京都市立学校・幼稚園
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第1回探究道場「探究坂 ころがす サイエンス」開催しました

 7月16日(土)に堀川高校本能館で第1回探究道場を行いました。今回のテーマは,「探究坂 ころがす サイエンス」です。中学生約110名が参加しました。堀川高校生スタッフのサポートのもとで,転がる物体に潜む法則を探究しました。直径3 cm,長さ11 cmのプラスチック製の円柱形の容器にビーズやおはじきなど約10種類の物を入れて坂を転がしました。
 はじめに,今回の実験の方法に慣れるため,容器にビーズを入れて転がし時間を計測しました。中学生たちは入れたビーズの重さの違いによる転がる物体の速さの違いに気づき,驚いたようです。次にビーズの他に,おはじきやビー玉などに加えて,中学生が各自で持ってきた物品を入れて,「最も遅く転がる組み合わせ」を探しました。
 中学生たちは班に分かれて試行錯誤し,堀高生スタッフが思いつかないような発想を生み出していきました。そんな彼らの発想に驚きつつも,面白がっている堀高生スタッフたち。対話を通じて,お互いの考えを交流し,中学生・堀高生双方とも,有意義な時間を過ごすことができました。

 道場終了後の反省会では,中学生の満足度が高かったことを喜びつつも,「細かいところの詰めが甘い」「もっと良いものができたはずだ」「前向きに取り組んでくれた中学生のおかげでうまくいったように見える」と,気を引き締め直したスタッフたち。次回以降,よりよい道場を目指して,スタッフ・教職員一同頑張ります!

写真上)道場長(校長)挨拶
写真中)グループで考察しています。
写真下)坂を転がるスクリュー管

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【学校説明会直前】展示ブースのご紹介

 「探究する」と聞いて、まず初めにどんな光景が浮かびますか。理科室で実験をしているイメージでしょうか、それとも難しそうな分厚い本を読んでいるイメージでしょうか。「探究」とは『「用意された答え」のない「問い」に対して正しいと思える答えを自分なりに導き出す営み』と言われても、堀川高校生が実際はどんな風に活動をしているのかわからないと思います。

 このパートでは、学校説明会にお越しくださったみなさんが「探究」を出来る限り具体的にイメージしていただくための展示をおこないます。探究活動の写真を見たり、実際に書いた論文を直接手に取って読んだりすることで、「探究活動の空気」に触れていただくことができます。1年生の夏頃に書くHOP論文では、指定されたテーマを扱います。友達と対話をしながら、習いたての探究の作法を駆使するという体験はその後の探究活動で生きています。次に、1年生の後期のSTEPでは2種類のレポートを書きます。STEPで書くこれらのレポートは、ゼミごとにテーマが異なるので、HOP論文よりも内容が専門的になります。また、個人探究の集大成であるJUMP論文からは、約半年間の苦労や自分の探究課題への愛がひしひしと伝わって来ます。論文が見られる機会はあまり無いと思いますので、ぜひともご覧になっていただきたいと思っています。

 学校説明会当日、展示を行っている教室では探究基礎委員が巡回していますので、質問はもちろん、気が付いたこと、感じたことなどなんでも気軽に話しかけていただきたいと思っています。堀川高校の物理地学教室でお待ちしております。

展示ブース パートリーダー 谷安 要

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【学校説明会直前】探究フロア紹介4「探究基礎の流れ」

 「探究基礎の流れ」では、堀川高校の「探究基礎」の授業について紹介します。パンフレットやこれまでの記事をご覧になった方はご存知だと思いますが、堀川高校の「探究基礎」は1年半あり,集大成として自分で課題を設定し,論文を書きます。しかし,いきなり自分一人で探究するわけではありません。いったいなぜ?それまで何をするの?その理由・詳細は探究フロアの「探究基礎の流れ」のポスター発表で!


 今,「探究基礎の流れ」パートでは発表の時に使うポスター・原稿の作成をしています。「どうすれば,初めて探究基礎のことを知る人たちにうまく伝えられるだろうか?」試行錯誤の毎日です。例えば,ポスターのレイアウトは遠くに離れた人でも見やすいように工夫したり,「ゼミ」「クリティカルシンキング」などの専門用語は,初めて聞く中学生にもわかるようにかみくだいて説明したり。僕たちの探究にかける情熱がみなさんにダイレクトに伝わる発表を目指しています!

 説明会の準備を進めているときにいつも思うことは,堀川高校の説明会は来場者とスタッフ(説明会に携わる人々)両方のためにあるということです。みなさんが説明会で堀川高校のことを知ることができるように,僕たちも説明会を通して大きく成長できます。また,みなさんの意見・質問によって説明会がよりよいものになっていきます。ですから,少しでもわからないことがあれば気軽に聞いてくださいね!それでは,学校説明会でお待ちしております。
                
探究フロア(4)「探究基礎の流れ」パートリーダー 浅野 望

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【学校説明会直前】探究フロア紹介3「How to 探究」

 私たちは、探究フロアで、「How to 探究」つまり「探究の方法」について説明します。日々の生活を営む中にも実は探究活動の「種」はそこら中に落ちています。例えば、生活の中でこんな経験はありませんか?

 「ふりかけを出すとき、粒の大きいものばかり出てきてしまう!」

 そんなとき、中身を均一に出すにはどうすればよいのか?粒の出やすさと粒の大きさはどのように関係しているのだろうか?こんなことも論理的に検証していけば立派な探究活動といえます。「How to 探究」の発表では、このような何気ない小さな疑問、悩みから生じる探究の例を通して、実際に探究活動を進めていくための道筋や注意点を解説していきます。

 ここでは「探究基礎の授業の流れ」ではなく、日常の中で生まれた疑問から課題設定をして、仮説を立てて検証し、社会へ還元するという無限に続いている探究活動そのものの流れに触れてもらいたいと思っています。日常の生活と探究活動をつなげることで、みなさんに探究活動をよりリアルに、距離を感じずに知ってもらうことができると思います。「How to 探究」の発表はとても楽しく、分かりやすいものにしているので、難しい説明に疲れてしまった方々も肩の力を抜き、リラックスして聞いてもらいたいです。

 昨年11月の説明会では「コーンを残さずにコーン入りの缶ジュースを飲み切るには」というテーマ例を用いて説明しました。発表を通して探究の知的な興奮、探究がいかに役立つかを伝えます。「探究って具体的にどうやって進めるのだろう・・・」「個人で探究するなんて出来るのかな・・・」と思っている方々は、ぜひ説明を聴いていただきたいと思っています。また、探究活動を進めていく過程に気になっていること、聞いておきたいことがある方もお気軽にお越しください。質疑応答を通して探究活動と堀川高校特有の探究の「愉しさ」をより深く理解して頂ければ幸いです。今回も、日常の疑問にちなんだ面白い例を用意しておりますので、ご期待ください。

探究フロア(3)「How To 探究」 パートリーダー 梅田 航太郎

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京都ハンナリーズバスケットボールクリニック

 17日18日の両日に第10回マドンナカップが開催されました。
 1日目の17日は大阪の三島高校、京都産業大学附属高校、洛北高校、向陽高校とゲームをしました。2日目の18日は第10回大会を記念して、京都ハンナリーズによるクリニックを受講させていただきました。1年生5人が講習を受け、これからの練習のヒントを得ていました。

 午後からは最近話題となっている3×3の大会を行いました。堀川高校からは2チーム出場し、2チームとも決勝リーグへ進むことができました。決勝リーグでは負けてしまいましたが、とても収穫のある大会となりました。

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町へ出よう!プロジェクト! その2

 女子は本部役員として、ボランティア活動を行いました。
 曳き手の方たちへ、湯茶を運び、笑顔で労をねぎらいました。




  写真上:四条本部
  写真中:三条本部
  写真下:新町御池本部
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町へ出よう!プロジェクト! その1

 7月17日(金)、堀川高校「町へ出よう!プロジェクト!」、堀高生のスタッフが、祇園祭でのボランティアを行いました。
 平成21年からスタートしている祇園祭ボランティアは、祇園祭の実行団体である「京都・祇園祭ボランティア21」から募集が来ています。堀川高校は八坂神社の氏子の町内にあることから、高校単独での募集は堀川高校だけです。
 男子は山鉾の曳き手として40名、岩戸山に10名、放下鉾に22名、油天神山に8名が参加 し、女子は本部運営として50名、四条河原町に18名、三条河原町に9名、新町御池に23名が参加しました。総勢90名の参加でした。
 祇園祭にボランティアとして内部から参加することで、伝統と歴史を体感することができました。汗びっしょりになりながらの笑顔が本当に素敵でした。




写真上:油天神山
写真中:放下鉾
写真下:岩戸山


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宵々山の四条大宮でHorikawa Dance Company が踊りました!

 京都の7月17日と言えば祇園祭。毎年その前々日の15日に四条大宮で開催される四条大宮商店街のイベント「四条大宮ONE DAY PARK」に今年もHDC(堀川高校ダンスカンパニー)が参加しました。
 15日は2年生11人1年生6人の17人が、四条大宮ターミナルに設営された舞台の上で、曲に合わせて跳んだり見事に回ったりと体中で表現して、会場に集まったお客さんを魅了しました。メンバーは、観客の半分が堀川高校生という応援団の声援を受けて、会場をひとつにして楽しい時間を作りました。

 HDCとは本校の自主ゼミのひとつで、自主ゼミというのは生徒が課題を見つけて自ら解決に向けて実践的に取組む課外活動です。

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放送局 NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会へ

 6月11〜12日に開催された第55回京都府高等学校放送コンテスト兼第63回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会において、本校から以下の生徒が入賞を果たしました。

3年齊藤生希さん 朗読部門8位入賞
2年三浦万季さん アナウンス部門4位入賞,ヴォイスアクト部門3位入賞

 このうち,三浦万季さんは7月25〜28日に東京で行われる第63回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会のアナウンス部門に出場することが決まりました。

 大会前の練習期間が前期中間考査の期間と重なってしまいましたが,卒業生の協力も得て,局員全員で頑張ることができました。

 全国大会での三浦さんの活躍を祈ります。

 (写真上、向かって右から齊藤さん,三浦さん)


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【学校説明会直前】探究フロア紹介2「探究の魅力」

 探究フロア紹介、2回目は「探究の魅力」の発表についてです。なんとも簡潔で明快なタイトルを銘打っておりますが、このパートのリーダーが書きました下に掲載しています文章も、自身の探究活動に対する思いが溢れ出ていて、読んでいると探究活動の様子が目に浮かび、こちらまで愉しくなるようなものになっています。当日の発表では、ぜひ生で探究活動をたのしんでいる堀高生の様子をご覧いただきたいと思います。

 こんにちは、「探究の魅力」パートです。探究には、たくさんの魅力があります。たくさんあると言っても感じる魅力は人それぞれで、私たちは日々の探究活動の中で多くの魅力を感じています。23日の学校説明会では、私たちが感じている魅力を、中学生の皆さんに知ってもらうとともに、探究に興味を持ってもらいたいなと思っています。
 私たちは今、約1週間後に迫った学校説明会に向けて準備を進め、練習を重ねています。この説明会で中学生の皆さんに探究の魅力を伝えるにあたって、私たち自身も探究の何が愉しいのか、探究活動を通して自分自身がどう変わったのかをじっくり考えています。(堀川高校では、探究のたのしさを「愉しさ」と書きます。)
 私は探究活動の中で、新しいことを知り、自分の考え方や見方が広がっていく瞬間が一番愉しく、自分の成長を感じるときでもあるなと思っています。「新しいことを知る」というのは新しく学ぶ知識に限ったことではありません。例えばグループで話し合うとき、友達のユニークで鋭い意見に「あぁ、そういう考え方もあるんだ」といつも驚かされます。その新しい視点を知ることで、物事をより多面的、批判的に見ることができるようになり、自分の視野が広がります。そしてふとしたときに、自分の考え方が少し前の自分と随分違っていることに気付きます。この瞬間が私の中で最もたのしく、わくわくするときです。
 中学生のみなさんの多くが、「どうして堀川高校では探究をするんだろう?」と思っているのではないでしょうか。中には、「探究って面白くなさそう」と思っている人もいるかもしれません。しかし、私たちの発表を見ていただければきっと、「探究って愉しそう!やってみたい!」と思ってもらえると思います。
 ここには書き尽くせませんが、探究の魅力はまだまだたくさんあります。また、探究の魅力は学校パンフレットや先生の口からでは伝えることはできません。私たちが、私たちの言葉で、感じている探究の魅力を精一杯お伝えします!7月23日の土曜日、探究フロアでお待ちしています!
探究フロア(2)「探究の魅力」 パートリーダー 宮永 三亜

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行事予定
7/28 1・2年全員学習  3年夏季補習
7/29 1・2年全員学習  3年夏季補習
7/30 3年夏季補習
8/1 3年夏季補習
8/2 3年夏季補習
京都市立堀川高等学校
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