京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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St.Peters Lutheran Collegeとの交流会

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12月7日(木)、後期中間考査最終日、考査を終えた1年生全員と3年生希望者が、オーストラリア ブリスベンにあるSt.Peters校の弦楽オーケストラ所属生徒(中学1年生から高校3年生までの年齢)と教職員・通訳の方々、総勢57名を本校ホールにお迎えしました。St.Peters校から、3週間の日本での演奏ツアーの一環として、本校生徒との交流を、とお申し出があり、実現した交流会でした。

本校のESSの1年生2名の生徒の司会で会は進行しました。アドリブのきいたいい司会ぶりでした。
はじめに、ビオラ奏者で指揮を務めるMr David Deacon率いるオーケストラの演奏を聴かせていただきました。楽曲紹介は、St.Peters校の生徒たちが交代で行い、日本語のメモを持って、しっかりと伝えてくれました。途中、男女2名の生徒によるモンゴルのホーミーのような歌が入る曲があり、あとで伺うと、アボリジニの伝統的な歌唱だということでした。どの曲でも、のびのびと表現力たっぷりに、思い切って楽しそうに演奏する姿は本校の生徒たちにいい刺激となったようでした。そのあと本校から、ピアノとフルート、それぞれソロの演奏をお贈りしました。
Mr David Deaconは、本校ホールの響きのすばらしさを羨ましがってくださいました。

その後は交流タイム。グループごとにゲームを楽しみ、本校の生徒たちは一生懸命英語で意思疎通を行っていました。音楽を愛する若者同士、短い時間ながら会話が弾み、連絡先の交換なども積極的に行っていました。

1時間30分ほどの短い時間の交流会でしたが、お帰りのバスの見送りの際に、名残惜しそうにお互い手を振り続ける両校の生徒を見て、音楽を通して人とつながることの喜びを感じてくれていることが伝わり、このような機会を積極的に持ちたいと改めて思う機会となりました。

2年生「文化芸術探究」筝曲・尺八講座

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12月12日(火)3・4時間目、本校ホールにて、本校の日本音楽史の授業を担当してくださっている、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター准教授 武内(たけのうち) 恵美子先生のコーディネイトで筝の中川佳代子先生、尺八の都山流 森田柊山先生を講師にお招きして、筝曲・尺八講座を行いました。十三絃の筝は武内先生のお手配で、京都市立芸術大学からお貸しいただきました。

まず、筝と尺八それぞれの先生から、楽器の構造や音の出し方のご説明のあと、筝曲「六段」より初段・四段・六段を、尺八は「鶴の巣籠」を演奏くださいました。先生方は、生徒たちが日頃演奏している楽器やクラシック音楽になぞらえたり、違いを説明してくださったりと、学びの多い時間となりました。

武内先生は平安時代の貴族もたしなんだ古琴もお持ちくださり、筝とはサイズ感も、発音の仕組みも演奏技法も全く異なる楽器だということを教えていただきました。古文で学習する「源氏物語」などに登場する楽器で、今後本文に「琴」が出てきたときには、イメージを持って読むことができると思います。

その後、お二人で宮城道雄作曲「春の海」を演奏してくださいました。クラシックのアンサンブルと同じように、相手を聴くことの大切さも解説してくださいました。

そしていよいよ楽器の体験です。筝と尺八と自分の希望する楽器に挑戦しました。
筝は椅子に腰かける形で、つめを三つはめて、第一絃=Dの音にとった平調子で「さくら」の曲を練習しました。楽譜には絃の番号が書かれており、生徒たちはそれを見ながら奏でていました。
尺八は、過去、音を出せる生徒が少ない年があった、ということを聞いていましたが、76期の生徒は、先生のおっしゃる息の方向や唇の形、持ち方などを素直に聴き取り、多くの生徒が尺八らしい音を出していました。最適な息の方向や持ち方の角度などを、お互いにチェックしあっていました。

生徒たちにはワークシートが配布されており、今日感じたこと学んだことを言葉にしていきます。また、iPadで撮影した映像も使って、自分の体験した楽器の演奏について、もう片方の楽器のグループの人に面白さが伝えられるようなレポートにもしていきます。

武内先生、中川先生、森田先生、ご準備から本日のご講義まで、本当にお世話になりました。生徒・教員ともども、たいへん貴重なすばらしい時間を頂戴できましたことに、心より感謝申し上げます。


堀音をもっともっと知ってください。〜その1 12/21 JEUGIA三条本店にて〜

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本校の魅力をもっともっと伝えたい!そんな願いを込めて、これから年度末まで、校外の会場をお借りして、本校の学校説明会をいくつか行っていきます。入場は無料、どなたでもいらしていただけますので、ナマのクラシック音楽の演奏をリラックスして聴きたい方、お近くにお住まいの方、その方面におついでのある方など、お気軽にぜひお立ち寄りください。来場者の年齢は問いません。小さなお子様の演奏会初体験の機会にしていただくのも大歓迎です。

その一つとして、12月21日(木)17:00より、三条新京極角のJEUGIA三条本店5階 J-SQUAREにて、公開レッスン・コンサート&学校説明会を行います。
プログラムは、本校教員と生徒による「ピアノ公開レッスン」、ヴァイオリンとピアノの、「卒業生(本校卒業後、現在東京藝術大学で研鑽を重ねている若き音楽家たち)によるコンサート」、そして本校校長からの本校の近況を含めた「学校紹介や質疑応答のコーナー」、となっています。

詳しくはフライヤーをご覧ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

ショパンエチュードを題材に             〜松田康子先生特別講座(最終回)〜

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12月8日(金)
本校芸術顧問、松田康子先生(第17期卒)の特別講座の3回目として、1年生を対象に、ショパンのエチュード10-1、10-4、10-5、10-8、25-11についてレッスンとお話をしていただきました。

10-4では、「ペダルなしで弾いてみて」「ノンレガートで…レガートで…その中間で…、そうそのくらい。」「テンポに流されず、しっかり手首を使って」などと、具体的なご指導によってとてもクリアできれいな音に導いてくださいました。10-5では、「『Brillante』という音色は、どうしたら出るかしら。どんな工夫をしてる?」と問われ、どういう打鍵をするか(指をどう使うか、打鍵の速度をどうするか)といったことについて、実際に弾いてみせ、音を聴かせてご指導くださったり、「つま先に重心をすこしかけて、腕を硬くせず重みをのせて。…ゴリラのように腕をぶらんとしてごらん」といっしょに腕を脱力してみせてくださったりしました。

「こういう音を出したいと思って弾いても出ない。タッチによって体の使い方によって音を変化させるのがテクニック。」「どういうふうに弾くか。自分の指で押さえてどう聴こえるかを自分で探す。どうしたら音のバランスが変わるか、バランスを変えずに(打鍵の)速度を変えるのか。ペダルを入れるのかどうか。作曲家によってもバランスは違う。」「ユーチューブにいろいろな演奏が出ていて、それでテンポなどはわかるけど、デジタルの音だから音色はわからない。だから、聴いて真似をしないでほしいと思う。」など、様々な角度からお話しくださり、生徒たちは、一つ一つに聴き入っていました。

あっという間の3時間が過ぎ、さらに延長して、生徒からの質問にも答えてくださいました。

松田先生、今年も3回にわたって全学年の生徒たちをご指導いただき、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

やりきる!〜大学入学共通テスト説明会〜

12月8日(金)放課後、大学入学共通テストに出願した生徒を招集し、説明会を行いました。大学入試センターから、出願した生徒全員分の受験票が届き、受験会場が判明したタイミングで、毎年行っているものです。

203教室に集まってきた生徒は、まず入口で資料を受け取り、席に着きました。定刻になったところで、進路指導主事が名簿の順に受験票を渡していきました。全員分配り終えたところで、大学入試センターから届いた「受験上の注意」を使って、受験票の扱い(むやみにミシン目を切り離さないことなど)や当日についての注意事項を確認しました。

進路指導主事は続いて、調査書発行の依頼などについても説明を行い、見通しを持つこと、報告や締切を守ることなど、社会に出ていく「人」として良きふるまいを生徒に求めていました。「受験を一番頑張るのはあなた方。だけど周りの先生方、家族と一緒に受験に臨んでいることを忘れないで」という言葉も伝えてくれました。

最後に、校長が「進路指導主事からもあったように、何点とるか、以上に、やりきったか、やりきれたと思えるかが大事。この1か月、あなた方ひとりひとりのキャラクターや得手をわかってくださっている学校の先生方にうまく頼って、力をつけよう。そして楽しんで取り組むこと。楽しめば脳がうまく活動するから。皆で受験の第一関門を突破しよう!」と激励しました。国語の教員である生徒指導主事からは、自身の体験も踏まえ「時間のぎりぎりは危ない。」「当日の試験時間に頭が動くような事前の生活を。」と安心感のある語り口で話がありました。

演奏会などの本番に強い堀音生。それはしっかりとした準備があってこそ。また、きっとうまくいく、というポジティブな気持ちの持って行き方も経験しているはず。75期、きっとやりきってくれるはずです。

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76期研修旅行便り<その12>

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12月7日(木) 第2報
最終日の朝を迎えました。昨日までの疲労はどこへやら、ディズニーシーでの活動に向け、準備万端の部屋もあれば、教員のモーニングコールで目覚めた部屋も。今回の研修旅行を通じて唯一の、自由服での活動日。みな思い思いのスタイルでロビーに集合してきました。
キャリーケースの大きかった理由がわかった気がします…。

ディズニーシーはたいへんな快晴で、暑いくらいでした。みんなそれぞれに大満喫していたようです。
さて、みんなでディズニーシーでの班別研修に向けて立てた「問い」=「ディズニーシーの音楽と音」の探究についてです。生徒たちは、ディズニーシーの環境音楽について事前の学習で調べていた、様々な場所にゲストに気づかれないように隠されているというスピーカーをあちこち探して見つけては、観察したり、どの範囲に音が届いているかを調査したりしていました。
生徒がどのように感じ探究したのか、後日まとめを聞くのが楽しみです。

今日の生徒たちは、すべて時間厳守で動くことができていました。ホテルで荷物を詰め込む際も、その後の積み下ろしの際も、自分の荷物だけでなくみんなの荷物をバケツリレー式に運搬することで時間短縮に成功し、帰りはホテルを10分も早く出発することができました。

さまざまなことを学んだ5日間。
この学びを糧に、そして、深まった仲間との絆を支えに、来週からまた、堀音で音楽を探究していきましょう!

76期研修旅行便り<その11>

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12月7日(木) 第1報

19時29分。予定通り、新幹線が京都駅に到着し、改札を出て終わりのご挨拶をしたあと、19時45分に解散しました。

ご協力くださいました保護者の皆様、ご支援くださった関係者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

本日の活動の様子は、第2報でお伝えします。

76期研修旅行便り<その10>

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12月6日(水)第3報
日付が前後しますが、6日(水)のレポートです。

雲ひとつない見事な快晴。
本日は、東京音楽大学付属高校の皆さんとの交流演奏会本番です。
東京芸術劇場コンサートホールでは、朝から、各ステージごとのゲネプロが順番に行われていきました。両校ともに、普段、演奏会のときの服装は黒スーツに蝶ネクタイか白ブラウスに黒ロングスカートです。制服もわりによく似ていて、付属高校での合同練習や交流会でも、遠目にはどちらの生徒かわからない様子でしたが、着がえてしまうと、ますます見分けがつきません。ゲネプロでの演奏も、一体感が増してきました。

ゲネプロでは、出入りのリハーサルにもしっかりと取り組みました。
吹奏楽を指揮してくださったアンドレ・アンリ先生がおっしゃいました。「入場するときは笑顔で入ってこないといけない。なぜか。お客様を楽しませるため。なぜ、お客様を楽しませないといけないのか。お客様は楽しむためにお金を払っているからだ。暗い顔で入ってこないで、恐れず楽しんで、お客様を楽しませよう!」と。
…素敵ですね。これから、堀音でも76期生がこの姿勢を受け継いでいってくれるでしょう。

18時。交流演奏会の開演です。
京都のご家族や、東京に進学している堀音の先輩たちもたくさん来場してくれていました。心強い限りです。時間通りに、各ステージが進行していきました。1つ下の階に音出し室があり、弦・管の生徒たちは、本番ギリギリまで練習・確認をしているようでした。各ステージが終わるごとに、両校の仲間たちが控室で“さようなら”・“ありがとう”の会を簡単に持ち、別れを惜しみました。
終演後は、大急ぎで撤収、そして、出発です。
大きな学びを得た交流演奏会。――この経験を胸に刻み、今後も互いに切磋琢磨していってもらえたらと願うばかりです。

さて、舞浜までのバスは、東京タワーやレインボーブリッジ、スカイツリーなどを見られるナイトツアーコースを走ってくださり、お昼の快晴のおかげで、100点満点の夜景を楽しむことができました。生徒たちは歓声をあげてたいへんに盛り上がり、少しでもよいショットを残そうと写真撮影を頑張っていました。
ホテルのチェックイン時には、バスの出発前に教員がお預かりした、東京音大での「レッスン受講修了証」を一人ひとりに渡しました。生徒たちはそれぞれ、個人レッスンで東京音大の先生からいただいた貴重なご指導を思い返しているようでした。

明日は、研修旅行最後のメニュー、東京ディズニーシーでの班別研修です。

76期研修旅行便り<その9>

12月7日(木)<第1報>
今日は風がありますが、よいお天気です。

研修旅行の最終日は、7時45分ずぎに全員そろってバスでホテルを出発し、東京ディズニーシーに向かいました。

全員、元気です。


76期研修旅行便り<その8>

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12月6日(水)第2報
本日の交流演奏会が、20時33分、無事終演しました。
お世話になりました東京音楽大学ならびに東京音楽大学付属高等学校の皆様、ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。

本校生はお礼のご挨拶も十分にできないまま大急ぎで撤収し、お別れを惜しみつつ、21時15分ごろ、バスにて一路、舞浜へ出発いたしました。

興奮と余韻に包まれています。
心地よい疲労がありながらも,みんな元気です!

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