京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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緊急 東日本大震災被災者への救援について

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保護者の皆様へ
                          京都市立京都堀川音楽高等学校
                                 校 長  大江加津雄

 昨年4月堀川御池(城巽学区)に移転して1年が経とうとしています。生徒たちは学年末考査を終え、今年度の総仕上げとなる卒業演奏会に向けて最後の練習に励んでいるところです。
 さて、皆様御承知のように観測史上最大級のマグニチュード9.0という地震が起こり、東北地方を中心に関東・上信越・東海地方など被害が広範囲に及んでいます。特に、津波による被害は甚大で、原形を留めない無残な町の姿や、放射能漏れを起こし建屋が飛んでしまった原子力発電所の様子など、言葉にできない凄惨な被災地の様子が繰り返し映像で放映されています。日を追って被害の実態が明らかになり、犠牲者の数も不明者を含めると一万人以上とも言われています。
 今回の日本の大惨事に対して、世界中から救助隊が派遣され、各国首脳や有識者から激励のメッシージや義援金が寄せられています。また、人々の冷静で秩序ある行動に対して大きな評価が寄せられています。町のライフラインが寸断され、家族とも生き別れ、避難所においても十分な環境が整っていない中、精神的ストレスが限界に達していると思われますが、大きな暴動や無秩序な行動もなく冷静さを保っていらっしゃる被災者の方や救援に当たっていらっしゃる警察官や自衛隊員、消防署員や海上保安庁の職員の方々や海外からの救援隊の皆様に心から敬意を表したいと思います。また、被災地の皆様への支援の輪も広がりつつあります。
 今こそ同じ日本に住む仲間として、何ができるかを考え、行動に移さなければなりません。私たちは、平成7(1995)年に、阪神淡路大震災で甚大な被害を受けました。その折には多くの皆様の支援を受け、被災者や被災地は悲しみを乗り越え見事に復興を実現してきました。テレビ報道などによると、物資やボランティアは現時点では現地の受け入れ態勢がまだ整っていない状況で、義援金がもっとも効果的な善意の示し方であるといわれています。本校では、日頃から生徒たちにつけたい力として「人間力」を挙げてきました。今こそ「人間力」を集結し、この大惨事を乗り越えなければなりません。私たち一人ひとりは微力ですが、皆様の力を一つにすれば大きな力になると確信しています。その力を被災地の復興に役立てていただきたいと考えています。校内では、すでに生徒自治会が義援金を集める準備を進めています。学校としましてもPTA音友会役員の方々とも相談し、保護者の皆様のご協力もお願いしたいと考えています。
下記の要領で募金活動を行う予定です。集まった義援金は、京都市として集約し、日本赤十字社を通して被災地に届けます。


校 内  :3月17日(木)〜3月31日(木)(本校西昇降口)
卒業演奏会:3月21日(月)開演前、休憩時間、終演後
            (京都コンサートホール大ホールホワイエ)
◎今こそ善意を被災者の皆さんに届けましょう。
◎趣旨を御理解の上、ご協力の程よろしくお願いいたします。

*写真左2枚は、生徒自治会による募金活動の様子です。

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京都市立京都堀川音楽高等学校
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