京都市立学校・幼稚園
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マレーシアの高校生と交流会をおこないました

 7月14日、マレーシアの高校生と堀川高校生との交流会が行われました。
JENESYS2.0及び北米地域との青少年交流ASEAN及び近隣国からの短期招聘事業マレーシア・京都コースでの高校生19名が堀川高校に来られました。
 校内の施設見学を9班に分けて案内し、その後お互いのプレゼンテーション発表と交流会を行いました。
 交流会では堀川高校剣道部による日本剣道形を披露し、マレーシアからは歌と舞踊の披露がありました。
 最後は校舎前で記念撮影をしてお見送りをしました。
堀川高校15期生海外研修マレーシアコース参加者を中心に16期生も含めて36名でおもてなしをしました。
 今回は特に15期生の海外研修の事後プログラムという位置づけで企画立案しました。

写真上:堀高生のプレゼン
写真中:マレーシア高校生のプレゼン
写真下:校舎前での記念撮影
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台風8号の接近に伴う措置について

 現在、台風8号が接近してきています。これに伴い「台風に関する非常措置」についての文書を以下にアップしておりますので、ご確認ください。

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https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

なぜ学ぶのか

 校長の恩田です。7月3日(木),人権学習の一環で演劇「知覧のさくら」を鑑賞しました。事前学習も含め,人権について主体的に考える貴重な機会でした。
 「学ぶこと」について少しだけこの機会を通して伝えたいと思います。
学徒出陣で応召した学生たちの中には,出撃の直前まで専門書を手放さなかった者がたくさんいた,という話を聞いたことがございました。劇中の宮原少尉が見事に演じておられました。専門研究が軍隊での技能に大いに役立ち,彼の昇進や延命に役立てるためでないことは明白でしょう。むしろ,そのような知的活動の価値が軍隊,とりわけ戦場では評価されないことはほぼ確実だと思います。ということは,もはや役に立たないことが明らかであるがゆえに,彼らの知的渇望が高まったと考える方が説得力を持つのではないかと思います。
 「どのくらい勉強すれば,どのような職業に就けるか」の相関があった時代から学習時間が激減したといわれます。しかし,学習意欲については,ある職業に就ける確率が上がれば人間の学習意欲が上がり,その確率が下がれば学習意欲が下がる,というほど簡単ではないように思います。先ほどの学徒動員の学生は,専門を活かせる仕事を志していたが,軍隊で死ぬ運命を目前にし,夢が断たれようとしていても彼の学習意欲をそれほどには損なわなかった。というのは,「結果と評価に対する不安」よりも,「自分がやりたいことを思い切りできるいまこの瞬間」を優先させたのではないか。「こうやって勉強していれば,きっといつか『いいこと』がある」という未来予測の確かさに支えられて勉強していたわけではなく,「こうして勉強できるという『いいこと』が経験できるのは,いまだけかも知れない」という未来が絶望的であるがゆえに勉強していたのではないか。学問研究というのは,そういうものではないかと思うのですが,どうでしょうか。
 学習意欲には,「努力に対する将来のリターン」の期待だけではなく,「努力そのものから得られる知的快感」も大きいということではないか。そして,たぶんいまの学校教育や学力問題への課題について,本校が最も伝えないといけないことの一つが,「学ぶことそれ自体がもたらす快感」だということ。単なる進学校ではなく,学ぶこと自体を楽しみにできる学校らしい学校,これを取組を通して発信していきたく存じます。
 劇団自由人会代表の森もりこ様には貴重な時間を割いて対応してくださり,心より感謝申し上げます。せりふに「探究」を使ってくださり感謝感激です。戦争はもとより,我が国と世界の在り方について,宗教観も含めて考え抜く宿題をいただきました。
 知識をこえて「感じた」思いを「言葉」にし,言葉を「かたち」にチャレンジしていこうではありませんか。写真は当日の夕刻よりお話しする機会を与えてくださったEDU・LABO教育イノベーション開発研究所での様子を使わせていただきました。

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全校人権学習

本校では全校人権学習の取り組みとして年に1回、団体鑑賞を実施しています。
今年度は7月3日(木)午後から、京都府長岡京記念文化会館において演劇鑑賞を行いました。作品名は『知覧のさくら 〜未来の僕たちへ〜 』(劇団自由人会)です。この作品は、今からわずか69年前の太平洋戦争末期に、自らの命と引き換えに敵艦船めがけ飛行機ごと体当たりして、南の空へ散っていった若き特攻隊員たちの実話をもとにしています。物語は昭和20年、鹿児島県知覧の特攻基地近くにある軍の指定食堂が舞台となります。 
 事前のLHRの時間には、太平洋戦争末期の当時の状況や時代背景などをプリントや映像を使用して、各学年各クラスで工夫を凝らした事前学習を行い、演劇鑑賞に臨みました。
 「生きること」を自らの意思と力で決定することができなかった戦時下の若者たち。この演劇を通して生徒たちは、時代に流されず自分自身で生きていくことができることの素晴らしさ、大切さを実感したことでしょう。今後の自分の生き方を考えていくきっかけにぜひしてほしいと思います。

写真は上演終了後、生徒の代表が劇団の方への挨拶と花束贈呈をしたところです。
 

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〜花の14期生 “名付け親”荒瀬先生から学ぶ!〜

 6月27日(金)に,3年生の学年人権学習として,元堀川高校校長で,大谷大学文学部教授の荒瀬克己先生をお招きし,「違うことと違わないこと」という演題で,ご講演をしていただきました。14期生にとって荒瀬先生は,入学前に「花」の言葉をくださった,いわば,名付け親ともいえる方で,生徒たちは荒瀬先生との再会をとても楽しみにしていました。
 荒瀬先生は,考えたときにはっきりとした答えがない,分からないことに出会い,心の中にモヤモヤが生じたならばそれと向き合ってみて欲しいということを,事前学習の段階からおっしゃっておられました。
 当日の講演は,生徒たちは荒瀬先生のお話にどんどん引き込まれていくとともに,まさに荒瀬先生の狙い通り,多くの生徒がモヤモヤとした疑問を感じ,答えのない問いに向き合い,考え続けることの大切さを改めて実感する貴重な1時間となりました。以下に,生徒たちの感想(抜粋)を紹介します。
 荒瀬先生,ありがとうございました!


「みんなちがってみんないい」という言葉は,よく学校でもいわれることがあったけど,これは難しい,たいへんだ,ということまで言われたことはなかったなと思った。「みんな違うんだから,それを受け入れましょう」ではなくて,「大切なことではあるけれど,難しいことだ」と言われたことがしっくりくるし,納得できると思った。

講演の中で,大きく取り上げられていた「グローバルコミュニケーション」という言葉も,人権学習という観点から考えれば,世界中に異なる文化、習慣、および個を持つ人々を尊重することにつながるのだと感じた。

自分の輪郭を掘り下げつつも,楽しみながら考え続けてください,との言葉で私はすごく安心しました。ずっとがんばっていきたいと思います。

グローバルコミュニケーションの話では,違いに囲まれて居心地が悪くても妥協点や共通点を見出すことで苦労や喜びを分かち合えるという話が,自分のクラスにもあてはまって,クラスも小さな世界なんだと改めて実感しました。

自分というのは取りかえられない存在であり,向き合える存在は自分しかいないんだと思い,悩まないという選択肢もあるし,悩むという選択肢もあるんだと改めて感じました。自分が感じたことを考え,そしてそれに向き合う自分を大事にし,周囲の人も大事にできる人間になりたいと思いました。


 




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球技大会

 6月25日(水)、3年生は本校アリーナ、1、2年生は京都市体育館ハンナリーズアリーナにて球技大会(バレーボール)を行いました。
 各クラスこの日に向けて毎日熱心に練習してきました。どのクラスもそれぞれ制作したクラスTシャツを着て参加し、気合が入っていました。ゲーム中、練習の成果を発揮しようと、声を掛け合って粘り強くボールを追う表情は真剣そのものでした。そして、試合をしている仲間を必死に応援している姿からは、今のクラスになってから深めてきたクラスの絆が感じられました。大会後、勝ったクラスも負けたクラスも、友達同士で集まって笑顔で体育館を後にした姿が印象に残っています。
 さて、次の行事は文化祭です。球技大会よりもさらにクラスの団結力が問われます。さらに学年、学校全体の団結力も重要です。今回得た力をさらに伸ばしていきましょう。

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7月学校説明会スタッフ活動スタート!!

 7月26日(土)に行われる学校説明会に向けて、生徒スタッフ達の活動が始まりました。
 本校の学校説明会は、生徒が主体的に運営し、生徒の社会性や協調性を育成する取組の一つと位置付けられています。6月30日(月)に行われた第1回スタッフ会議には、2年生のリーダー生徒達の呼びかけに応えて、100名以上の1年生スタッフが集合しました。また、2年生のリーダー生徒達はそれに先立ち、スタッフ募集方法の工夫や会議の有効かつ迅速な運営について、何度も綿密な話し合いを行いました(写真1)。
 スタッフ会議では、リーダーが「深化・進化・真価」」というスローガンを発表し、この取組を通じて、学校説明会をより良いものにするために工夫を施すこと(深化)、取り組みの中で自分自身が成長すること(進化)、堀川高校の本当の値打ちを伝えること(真価)を宣言しました。
 パートごとの活動内容が発表された(写真2)後の、パート別の会議では、自己の役割と責任を認識した1年生スタッフが、2年生リーダーの話を熱心に聴いたり、早くも学年を越えて意見交換をする様子も見られました(写真3)。


7月26日(土)学校説明会のご案内はこちらです↓↓↓
http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...
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3年2組サンドラさん チェコへ帰国

本日、30日、チェコから日本文化について学びに来ていたサンドラさんが、来月帰国します。お昼休みに、アトリウムでささやかなセレモニーを行いました。
最初に恩田校長先生からご挨拶をいただき、サンドラさんから堀川高校のみなさん、特に3年2組の生徒にメッセージが送られました。最後に元生徒会長の佐々木君から一言と花束を贈呈しました。

写真上:サンドラさんからのメッセージ
写真中:佐々木君からの一言
写真下:記念撮影

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SSH研究開発報告会(第15回教育研究大会)

11月20日(木)に本校にて、SSH研究開発報告会(第15回教育研究大会)を実施します。
第一次案内はこちらです。
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https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...


参加申込方法のご案内は9月上旬にHPに掲載致します。
参加ご希望の方は、お手数ですが9月上旬にHPをご確認ください。

第1回探究道場(6.21) 骨格から学ぶからだの機能

 本校では平成23年度より,探究活動に興味を持つ中学生の活動や交流の場を作ることを目的に,中学生を対象とした探究的・発展的な特別授業として「探究道場」を実施しています。6月21日には,「骨格から学ぶからだの機能」と題し,今年度第1回の探究道場を実施しました。京都府内各地から約70名の中学生が堀川高校本能館に集まり,4人で1グループ,そこに堀川高校生スタッフがサポーターとして入るという形式で行われました。各グループは,動物の骨格模型を組み立てる,交流する,機能から人間の骨盤を作ってみるという探究活動に取り組みました。
 9時45分,道場長である恩田校長の挨拶で会場は一気に気合が入り,高校生スタッフの掛け声に続く参加者全員による探究五箇条の唱和で道場の扉が開きました。各グループは,5分間の自己紹介トークなどですっかり打ち解けた後,道場師範から2つのミッションが提示されました。「骨格から生物の生活を考えよう」「生物の生活をもとに骨格を考えよう」です。具体的には,1つ目は,与えられたさまざまな古生物の骨格模型を組み立てて,それが肉食か草食かを見抜いてグループごとの意見交換です。各グループとも根拠となる骨の特徴を相談し,爪,歯の形,目の位置などから生物の生活がわかると報告していました。2つ目は,人間の生活や活動上の特徴から,人間の骨格をプリントに描き,紙粘土での骨盤の作成です。参加の中学生は,日頃考えたこともない骨の構造を問われて,自分の胸や腰に手をあててみたりしながら骨盤作成に悪戦苦闘していました。

参加した中学生の感想を紹介します。
「人類の祖先が4足歩行から2足歩行になった経緯を調べてみたいと思いました。」
「今の人間がさらに進化したときの骨格構造についても考えてみたいと思います。」
「様々な学校や学年の人達と交流することで,さらに自分の考え方を見直したり、深めたりすることができました。とても楽しかったです。」

写真上:骨格模型を組み立てる様子
写真中:グループで意見交換
写真下:紙粘土で作った骨盤のコンテスト

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行事予定
8/25 1・2年全員学習  3年夏季補習
8/26 1・2年全員学習  3年夏季補習 スクールカウンセラー来校日
8/27 短縮授業(3・4・6・7限)
8/28 短縮授業(3・4・6・7限)
8/29 短縮授業(1・2・4・LHR)
8/30 文化祭
8/31 文化祭
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp