京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
本日:count up168
昨日:288
総数:899571
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
4月29日(月・祝)14:00〜 管楽アンサンブルコンサート 5月2日(木)18:00〜 弦楽アンサンブルコンサート を本校ホールにて実施します。入場無料・全席自由です。 詳しくは「カテゴリ」の「コンサート」をクリックしてください。本校生徒の演奏をぜひお聴きください。ご来場お待ちしております!  

春 遠からじ。

今日2月28日(水)は、数日ぶりに、美しい青空を見ることができました。この季節らしい、静かな美しい青空。

玄関前の桜の木には、小さな花芽がついていました。桜の花びらを使っても、決してピンク色に布を染めることはできない。花が咲く前の、ちょうど今ぐらいの季節の桜の樹を使うと、上品な桜色に染め上がる。桜は、花を咲かせるその日まで、じっくりと樹木の中に色を貯めているかのよう…そんな染色家の文章を読んだことがあります。

75期3年生の何人もが、大学という次のステージを目指して、奮闘中です。堀音でじっくりと蓄えた力を全て発揮でき、自らの夢の第一歩を踏み出せるよう、願うばかりです。


画像1
画像2

イタリア語 ディクション講座

画像1
画像2
画像3
2月26日(月)12月から放課後の特別講座として始まった、イタリア語ディクション講座が第3回最終回を迎えました。音楽でのディクション(歌唱発音)とは、声楽に必要なスキルで、聴衆にはっきりきこえるように、正しく美しい発音で歌うことを目指すものです。

第1回から第3回まですべて、大阪音楽大学でディクションのご担当の非常勤講師ジュリオ・デ・パオリス先生(イタリア ローマのご出身)のご指導、イタリア歌曲のご指導は毎回異なる大阪音楽大学の先生にお越しいただくという展開の講座でした。今回は大阪音楽大学教授の田中 勉先生が講師としてお越しくださいました。直接ご指導を受けるのは、3年生の声楽専攻の生徒たち。1、2年生の声楽専攻の生徒たちは聴講。持ってきた楽譜に先生方のご指導を熱心に書き込んでいました。

ジュリオ先生は、生徒がイタリア歌曲の歌詞をイタリア語で朗読するのを聞いてくださり、良い発音のところを褒めながら、改善点をご指摘くださいました。何度も実際に発音してくださるのと同時に、その単語の母音と子音の関係、口の形や舌の位置などわかりやすく説明されました。生徒たちの吸収力や対応力を感心してくださることが嬉しいことでした。ジュリオ先生にご指導いただいたことを活かして、実際に歌うところからが、田中先生のご指導です。ジュリオ先生のご指導とつなげて、イタリア語を大事にしながら、またユニークな語り口で指導をしてくださるので、生徒たちの理解が早く、どんどん表情豊かな、イタリア歌曲らしい歌になっていくのがわかりました。

受講した3年生の3名は、これから受験の生徒もいて、今回の講座はたいへん有意義であったようです。最後に、お二人の先生方は、聴講の1、2年生も含めて質問に答えてくださいました。生徒たちは、今勉強している中で疑問の思っていること、迷っていることを積極的に先生方に質問していました。来年度もこのような機会を持つようにしていきたいと考えています。


第18回 ピアノコンサート開催

画像1
画像2
画像3
三連休の中日、2月24日(土)は久しぶりに雨があがり、気温は低いものの、春を予感させる日の射すお天気となりました。この日の本校ホールは、2つの催しが行われ、たくさんの方のご来場をいただきました。ひとつずつブログにあげていきます。

まずは14時開演の第18回ピアノコンサートの話題からです。このコンサートは、本校ピアノ専攻の生徒8名(1年生3名、2年生5名)が選抜され、ソロの演奏を披露します。多くの方のお申込みをいただき、はやばやと定員まで埋まりました。ご来場くださった方へのお礼とともに、いらしていただけなかった方々へのお詫びを申し上げます。3月21日京都コンサートホールでの第14回卒業演奏会はまだチケットがございますので、どうぞお申込みください。

ピアノ専攻以外の1年生4名が、会場ボランティアスタッフとして受付や会場整理に活躍してくれました。演奏した生徒たちは日頃の成果を思い切って発揮してくれたと思います。

以下、当日プログラムの学校長ご挨拶(抜粋)を紹介します。
****************************************************
暦の上では、雨水の候を迎えています。降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤す。雨水は農耕を始める時期の目安とされてきたようです。(中略)

ピアノは鍵盤を押せば、ともかくも誰にでも音が出せます。しかし、いえ、それゆえに、ピアノ専攻の生徒たちの、その生徒のその曲のその時に求める音色の、また表現の追究に、私は心を揺さぶられます。門外漢の私にも、生徒たちひとりひとりのピアノの演奏は、音の肌理(きめ)というようなものを感じさせてくれます。

本校のピアノ専攻の全ての生徒たちは、ソロの他に、クラスメイト(時には学年の枠も越えて)の伴奏、合唱の伴奏を経験します。それらを良い勉強の機会と捉えて、手を抜かずに取り組んでいる生徒たちに頭が下がります。今日ステージに上がる生徒たちとともに、ピアノ専攻全ての生徒に敬意を表したいと思います。

生徒たちがこれまでの学びを糧に、のびやかに演奏してくれることを期待し、また、本日が雨水の候にふさわしく、それぞれの生徒の次のステップへのスタートラインとなることを願っています。(後略)
****************************************************

令和6年度前期選抜 合格発表

本日2月22日(木)の14:00〜16:00、過日実施した前期選抜検査の合格発表を行いました。例年は、音楽ホールのホワイエを合格発表の会場としていましたが、今年度は101教室を使用し、発表を見に来られる中学生・保護者の方々と本校生徒の動線とが全く重ならないような工夫をして実施しました。

東側昇降口で靴を履き替え、101教室に入り、受付番号の掲示を確認。合格者は受付に向かい、受検票を出して、合格通知書と種々の書類の入った大きな封筒を受け取る。後方の机で封筒の内容を確認。成績開示を希望する生徒は、その列に並ぶ。という手順で、スムーズに進行しました。

合格者の皆さんは、残り少なくなった中学校での学びの時間を大切にしながら、3月19日の合格者登校日までに、保護者の方のご協力も得ながら、すべきことを計画的に漏れなく行ってきてください。

画像1
画像2
画像3

75期 弾き合い会

画像1
画像2
画像3
2月21日(水)9:00〜13:00、本校ホールにて、大学入試実技試験を直前に控えた3年生の希望者による、弾き合い会が行われました。本日ステージにあがったのは、声楽専攻3名 ピアノ専攻6名 ヴァイオリン専攻2名 ホルン専攻1名、の合わせて12名でした。

音楽科教員である担任の他に、副担任や、他の音楽科教員も応援に駆け付け、譜めくりや伴奏を引き受ける、贅沢な会となっていました。生徒たちは、受験する大学の試験曲を、広い空間で演奏し、動画を撮って自分でチェックしたり、聴いてくださった先生方にアドバイスをもらったりしていました。どの生徒も緊張や不安はあるでしょうが、自分の積み重ねてきたことへの手ごたえを持っているようで、笑顔でのびやかに演奏する姿が愛おしく思えました。

国公立大学前期日程が始まる2月25日から、本校の生徒が受験する大学でも順に試験が始まっていきます。

通常授業、再開!

2月20日(火)

2月13日(火)から5日間にわたり実施された1、2年生進級実技試験が終わり、今日から通常授業が再開されました。3月初めの学年末考査まで、あと少し。それぞれの科目で、今年度のラストに向けて内容濃く、密度の高い授業が展開されていきます。

朝のショートホームルームでは、実技試験の結果が返され、担任・副担任の先生からの厳しくも温かいお言葉とともに神妙に厳粛に受け止めて、来年度の前期実技試験に向けて(新3年生は特に大切な「公開実技試験」となります)に向けて、気持ちを引き締めていたようです。

休み時間になると、多くの生徒が、進級実技試験の講評を聞きに音楽科の先生方のもとを訪ね、良かった点や惜しかった点、今後に向けてのアドバイス等を熱心に伺っています。
授業やレッスンの一瞬一瞬を大切に、しっかり学んで、来年度につなげていってほしいと思います。

画像1
画像2
画像3

Kyoto Music Caravan 2023 合唱合同練習

今年度1年かけて京都市立芸術大学新キャンパス移転&文化庁京都移転 記念事業として行われてきた、Kyoto Music Caravan(主催: 京都コンサートホール 京都市、京都市立芸術大学、京都市交通局)のラストを飾る、「スペシャル・コンサート」が3月30日(土)、京都市立芸術大学の新キャンパス 堀場信吉記念ホールにて行われます。京都市立芸術大学音楽学部・音楽研究科有志、京都市少年合唱団、京都子どもの音楽教室、京都市ジュニアオーケストラ有志、そして本校堀音の生徒たちが合同で演奏を行う、華やかなステージとなる予定です。

その合唱のプログラムの初めての合同練習が、2月19日(月)17:30より本校のホールで行われました。それぞれの学校での授業などを終えて集まった児童・生徒・学生の皆さんに、京都コンサートホール プロデューサー 高野 裕子さんから練習を始めるにあたって、本番まで体調管理に気をつけてがんばってほしいとご挨拶があり、その後本校校長と合唱指導の先生方、ソロを担当する京都市立芸術大学の学生の方々などをご紹介くださいました。

合唱をメインで指導するのは本校教員、ピアノ伴奏は京都市少年合唱団の指導をなさっている先生。引き締まった、そして丁寧な指導で、年齢や経験の異なるメンバーたちのまとまりが、徐々に出てきているようでした。

次の合同練習は3月22日(金)、もう一度本校ホールで行われ、その後は本番まで京都市立芸術大学での練習が続きます。本校の生徒は、合唱だけでなく、オーケストラの合同演奏にも出演します。令和5年度、最後の最後まで仲間とともに挑戦を続ける堀音生です。

画像1
画像2
画像3

紅梅が咲いています。

まだまだ寒い日もありますが、暦の上では立春を過ぎ、空の色や日中の日差しに、春を感じられる季節となりました。本校の油小路通りに面した東門を入ったところには、城巽校の沿革の碑とともに、梅の木が植えられています。今日はちょうど満開といえるような状況で、傍を通るとほんのりと梅の香りがしていました。

今週火曜日、専攻ピアノから始まった進級実技試験は、声楽、管打楽と進み、副専攻ピアノ、声楽の試験も含めて1名の欠席者もなく週末を迎えています。土日を挟んで19日(月)にクラシックギターと弦楽の生徒の試験を残すばかりとなりました。

生徒の成長をはっきりと感じさせてくれる進級実技試験は、緊張感とともに、なんとも清々しい気持ちをもたらしてくれます。生徒たちの“本気”の演奏に、また、これまでの専攻の先生方のご指導に、心から御礼を申し上げます。

画像1
画像2

ようこそ先輩、続々!

 2024年を迎えてからというもの、たびたび、国内外で活躍する卒業生がふらっと堀音を訪ねて来てくれています。

 1月中旬のある日、ちょうど生徒たちが7時間目を終えて、放課後のレッスン室開放の列に並び始めたころに現れたのは、64期卒の山田唯雄さん(クラシック・ギター専攻)です。
山田さんは、東京音楽大学、ウィーン国立音楽大学第一課程修了、ワイマールフランツ・リスト音楽大学修士課程を卒業後、現在、同大学Konzertexamen課程に在学中。昨秋、世界で最も権威あるギターコンクールの一つ「ミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクール」(イタリア)で、日本人としては30年ぶりとなる優勝を果たしました。ほかにもドイツ、スペイン、フランス、そして日本など、19のコンクールで上位入賞を重ねています。

 山田さんがいらっしゃったという噂を聞きつけて階段を駆け下りてきたのは、現在1、2年に在学中のクラシック・ギター専攻の2人。憧れの先輩を目の前にして胸がいっぱいの様子でした。

 3人はロビーに移動してゆっくり話すことに。2年生の生徒から、11月の研修旅行で、東京音大(山田さんの出身大学です)で受けた個人レッスンの話が出ると、山田さんが当時の恩師の話や在学中の思い出を話してくれたりなど、先輩後輩の交流が楽しく続きました。

 山田さんは、年末から3月にかけて、国内各地で様々なコンサートを展開されており、明日2月16日(東京)、25日(旭川)、そして3月3日(日)(京都/本校音楽ホール)と、黒崎拓海さん(ピアノ)とのデュオリサイタル「音景と解像度」を開催されます。ぜひご期待ください。

 なお、本校公式ホームページでは、「堀音での学びを語る卒業生インタビュー 活躍する先輩たち」のなかで、山田さんのインタビュー(2021/3/1)を掲載しています(学校紹介>メッセージ>卒業生からのメッセージ)。こちらもぜひご覧ください。

画像1
画像2

進級実技試験期間

昨日3月13日(火)から土日を挟んで19日(月)まで、1・2年生の進級実技試験が行われています。昨日は1年生専攻ピアノと1・2年生副専攻ピアノの試験が、丸1日かけて行われました。本日は2年生専攻ピアノの試験が午前中いっぱいで終わりました。本校ホールにて、本校音楽科教員とピアノの非常勤講師の先生方で審査を行い、生徒たちは演奏を聴くことができますが、拍手はなし、という緊張感の中での演奏です。このような経験を積んで、堀音生たちはタフに育っていきます。

インフルエンザ警報が出ている昨今ですがおかげさまで今日の進級実技試験も欠席者なく実施できました。生徒たちの健康に留意して学校へ送り出してくださるご家庭のみなさまに感謝申し上げます。

昨日は2年生、本日は1年生が午前中は時間割変更を行いながら授業を行っています。また、先週は実技試験前でも、体育の時間は元気いっぱいサッカーで身体を動かしていました。

今日の午後からはレッスンや実技試験に向けた各自の練習でレッスン室は満室。専攻の試験が終わったピアノの生徒たちは、仲間の伴奏をするため、まだまだ本番が続きます。ひとりひとりが、この1年間の自分の学びの成果を思い切って発揮してくれることを願います。

画像1
画像2
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
京都市立京都堀川音楽高等学校
〒604-0052
京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
TEL:075-253-1581
FAX:075-213-3631
E-mail: ongaku@edu.city.kyoto.jp