京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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5/11(土)中学1年生〜3年生対象のスクールガイダンスは、フォームでの受付を締切りました。お申込みくださった皆様、ありがとうございます。このあと参加希望等のお問合せは京都堀川音楽高校企画推進部(075-253-1581)にお電話にてお願いいたします。

堀場信吉先生のご意思を受け継ぐ。

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京都市立芸術大学キャンパス移転&文化庁京都移転記念行事として、昨年度4月から、京都市11行政区全てにおいて、神社・仏閣、博物館等を会場にクラシック音楽イベントを繰り広げてきたKyoto Music Caravan 2023。そのラストを飾ったのが、3月30日(土)15:00〜 京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホールにて開催された「スペシャル・コンサート」でした。

本校からは、オーケストラの単独ステージで 本校教諭の指揮でワーグナー:歌劇<タンホイザー>序曲の演奏、また、京都子どもの音楽教室、京都市少年合唱団,京都市ジュニアオーケストラ、京芸のみなさんとの特別合同ステージでは、京都市立芸術大学音楽学部 教授 阪 哲朗氏の指揮で、ジョン・ラター:グローリア の演奏を披露しました。“ジュニオケ”にも所属している生徒は両方のステージにのってくれたり、京都子どもの音楽教室(指揮:本校教諭 ジョン・ラター:For the beauty of the earth)のステージには、本校管楽器生徒が賛助出演したりなど、生徒たちの活躍が嬉しい1日でした。

公益財団法人 京都市音楽芸術文化振興財団の理事長 堀場 厚様は主催者ご挨拶のなかで、おじいさまにあたられる「堀場 信吉」の名を冠したホールで、京都の音楽の未来を創造する小学生から大学生までの若い世代が結集するコンサートが開催されることは、京芸の前身である京都音楽短期大学の初代学長を務めた祖父の思いが実現している、と話されました。堀場 信吉先生は、京都大学で物理学を専門として研究と教育にあたっていらっしゃった方で、音楽が子どもに与える良い影響についてのご理解が深く、昨年度70周年を迎えた京都子どもの音楽教室も、先生のご尽力で設立されたとのことでした。

今回のように、京都の音楽におけるキャリアパスが一同に結集しての演奏会は初めてだったそうで、企画・運営にあたってこられた、京都コンサートホールの皆さま、とりわけ事業企画課長の高野 裕子様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。高野様は、本校の沓掛時代の卒業生でもいらっしゃいます。

主催者としてお越しだった、京都市長 松井 孝治様、京都市立芸術大学 学長 赤松 玉女様も「堀音」の演奏をお聴きくださり、生徒たちの熱演に大きな拍手を頂戴しました。お二方はじめ、多くの京都市民のみなさまや音楽を愛する方々に、堀音が京都に存在する意味と期待をご確認いただける機会を頂戴した、と感謝しております。

保護者の皆さまには、春休み中にもかかわりませず、連日の練習へのご協力、また当日ゲネプロのご参観、本当にありがとうございました。おかげさまで、令和5年度最後の学校行事を無事終えることができました。

写真上:特別合同ステージ ゲネプロ前 声出し 朝早くからの集合。
  中:本校オーケストラの演奏 卒業した75期の生徒の参加も。
  下:特別合同ステージ本番 拍手が長く続きました。

令和6年度 京都堀川音楽高等学校 学校経営要項

 令和6年度 京都堀川音楽高等学校 学校経営要項を配布文書に掲載しました。

 本年度は教育目標をリニューアルし、「人とつながる音楽家」の育成、といたしました。3学年そろって、新学習指導要領に基づくカリキュラムを実施することとなる本年度、音楽専門学科の単独高校として新指導要領の精神にしっかりと沿いながら、教育目標に向かって、生徒のキャリア形成に、教職員一同誠心誠意伴奏していきたいと思います。

 また、学校経営方針では、「教職員が互いに敬い合い、適切な『相互依存』の形を追究する」ことや、教職員ひとりひとりが、「特長ある『公立高校唯一の音楽高校』」の一員として、「日々自身の専門性の研鑽と教養の獲得に努める」ことをあげ、それが教育目標で生徒に求める姿と呼応することも確認しました。

 専門性の高い、多くの講師の先生方とともに、今年度も一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。
 

ご挨拶

 令和5年度に引き続き、本年度も校長を務めさせていただくこととなりました、中村 陸子(なかむら みちこ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度は皆が待ち焦がれた“平常”の日々、久しぶりに何の制約もなく音楽科らしく教育活動に勤しむことができました。地元城巽自治連合会の皆さま、京都・堀音同窓会の皆さま、この校舎を拠点に活動されている、京都子どもの音楽教室と京都市少年合唱団の皆さまはじめ、音楽関係者の皆さま、全国の芸術・音楽系大学の皆さま、数えきれないたくさんの方々のご理解とご協力、ご指導のおかげで、本校の歩みをすすめてまいることができました。たびたびの演奏会に足をお運びくださった皆さま方も含めて、おかげさま、と御礼申し上げます。本当にありがとうございました。本年度も引き続き、本校の生徒・教職員へのお支えとお見守りを、お願いするばかりです。

 私自身、生徒たちからたくさんの音楽を聴く機会をもらいました。音楽は言うまでもなく、一回性の芸術です。高校生として謙虚にまっすぐに音楽に向き合い、また若い音楽家として堂々と自分の表現を伝えようとする彼らの演奏。その場、その時に、彼らの傍らにある機会をいただける幸運を思う1年でした。今年度、その幸い、その贅沢に馴れることなく、また、昭和23年という厳しい時代に、新制高等学校に西洋クラシック音楽に特化したコースを置くという、ある意味常識の枠外の願望を実現させた京都の熱き先人たちに思いを致しながら、誠実に務めを果たしてまいりたいと存じます。

 今年度は教育目標を「人とつながる音楽家」の育成、とシンプルな形にリニューアルいたします。音楽家にとって人とつながるとはどういうことなのか、人とつながることがどのような意味を持ち、音楽に志す生徒たちの今と未来に、どのような可能性を生み出していくのか、生徒たちとともに探り続けていこうと思います。
 
 ここ城巽の地に移転新設し、校名を「京都堀川音楽高等学校」に改めてから15年目の春を迎えました。東門の桜が美しく咲いた本日より、令和6年度を始めます。どうぞよろしくお願いいたします。
 
令和6年4月1日
京都市立京都堀川音楽高等学校 校長 中村 陸子

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京都市立京都堀川音楽高等学校
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