1日 音楽科 西京区大枝沓掛町14−26に音楽科分校として移転
昭和55年 7月10日 視聴覚室・図書館・情報処理棟(A館)竣工
昭和56年 3月31日 仲田一郎校長退職
昭和56年 4月 1日 門前和学校長に就任
昭和57年 3月31日 門前和校長退職
昭和57年 4月 1日 多田孝敏学校長に就任
昭和60年 3月31日 理科・工芸実習棟(B館)竣工
昭和61年 3月31日 多田孝敏校長退職
昭和61年 4月 1日 恩田修三学校長に就任
昭和63年 3月31日 恩田修三校長退職
昭和63年 4月 1日 塩見徳男学校長に就任
平成 2年 3月31日 塩見徳男校長退職
平成 2年 4月 1日 三宅宗純学校長に就任
平成 4年 3月31日 三宅宗純校長退職
平成 4年 4月 1日 河村正学校長に就任
平成 8年 4月18日 育友会 堀川高等学校PTAと改称
平成 8年 9月17日 校舎全面改築開始
平成 9年 3月31日 河村正校長退職
平成 9年 4月 1日 山崎晃学校長に就任  音楽科 京都市立音楽高等学校として独立
平成11年 4月 1日 新校舎に移転 人間探究科・自然探究科設置
平成11年 9月 1日 文部科学省・総務省共同事業「先進的教育用ネットワークモデル地域事業」の研究指定校となる
平成12年 4月28日 グラウンド等外構設備完了
平成13年 3月31日 定時制課程閉制
平成14年 5月23日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校となる
平成15年 3月31日 山崎晃校長退職
平成15年 4月 1日 荒瀬克己学校長に就任
平成17年 4月 1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の5年間延長の研究指定を受ける
平成17年 8月17日 本能館竣工
平成20年10月20日 創立100周年  堀川憲章制定
平成22年 4月 1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校及びコアSSH採択校となる
平成24年 4月 1日 荒瀬克己校長転出 川浪重治学校長に就任
国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進に関する研究指定を受ける
平成26年 4月 1日 川浪重治校長転出 恩田徹学校長に就任
スーパーグローバルハイスクール(SGH)の研究指定を受ける
平成27年 4月1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校及び科学技術人材育成重点枠採択校となる

さくらのたより

堀川高校のさくらたち




宇多田ヒカル曰く、
 「ユーモアって、どうにもできない状況に対して、唯一できること。」





 写真上:ソメイヨシノ
 写真下:カイドウザクラ
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さくらのたより

少しずつほころびはじめました。






イタリア ストロンボリ島の老漁師曰く、
「町には欲や物が多すぎる。だからひとつでもないとパニックになる。足りない状況にあれば、順応するもの。そうすれば自立した人間になれる。」

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平成29年度学校経営要項

 平成29年度京都市立堀川高等学校「学校経営要項」は以下からご覧ください。

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  https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...
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行事予定
10/14 1・2年駿台模試  3年共催記述模試
10/16 金曜振替授業
10/19 自立する18歳の日    スクールカウンセラー来校日
10/20 創立記念日
京都市立堀川高等学校
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