京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/09
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5/11(土)中学1年生〜3年生対象のスクールガイダンスは、フォームでの受付を締切りました。お申込みくださった皆様、ありがとうございます。このあと参加希望等のお問合せは京都堀川音楽高校企画推進部(075-253-1581)にお電話にてお願いいたします。

「第6回きらめきコンサート」が開催されました!

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12月22日(金)
堀音Next ECHO主催で「第6回きらめきコンサート」が、本校音楽ホールにて開催されました。本校生も数名、ボランティアで運営に関わらせていただきました。

この「きらめきコンサート」は、2015年に、「音楽の街クラシックホールの夕べ」と題して展開されはじめたコンサートシリーズのうちの一つです。本校の生徒たちを常々温かく育んでくださっている市民の皆様に向けて、その成果を発信するとともに、将来の活躍が大いに期待される若き音楽家のお披露目の場として、本校卒業生と本校生、2人によるコンサートとして企画されたものです。本校校歌の歌詞から「きらめきコンサート」と名付けられ、コロナ禍の中断を経て、4年ぶりに開催されました。

今回は、京都市立芸術大学ピアノ専攻を首席で卒業し、現在、ドイツのドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学大学院から帰国中の天勝悠太さん(70期卒)と、本校3年生の久保村桃香さん(ヴァイオリン)の出演でした。

まず、久保村さんが、ピアノ伴奏に鈴木華重子先生(本校非常勤講師)をお迎えし、クライスラーの「愛の喜び」やチャイコフスキーの『なつかしい土地の思い出』Op.42より「メロディ」など数曲を披露。フレッシュで、かつ、堂々たる演奏に、大きな拍手が贈られました。

続いて、天勝さんがドビュッシーの前奏曲集より「霧」やベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111」などを熱演しました。本校在学中からキラキラした音色が魅力的なピアニストでしたが、研鑽を積んでさらに表現の幅が広がり、多彩な音をホール全体に響かせ、圧巻のステージでした。

最後の最後には、二人でアンコールに応えて、ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」の第1楽章を聴かせてくれ、二人の前途を祝福するような温かい拍手がいつまでも続きました。

二人のこれからの活躍をどうぞご期待ください!

堀音Next ECHO の皆様、たいへんお世話になり、ありがとうございました。

生徒自治会主催「White Concert」

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12月21日(木)
冬休み初日の今日、朝から進学補習や学力補充補習、レッスンの補講や自主練習などが行われる中、午後から生徒自治会主催 毎年恒例の「White Concert」がアリーナで開催されました。

今年は16組という多数のエントリーがあり、クリスマスの帽子や楽しげな扮装を身に着けたグループやダンスをまじえたコーラスを披露するグループなど、思い思いの工夫で演奏をより魅力的に披露していました。

客席前には、自治会からささやかなお菓子が準備され、舞台脇には、手作りのクリスマスツリーも! みんなに楽しんでもらいたいと、12月上旬の研修旅行や昨日の76期自主企画コンサートなどで多忙な中、自治会メンバーががんばって準備をしてくれていました。

内容は、さすが堀音の生徒たち。ヴァイオリン独奏、2台4手のピアノ連弾、ピアノ五重奏、弦楽三重奏など、様々な作曲家の様々な楽曲の熱演が続きました。学年を超えたアンサンブルチームがいくつもあり、仲が良く息の合った堀音らしさが出ていました。

最後は、生徒自治会パフォーマンスでにぎやかに締めくくり、2時間あまりのコンサートが終了しました。

みなさん、お疲れ様。そして、メリー クリスマス!

76期生自主企画コンサート「sogno」―― 多数のご来場ありがとうございました!

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12月20日(水)17:00〜20:00
2年生が、「76期生自主企画コンサート」を開催しました。
16:30の開場と同時に、2年生たちがご招待したご家族やお知り合いの方、2年生自身の手によるチラシ等で本演奏会を知ってくださった一般のお客様、そして、本校在校生・教職員らが、ホールに続々とつめかけました。

今回のコンサートは、「総合的な探究の時間」の取組の成果発表の場です。生徒たちはこれまで、全員がそれぞれにアンサンブルチームを組み、それぞれの練習とレッスンを積み、芸術顧問の松田康子先生にも、特別授業でご指導いただくなどして、演奏を磨いてきました。今月初めの研修旅行においても、東京音楽大学での個人レッスンや東音大付属高校の皆さんとの交流演奏会等を通じて貴重なご指導や刺激を受け、自分たちの音楽を高めて今日を迎えました。

全アンサンブルチームのステージに加え、各専攻のソロ、そして、全員合唱という盛りだくさんのプログラムを披露しました。様々な組み合わせのアンサンブルがあり、とても多彩で楽しいコンサートになりました。

「ものすごく緊張した」「間違ってしまった」などの声も聞かれましたが、企画・運営を含め、みんなの力で創り上げるコンサートを無事やり抜いたことへの満足と達成感が、終演後のみんなの満面の笑みに表れていました。

最後の合唱曲の前の、代表生徒のごあいさつに、ここまで支えてくださった保護者の皆様への感謝の言葉がありました。本当にありがとうございます。
今後も、76期生の成長をお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。

令和5(2023)年 中締め 〜全校アセンブリー〜

12月20日(水)、朝のSHRのあと、全校生徒がアリーナに集合し、冬季休業前の全校アセンブリーを教頭の司会で実施しました。

校長は「後期始業式から今日まで、あなた方は特設講座や特別授業はもちろん、音楽以外の分野でも人権学習や京大研修など、多くのとびきりスペシャルな大人の方々との出会いを体験し、たくさんのことを感じ、学んだと思う。その経験を通して、日頃学校の先生方にご指導いただいていること、自分で迷いながらも勉強していることなどの意味を、より深く受け取れるようになっていることを願う。」と生徒への期待を伝えました。また、「私自身、あなた方のおかげで、それら素晴らしい方々に出逢え、音楽を学ぶ堀音の生徒であるあなた方を通してその経験ができたから、各先生方のお言葉やおふるまいが心の琴線に触れたり、胸にささって自身を振り返ったりできたのだと感謝している。」「あなた方高校生のような奇跡の成長は到底むりだけれど、素晴らしい方々が伝えてくださることを通して、私自身が少しでも成長したい、深まりたいと思わせてもらえたことにもお礼を言う。年齢を重ねると、自分を変えること、自分が変化することがこわくなったり、面倒になったりするが、あなたがたに変容を後押ししてもらえたと思っている」と話し、最後は、「 稲本 響さんの特別授業でのクラップ(手拍子)は私にはハードルが高くて参加できなくて残念だった。今日は私のリズム感でも可能な“上方の手打ち”を一緒にやってほしい。」と、日本の文化のなかで、手を打つことは祝いをこめる、相手に敬意を伝えるという意味があるということも紹介し、生徒皆の行く年への労いと来る年への期待をこめて、校長の音頭で“上方の手打ち”を行いました。

次に音楽科主任からはこの2週間の冬休みに、各学年がやりきることについて、自身の経験を伝えながら熱く語り、生徒たちを激励しました。

続く進路指導主事からは、進路の行事であった稲本響さんとの時間について、「人とつながる音楽家」について、その時間の前後で持つイメージがどのように変化したかを記す感想文から、1人の文章の紹介があり、振返りを行いました。また、自分で実際に見て聞いて感じることの大切さについても、語られました。

4人目となる生徒指導主事は、1年間の時の流れの速さを話しながら、冬休みの注意のほか、過日に実施した「いじめアンケート」に誠実な回答をしてくれたことに感謝を伝えるとともに、いじめを見過ごさないホリオンであろうという呼びかけを行いました。生徒自治会からは明日21日午後からの生徒自治会企画「WHITE CONCERT」の案内と注意がありました。

最後に教務主任からは、「教養」について「人生を豊かにするためにも、おもしろがれる範囲を増やそう。」また、それに必要な知識の大切さについて、今自分がおもしろがっていることを挙げて話をしました。最後は校長の話も受けて「一丁締め」でアセンブリーを終えました。

本日は17:00から「Sogno」が、また明日からは補習がスタート、22日には77期研修旅行保護者説明会も行われ、冬季休業に入っても、まだしばらく本校の活動は続きますが、今日のアセンブリーは2023年中締めとして、充実した時間となりました。

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【12/20開催】76期生 自主企画コンサート             「sogno」に向けて

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12月18日(月)
20日(水)に行う、2年生の自主企画コンサート「sogno」(ソーニョ=イタリア語で“夢”)に向け、第1回目のリハーサルを行いました。今日は、アンサンブルステージのリハーサルです。

生徒たちは、音響的なバランスはもちろん、ステージマナー、セッティング担当、演奏時間など、総合的な最終確認を行いました。

リハーサルと並行して、ホームルーム教室ではプログラムの印刷と製本を行いました。生徒たちが、一枚一枚心を込めてプログラムを折り、完成させました。

第2回目のリハーサル(合唱とソロ)は、20日当日の午後から行い、本番を迎えます。

次に、生徒たちが自分でコンサートを開催するときは、もう堀音を卒業しているはず。今回のコンサートに向けて行ったことを思い出せば、きっと一人でもできます。
水曜日のコンサートも、生徒たちの将来も、今からとても楽しみです。

入場無料。お申込も不要です。
お誘い合わせのうえ、また、お時間ありましたら一部分でもふらっと、どうぞお越しくださいませ。
76期生一同、みなさまのご来場をお待ちしております!

〜76期生 自主企画コンサート〜 sogno 
期日 2023年12月20日(水)
開場 16:30
開演 17:00(20:00終演予定)
会場 京都堀川音楽高等学校 音楽ホール

全席自由 申込不要

市高グローバルフェスタ2023             ★ご参加ありがとうございました!★

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12月16日(土)
京都市立中学校2年生を対象として、「京都市立高校グローバルフェスタ2023」が京都市立開建高校を会場に行われました。
本校の体験授業へは、26名の中2生のみなさんが参加してくださいました。

本校の体験授業には、ピアノが必要不可欠です。今年開校した開建高校には、本校のレッスン室で使用していたグランドピアノが3台移されており、そのうちの1台が、玄関上の2階の廊下に「ロビーピアノ」として生徒さんたちが自由に弾けるように置かれています。そのピアノを、懐かしい音楽仲間に久しぶりに会ったような気持ちで、赤いフェルトの上を大切に移動させ、体験授業の教室へとみんなで運び入れて使わせていただきました。

さあ、グローバルフェスタの始まりです。受付をしていただき、教室へ。
初めは、司会進行の2人の自己紹介のあと、歓迎演奏として、オーボエ・クラリネット・ピアノによる三重奏(デストネ作曲「トリオin Bminor  Op.27 3.Presto」)をお聴きいただきました。そして、簡単な学校紹介に続いて、いよいよ体験授業です。

堀音では、音楽科特有の科目の一つに「ソルフェージュ」(聴音・視唱)があり、そのうちの「視唱」を体験していただきました。「視唱」では、初めての楽譜を見てすぐに歌うという力をつけるのですが、今日のお題はパッフェルベルの「カノン」。聞いたことがある中2生もいたようです。クリスマスの雰囲気も感じられて、素敵な曲です。

「カノン」とは、日本語では「輪唱」などと訳します。一つのメロディを、複数のパートが追いかけるように演奏していく形のことです。3つのパートに分かれて、まず楽譜を見ながらパート練習をしました。堀音の生徒スタッフが優しく導きながら、ドレミで音取りをしていきます。メロディがわかってくると、さらに強弱記号などにも注意しながら、よりよい表現を追求します。そして、いざ合唱――。堀音生のピアノと本校教員の指揮に合わせて、中2生と堀音生の声が融合し、響き合いました。さらにはスペシャルバージョン!なんと堀音生の弦楽五重奏をバックに合唱です!
なんてすばらしい響きでしょう! 歌い終わって、自然とみんなから拍手が起こりました。

最後に、堀音生からのプレゼント、ドヴォルジャーク作曲「弦楽五重奏 No.2 in Gmejor Op.77 B.49」の第1楽章を聴いていただいて、体験授業を終わりました。

ご参加くださった中2生のみなさん、いかがでしたでしょうか。
堀音生にとっても、とても楽しいひとときでした。ありがとうございました。

今後も、どうぞ音楽に親しみ、本校のコンサートや説明会にもぜひご参加ください。
お待ちしています!

【写真 上から】
・ピアノを静かに移動させて、準備中
・受付の様子
・司会の2人
・歓迎演奏(三重奏)
・体験授業(パート練習)
・体験授業(弦楽五重奏を伴奏に合唱)
・弦楽五重奏のプレゼント

明日は「市高グローバルフェスタ2023」です!

京都市立中学2年生のみなさんへ

明日、12月16日(土)は、京都市立開建高等学校(JR西大路駅下車すぐ)におきまして「京都市立高校グローバルフェスタ2023」を開催します。

本校は、「堀音生の学校生活を覗いてみよう!」と題して、音楽科専門科目「ソルフェージュ」のうち「視唱」の体験授業と、堀音生による生演奏、動画などを使った学校紹介などを行います。

生徒スタッフ一同、はりきっています。
本校にお申込みくださった中2生のみなさん、堀音生といっしょに楽しい時間を過ごしましょう。

お会いできるのを楽しみにしています!
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第9回 京都堀川音楽高等学校施設利用に関わる関係者会議実施

本校では毎月、この校舎に関わる団体の代表が集って、今後の予定等の情報共有や利用に関しての改善点を検討する会議を行っています。普段は略して「施設会議」と呼んでいるこの会議は、京都市教育委員会施設管理主事室、京都市少年合唱団、京都子どもの音楽教室、管理会社であるオリックス、それぞれから代表1名、そして本校管理職(校長、教頭、事務長)計7名が参加し、月に1回本校の校長室で行われます。今年度についても、4月から始め、12月の今回は第9回を数えます。

教頭の司会で、いつもどおり、本校の事務長から本校の予定を報告や協力依頼を伝え、その後ホールやアリーナ、各教室について1月からはやいところでは来年度5月までの各団体の関わる使用予定の日時に重なりがないかなどを確認しました。また、南門の未施錠が発生した件について共有し、原因と解決策について確認を行いました。施設の点検や補習、整備の日程や今後補習等が必要となる個所の共有も行いました。

11月には、土曜日の午後にこの校舎で活動する、京都子どもの音楽教室と京都市少年合唱団合同の避難訓練についても報告され、成果と課題について共有しました。このような機会を重ねることで、何かの際に、幼児から中学生までの多くの子どもたちがどのように安全に避難するか、大人たちのシミュレーションの精度が高くなっていきます。

本校や京都子どもの音楽教室、京都市少年合唱団、また一般でお借りになる方々、演奏を聴きにいらしてくださる方々、地元城巽学区の皆様、広く市民の皆様にとって、安心・安全で、音楽を存分に愉しめる場として、本校の施設を良い形で保っていきたいと考えています。

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St.Peters Lutheran Collegeとの交流会

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12月7日(木)、後期中間考査最終日、考査を終えた1年生全員と3年生希望者が、オーストラリア ブリスベンにあるSt.Peters校の弦楽オーケストラ所属生徒(中学1年生から高校3年生までの年齢)と教職員・通訳の方々、総勢57名を本校ホールにお迎えしました。St.Peters校から、3週間の日本での演奏ツアーの一環として、本校生徒との交流を、とお申し出があり、実現した交流会でした。

本校のESSの1年生2名の生徒の司会で会は進行しました。アドリブのきいたいい司会ぶりでした。
はじめに、ビオラ奏者で指揮を務めるMr David Deacon率いるオーケストラの演奏を聴かせていただきました。楽曲紹介は、St.Peters校の生徒たちが交代で行い、日本語のメモを持って、しっかりと伝えてくれました。途中、男女2名の生徒によるモンゴルのホーミーのような歌が入る曲があり、あとで伺うと、アボリジニの伝統的な歌唱だということでした。どの曲でも、のびのびと表現力たっぷりに、思い切って楽しそうに演奏する姿は本校の生徒たちにいい刺激となったようでした。そのあと本校から、ピアノとフルート、それぞれソロの演奏をお贈りしました。
Mr David Deaconは、本校ホールの響きのすばらしさを羨ましがってくださいました。

その後は交流タイム。グループごとにゲームを楽しみ、本校の生徒たちは一生懸命英語で意思疎通を行っていました。音楽を愛する若者同士、短い時間ながら会話が弾み、連絡先の交換なども積極的に行っていました。

1時間30分ほどの短い時間の交流会でしたが、お帰りのバスの見送りの際に、名残惜しそうにお互い手を振り続ける両校の生徒を見て、音楽を通して人とつながることの喜びを感じてくれていることが伝わり、このような機会を積極的に持ちたいと改めて思う機会となりました。

2年生「文化芸術探究」筝曲・尺八講座

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12月12日(火)3・4時間目、本校ホールにて、本校の日本音楽史の授業を担当してくださっている、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター准教授 武内(たけのうち) 恵美子先生のコーディネイトで筝の中川佳代子先生、尺八の都山流 森田柊山先生を講師にお招きして、筝曲・尺八講座を行いました。十三絃の筝は武内先生のお手配で、京都市立芸術大学からお貸しいただきました。

まず、筝と尺八それぞれの先生から、楽器の構造や音の出し方のご説明のあと、筝曲「六段」より初段・四段・六段を、尺八は「鶴の巣籠」を演奏くださいました。先生方は、生徒たちが日頃演奏している楽器やクラシック音楽になぞらえたり、違いを説明してくださったりと、学びの多い時間となりました。

武内先生は平安時代の貴族もたしなんだ古琴もお持ちくださり、筝とはサイズ感も、発音の仕組みも演奏技法も全く異なる楽器だということを教えていただきました。古文で学習する「源氏物語」などに登場する楽器で、今後本文に「琴」が出てきたときには、イメージを持って読むことができると思います。

その後、お二人で宮城道雄作曲「春の海」を演奏してくださいました。クラシックのアンサンブルと同じように、相手を聴くことの大切さも解説してくださいました。

そしていよいよ楽器の体験です。筝と尺八と自分の希望する楽器に挑戦しました。
筝は椅子に腰かける形で、つめを三つはめて、第一絃=Dの音にとった平調子で「さくら」の曲を練習しました。楽譜には絃の番号が書かれており、生徒たちはそれを見ながら奏でていました。
尺八は、過去、音を出せる生徒が少ない年があった、ということを聞いていましたが、76期の生徒は、先生のおっしゃる息の方向や唇の形、持ち方などを素直に聴き取り、多くの生徒が尺八らしい音を出していました。最適な息の方向や持ち方の角度などを、お互いにチェックしあっていました。

生徒たちにはワークシートが配布されており、今日感じたこと学んだことを言葉にしていきます。また、iPadで撮影した映像も使って、自分の体験した楽器の演奏について、もう片方の楽器のグループの人に面白さが伝えられるようなレポートにもしていきます。

武内先生、中川先生、森田先生、ご準備から本日のご講義まで、本当にお世話になりました。生徒・教員ともども、たいへん貴重なすばらしい時間を頂戴できましたことに、心より感謝申し上げます。


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