京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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5/11(土)中学1年生〜3年生対象のスクールガイダンスは、フォームでの受付を締切りました。お申込みくださった皆様、ありがとうございます。このあと参加希望等のお問合せは京都堀川音楽高校企画推進部(075-253-1581)にお電話にてお願いいたします。

京都市立学校文化芸術賞表彰式

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  3月11日(月)、平成24年度「京都市立学校文化芸術賞」表彰式が京都市役所で開催されました。本校から2名の3年生が表彰されました。他に、洛陽工業高校鉄道部、伏見工業高校シビルクラブ、塔南高校吹奏楽部グリフォンズが表彰されました。表彰式次第は次の通りです。

  出席者紹介
  被表彰者紹介
  表彰状・記念品贈呈 教育長
  お祝いのことば     教育長
  被表彰者抱負      各生徒
  記念撮影

 本校生徒の受賞理由と抱負は次の通りです。
 [受賞理由]第66回全日本学生音楽コンクール全国大会高校の部 第2位
  本人の豊かな音楽性と素晴らしい表現力が全国トップクラスであることが評価されました。今回で2年連続3回目の受賞となりました。受賞した生徒は、今後一層演奏技術・表現力を磨き自分の思う演奏ができるよう精進を重ねていくと決意を語ってくれました。将来フルーティストとして世界各地で演奏活動をしてくれると思います。
 [受賞理由]3年連続二科展に入選
  音楽活動とともに美術においても豊かな表現力を持っていることが評価されました。受賞した生徒は、今後音楽と美術を統合した新しい芸術活動を志し、京都に恩返しできるアーチストになりたいと抱負を語ってくれました。

  本日は素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございました。

卒業式 式辞

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  例年にもまして、春の訪れが本当に待ち遠しい今日この頃です。
  本日は京都市教育委員会より生徒指導課 畑首席指導主事様、PTA音友会 松下会長ならびに役員の皆様、京都堀音同窓会 中井会長ならびに副会長様、堀音父母の会 木林会長様、城巽自治連合会会長 宮崎様のご臨席を賜り、また、保護者の皆様のご列席をいただき、ここに、京都市立京都堀川音楽高等学校第3回卒業証書授与式を挙行できますことを厚く御礼申し上げます。
  ただ今、京都堀川音楽高等学校第3回卒業生、第64期生に卒業証書を授与いたしました。
  めでたくこの日を迎えた卒業生の皆さん、「卒業おめでとう」。また、本日受験のため、やむを得ず式に出席できない卒業生もいますが、健闘を祈りつつ、卒業を祝福したいと思います。保護者の皆様におかれましても、本日はお子様のご卒業誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。ご家族を含め、これまでの道のりはけっして平坦なものではなかったであろうと拝察いたしますだけに、今日の晴れの日をむかえられ、感慨も一入のことと存じます。ご入学以来、本校の教育活動にご理解をいただき、様々なご支援を賜りましたことを、心より感謝いたします。ありがとうございました。
  さて、卒業生の皆さんは、3年前、この城巽の地に移転し、校名も改称され新たな一歩を踏み出そうとする京都堀川音楽高校に、まさに時を同じくして入学を果たした精鋭です。はじめて3年間を通してこの校舎で高校生活を送った、言わば新生音楽高校の記念すべき第一期生です。君たちは、60数年の歴史と伝統あるこの名門音楽高校で、先輩たちに続いて、音楽の専攻実技や専門知識はもとより、普通教科の学力と教養、将来社会を生き抜くために必要な力を培ってきました。加えて、最新の恵まれた施設の中で、様々な行事や取り組みを通して、経験を積み重ね、新たな歴史を刻んできました。いつの日か、新しい音楽高校の未来の礎を築いた学年、といわれる日が来ることでしょう。そこには、保護者や地域の方々、先生方や先輩方等の大きな支援があったということを忘れず、これからは、その感謝と誇りを胸に、大きく羽ばたいていってほしいと願います。校歌「海を遠く」にあるように、たたんだ翼をひろげ、その翼が巻き起こす風をしたがえ、世界の静まる中で、響き出す、本物のかがやきへ、おそれずに向かっていってください。ただし、この先に待ち受けている世の中は、けっして甘いものではありません。高校時代とちがい、数々の試練に一人で立ち向かい、挑戦していかなければなりません。挑戦に必要なのは「根拠のない自信」だという人がいます。極端な言い方かも知れませんが、たしかに「根拠のない自信」は、子どものころには純粋に皆持っているのに、残念ながら年を経るごとにだんだん消えていくものです。人に求めるだけでは自分も世の中もかわりません。本当に変えたいなら自ら考え、思い切って行動することです。まして、君たちは、「音楽」という、大きな財産と力と、そして可能性を持っています。根拠は十分にあるのです。自信を持って羽ばたき、挑戦してもらいたいと思います。ただし、それも、時に翼を休め、補給する「安全な基地」があってこそできることだと思います。それは、当然家族という絆であり、また、共通の夢や目標をもつ者同士が切磋琢磨して創り上げた、この京都堀川音楽高校という強い絆でもあるはずです。卒業後もずっと母校を基地とし、時には出発点にもどり、また時には我々に力を貸してほしいと思います。
  その母校、ホール西側の庭に、君たちは記念樹として「ハナミズキ」を植えてくれました。「ハナミズキ」の花言葉は、私の思いを受けてくださいということで「返礼」です。日本からワシントンに贈られたソメイヨシノの返礼としてアメリカから贈られたという話は有名ですが、季節がくれば、きっと白やピンクの美しい花をつけることでしょう。64期生の記念であると同時に、君たちの明るい未来が、そして心の通う、平和な日本が、少なくとも『百年つづきますように』と祈りつつ、大切に見守っていきたいと思います。
  さて、現代の社会は、情報化時代といわれてひさしく、世の中の変化とそのスピードに対応していくことの困難な時代だと言わざるをえません。政治、経済、文化、教育、様々な分野で諸問題が浮き彫りとなり、毎日のようにマスコミにも取り上げられています。だからこそ、落ち着いてしっかりと物事の真理を求めて生きてゆく、前向きな姿勢が不可欠です。しかしながら、我々をとりまく現代社会の「時間」の流れはあまりに速く、当然のごとく、一瞬の前は過去となり、一瞬の後は未来であることもまた事実です。「音楽」はまさに敢えてその「時間」を音の表現として創り上げる芸術。時代はどのように移ろうとも、音楽文化のもつ力は永久に不変です。せわしい、混沌とした時代だからこそ、音楽を追求し発信することの価値や可能性を模索し、提示し続けてほしいと心から願っています。
  最後に、漢字学者であり、私のたいへん尊敬する故白川静先生が、2001年、90歳の時に残された言葉を、君たちへのはなむけの言葉とします。

『21世紀へ、僕は「悠」という漢字を贈りたいと思う。この字は、人が枝を持ち、背中に水をかけて禊をしたあとの、清らかな、すがすがしい心持ちを表している。時代は移る。それも高速で進歩する。だから人々に敢えて言いたい。せわしい世紀だからこそ、身を清め、深く考え、悠々と前に進め、と。』

平成25年3月1日
                        京都市立京都堀川音楽高等学校
                         校 長    山 脇  護

「時間」

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          京都堀川音楽高等学校
          校 長 山 脇  護

  校長として本校に赴任してから、早いもので約1年が経過しようとしています。昨年の今頃は前任校で生徒達を引率し、中国へフィールドワークに向かっておりましたが、その記憶も何か遠い遠い昔のことのように感じられるほど、光陰は矢のごとく、また密度の濃い1年でありました。私自身の感想はさておき、大きく日本をとりまく国際情勢をみる時、中国との関係だけに限っても、この1年間で驚くほどの大きな変動が生じています。また、教育現場では様々な諸問題が浮き彫りとなり、毎日のようにマスコミにも取り上げられています。親も子も我々教職員も、教育を介しながら、世の中の変化とそのスピードに対応していくことの困難な時代だと言わざるをえません。しかし、だからこそ、落ち着いてしっかりと物事の真理を求めていく前向きな姿勢が不可欠だと思います。“現代の時間は、「時」は速く、「間」が失われている。”とは指揮者広上淳一さんの言葉です。「音楽」はまさに「時間」を表現として創り上げる芸術。せわしい、混沌とした時代だからこそ、音楽を追求し発信することの価値や可能性を再確認する時だと思います。単なる音楽ファンであった私ですが、縁あって音楽に関わる機会をいただき、あらためて生徒達や卒業生さん達の未来における大いなる可能性を実感できた1年でもありました。
  さて、3年生の巣立ちが近づきました。大学入試選抜に立ち向かいながら、卒業式、卒業演奏会へと、有終の美を飾るべく皆がんばっています。また一方では先日、本校入学を志願する中学生61名を対象にした適性検査を実施しました。初めて3年間通してこの新校舎で過ごした第64期生は卒業生となり、かわって春には、第67期生を迎えることとなります。ちょうど3年前、陶芸家濱田庄司の残した次のような言葉に出合いました。“地上には樹木の形と花のように咲いたものがあるが、実際にはその地下に根があって、そこまで落ち着いて見直すべきである。樹や花で勝負するより、根で勝負してほしい。また、花の結果を、実を結んだ時と思わず、その実が地へ沈んで来春芽を出した時を答えとして受けとりたいのです。”
  「京都・堀音同窓会」「堀音父母の会」の貴重なお取組みとご尽力に深く感謝いたします。今後とも未来にむけて「時間」を繋ぎ、本校教育活動にお力添えいただきますようよろしくお願い申し上げます。

白雲

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大学入試センター試験前日、3年生に

京都教師塾生4日目(1月10日)

 教員を目指す大学生・社会人等を対象に京都市教育委員会に開講されている『京都教師塾』の第7期生が、本校で教員体験をしています。

塾生のコメント
 「京都教師塾から来ました。国語の授業を中心に見学させていただいています。毎回先生方から丁寧なご指導をいただき、大変勉強になっています。生徒たちとの会話も楽しく、毎週楽しみに伺わせていただいています。」
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防犯訓練1月7日(月)

 授業再開前日の1月7日(月)、中京警察署から警部補を講師としてお招きし、教職員による防犯訓練を実施いたしました。
 参加した教職員は、講師による不審者への対応や護身術等の話を熱心に聞き、防犯体験訓練にも取り組みました。
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年頭のご挨拶

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                「 転 石 」
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  昨年末、私は二つの新聞記事に出会いました。その一つは、「被爆ヴァイオリン」という見出し。当時、広島の女子高校の音楽教師だったロシア人の故セルゲイ・バルチコフ氏のヴァイオリンが、被爆したにもかかわらず、このほど関係者の尽力で修復され、すでに復元されていた貴重なピアノとともに、「被爆ピアノとヴァイオリンの語らい〜今、いのちと平和をみつめて〜」と題した記念チャリティーコンサートが開催されたというものでした。広島の悲劇から復活した二つの楽器が奏でる祈りと平和の調べ。収益は東日本大震災の援助に使われるそうですが、あらためて平和の尊さ、音楽の持つ力の大きさを感じました。そしてもう一つは「ローリングストーンズ」の記事。ロンドンのライブハウスで1962年にデビューして以来、活動50周年の記念ライブが催され、2万人の観客が熱狂したというものでした。ちなみにボーカルのミック・ジャガーをはじめ、メンバー4人の平均年齢は68才だそうです。実は私が教職に就いた時点から、自身の座右の銘は『転石苔を生ぜず』(A rolling stone gathers no moss)。生徒たちにも、今一度それぞれの原点に立ち帰り、他者に心を寄せ、地道な努力と模索を積み重ねながら、生涯にわたって音楽を軸に、前向きに積極的に歩んでいく決意と姿勢を求めたいと思います。
  生徒自治会長には、1月8日のアッセンブリーで、校長の代わりに全校生徒にメッセージを伝えるように、という宿題を出しておきました。3年生に対する激励の言葉に加えて、年頭にあたり、これからどんな学校にしていきたいのか、どんな生徒でありたいのか、皆にアピールするはずです。学校の伝統や校風は生徒自らが創りあげていくものだと認識しています。彼女のメッセージを楽しみにしながら、私自身も2013年の書初めとして、あえて座右の銘を、気持ち新たに揮毫しようと思います。
  今年、京都堀川音楽高等学校は、この城巽の地に新設移転をはたし4年目をむかえます。昨年同様、皆様方からのあたたかいご支援ご指導を賜りますよう、今年もよろしくお願い申し上げます。

大宮ショップ学校説明会開催!

 12月22日(土)本校の学校説明会をJEUGIA大宮ショップで初めて開催いたしました。約80名の方々にお越しいただきました。ありがとうございました。
参加された方の感想をご紹介いたします。
 中学1年生の保護者「(説明会全体の感想:大変良かった。)公開レッスンで、技術面以上に細かい感情表現の指導が素晴らしいと思いました。」
 小学1年生の保護者「(説明会全体の感想:大変良かった。)娘はまだ小学1年生で何とも先の分からない状態ですが、何度もお話を伺う機会を頂けたらと思います。ありがとうございました。」

写真:本校教員による公開レッスンの様子
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朝日新聞社による取材

11月28日(水)、29日(木)に朝日新聞社京都総局の記者による取材がありました。”音楽に取り組む若者を”ということで今回、生徒のレッスン風景の撮影と生徒へのインタヴューにいらっしゃいました。
 
 *なお、この取材記事は、平成25年1月7日朝刊32面京都市内版に掲載されました。
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京都市PTA人権尊重街頭啓発活動

 12月1日(土)京都市PTA連絡協議会により標記の人権尊街頭活動が行われました。中京区東支部は本校で事前学習会を行い、その後烏丸御池周辺で人権尊重街頭啓発活動に取り組まれました。参加者は64名でした。
なお、参加団体は次の通りです。
 中京もえぎ幼稚園PTA
 御所南小学校PTA
 高倉小学校PTA
 京都御池中学校PTA
 銅駝美術工芸高等学校PTA
 堀川高等学校PTA
 京都堀川音楽高等学校PTA
 (助言者)
 京都市PTA連絡協議会会長
 京都市教育委員会生涯学習部部長
 京都市教育委員会生涯学習アドヴァイザー
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京都市立京都堀川音楽高等学校
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