京都市立学校・幼稚園
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17期生人権学習「ために」から「ともに」へ視点をかえる

 12月22日(木)2年人権学習を行いました。京都大学総合博物館准教授 塩瀬隆之先生をお迎えして「インクルーシブデザイン 〜「ために」から「ともに」へ視点をかえる〜」という演題でご講演とワークショップをしていただきました。インクルーシブとは巻き込むという意味で,インクルーシブデザインは高齢者や障がいのある人が,デザインのプロセスに参加することで社会の革新(イノベーション)をめざすデザインの手法です。

 ワークショップでは紙とはさみとセロテープで目の見えない人に伝わるように公園の遊具を作りました。班員の一人はアイマスクをつけ,その人が触ってわかるように,できるだけその特徴が伝わるような試作品を作りました。

 レクチャーの中では演題にある「ために」から「ともに」へ視点をかえることの意味や大切さ,先入観を持たないことの重要性など,様々なことを学びました。異なる立場からの視点の例として,視覚障がい者の方からの「オリオン座を横から見たらどんな形」という思いがけない質問の紹介がありました。また,点字ブロックや点字版が本当に目の見えない人のためになっていない例を示されました。

 生徒からの質問の中に「探究活動でのポスター発表をするときに聞き手から質問をしてもらえないときはどうすればよいか」というものがありました。先生の回答として,聞き手の立場から理解できない情報になっていないか,自分の発表に対する質問の余地を残しているかということが挙げられ、発表したいことを7割に抑えることで解決できるのではないかというアドバイスをいただき,相手の立場に立つ重要性が強調されました。


 今回の人権学習の中で実感した「伝わらない」ということを,様々な場面でどうすれば「伝わる」に変えていくことが出来るのか,「ともに」をキーワードに生徒たちは考え続けてくれることでしょう。

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第3回探究道場「つめこみの限界へ挑戦!!」を開催しました

 12月17日(土)に堀川高校本能館で第3回探究道場を行いました。今回のテーマは,「つめこみの限界へ挑戦!!」です。88名の中学生が容器にどのように物をつめれば効率よくつめられるか,について探究しました。

 探究をおこなうにあたって,仮説を立てることは重要です。しかし,容器に物を詰め込むのに夢中になって,仮説を立てるのを忘れてしまう中学生や,仮説を立てるのに苦労している中学生がいました。そこで堀川高校生スタッフは,中学生たちに仮説を立てるように促し,サポートをしていきます。また中学生は,自分が考えたことを他人と共有することで,効率のいいつめこみ方を探究していきました。

 中学生たちは「他人の意見を聞くことで,より考えが深まる」,「身近なテーマについて深く掘り下げて考えることができて楽しかった」などの感想を書いてくれました。


 今回の探究道場が今年度最終回です。今年度の探究道場の良かった点,課題を検討して,来年度の探究道場に活かします。来年度の探究道場もお楽しみに!

写真上:正方形に直角三角形を敷き詰めている中学生
写真中:つめこみ方を議論する中学生たち
写真下:容器に物を詰め込んでいる中学生たち
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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.4

 今日は朝からフィールドトリップでした。
 3つのグループに分かれて、工場(トヨタ、三菱電機、日野自動車)に行き、生産過程を見学しました。昼頃に学校に戻ってからは、それぞれのグループでポスターを作成し発表しあいました。

 今日でサイエンスフェアは終了です。この研修が終わりに近づいている中、それぞれの生徒に今思っていることを聞きました。

「工場見学に行ってみると、ただ知識で知っていたことと実際の目で見るのとは全然違うと実感した。異なる文化の人たちと一緒に働き、業務をまとめている人の話を聞くとすごいなと感じた。」

「英語でタイの生徒とコミュニケーションをとれて嬉しかった。正確な文法で話すことを意識するより、積極的に自分から話しかけることが大切なんだと思った。英語で話すことに自信がついた。発表に関しては、自分の言いたいことを十分に言えず準備不足を感じたので、これからの1つ1つの機会を大切に貪欲に頑張っていきたい。」

「タイの文化にこんなに深く関われたことが嬉しい。異文化の人たちと交流することの抵抗感が減った。これからもいろんな国の人と関わっていきたい。」

明日はいよいよ帰国です。


☆24日の夜に生徒たちは元気に京都に戻ってまいりました。ありがとうございました。


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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.3

 今日は、口頭発表がありました。100人近い生徒および教員の前でパワーポイントで発表しました。
 発表の直前は入念に英語の原稿を見直したり、発表スライドを修正したり、少し緊張している様子でした。

いよいよ発表になると、生徒それぞれが実に生き生きと英語で堂々と発表している様子は見事なものでした。
 発表原稿を読むために下を向くことはなく、聞き手に向かって、身振り手振りを交えながら楽しそうに英語で発表していたのが印象的でした。


 発表した3人の生徒のうち1人の生徒(*)は、
「発表準備でどんなことを心がけていたの?」と聞くと、
「原稿を覚えるだけのではなく、自分の好きなことを語れるように発表して、聞いている人がワクワクできるように心がけて今まで練習してきました」と話してくれました。
 今後に向けては、「発表は伝わってこそ意味がある。難しいことをわかりやすく言わないと質問ももらえない。もっとわかりやすい言葉に置き換えて発表することが大切。」と語ってくれました。


 明日はタイの工場を見学するフィールドトリップです。
 タイの高校生と一緒にグループで見学します。


(*)この生徒の研究テーマ
「バイオミメティックス(生物模倣)を用いたシングルスカルの速度比較」
 生物の持っている特徴を生かしてボートにかかる抵抗を減らし
 速度を上げる研究

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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.2

 今日からサイエンスフェアのスタートです。午前中にオープニングセレモニーがあり、午後からポスター発表でした。タイと日本の高校生のポスターが会場に貼られており、ICTに関連して、農業、教育、エンターテイメント、サービスなどのセクションに分かれています。

 今回、発表する研究テーマの一つは、「テーマパークにおけるアトラクションの最適巡回路を求めるアプリケーション開発」です。発表した生徒は、「文化の違いから研究の背景を聞き手と共有しにくく、説明するのが難しかった。明日の口頭発表に向けて、いかに
このアプリが必要かを伝えられるかがポイントだと思っています」と言っていました。この研究は混雑するテーマパーク内のアトラクションを対象としており、タイのテーマパークとは状況が異なるため、聞いているタイの生徒はこの研究の必要性を理解しにくいようでした。「相手の認識、文化、背景に応じて説明の仕方を工夫していく必要がある」ことを学んでいました。


 明日は口頭発表です。100人近い聴衆の前で発表します。いい緊張感の中で発表することは、とても良い経験であり、多くのことを学ぶ機会となることを期待しています。

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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.1

 本校はタイでおこわなれるサイエンスフェスティバル(TJ-SIF-2016)に参加するため、タイ中部のチョンブリにあるプリンセスチュラボーンサイエンスハイスクルールに来ています。

 本フェスティバルでは、タイと日本の高校生がそれぞれの研究成果を発表します。今回は特にICTに関する発表となっています。昨年度に続き2度目で、3人の生徒が参加しています。

本フェスティバルは以下の5日間の予定です。
12/20 到着、発表準備 
12/21 オープニングセレモニー、ポスター発表
12/22 口頭発表
12/23 フィールドトリップ(工場見学)、発表
12/24 帰国

今日はポスターを貼るなど発表準備をして、いよいよ明日は発表です。今までの練習の成果を発揮し、英語での発表を頑張ってほしいです。

写真上:発表会場の説明を受けているところ。
写真下:発表ポスターを貼っているところ。

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18期生 中田萌々さん講演会

 12月17日(土)に,コミュニティカレッジ講演会がありました。今回は講師として,本校の卒業生である中田萌々さんをお招きしました。中田さんは,司法修習や東京地方裁判所での勤務を経て,現在は那覇地方裁判所で裁判官として活躍されています。
 「社会に出て感じたこと 一裁判官、一社会人として 」というタイトルのもと,実際に関わられた裁判の話も織り交ぜながら,裁判官の仕事内容ややりがい,進路選択の経緯についてお話しされました。 後輩である18期生に向けて,恐れずにチャレンジしてほしい,頼れるリーダーであってほしい,「人」として成長することを大切にしてほしいというメッセージもいただきました。

 18期生にとっては,実際に社会に出て活躍されている大先輩のお話を伺ったことで,将来社会とどう関わり,どう貢献したいかということについてイメージするきっかけとなったようです。講演会後の座談会では,中田さんの高校・大学時代のお話を詳しく伺うことができたほか,参加者からは裁判や法律そのもののあり方についての質問も飛び出しました。

写真上:進路選択について
写真中:質疑応答の様子
写真下:座談会の様子

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市立大会女子バスケットボール部 準優勝!!

 12月17日、18日に行われました、市立大会冬季大会で女子バスケットボール部が準優勝しました。
 準決勝の塔南戦では、出だしが悪く前半をリードされてしまいましたが、後半は自分たちのプレーを思いだし、見事逆転することができました。決勝の紫野戦は点差は空いてしまいましたが、夏からの練習の成果を出すことができました。

 この大会で見つけた課題を克服し、1月の新人戦もよい結果が残せるように頑張ります。たくさんの応援ありがとうございました。
 今後もご支援よろしくお願いいたします。

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18期生海外研修「深める」 旅行社と相談会を行いました!

 これまでLHRなどで作り上げてきた活動計画について,各コースの各チームが直接,JTB京阪トラベルの方と相談する相談会が今週の放課後,4日間に渡って行われました。
 事前準備をして相談会に臨み,危機管理のため,また充実した研究を行うために,計画が実施可能かどうかを検討しました。

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クリスマス芸術祭 2日目!

 12月16日(金)クリスマス芸術祭2日目です。昼休みには、アトリウムでHDC(ホリカワ・ダンス・カンパニー)、放課後は、吹奏楽部がアトリウムで演奏を披露しました。
 お昼休みと放課後には、アトリウムに多くの人が集まって、冬だけどアツい時間と空間を作っていました。

 19日(月)、20日(火)は、昼休みと放課後に講堂で軽音楽部です。
 21日(水)、22日(木)は、昼休みと放課後に講堂で演劇部です。放課後に自然科学教室で自然科学部です。

 ぜひ足をお運びください!!

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行事予定
12/26 1・2年全員学習  3年冬季補習
12/27 3年冬季補習
12/28 学校閉鎖日
12/29 学校閉鎖日
12/30 学校閉鎖日
12/31 学校閉鎖日
1/1 学校閉鎖日
京都市立堀川高等学校
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