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最新更新日:2025/10/15 |
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推薦入試前リハーサル
本校の3年生がチャレンジする推薦入試には、面接に加えて基本的には実技試験が課されます。これまで取り組んできた自分の音楽を、大学の先生方に直接聞いていただくわけですので、面接練習と同様に入試に向けた準備として「聴きあい会」というのを実施します。
今回はフルートとピアノの2名の生徒が参加しました。先生方にホールに来ていただき、それぞれが入試さながらに演奏を披露しました。 生徒達は始まる前は「緊張する」と言っていましたが、舞台袖から歩いてきて演奏する段になると、すっと腰が据わりしっかりと演奏していたように思います。 入試本番までまだ時間があるので、今回の経験を糧に、さらに努力し、よりよい演奏へと高めていってくれることと思います。 ![]() プーランクのコンチェルト
10月と11月に2つの本番があります。10月25日(土)の城巽フェスティバルと11月23日(日・祝)のKyoto Music Caravanです。(詳しくは別の機会にお伝えします)
この2つの本番に共通している曲がプーランク作曲の「2台のピアノのための協奏曲」です。本校のオーケストラがいわゆる「協奏曲」を取りあげることはまれで、定期演奏会の○周年記念のような特別な時に取り上げられています。(ちなみにプーランクのこの曲は1997年に堀川高校から独立して京都市立京都音楽高校になった時の記念の定期演奏会で取り上げられました) 協奏曲は交響曲などのいわゆるオケの曲を作り上げていくのはまた違った独特の難しさがありますが、今回のソリストは2名とも本校の音楽科の教員がつとめるので、合わせの練習は一般的な客演のソリストの場合と比較すると多くの時間を取ることができますので、丁寧に音楽づくりができるように思います。 この曲はピアノを2台使うため、天板を外した状態でピアノを向かい合わせにして置き、それを取り囲むような形で弦楽器が配置されます。オーケストラのメンバーも普段とは違う景色や距離感での演奏になるため戸惑う面もあるのかなと感じました。 今日が2回目のソリストとの合わせでしたが、1回目と比べると格段に良くなっていて、この2週間、どこまで独特の色彩やフランスの香りをまとった演奏になっていくか本当に楽しみです。 ![]() ![]() 2年生「総合探究(重唱奏)) アンサンブルオーディジョン第1日目
10月10日(金)4時間目の2年生「総合探究(重唱奏)」の授業では、ヨーロッパ研修旅行で訪れるチェコのヤナーチェク音楽院で開催するコンサートに向けて、アンサンブルチームのオーディションが行われました。
最初に担当の先生の「今週、来週にわたってオーディションが行われますが、互いに聞きあって研修旅行につなげてください。」との言葉でオーディションがスタートしました。 今日は、2台のピアノを4人で演奏する「2台8手」、2台のピアノを2人で演奏する「2台4手」、フルートとアルトサックス、ピアノの三重奏、クラリネットとヴァイオリン、ピアノの三重奏、ヴァイオリンの二重奏、オーボエとヴァイオリン、チェロの三重奏と様々な形のアンサンブルが登場しました。 アンサンブルという形でほかの人と一緒に演奏すると、まだまだ「息がぴったり」というより、「互いに様子を見ながら」といった演奏となり、聞かせどころの盛り上がりや合わせかたにまだまだ工夫ができそうな演奏が多くみられました。 オーディションは来週まで続くため、まだ結果は発表されませんが、1月先に迫ってきた研修旅行に向け、さらなる探究を続けてもらいたいと思います。 ![]() ![]() ![]() 秋のスクールガイダンスを実施しました
10月4日(土)中学生対象の秋のスクールガイダンスを実施しました。生徒・保護者総勢200名に近い方々にご参加いただきました。
最初に、各専攻の代表とアンサンブルオーディションで選ばれた3年生が、歓迎の演奏を行いました。素晴らしい演奏で、参加者は感動するとともに堀音で学ぶ目標としてとらえてくれたのではないかと思います。 続いて、その演奏者へのインタビューを行い、堀音への道を進もうと決めた時期や堀音で学べる事、また入試へ向けてのアドバイスなど、体験しているからこそ伝わる生の声を聞いてもらうことができたと思います。また、本当にしっかりとしゃべることができている姿もとても頼もしく、演奏とあわせて高校生活を思い浮かべる参考になったのではないかと思います。 その後、教務主任からの選抜についての説明と、音楽主任からの実技検査内容・課題曲等説明等の説明があり、その後各専攻に分かれての実技検査内容の説明となりました。 最後は、希望者に対して在校生との交流と京都府外からの出願に関する説明と個別相談を行いました。 特に中学3年生は入試に向けて実技課題も発表になり、いよいよという気持ちと不安な気持ちを持ったのではないかと思います。そういった不安を、様々な説明や生徒のインタビューを聞くことで少しでもやわらげられたのではないでしょうか。 もしこれからも何か心配なことや疑問等が出てきたら、遠慮なく学校のほうに連絡いただけたらと思います。 そして、都合で参加できなかった方も、ぜひご連絡いただけたら説明をさせていただきます。 また、みなさんにお会いできることを願っています。 ![]() 後期がはじまりました 〜体育祭〜
10月7日(火)この日は盛りだくさんの1日でした。
まず後期の始業式を行い、その後城巽フェスティバルに向けての合唱・合奏で午前中は終わり、午後からは体育祭でした。 始業式は校歌の追試(終業式の校歌が怪しかったので、秋休みの宿題になっていました)からはじまりました。今回はしっかり歌えたので合格をもらっていました。 その後の校長からはアンケート結果を踏まえ、目標設定をしっかりするようにという話があり、音楽科からの連絡の後、教務主任より成績のとらえ方について話がありました。 それぞれ後期をしっかり取り組んでほしいといった励ましの意味もある内容だったと思います。 午後からはアリーナとグラウンドを利用して体育祭を行いました。「音リピック」と呼んでおり、普段運動不足の生徒が多いのではと言われていますが(?)、半日みんなとても一生懸命応援しながら競技を楽しんでいました。 最初の開会式では、昨年に引き続き金管アンサンブルによるラジオ体操第一でスタートし(生演奏がこんなに準備体操がやりすいんだと驚きました)、アリーナで「ドッチビー」と「障害物借り物競争」を、グラウンドで「専攻別リレー」「しっぽとり」の4種類の協議を行いました。 競技の決定などの計画や当日の進行はすべて自治会で行いました。現在の2年生の自治会メンバーが取り組む大きな学校行事としては最後になるため、忙しい時間をやりくりしながらしっかり準備して、すばらしい体育祭にしてくれたと思います。 参加している生徒たちも、運動が得意不得意はあると思いますが、それぞれが本当に頑張って取り組んでいたのがとてもよく伝わりました。 ドッチビーの盛り上がり、障害物借り物競争でのお題に対しての周りの協力の様子、スタッフが足りなくてボランティアを募った際に名乗り出てくれたこと、専攻別のプライドをかけた真剣勝負、しっぽとりの阿吽の呼吸と連携・・・短い時間でしたが普段では見られない姿を見ることができました。 音楽ではないけれど、こんなにいい時間が生まれるんだと思うと、とても幸せな気分になりました。 学年対抗なので勝ち負けはあるわけで、今年は本当に僅差で1年生が優勝となりました。 3年生は最後の体育祭で、ボードや装飾品などもしっかり用意して気合が入っていたのも印象的でした。 狭いスペースでの体育祭は、運動が得意な生徒にとっては少しストレスになるとは思いますが、人数とスペースのバランスはとてもよく、雰囲気を盛り上げるにはこれぐらいの空間もいい感じなのかもしれないなって思いました。 いい後期のスタートになったと思います。 ![]() ![]() ゼスト御池 ミニコンサートを行いました
10月1日(水)の午後2時から、ゼスト御池の河原町広場においてミニコンサートを開催しました。
この企画は「地域のさらなる文化力向上」と「生徒による地域活動の促進」を目的に、中京区役所地域力推進室の皆様と協働して実施したものです。生演奏を鑑賞していただくことで、音楽への興味・関心を深めていただく機会となるよう願いが込められています。 昨年は中京区役所で開催しましたが、今年はより多くの方が気軽に足を運んでいただけるよう、会場がゼスト御池に変更されました。 人通りの多い、アクセスのよい場所だったこともあり、おいけあした保育園とYMCA三条保育園の園児のみなさんをはじめ、幅広い年齢層の方々、120名以上にご来場いただきました。始まる前から「これだけの方々が集まってくださるんだ」ということだけで胸がいっぱいになりました。 演奏はすべて2年生によるアンサンブルで、ディズニーからクラシックまで幅広い選曲となりました。 オープンスペースでの演奏や、普段使わない音響設備に緊張や戸惑う様子も見られましたが、これまで積み重ねてきたものをしっかり発揮できたのではないかと思います。 聴いてくださった皆様にも楽しんでいただけたようで、楽しそうな子どもたちの様子や、最後には「ブラボー!」「アンコール」の声もかかる場面もあり、音楽がしっかりと届いていたんだなと感じました。 このような「コンサートを作り上げる」経験は、1年生の後半から取り組んだ「0歳からの絵本コンサート」から始まっています。その経験が今回のコンサートにもつながり、生徒たちはまた一段、成長したのではないかと思います。 「聴いてくださる方のことを考え、自分たちの音楽を届ける」――その思いを胸に、生徒たちは多くのことを考え、努力を重ねています。そうした取り組みを通して、音楽への想いがより深く、広がっていくのだと思います。これからも、その想いを多くの人に伝え、幸せな時間を共有できるよう、頑張ってほしいと思います。 ![]() Let’s Play Music! について
12月14日に本校ホールにて Music Fusion in Kyoto 音楽祭2025の奏プログラム「Let’s Play Music!〜みんなで歌おう、奏でよう!~」を開催いたします。
音楽好きの小中学生のみなさん!京都堀川音楽高校の生徒と楽しく歌って演奏しませんか? 初心者の人も大歓迎♪ 楽器のある人は自分の楽器で合奏を!歌が好きな人は合唱で、その日限りの特別な音楽を楽しみましょう!指揮者体験もありますよ♪ 詳しくは、下記のホームページをご覧ください。 Music Fusion in Kyoto 音楽祭2025 https://music-fusion.kyoto/ 奏プログラム「Let’s Play Music!〜みんなで歌おう、奏でよう!~」 https://music-fusion.kyoto/kanade_program ![]() オクラの収穫!(園芸部)
園芸部が5月頃から育ててきたオクラが収穫できました。8月に1本収穫しているそうで、これで2本目・・・。今夏の猛暑の中での苦戦がうかがえます。
それでも生徒たちは、1本のオクラを眺め、青臭いにおいをかぎながら、生で食べてよいのだろうか?それともゆがくべきか、どんな料理にしたらいいか・・・いろいろと考えながら語り合っていました。 自分で食べ物を育てるというのは貴重な経験です。今回はおなかを満たすところまではいきませんでしたが、心はけっこう満たされたのではないでしょうか? ![]() ![]() くらしき作陽大学のミニコンサートと公開レッスンが行われました
9月29日(月)の日の最後のイベントは、くらしき作陽大学のミニコンサート&公開レッスンでした。
くらしき作陽大学には、モスクワ音楽院との連携のもと「モスクワ特別演奏コース」が設置されています。このコースはモスクワ音楽院のロシアンメソッド(ロシアピアニズム)をロシア以外の国で唯一学ぶことのできるプログラムで、その一環で来日されたモスクワ音楽院のオルガ・プリズ教授を本校にお迎えしました。プリズ先生は今回が初来日となり、本校でミニコンサートと公開レッスンを行ってくださいました。 コンサートでは、ベートーヴェン《ピアノソナタ第14番「月光」》やショパンのワルツ5曲を披露していただきました。ロシアの伝統に根差した豊かな音色と表現を間近に感じることができました。 その後行われた公開レッスンは、3年生のピアノ専攻の2名が受講し、その様子を全生徒で見ることができました。 くらしき作陽大学の「モスクワ特別演奏コース」を卒業されて現在は同コースのコーディネータをされている方に通訳をしていただきながらのレッスンでした。 プリズ先生からは、作曲家のスタイルに沿った表現や、音楽におけるイントネーションの重要性について細やかな指導がありました。ロシアの鐘の音のイメージ、休符の自由な扱い、アクセントの歌わせ方など、多彩な具体例を交えて「音楽をどう響かせるか」を学ぶ時間となりました。ショパンの作品においては、「厳格ではなく、小さな冗談や遊び心を持って」とのアドバイスも印象的でした。 最後には、「日本の学生は真剣に耳を傾け、アドバイスを自分のものにしようと努力する。その姿勢は本当に素晴らしい」と語ってくださいました。遠い国からの初来日でありながら、日本や本校の生徒に温かい思いを寄せてくださったことに、大きな励ましをいただきました。 今回のミニコンサートと公開レッスンは、生徒たちにとって国際的な視野を広げ、音楽をより深く学ぶ貴重な機会となったのではないかと思います。 ![]() ゼスト御池にてミニコンサートを開催します(10月1日)![]() 申し込み不要で参加無料です。楽しい曲がいっぱいです。ぜひお近くにお立ち寄りの際には足を止めて聴いていただけると嬉しいです。 お待ちしております。 詳しくは中京区のホームページ参照 (ホームページはこちら) |
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