最新更新日:2024/04/26 | |
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コミュニティーカレッジ「文学歳時記」(3.1)今回の演題は、「夢の浮橋まで」。卒業式の憂いの残る校内で、「人笑へ*1」を懼れる心情を軸として揺れ動く、浮舟という女性の数奇な運命を、岸本先生の趣のある声で語っていただきました。 *1 世のもの笑いの種になること。 写真上:華やかな着物姿の岸本先生 写真下:生徒によるお礼の言葉と花束贈呈 「千年以上昔の平安時代の出来事でありながら、その心にはどこか現代と通じるところがあり、親しみすら感じられる」と生徒がお礼の言葉の中で述べましたが、世間の目を気にする風潮は、今なお私たちの精神にも留まり、日々の行動を制約し続けているかに思います。しかし、それは一方で消極的な結果を生むものの、一方では日本社会の規律を保つ大切な柱となっているのではないでしょうか。 グローバル化の時代、様々な局面に対する消極的な姿勢を指摘されがちな日本人にとって、「人笑へ」を懼れる心をどうコントロールするかは、生きる上での大きなカギになっているように思えます。そして、運命に翻弄されながらも自分の人生を自分のものとしようとして死を選ぶも、蘇生した浮舟の生き方は、現代に生きる私たちにヒントを与えてくれているように思うのです。 岸本先生は、『源氏物語』の謎めいた最後を「人生も世の中もすべてははかない夢だ」という紫式部のメッセージ、と解釈されました。 どうせ儚い夢の人生なら、その中で精いっぱい自分らしく生きたい、古代の魂を心の錘としつつも「人笑へ」なんてなんのその、そんな割り切った新しい精神で闊歩したいものです。 岸本先生、本日は本当にありがとうございました。(担当教員) 第66回卒業式(2.28)
「鋼」の13期生248名が元気に卒業式を迎えました。「鋼」の字,つくりの岡には堅く強いという意味があるそうです。また,化学的特性から「鋼」はねばり強さを持っています。そんな「鋼」の意味と,未来に向かう13期生への思いを重ね合わせて,13期生を激励する学校長直筆メッセージの旗には,かたい意志,ねばり強さという言葉が添えられています。(写真下)
新しいステージでの13期生の活躍を祈っています。 海外研修出発まで,あと約2週間!21日のLHR全体会では各コースのリーダーや班長からそのような活動報告を行いました。そして研修委員長が「残りの時間、最後の最後まで質の高い研修にするために自分にできる最大の準備をやりきっていこう」ということばで会をしめくくりました。 27日(木)からは学年末考査。それにも全力で取り組むことも各クラスで確認しました。 雪と
2月14日、京都市内にたくさんの雪が降りました。堀川高校のグラウンドにも積り、休み時間に生徒たちがやってきて、雪合戦をはじめました。グラウンド内は、楽しそうな声が飛び交い、笑顔でいっぱいになりました。
翌日の朝、生徒たちの作品が、溶けずに残っていました。 写真上:雪合戦の様子 写真中:作品A 写真下:作品BとC 2月6,7日 15期生 海外研修の取組進行中。6日の放課後には、15期生の海外研修委員長とコースのリーダーたちが14期生2年生のリーダーの方々に質問したりアドバイスをいただいたりする「14期生に学ぶ会」を実施しました。 15期生1年生委員長の司会でお互いの自己紹介から会は始まり、そのあとコース別に分かれて交流を行いました。先輩方の書き込みや記録がたくさんされている「しおり」に圧倒されながら、お話くださる具体的な留意点や反省点を吸収しました。 最後に14期生委員長から「リーダーとして動くことは、そうでない人たちと確実に違った経験ができる。それは次に活かせる貴重なものだ。今は必死で気づかないと思うが、このたいへんさを越えてそういうものをつかんでほしい。私たちはリーダーをさせてもらったことを誇りに思える。あなたたちもそうあってほしい。」と激励の言葉をもらいました。 予定時間が来ても話は尽きず、14期生委員長から都合のつく人は延長しようという提案がなされ、多くの情報とお気持ちをいただく時間となりました。 15期生リーダーの一人は、「インターネットの情報や評価と違った細やかな話が聞けた。また自分たちの状況にあわせた必要な事項を話してもらえた。」と実体験からの先輩の言葉に感謝していました。 翌7日のLHRの全体アセンブリーやコース別会議では、参加していたリーダーたちが14期生から学んだことを早速15期生全体に提供する場面も多くありました。 多くの方々に支えられてこそ可能となる堀川の海外研修。そのことを生徒たちが実感できる大切な取組となったようです。 宇宙ユニットのイベントに参加しました
2月1日(土)、2日(日)の二日間、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来」(京都大学宇宙総合学研ユニット)が開催されました。
このシンポジウムは中高生および大学生、一般の方を対象としたものです。1日目の講演に、中山浩先生と2年生の井上功一朗くんが発表しました。井上くんは講演後のパネルディスカッションのパネリストとしても登壇しました。 中山先生は「高等学校における天文教育の現場から」という演題で講演し、続いて井上くんが「活動銀河核(ブラックホール)の観測と、それを通して見つめた未来」という演題で発表しました。研究者や大学関係者の講演の中でも、高校生の井上くんは堂々とした発表を行い、高い評価をいただきました。 井上くん自身、このシンポジウムがよい刺激になったようで、今後も引き続き、さまざまなことに興味、関心を持って自ら学び、知のフロンティアに切り込んでいってほしいと思います。 写真上:中山先生の講演 写真中:井上くんの発表 写真下:パネルディスカッションに参加する井上くん(一番右) 第4回探究道場が実施されました
質量の異なる二つの物体を落下させたとき,質量の大きな方は受ける重力が大きくなりますが,動きにくさも大きくなるため,結果的にどちらも同じような運動をします。この落体の法則を確かめたのがガリレオの落下実験と言われています。さて,斜面上で物体を転がすと,回転という要素が入るため,話は簡単ではなくなります。落体の法則ならぬ「転落体の法則」(?) を見つけ出しましょう。
・・・このような内容で12月21日(土)に第4回探究道場を開催しました。約40名の中学生が参加しました。今回の道場は,テーマ設定から当日の役割分担まで,堀川高校の生徒スタッフが主体となって運営をすすめました。中学生が3〜4名でグループを作り,中に水を入れた筒とスライムを入れた筒では同じ質量でも斜面をころがり落ちるのにかかる時間はどのように変わるか,また,中にビーズを入れた筒では,ビーズの量によって斜面をころがり落ちるのにかかる時間はどのように変わるか,ということを確かめる実験を行いました。 そのあと,「最も遅く転がる」ためには筒の中に何をどれくらい入れたらよいかをテーマに,グループで実験を何度もくり返しました。中間発表で,各班の考えを交流し,最後にコンペティションをおこないました。さまざまな工夫をした中学生チーム,高校生の貫録を見せた堀高チームはともに愉しみながら,手と頭を動かしました。 平成25年度学校評価アンケート結果
平成25年度学校評価アンケートを集約いたしました。
以下のアドレスおよび配布文書からご覧いただけます。 学校評価アンケート結果(保護者) https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006... 学校評価アンケート結果(生徒) https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006... センター試験第2日目!
本日、1月19日(日)センター試験第2日目です。
昨日の第1日目同様に、13期生たちは、元気な顔で受験会場にやってきました。 朝から雪が降り、冷え込んでいましたが、生徒たちは落ち着いた様子で会場に入っていきました。 写真上:会場前の様子 写真中:生徒の作った雪だるま 写真下:アトリウムに飾られた「鋼」 センター試験 第1日目
本日、1月18日(土)センター試験第1日目です。
今年度のセンター受験会場は、同志社大学新町校舎です。昨日の激励会を受けて、13期生たちは、元気な顔で受験会場にやってきました。教員も会場前に大勢かけつけ、出席の確認をした上で、生徒たちを激励していました。 写真上:会場前の旗 写真中:担任と出席の確認をしている様子 写真下:生徒たちが「鋼」の旗に触ってエネルギーをもらっている様子。 |
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