京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/11/19
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10月4日(土)に秋のスクールガイダンスを予定しています。申し込み受付を開始しました。

78期生 ヨーロッパ研修旅行 4日目(その2)

11月15日(土)7:00頃(現地時間14日(金)23:00頃)、付添団より、研修旅行4日目の活動を無事に終えたとの連絡が入りました。

この日は、夜に本校生徒がヤナーチェク音楽院でコンサートを行いましたが、今年もたくさんのお客様がお越しくださったそうです。

また、終演後は「ふるさと」の合唱でお見送りし、生徒たちもみんなとてもいい表情をしていたとのことです。

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団メンバーによるマスタークラス

 11月12日(水)、現在来日中のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のトランペット奏者のベルト・ランゲンカンプ氏とフルート奏者のエミリー・バイノン氏両名のマスタークラスのレッスンが、本校生徒を対象に行われました。

 今回は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が京都で演奏会をされるのにあわせて、公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(京都コンサートホール)の主催で、京都コンサートホール・ロームシアター京都サポーター・パートナー会員&Club会員及び京響友の会の特別イベントとしてマスタークラスを企画されました。

 レッスンを受講した生徒は、トランペット専攻1名とフルート専攻2名で、3人とも3年生でした。それぞれ本当にいい時間をいただきました。

 トランペットのレッスンでは、トランペットの楽器の変遷と作曲された時代との関係を背景として、作曲の意図を読み解き、楽譜のどの部分がトランペット的かコルネット的かを吹き分けることで、音楽がより面白くなる、それを繰り返し伝えてくださいました。

 フルートのレッスンでは、体の動きが相手にどう見えているかを考え、表現したい音楽とを関連させることでより分かりやすく相手に伝わることや、満たされた低音とそれを土台にした高音、同じフレーズが繰り返されるときの表現の差、短い音や和声に入っていない音に対するみずみずしいビブラートへの意識と練習方法、変奏曲のメロディーの浮き立たせ方など、丁寧に分かりやすく身振りや実演で伝えてくださいました。

 3人の生徒は、表現が豊かになっただけでなく、音そのものがとても生き生きして、全然違う音楽が紡ぎだされていました。それを引き出す先生方のすごさはもちろんですが、それにしっかり対応できる生徒たちも本当に素晴らしいと思います。

 2人の先生共通していたのは、楽譜をどうとらえるかということの大切さと、表現する「物語」をしっかり意識することを伝えられていたと思います。「書いてないことをなぜするのか」「書いてあることをもっと効果的に」といったことや、何のために書かれた曲なのか、また作曲者の特徴から、どういった意味を見いだし、それを意識した「物語」をどのように組み立てるか、その重要性をずっと説いてられたのではないかと思います。

 また、「あなたのチョイス」というのも共通していました。「私はこう思うけど」とご自身の考えは伝えつつ生徒が選ぶ余地を残す、それもレッスンを見ていてとても印象に残りました。

 生徒たちは「最近楽器を吹くのがしんどかったけど、久しぶりに楽しかった。」「好きな曲だけどどう吹けばいいか悩んでいた。また頑張ろうと思った。」「マイナーな曲で音源もなく、それでもやらなきゃとナーバスになっていたけど、いろいろな考え方を引き出してもらって楽しかった。」といった感想を最後に述べていました。それぞれが大きな気づきがあったのだと思います。

 ベルト・ランゲンカンプ氏とフルート奏者のエミリー・バイノン氏の両先生、また、雰囲気や感情も含めて伝えていただいたすばらしい通訳の方、そして、このような場を作ってくださった京都コンサートホールの担当の方に本当に感謝いたします。ありがとうございました。
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78期生 ヨーロッパ研修旅行 4日目(その1)

11月14日(金)17:00頃(現地時間9:00頃)、付添団より、これからホテルを出発しヤナーチェク音楽院に向かうとの連絡が入りました。

今日もみんなバイキングを楽しみながら、しっかりと朝食を食べているそうです。

朝食パワーで、今日も一日頑張ってほしいと思います。

78期生 ヨーロッパ研修旅行 3日目(その4)

78期ヨーロッパ研修旅行の3日目、13日の様子の報告の続きです。

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◆ブルノ市内研修

レッスンや練習の合間をぬって、ブルノ市内研修にでかけました。

ブルノはチェコ第二の都市で、歴史的・文化的に重要な街です。同じチェコのプラハや初日に訪れたオーストリアのウィーンとの繋がりがある街で、都会のウィーンとは違う雰囲気を味わえる街です。

ヤナーチェク音楽院から徒歩でガイドさんに細やかな説明を受けながらブルノ旧市街を散策。

ブルノの街を外国の侵略から守り抜いた英雄が祀られた、ゴシック様式の「聖ヤコブ教会」、ヤナーチェクや文化人たちが交流を行ったカフェ、建設された過程での経緯でユニークなエピソードをもつ「旧市庁舎」、異なるルーツや特色をもつ2つの広場「自由広場、緑の広場」、モーツァルトが若い頃に演奏を行った劇場、街のシンボルにもなっていて丘の上に堂々と建っている「聖ペテロ聖パウロ大聖堂」など、ガイドさんに案内していただきながら見学をしました。

ヤナーチェクが通った書店(楽譜店)にも立ち寄り、これから練習する楽譜やブルノの街並みが描かれたポストカードを購入する生徒もいました。

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78期生 ヨーロッパ研修旅行 3日目(その3)

11月14日夕方(現地時間深夜)、78期ヨーロッパ研修旅行の3日目、13日の様子の報告が入りました。

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研修旅行11月13日
天気: 曇り
気温: 最高5度 最低3度

◆ヤナーチェク音楽院

朝起きると地面が濡れており、夜の間雨が降ったようでした。空気が少しまだ湿度があって冷たい空気をより感じました。

今日からはいよいよヤナーチェク音楽院でレッスンを受講します。レッスンに向けて朝食をしっかり摂って、音楽院での研修にそなえていました。

音楽院に到着すると控え室で音出しを入念にしたり、レッスンを担当される先生への挨拶や必要になる言葉の単語を確認して、日本から持って行ったお土産なども用意して準備を念入りにしていました。

レッスンの時間までは、音楽院の入口にある受付に行ってカードを係の方に渡してカギを借りる「堀音スタイル」で、みんな譲り合ってウォーミングアップや、明日のコンサートで演奏するアンサンブルの合わせをして、忙しい1日を過ごしていました。

指導してくださる先生方の言葉に真剣に耳を傾け、ジェスチャーをしっかりと受け止めて、自分がその瞬間に表現できることを出そうと真摯にレッスンに向き合っていました。

ヤナーチェク音楽院の先生方も、とても優しい言葉がけをされて、生徒の現状を分かりやすく伝えていただき、課題をクリアするための練習方法やより良く演奏するポイントをたくさん示していただいていました。

日本で演奏する時との音の違いを感じた生徒も多くいて、今回先生方から引き出していただいた感覚や成果をしっかりと身につけて欲しいと思います。

レッスンが終わって、夕方からは明日のコンサートに向けての合唱の練習をしました。どうすればより良い表現や演奏になるか、時には意見を出し合ったりみんなで確認しながら、ホテルに戻る時間いっぱいいっぱいを使って、充実した時間を過ごすことができました。

明日は各グループのアンサンブルと、クラス全員での合唱を音楽院のホールで披露する予定です。



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78期生 ヨーロッパ研修旅行 3日目(その2)

11月14日(金) 朝6:30頃(現地時間13日(木)22:30頃)、研修旅行の付
添団より、78期生は1日の活動を無事終えたとの連絡が入りました。

ヤナーチェク音楽院での一日目、生徒たちはレッスンやアンサンブル練習、市内研修など充
実した時間を過ごしていたそうです。

また、その様子の詳細な報告が入りましたら、HPで紹介いたします。

78期生 ヨーロッパ研修旅行 3日目(その1)

11月13日(木)

17:00過ぎ(現地時間9:00過ぎ)、付添団より、これからホテルを出発し、ヤナーチェク音楽院に向かうとの連絡が入りました。

みんなしっかりと朝食を食べて、元気にしているということです。

いよいよ音楽院でのレッスンが開始です。

皆の音楽がどのように変わって帰ってくるのか、楽しみです。

78期生 ヨーロッパ研修旅行 2日目(その4)

11月13日(木)

6:40頃(現地時間12日(水)22:40頃)、78期生はウィーンでのシェーンブルン宮殿とハイリゲンシュタットでの研修を終え、無事ブルノのホテルに着きました。そして、12日(木)の活動の様子が届きました。
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11月12日 天気 曇り 気温 朝3度 午後6度

◆ウィーン到着

経由地のドーハから6時間のフライトでウィーン国際空港に到着しました。ウィーンに降り立った瞬間、周りは真っ白な霧に包まれていて、幻想的な雰囲気を醸し出していました。これぞ、冬のヨーロッパというような空気を感じました。吐く息は白くなり、とても寒かったですが、みんな楽しみにしていたヨーロッパに来ることができて大興奮でした。

合計18時間のフライトお疲れさまでした。飛行機で一緒になった、海外の方と英語で会話している人もいて、日本の今の季節についてなど、色んな話をして交流をしていました。これもまた、旅行の素敵な醍醐味ですよね。

少し緊張した入国審査を経て、空港内に。無事、全員の荷物も受け取り、バスに乗り込みました。そして、ウィーン市内へ!

◆シェーンブルン宮殿

ウィーンでの最初の研修は、オーストリアを代表する建物のひとつ、シェーンブルン宮殿です。

壮大で豪華な建物に圧倒されました。宮殿のシンボルカラーの黄色と、霧の白が合わさってとても幻想的な景色が見れました。
中にはオーストリア歴代の王様にちなんだ部屋や、歴史的な出来事に大きく影響を受けたものなど、ガイドさんに丁寧で分かりやすい説明を受けながら見学をしました。

ここで、全員で記念撮影。

◆ウィーン中心街

その後、ウィーン中心部に移動をして、市立公園にあるヨハン・シュトラウス記念碑の前で集合写真を撮りました。今年は、ヨハン・シュトラウス生誕200年の記念の年。そんなタイミングで来れたこと嬉しく思いました。

昼食はレストランでウィーンの伝統料理であるシュニッツェルとウィーン名産のアプリコットのジャムを使ったパンケーキを食べました。シュニッツェルの大きさにびっくりしていたようですが、長旅の疲れが吹き飛ぶくらい美味しかったです。

◆ハイリゲンシュタット

昼食後は、ウィーン市内をバスで見学しながら、ベートーヴェンゆかりの場所であるハイリゲンシュタットへ。

ベートーヴェンも散歩した、小径や生活をしていた建物が展示されている、ベートーヴェン博物館を訪れました。

ヨーロッパでレッスンを受ける前に、行くことができて良かったと話して人や、ベートーヴェンの当時の記録を記した資料を手にして、理解をより深めようとしている人もいました。

演奏するだけでなく、背景や作曲家の当時の思いや、同じ景色を見るということはとても重要なことであるし、その大切さを実感したとても良い時間でした。

その後、ウィーンを後にし、チェコのブルノに移動しました。
明日からはいよいよ、ブルノのヤナーチェク音楽院でのレッスンとコンサートに向けた準備が始まります。
音楽の本場での演奏、経験、日本との違いなど色んなことを感じて充実した時間を過ごしたいと思います。

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78期生 ヨーロッパ研修旅行 2日目(その3)

78期ヨーロッパ研修旅行の引率団から、日本をたってから、カタールまでの様子が送られてきました。

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研修旅行 11月11、12日

関西国際空港に全員元気な姿で集合をし、校長先生をはじめ、沢山の保護者の方に見守られながら出発をいたしました。

今回の研修旅行が初めての海外である人や、飛行機に乗ることが初めての人もいて、出国手続きなど緊張した様子でした。12時間のフライトの後、乗り継ぎのカタールのドーハ ハマド国際空港に到着しました。

乗り継ぎのカタールのハマド国際空港には、シンボルの大きなクマがいて、その前でみんなそれぞれ記念撮影をしていました。

日本の空港とは違う雰囲気を感じたり、お土産やたくさんあるショップを見て回って、集合時間まで過ごしました。とても大きな空港でシャトルと呼ばれている列車に乗ってターミナル内を移動して出発ゲートまで行きその規模に圧倒されました。

ドーハからウィーンへは、6時間のフライトです。楽しみで仕方ないヨーロッパまではあと少し!

体調を崩すこともなく、ここまでこれているので、このまま元気にヨーロッパに入りたいと思います。

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78期生 ヨーロッパ研修旅行2日目(2)

 11月12日(水)16:00前に引率教員より連絡が入り、全員無事にウィーン国際空港に到着したとの連絡が入りました。

 こちらでは夕方でも、ウィーンとは8時間の時差。ウィーンの方が時間が遅れて進むため、向こうは朝です。いよいよこれから一日の活動が始まるということでした。

 実り多き活動になることを願っています。

 また、現地での活動の様子が送られてきましたら、このホームページでご紹介いたします。

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京都市立京都堀川音楽高等学校
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