京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/07
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

Apple Store 京都にて,「写真で学び,表現するワークショップ」に参加しました。

 本日は,午後から1年生の希望者19名が参加し,Apple Store京都にて写真で学ぶワークショップに参加しました。
 「建築物をフレームに収めよう」をテーマに,最新のiPhoneを活用し,建築物やそのディテイル・構造を新しい視点からとらえ撮影しました。
 最初にスタッフの方から,カメラ機能を使って,アングルやラインを組み合わせて視点をつくる方法を教えていただき,質感や形状を強調しながら構図を決める方法を学びました。
 お借りしたiPhoneを携え仏光寺の境内に向かい,鮮やかな黄色に色づいた銀杏の木や,冬の陽光に照らされた建物を撮影して周り,上を向いたり,しゃがんだりと体を駆使して撮影し,生徒がとても生き生きと創造性を発揮している様子が伝わってきました。
 撮影した皆の画像を,ストアの大きなモニターで鑑賞すると,多様な視点と個性的なアングルが並び,どれもオリジナリティにあふれた素敵な写真ばかりでした。
 カメラ機能の可能性や,ものの見方を変えることの面白さを経験することを通して,自分たちの身近な京都の町を再発見する機会にもなったようです。
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アーティスト川俣正さんとの連携イベントを開催しました。

現代美術家 川俣正さんのプロジェクト「夢浮橋 ワーク・イン・プログレス2023」のイベントの一つとして,日仏学生交流ワークショップ「あなたが鴨川に橋をかけるなら Vol2」を,9月16日(土)14:00-17:00に,本校アクティブラーニングルーム2にて開催しました。

参加者は本校1年生5名と,京都国際フランス学園の生徒さん7名の計12名。
まずは,嵯峨美術短期大学にて美学を専門に教えておられる岩崎陽子准教授から川俣さんのプロジェクトと今日のワークショップのレクチャーを受け,制作をスタートしました。
美工生とフランス学園の生徒がペアになって着席し,最初は自己紹介をすることもお互いに緊張している様子でしたが,制作が進むにつれ打ち解けることができ,中には共同制作で作品を仕上げた生徒もいました。
制作が始まってから,川俣さんがパリのご自身のスタジオ(アトリエ)からオンラインで入ってくださり,生徒作品にアドバイスをいただきました。
世界を舞台に活躍されている川俣さんのプロジェクトに参加し,またフランス学園の生徒さんと一緒に作品をつくることは,日常では味わえない大きな刺激になりました。

「鴨川に橋をかける」というテーマですが,川俣さんからは「実際に渡れなくてもいい。自由に考えてほしい」というアドバイスをもらいました。生徒にとっては公共の場の在り方を普段とは異なる視点でとらえ,アートと関連付けて考えるという非常に興味深い経験であり,想像力を一所懸命に働かせ考えていました。

ワークショップで制作した作品は,本日9月30日(土)〜10月29日(日)の金土日の11時〜17時,本校1階展示室にて展示し,一般の方にも見ていただけます。(入場は塩小路通りに面した入口からのみです)
詳しくは次回の記事にてお知らせいたします。

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amity_senseiによる「デジタルペイントアプリを活用したクリエイティブワークショップ」を開催しました!

 8月8日(火)10:00〜12:00, ALルーム3にて,本校のデザイン専攻の卒業生amity_senseiをお招きし,「Adobe Fresco」という描画アプリのクリエイティブな使い方と表現について学ぶ講座を実施しました。当日は,呼びかけに応募してくれた1・2年生11名が参加してくれました。
 amity_senseiは,iPadとそのアプリを活用し,イラストレーションやデジタル作品の効果的でクリエイティブな使い方や表現方法をYoutubeで発信され,約35万人のフォロワーがいます。
 この日は本校生徒のために,Frescoのちょっと高度な表現を教えてくださいました。
 テーマは「回転寿司」。描画した画像を複製し回転の機能を使ってお寿司を円環状に動かせる技術を学び,GIF映像にして永遠と回る映像を作ってみました。amity_senseiはFrescoの魅力の一つであるライブブラシの特徴を発揮させ,お寿司のイキの良さを表現する方法や,静止画像を動かすことで,表現の可能性を広げることを教えてくださいました。
 
 amity_senseiはデジタルツールを活用するためにも,美工で学んでいるデッサンや色彩など,人間が自分の手で描く力は大変強みになると何度もおっしゃっていました。
 参加生徒は普段からもものごとをよく観察し,自分の手で描くことを大切にしている生徒たちなので,生徒の描いたお寿司はどれもとても魅力的で,できあがった映像は本当にいきいきとしていました。

 amity_senseiはご自身が美工生だったときの様子や卒業後に海外で学ばれた様子などもお話してくださり、生徒たちはお話からもたくさんのことを学んでいました。
 素敵な卒業生が在校生のために学校に帰ってきてくださり,ご自身の大切にしていることを伝えてくださるのは本当に貴重な,ありがたいことです。
 amity_sensei,楽しいお時間をありがとうございました!

(参加者の感想より)
・YouTubeでよく観ていたアミティ先生に対面で講義をしてもらえる貴重な機会でした!最近アニメーションに興味を持っていたのでとても面白かったです。2時間で動画が作れることにも驚きました。本日はありがとうございました!(1年生)

・すごく楽しかったし、先生の明るい雰囲気で,これからの進路の不安が少し減った気がします。ありがとうございました!(2年生)

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ICT勉強会を実施(教員対象)

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本校ではICT機器を活用した授業を推進するため、校内にDIGITAL推進委員会(略称:デジ推)を設置しています。

3日、デジ推主催の勉強会を実施し、自主的に学びを深めたい教員が集まり、使い方やどこでどんな使い方をすれば、生徒や教員にとって有効な手段となるのかなど、真剣な話し合いをしていました。
勉強会の内容は下記の通りです。

1、Google Classroomの使い方概要について
2、百問繚乱の使い方
3、ChatGPTの概要説明

様々なICT機器を活用した授業を活性化させるため、今後も勉強会を開催する予定です。

1年生「キャリアポートフォリオを作成中〜夏休みまでの振返り〜」

 7月7日(金)のLHRを活用して1年生は「キャリアポートフォリオ」の記入を行いました。 
 美工生のキャリアポートフォリオは,生徒自身が目標や計画を実現するための記録と振返りの客観的な資料となるものです。例えばPDCAのような,成長や学びのサイクルを自主的に回せるようになることを目指しています。
 iPadのPagesというアプリに,ワークシート・テキスト・写真・映像等を挿入し,在学中だけでなく,卒業後もその記録が生徒の手元に残り,ページをめくるとその時に感じたことや考えたことがよみがえってくるような,美工生らしいポートフォリオを作成中です。
 目標は成長とともに変化し,修正しながら耕されていきます。生徒の変容に応じてポートフォリオも柔軟にアップデートできることが,デジタルの良いところです。手描きのよさを加えられるところも魅力です。

 入学後3か月が経ちましたが,日々の様々な学びのなかで,自分が成長したことや感じたことを大切にし,それらを自分以外の人と共有できるようになると,新たな自分を描くことがさらに楽しくなると思います。キャリアポートフォリオがコミュニケーションツールとしてイキイキと動き出すことを楽しみにしています。
 夏休みの活動や感動もぜひキャリアポートフォリオに記録しておいてほしいです!
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3年生実習A「メタバース作品の発表会」を実施しました!

7月7日(金)の3年生実習A 選択講座「メタクエスト2研究会」では,メタバース作品の発表会を実施しました。

メタクエスト2はMeta が開発した一体型の VR ヘッドセットです。一体型なので、 PC やスマートフォンをケーブルで繋いだりすることなくヘッドセット単独だけで動作できます。ヘッドセットをかぶったまま前後左右自由に動くことができるのでVR の中で、 360度空間を感じることができます。 そのため、本当に自分がバーチャル空間の中にいるかのような強い没入感を体験できることが特徴です。

これまでの授業では、アバター制作や基礎的な作品を制作しており、今回は「open brush 」というアプリを活用して立体絵画の制作を行いました。
立体と言っても、3D空間そのものを構築するので,空間を上下左右へと、または奥へ奥へと進むことができたり、バーチャル空間を自由に動くことができるイメージです。

生徒の作品にはそれぞれユニークなストーリーがあり、美工生ならではの表現力が活かされたわくわくするような空間がデザインされており、物語の展開を楽しむことができました。
短時間でこれだけの創造的な作品が作れるようになることはとても素晴らしいです。今後の展開が楽しみです。

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京都市立大枝中学校への出前授業を実施しました。

 7月5日(水)の午後,京都市立大枝中学校の進路学習(高等学校専門学科の授業を体験する)にて,本校教員が中学校3年生対象の講座を実施させていただきました。「常識を元に,自由な発想で新しい価値を生み出そう!」をテーマに,有名な美術作品を活用し,楽しく「落書き」をすることを通して,「発想を豊かにすること・ものの見方を変えてみること・伝えることや共感を呼び起こすこと」などを経験していただきました。
 中学校のGIGA端末とロイロノートの描画ツールを使って描き着色し,また,画面共有にて生徒作品の鑑賞を行い,デジタルツールを活用して他の人たちの発想を味わうことも経験してもらいました。
 美工の講座を選択してくださった生徒の皆さんの作品は,どれもとてもいきいきとしており,シンプルな作業を体験しながら美術の世界を身近に感じてもらえたのではないかと思います。
 大枝中学校の皆さん,ありがとうございました。
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