京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/13
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<1年生対象進路講演会>

 11月10日にキャリア教育の一環として進路講演会・ワークショップを実施しました。今回はグループで行うワークショップを取り入れたためアリーナで実施しました。「多面的なものの見方」や「対話の重要性」を感じられる内容で、前・京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生が開発されたワークショップです。

 ワークショップではまず、自分の性格や問題へのとりくみ方をA(Attitude:姿勢),得意・苦手な教科をK(Knowledge:知識),その知識から身につけられる力をS(Skill:技能)とした3段階のキャリアマップをつくりました。次にランダムに割り振られた仮の職業を通して、グループの5〜6人で協力しながら社会問題を解決することに取り組みました。キャリアパスが多様な経験を通じて自分自身をデザインすること、それを短く疑似体験するワークショップで、あっというまの2時間でした。

写真:ワークショップの様子
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平成25年度京都市立堀川高校教員公募制度による募集要項について

 平成25年度京都市立堀川高校教員公募制度による募集要項を掲載します。
右の配布文書の募集要項をご覧ください。

説明会に向けて14期生準備スタート

 11月17日(土)、午前は中学3年生対象、午後は中学2年生以下対象の説明会を行います。今回は1年生から募集した説明会スタッフ80人が主体となり、いろいろなパートにわかれて企画・運営を行います。「受付」、「誘導」、全体会の「会場スタッフ」、吹奏楽部による「オープニングプレゼンテーション」、探究基礎委員による「探究活動紹介」、「パネルディスカッション」、全体会終了後の「個別相談」、各施設でパネルや展示物を使って堀川高校を紹介する「学校探究」。
 これから1週間、生徒たちは休み時間や放課後を使って、「ALL HORIKAWA」となり説明会準備を行います。中学生・保護者の皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込みはこちらから(受付は11月15日まで)
・中学3年生対象説明会
  http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...
・中学2年生対象説明会
  http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...

1年生スタッフが全員集まり行う第1回スタッフ会議の様子
 写真上:リーダー代表のあいさつ
 写真中:各パートのリーダー自己紹介 
 写真下:パネルディスカッション練習中

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後期生徒会長選挙(10.22)

 10月22日月曜日、後期生徒会長選挙が行われました。
 立候補者の1年5組佐々木佑介くんが、同日昼休みにアトリウムにて立候補演説を行いました。「堀川高校を日本一の学校に」「生徒の生徒による生徒のための生徒会」という主張が、全教室に力強く響きました。結果、有効票718票中695票の信任票を得て当選を果たしました。
 佐々木くんの就任後の決意表明は以下の通りです。

 後期生徒会長に就任した佐々木佑介です。
 私は今回の演説で,この堀川高校を日本一の学校にできるよう尽力すると宣言しました。では,その日本一の定義とは何なのか。どういった観点で評価したときの日本一なのか。私が目指す日本一とは総合評価での日本一です。たとえ堀川高校に足りない部分があったとしても他の部分で補っていきたい。それは堀川高校なら可能であろうと考えています。
 私が考える総合評価の大きな部分は学校生活の主役である生徒全員が誇りを持てる学校であることにより作られるものです。文化祭,体育祭など高校生活の思い出の一ページを飾る行事を企画する立場として,参加者全員が青春を感じることができるよう作り上げていきたい。青春とは定義することが難しい言葉です。だからこそその青春を,主役である生徒全員が考え,感じられることこそが日本一の学校づくりへの第一歩ではないでしょうか。
 では具体的にどうしていけばよいか。私は演説でも話したように「二兎を追え、堀川高校」という言葉を大切にしていきたいと考えています。演説では「みなさんが何兎も追うことができるような環境作りに励みたい」と話しました。言葉の通り勉強,部活,行事,恋愛など,どんな場面でも何兎も追うことができるような学校を作っていきたいです。
 演説後,友人に声をかけられました。「日本一にこだわりをもちたい、って言ってたけど日本一でいいの? 目指すなら世界一でしょ、たとえどんな議員に言われようとも(笑)」と。私はその場では「もちろんやん(笑)」と答えました。演説中の「堀川高校に携わる全員で日本一の学校を作りたい」という言葉を直球に受け止めさらにその上を目指したい,と考えてくれた人がいたことに心から喜びを感じました。生徒憲章の中にある「高みをめざす」その言葉に改めて出会った気がしました。世界は広い。先日の台湾研修でも深々と感じました。しかし,堀川高校はその世界にも屈しない力をもっていると感じた瞬間でした。と同時に「生徒の生徒による生徒のための生徒会は世界に変化をもたらす」と話しましたが,世界に変化をもたらす日が来るのもそう遠くない気がしました。
 演説後この友人に限らず,たくさんの人が声をかけてくださいました。しゃべったことのない先輩方も。そんなあたたかい声を期待として受け止め,その期待に応えられるようみなさんの学校生活をサポートしていきたいと考えています。
 こんなにも情熱あふれる学校の生徒会長になったからには情熱の炎を燃やしつづけたい。そしてみなさんにも燃やし続けてほしい。消えそうな炎も再び燃やしてみせる。消えさせはしない。
 生徒の生徒による生徒のための生徒会は動き始める。私達の中心である堀川高校が,日本のそして世界の中心になる日へと動き続ける。堀川高校は止まらない。

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第4回探究道場(10.20)

 10月20日(土)に第4回探究道場が行われました。「社会で探究・あなたが裁判員!?」というテーマで裁判員役を体験する道場に、中学生35人が参加しました。
 強盗事件についての裁判劇を見た後、グループに分かれて評議を行い、判決を出すという内容です。高校生スタッフがそれぞれ評議の司会進行役を努め、中学生が証拠に基づき積極的な討議をしました。
 グループにより無罪・有罪の判決は分かれ、興味深い結果となりました。参加者は皆、納得のいく事実を導き出すことの難しさを感じたようです。

<参加した中学生の声>
・ 真実の追究は難しく疑問もさらに深まったけれど、とても楽しかったです。
・ 裁判員の制度は難しいし、自分の判決で人の人生を変えるかもしれないことはとても荷が重いと感じました。

写真上: お招きした弁護士のお二人より、裁判員の心得について学ぶ参加者達
写真中下: 裁判劇の内容を受け、討議をする参加者達

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12月〜1月の行事予定をアップしました。

 12月〜1月の行事予定をアップしました。右の月間行事予定をクリックすると,主な行事予定が見られます。

台湾研修に行ってきました。

 10月14日〜17日,2年生20名,1年生5名の25名が,パレスライオンズの補助をいただき,台湾研修に行きました。
 今年の5月に台北市立第一女子高級中学(日本での高校)より約70名が堀川高校に訪問し,2年生と交流しました。この交流は,2年生にとっても素晴らしい交流になり,今回その2年生がぜひ第一女子高に訪問したいと企画し,先方も訪問を歓迎するとのことで実現しました。第一女子高は,台湾の総統府の前に位置し,1学年25クラス,全校で3,000名を擁する台湾のトップの女子高でした。生徒たちは,3つのクラスの授業,HR,クラブに参加し,向こうの生徒と親睦を深めるとともに,アジアのトップレベルの生徒との交流を通して,よい刺激を受けることができました。最後のさよならパーティでは,この交流が長く続くよう思いを込めてプレゼンをしました。

写真左:故宮博物院にて 写真中,右:台北第一女子高との交流
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小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その1 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)

 10月13日「小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会」を堀川高校本能館で実施しました。471名のご参加,ありがとうございました!!
(小学生84名,中学生121名,高校生26名,保護者86名,教職員139名,他15名)

 発表者受付は12時から始まりました。
 会場の本能ホールには所狭しとパネルが並び,工夫を凝らして作製されたポスターがどんどんと貼られていきました。今年の発表者は179人で過去最高の人数となりました。発表準備ができたところで,まずは発表者全員による事前交流会。25グループにわかれた参加者たちが自己紹介し,初対面ながら互いの発表を見学しあう約束をしました。

13時15分,開会式。
 主催者側として,京都市教育委員会学校指導課首席指導主事の島本由紀様からご挨拶をいただき,堀川高校校長からは「伝えることを大切に」とアドバイスがありました。そして本校の探究基礎委員長が「研究を発表するだけでなく,質問をもらって次にいかす研究にする発表会にしましょう」と,自分の経験からのポスター発表の目的を皆さんへ伝えました。

13時30分。
 いよいよポスター発表の時間です。ホール内はわれんばかりの声と人であふれました。今回は参加者が増えて,会場が狭くなり発表者の声が聞き取りにくいこともありましたが,聴衆に向けてみんな元気良く発表しました。初めは自信がなさそうな生徒たちも,45分という与えられた時間の中で発表を繰り返したり,質問に答えたりすることで,一人ひとりが自信を深めていく様子が伺えました。事後交流会では,「文章は短く、はっきりとしゃべろう」「図やグラフは見やすく」「根拠もしっかり調べる」「もっと質問しよう」という次回に向けての前向きな反省が上がっていました。

 また関係教員の方からは,「なにより小中高と一同に介することに大きな意義を感じる」との意見を頂戴しました。この日,参加者たちは,言葉を伝え合う活動で上級生への憧れをもったり,下級生のハツラツとした発表に刺激を受けたりしたように思われました。堀川高校生も発表に参加したり,運営や司会をしたりしながら時間を共有できて,切磋琢磨しあう良い機会となりました。

 今年度の発表タイトルをご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

写真上:開会式
写真中:ポスター発表の様子1
写真下:ポスター発表の様子2



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小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その2 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)

写真上:ポスター発表会の様子3
写真中:ポスター発表会の様子4
写真下:事後交流会の様子

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「よく見る」

 1日の文化祭から始まり、鷲田清一先生の講演会、普通科説明会、そして体育祭と続いた堀川の9月。4月から半年が過ぎ、10月からは平成24年度も後半戦です。先週は様々な形での「前半のまとめ」が行われました。
 堀川高校の総合的な学習の時間、「探究基礎」はHOP STEP JUMPの3つのステージに分かれ1年半で行う探究活動の授業です。この日は1年生「探究基礎」HOPのまとめの会。半年の学習を振り返るとともに、9つのゼミに分かれて行うSTEPの活動と教員による各ゼミの紹介が行われました。
 会場は5階の講堂。探究基礎委員会の生徒が会の運営に携わっています。舞台を見下ろす調整室では、数名が音響や照明のコントロールにあたります。その部屋を休憩時間に覗くと、生物ゼミを希望するという委員の生徒がテーマ設定について話をしてくれました。
 教室に1匹のミツバチが侵入してきたときに、その行動をじっと見ていたこと。それがきっかけでミツバチを詳しく調べてみると、最適な住居を女王蜂に知らせる「探索バチ」という役割があることを知り、関連の研究を探っていること。そして「ただ、ハチは刺すというイメージが強いので、観察のために巣箱を設置するとまわりに迷惑になるのではと、心配しています。巣を攻撃しない限りハチは刺さないということで、理解してもらえると思うのですが。」と具体的な課題にまで話は及びました。
 私からは、3年前に亡くなった堀川のSSH運営指導委員をお務め下さった日高敏隆先生から伺った話をしました。彼も先生の書かれた本を何冊か読んだようです。先生は、専門のチョウチョウの話の際、「とにかくよく見ること。チョウチョウがなぜこんな行動をとるのか、何のためにするのかをよく見て考えてみることが大切」と教えて下さった。これから君の始める調査でもその教えを活かしてほしい、と。

 学校案内の学校生活の紹介ページに、「生徒諸君への三つの約束」を掲載しています。入学式でも新入生に話します。「学校は学びの場だ」「学校は小さな社会だ」「学校は楽しいところだ」。この三つ目の約束には、「ほんものの楽しさを得るために,自ら参画し参加する姿勢をもちなさい。私たちは,君たちの個性を尊重して,見張ることはせず見守ります」と言葉を添えます。

 TA(探究活動のゼミにおけるティーチングアシスタント)をしてくれている6期生の卒業生。彼は6月に本校で教育実習も経験し、来春からは市立高校の教壇に立つことになっています。先週校長室を彼が訪ねてくれた折に、「見守ること」に話が広がりました。
 「生徒の時は見張られているという感覚はなかったですね。いろいろ信じて任せてもらってましたから。先生がいろいろな視点で生徒を見ておられることを今は感じます。教育実習のときに、五感全部を使って授業をせよと教わりました。考査の監督の実習の後に、『このクラスに何人の右ききと左ききがいた?』と聞かれたときは、まったくそういうことは意識していなかったので、ドキッとしました」。
 来春からは一人の教員という立場で生徒を「見る」「見守る」ことになります。教員として「よく見る」ことを追求してほしい。そして先輩教員の「見方」を大いに学び、見る際のよりよい「立ち位置」「視点」を確保していってほしい、と話しました。
 「できるでしょうか?」
 「できますよ。卒業生は、できなきゃ困ります。」

 「見まもる」の「まもる(目守ると書くこともあります)」とは、古くは「じっと見つめる」という意味。目には魔除けのパワーがあると信じられていたこともあり、「目を離さずに見る、大切に世話をする」という意味になったとか。
 「見守る」ためには忍耐が必要です。手を出したい気持ち、解答を早く与えてやりたい気持ちをぐっと抑えて待つ。「見守り」は大きな愛情。教員がそうやって辛抱強く待つ姿を見せてくれるのは、校長としてとても嬉しく、有り難く思えることです。

 校内の桜の葉が少し色づき始めました。秋は一気に深まることでしょう。木々も、春の美しい花のため、静かに確実にエネルギーを蓄える季節を迎えます。生徒の、そして堀川の後期も、そうありたいと思っています。 

                            ・・・ 川浪 重治 ・・・

 写真:色づき始めた桜とBIGBOX
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行事予定
2/25 金曜振替授業
2/26 1年学年末考査
総合探究IIまとめの会
2/27 1年学年末考査
2/28 1年学年末考査
卒業式予行
3/1 卒業式(午前10時開式)
3/2 PST(9:30〜16:00)
中学生及び保護者
2/25 AT願書受付(9:00〜16:00)(中学校を通じて)
2/26 AT願書受付(9:00〜16:00)(中学校を通じて)
2/27 AT願書受付(9:00〜12:00)(中学校を通じて)
京都市立堀川高等学校
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