最新更新日:2024/11/11 | |
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平成28年度離任式
3月24日(金)10時より、本校アリーナにて離任式が開催されました。17,18期生の在校生と卒業生を対象に行われました。
19名の転出・退職教職員のなかで、11名の方が参列くださいました。一人ひとりの思いのこもったご挨拶をいただき、在校生や卒業生、教職員は感動ひとしおでした。 平成28年度京都市立学校教育表彰
3月21日(火)京都市役所にて「学校教育表彰」が行われ、本校から2年生の長谷部依央さんが「グローバルサイエンスキャンパス平成28年度全国受講生研究発表会優秀賞」で表彰されました。
当日は、小学生、中学生、高校生あわせて15名程度の児童、生徒が参加しており、在田正秀教育長より表彰状の授与と、一人ひとりにお祝いの言葉を頂きました。 その後、受賞者たちがそれぞれ受賞の喜びと今後の抱負を述べ、最後は記念撮影を行いました。 30分ほどの時間でしたが参加した生徒たちは程よい緊張感を味わい、今後の決意を新たにしていました。 写真上)表彰状の授与 写真下)長谷部さんニッコリ。恩田校長、在田教育長と一緒に記念撮影。 離任式について
平成28年度離任される教職員をご紹介いたします。(敬称略)
(○のついている方は,離任式に出席される予定です。) 橋詰 忍(英語 主幹教諭) 吉町 季至子 (国語) 工藤 純心(国語)〇 河野 泰治(数学)〇 三浦 幸一郎(数学)○ 中野 高志(数学)〇 金田 将裕(理科)○ 清水 嘉久(保健体育) 日高 佳哉子(家庭)○ 河崎 正人(英語)〇 中山 祐子(英語)〇 芹澤 和彦(英語)〇 林 元寧(英語)〇 廣瀬 智子(英語)〇 岩本 武夫(実習助手) 左近 三友紀(実習助手) 佐別當 智子(SSH事務員) 綿谷 美恵(SGH事務員) 小北 勉(管理用務員) 離任式は,3月24日(金)10:00〜 本校アリーナで行います。 離任式の列席対象者は,本校在校生及び卒業生です。 東北プロジェクト報告!
3月17日から3月20日まで行われた東北地方研修ですが,昨日全員無事に帰還いたしました。東日本大震災から6年たった被災地の状況を見て,現地の空気,被災地に住む人の様子などを肌で感じ取り,自分たちの国の抱える問題や,ボランティアをすることの意味を考える有意義な機会となりました。本フィールドワークを通して「考える」に加えて,「感じる」が大切であることを学びました。「感じる」ことを意識することで,研修で行った内容全てに裏で何かをしてくれている人がいることに気付くことができていました。
フィールドワークに同行した西大和学園の生徒とのグループワークの際には,事前に京都で考えたことと,被災地の現状の違い,今後どのように行動をするべきか等に対して積極的に発言し議論も活発に行われました。他の学校と協力して課題に取り組むことで,普段関わる仲間とは別の視点を持つ人の意見を聞き,考えることができ,生徒にとって本当によい刺激になりました。 今後,この活動から得られたものを広めてもらえればと思います。 写真上)現地でお世話になった村上先生を囲んで。多くの事を学びました。 写真中)桜が咲きますように。苗木を植えています。 写真下)みんなでパチリ 東北プロジェクト出発!
自主ゼミの一つである「Sknect」がきっかけとなった,東北地方の被災地に訪れるフィ−ルドワークに出発しました。参加生徒は16期生4名,17期生9名です。
3月17日から20日での4日間の予定で,気仙沼や陸前高田を中心に訪問する予定です。生徒は普段の学校の授業とは全く違う「学び」に対して事前準備をおこない挑んでいます。このフィールドワークで新たな「学び」を得られればと思います。 写真上)出発前。プロジェクトメンバーが決意を校長に伝えています。 写真中下)17日の出発の様子。行く・見る・感じるスタート!いってらっしゃい! 終業式
3月17日(金)11時よりアリーナにて、後期終業式を行いました。校歌斉唱の後、後期活躍した生徒の伝達表彰を行い、恩田校長からの挨拶がありました。校長からは、「学ぶものとしてどう行動するのか。自分の行動に責任を持つこと」と語りかけられました。飲みかけのペットボトルをゴミ箱に捨ててよいのか。歩道で自転車通学中に歩行者と接触、その場での誠意ある対応ができているのか。メールやラインなどネット社会での他者を尊重した利用の仕方ができているのか。などと問いかけられて、一人ひとりが1年間の活動を振り返り今後の行動を見直す機会となりました。
3年生となる17期生、海外研修を終えた18期生とも4月からは新たな1年が始まろうとしています。社会の一員として、自立に向けてエンジンを大きくするとともに、他者を尊重できるものの見方・考え方のできる、品位のある人間力を着実に身につけていくことを期待しています。 第69回卒業式
夜空でも繋がれ
センター試験の大雪に始まった本年も寒さが少し緩み,日ざしに温かさを感じる季節となりました。京都市立堀川高等学校第69回卒業式にあたり,式辞の概要をお伝えいたします。卒業生の皆さんは自信とともにおかげさまの精神も持ってください。私からも保護者の皆様にお祝いと感謝を申し上げます。探究校,研究開発校として,自立する18歳の育成を私どもとともに見守ることは,ひやひやどきどきの連続であったかと思います。日々の学習と探究活動,その学びの場である委員会活動,リーダー・スタッフ活動,文化祭など特別活動,自主ゼミや部活動など課外活動に多くの時間とエネルギーを頂戴し,本校教育に対するご理解とご支援を頂戴いたしましたことに厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。次の探究のステージに向かうにあたり,堀川での経験が,どのような新たな世界でも,深く学び,考え抜き,リスクテークし挑戦する胆力を生み出してくれると信じます。どうかこれからも堀川高校をお見守りいただけることを願っております。海外の大学はもとより,わが国でも授業やイベントのインタネットでの公開が始められています。もはや,そこで得られる知識や情報,コンテンツは世界共有になってしまったといえます。高校改革のモデルとなっている本校の探究もモデルコンテンツとして全国的に広がっていくと思います。いまやどんな情報も知識もインタネットで簡単に手に入ります。そのことを大前提にしつつ,それでも「ここ堀川で共に学ぶ」ことが重要だといわれることが大事だと思います。本校の存在価値は,新しい知識や情報を得る場所としてだけではなく,共に学び,議論し,取り組む点にあることで存在感を発揮してまいります。 さて空の16期生諸君(※堀川高校では,入学時よりその学年の「言葉」を決めて,3年間指導しております。16期生は「空」と名付けておりました),これまで,空の青さとつながりについてお話しする機会が多かったのですが,今日は夜空についてお話して,激励とさせてください。19世紀の哲学者ヘーゲルと1820年に書かれた代表作『法哲学概要』についてはご存知だと思います。その方法論は200年前の探究活動の先哲ともいえます。彼は,その中で,「ミネルヴァの梟は迫りくる黄昏,つまり夜になって初めて飛びたつ」と述べています。ミネルヴァはギリシア語では女神アテナです。梟は彼女が同伴している「知恵」の象徴です。西欧では,古来,梟は学問の神ミネルバの化身と考えられてきました。梟は夜行性の生き物ですから夜にならなくては飛びません。ヘーゲルは,梟のこの行動様式の中に学問の負う宿命を看取したといえます。西欧的「理性」が,その自己を実現する「目的」すなわち「終わり」の達成に於いて初めてその全能の姿を現す,という意味でもあります。グローバル社会の最大の課題の一つは,人類の英知で形成してきた主体であるはずの主権国家が国境を越えたテロや環境破壊,貧困,格差,自然災害などに対して機能不全に陥っていることでもあります。いきなり,夜空に翔びたてとは申しませんが,グローバル社会の中でどうか「根無し草」にならない軸足を持っていただきたい。量より質,他人まねを嫌う京都らしさの発揮というのも軸足になりえるのではないでしょうか。グローバルスタンダードである合理的な価値観や勝負の世界の鉄則である,やられたらやり返すといった行動様式,実社会では,一億総クレーマー社会ともいわれ,異議申し立てはしても当事者意識はないと言われる世知辛い社会にあって,曖昧さも受け入れ,赦す受容力,具体的でも明確でもなく,見えないものの価値の認識といった,グローバル社会,人類にとって重要なメッセージとなる価値に軸足を置くのもよいと思います。 過去はどうしても変えられないのでしょうか。後悔の思いだけを背負って生きていかなければならないのでしょうか。過去の事実は事実のままですが,過去の事実を超える生き方や担識があれば,未来が過去を制御できるのではと考えてみてはどうでしょうか。皆さんには未来を持ち続ける資質と能力があります。未来への夜空に翔びたてる梟の目を次のステージで身につけ,真っ暗でも,たとえ手さぐりであっても一歩踏み出してほしい。なりたい自分に向かって未来に進む胆力が足らないのであれば,今ここで困難,重圧そして理不尽に苦しむのは,未来に苦しまないためととらえ,とりあえず未来に進んでみる。人生は出来レースであっていいはずはありません。チャレンジしてみないとわからないことを目標にしてこそ人生は生きるに値すると思います。勝ち組,負け組を作るな,くさるな,威張るな,傲るな,そして繋がれ空の16期生 平成29年3月1日 第69回卒業式 京都市立堀川高等学校長 恩田 徹 写真上:卒業式 写真中:卒業証書授与 写真下:皆勤賞授与 18期生海外研修 市長表敬訪問・親書授与式で市長と会談(ボストンコース)
2月21日(火)17時頃から、京都市庁舎にて、海外研修出発に先立つ、市長表敬訪問及び親書授与式が行われ、1年生4名が参加しました。堀高生から海外研修の目的や概要について説明し、市長からは激励の言葉と、ボストン市庁宛の親書を受け取りました。ボストンコースでは、代表生徒3名がボストン市庁を訪ね、親書を手渡す予定です。市長からは「京都市とボストン市は、2019年に姉妹都市提携60周年を迎える。ボストン市長にはぜひ、京都に来ていただけるようお誘いしておいてほしい」と、使者としての宿題も頂きました。
海外研修委員会委員長の星田梨瑚さんからは、18期生海外研修の全体構想と目的について、「課題研究と海外の人、異文化を通しての自己変革の旅」というスローガンを紹介し、そこに込めた熱い思いを伝えました。 同副委員長の指崎恭大朗くんからは、5月からこれまでの具体的な活動内容と、18期生海外研修の特徴的な取り組みであるルーブリック評価(生徒自身による学びと育ちの中間評価)について説明しました。生徒自身が自らの学びを俯瞰し更なる成長を目指そうとする姿勢には、市長も大きく頷かれていました。 ボストンコース長の吉川馨音さんからは、ボストンコースのねらいと特徴について、夏休み明けに行ったコース選択時の取り組みやコース参加者の課題意識などから紹介しました。そして、同副コース長の宇都宮翔大くんからは現地で行うハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、ボストンラテンアカデミースクールの学生との交流について紹介しました。 市長から親書を受け取った後、委員長の星田さんは「人生のターニングポイントになるような、印象的で学びの多い経験になるよう、がんばってきます!」と決意を述べました。 写真上:市長に概要説明する生徒。右奥から星田、指崎、吉川、宇都宮 写真下:市長と表敬訪問にご参加のみなさん It does not matter how slowly you go so long as you do not stop. どうか,学びを止めないでください。
苦しい時,夜眠れぬこともあるでしょう。
入試は合否が発表されておしまいではありません。そのあとに続く,3年間なり,7年間なりの過ごし方が大事なのです。第一志望に進学しても,理想とのギャップを感じることがあるかもしれません。だから,「思っていたのと違った」とか「来たのが間違いだった」と思うことがあっても逃げずに乗り越えてほしいと思います。 人生は決断の連続です。与えられた選択肢の中からその場その場で選ばなければいけません。しかし,選択の善し悪しは,持っている知識や情報が決めるのではありません。選び取った環境をどのように生かすか,第1希望がダメで,不利と思っていた選択肢を選ぶことになったとしても,そのあとの努力次第で,選択肢を最善のものに変えることができます。それが試験の客観問題の選択肢とは決定的に違う点です。 どうしても壁がつき破れなくて,俺はダメな人間だと劣等感にさいなまれていないですか。 私自身,その繰り返しです。神は私たちに,成功してほしいなんて思っていません。ただ,挑戦することを望んでいるだけだと思います。止まりさえしなければ,どんなにゆっくりでも進めばよいのではないでしょうか。 生きるうえで最も偉大な栄光は,決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。 The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every time we fall. - マザー・テレサ – 学校長 恩田 徹 平成29年度堀川高等学校探究学科群前期選抜における問題冊子の誤植について
本校が,2月16日(木)に実施致しました探究学科群前期選抜の学力検査3<数学>の問題冊子において,以下のとおり,一部表記の誤植がありましたのでお詫び致します。
誤植の内容 学力検査3<数学> 5ページ 大問【5】の問題文6行目 (誤) 「このとき,次の問い(1)〜(4)に答えなさい。」 (正) 「このとき,次の問い(1)〜(3)に答えなさい。」 なお,大問【5】の実際の設問は(1)〜(3)までであり,当該解答用紙につきましても,(1)〜(3)までの解答欄となっていることから,合否への影響はないと判断しております。 入学者選抜でこのようなミスが生じ,受検者や保護者の皆様はもとより,関係機関の皆様にも多大な御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに,今後,このようなことが二度と起こさないよう,万全を期してまいる所存でございます。 以下、ご参照ください。 検査3(数学)P5の問題文 ↓ https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006... 検査3(数学)解答用紙 ↓ https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006... |
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