京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/23
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中学生対象オープンスクール「BIKO Art Hunting」にご参加いただき、ありがとうございました。 次回のオープンスクールでお会いできることを楽しみにしております。

美術科夏季研修講座を実施しました!

8月1日(木)本校にて、中学・高校・総合支援学校の美術科教員が合同で夏の研修を行いました。この研修は毎年本校で開催しています。
午前中は、本校デザイン専攻の籔内教諭と西川教諭が講師となり、画像生成AIについての最新情報を得て、実際に画像生成AIを体験し、これからの美術教育を考える内容でした。先生方は言葉で指示を出し画像を生み出すことの難しさや興味深さを実感し、様々な発見をされていました。
午後からは生成AIを実際にどのように授業で活用できるか、また、その留意点についてや今後の美術教育の役割等について意見交流を行いました。
生成AIの技術を使用して作られたものは、今も気づかないところにも存在し、知らないうちに触れる機会もあり、将来的に無くなることはありません。そのような未来で人間の創造性や感性を育む美術教育の意味がますます問われる中で、効果的に生成AIを活用し生徒の学ぶ力を高められるよう、学び続ける教員となることをあらためて確認した1日でした。
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明日23日、 BIKO Art Hunting (オープンスクール)開催! 会場準備が整いました

いよいよ明日23日(金)は、オープンスクール「BIKO Art Hunting」です。本番に向けて、本校教員・生徒とも様々な準備をしてきました。

本日は前日準備として、生徒スタッフと教職員が協力して掃除やリハーサル、校内の整備等を行いました。
明日来られる中学生のみなさんが、美術の魅力を発見できることを願っています。

【ご来場する皆さんへお願い】

改めて以下の注意事項も確認の上、ご来校をお願いいたします。

●オープンスクールのご案内をよく読み、注意事項や持ち物等を確認してください。※ご案内 → こちら
●明日は暑くなることが予想されます。水分補給のための飲料を準備するなど熱中症対策をお願いします。
●申込時のメールアドレス宛に、入場時間をお知らせしております。ご確認をいただき、その時間に合わせてご来校ください。また、入場時間に10分以上遅れられた場合は、それ以降の時間にてご入場していただきます。ご入場までは屋外にてお待ちいただくことになります。何卒ご了承願います。
●当日の欠席・キャンセル連絡は不要です。
●中学生の皆さんは、汚れても良い服装(もしくはエプロン等を準備)でお越しください。制服である必要はありません。
●上靴は、下足として用いていないきれいな靴(床を傷つけるような靴底のものを除く)であれば何でもOKです。
●校内での写真や動画の撮影は禁止です。ぜひノートやクロッキー帳などを持ってきて、メモしたりスケッチしたりしてみてください。
●校内に休憩室を設けておりますが、席数が限られております。また校内では、お茶や清涼飲料水等での水分補給や、塩分補給のための飴等を除いて飲食禁止となっています。ご了承ください。

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デザイン専攻生徒が美術見学に出かけました

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20日(水)、デザイン専攻2年生全員と希望する3年生が、日帰りで美術見学に行ってきました。デザイン専攻では、毎年この時期に行われている「ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞するために西宮大谷記念美術館を訪れています。
今年度は、その他、横尾忠則現代美術館の常設展示と兵庫県立美術館で「安彦良和」展およびANDO Galleryを鑑賞しました。

生徒たちは、丸一日作品を一生懸命集中力をもって鑑賞し少し疲れた様子は見えましたが、どの作品展示においてもそのクオリティの高さに驚いたり、作品に込められた思いに感動したりしていました。
今後の制作に少しでも生かすことができれば、嬉しく思います。

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PTA・教職員合同人権研修会

毎年、夏休み中の一日に、教職員と保護者の方々で合同の人権研修会を開催しています。

今年は、講師として帝京科学大学医療科学部医療福祉学科の学科長をされている山田健司教授をお迎えし、「人権とはなんぞや?」という演題で講演をしていただきました。

研修会では、前半に講演をしていただいた後、後半は山田先生の進行の下、教職員と保護者の方が混ざって小グループに分かれ、講演を踏まえた意見交流を行いました。

教職員と保護者の方がこのような形で意見交流をする機会が普段はあまりありませんので、互いに話しにくいかもと少し心配でしたが、どのグループも話が盛り上がり、活発な交流が行われていたのが印象的でした。

「人権」をテーマに交流していましたが、家庭でのことや日常生活でのことなどにも話が広がり、参加者はみな有意義な時間を過ごしたことと思います。

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本校デザイン専攻3年生が感謝状をいただきました

3年生デザイン専攻の実習 ll の授業では、デザインの社会的な役割について見方や考え方を深めたり、より実践的なデザインスキルを向上させるため、毎年校外連携授業を行っています。今年度は京都市会より市会周知ポスターデザインのご依頼を受け、4月より取り組んできました。

議場見学や作品のプレゼンテーションなどを経て、1人1点ポスターデザインを完成させ、完成したポスターデザイン13作品の中から全議員の投票によりポスターとして4名が採用され、19日(月)に感謝状贈呈式が行われました。
贈呈式では、ポスターデザインに選定された生徒4名に対して、西村市会議長から完成ポスターと感謝状が贈呈されました。その後の西村議長、平山副議長、寺田市会運営委員長と歓談する場面では、生徒たちがこの間の取組の感想などを語りました。

今回制作したポスターは9月10日頃から市バス・地下鉄の車内広告や公共施設など、市内各所に掲出されます。
生徒にとってこの機会は大きな意義ある取組になったことと思います。

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被災地派遣報告

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先日本校ホームページでご紹介させていただきましたが、8月4日から6日に能登半島地震被災者支援のため、本校では代表生徒3名と引率教員1名を派遣し、活動を行ってきました。
その様子を報告させていただきます。

【1日目】金沢に到着後、本校と以前より交流のある宮城県宮城野高校さんと合流し、金沢美術工芸大学でミーティングをしました。まず、金沢美大卒業生の楓さんによる講演を拝聴し、珠洲市の現状を伺いました。楓さんは、珠洲で元々アートプロジェクトを立ち上げ活動されておられ、地域に根ざした取り組みを行なっておられました。昨年5月の地震でも、珠洲市は深刻なダメージを受けています。その際に既に、この珠洲市の未来を終わらせるのか、続けるのか、続けるならどうしていくかと考えていらっしゃいました。そこにさらに追い討ちをかける元旦の地震で、その瞬間「珠洲は終わってしまった」と感じてしまったそうです。
また、家などを公費解体するかしないかを迫られ、感情が追いつかないまま決断しなければならず、また決断できずにいる人もいて、いずれにしても苦しい状況にあるとのことです。災害では、その場所を諦め新しい生活を始める人も、心が追い付かず決断が難しい人も、その土地を守りたい人もいます。どれも間違いではないものの、考え方の違いにより、徐々に分断しがちだそうです。

楓さんは、「その分断を埋めるメディウムのような存在を目指している。それがアートにできること。被災した人も、被災しなかったけど傷ついている人の心のケアになるものが必要。自分は銭湯をやったり、場を提供したり、頼まれごとをこなしたりしている。」と話されていました。
生徒は、「お話の中で、被災していない人でも被災した地域を思い辛くなることがあるだろうけど、それは悪いことではないという話が凄く印象に残っています。確かに自分も、自分が被災した訳でもないけれど辛くて、でも被災した方はもっと辛いはずだからと自分は辛いと思わないようにしている事がありました。このお話から地震はその被災地の方だけでなく、周りの人も辛くなることがわかり、それを解消するには一刻も早くその被災地が復旧するよう支援をすることが必要だと思いました。」と語りました。
講演のあとは大学内を案内していただきました。金沢美大も昨年10月に新築移転したばかりで、非常に美しいランドスケープデザインの設計で、生徒も教員も大興奮でした。

【2日目】「絵本と小物づくり-みんなでつくらんきゃ!!」イベント当日です。
イベントでは、支援物資を受け取りに来られた被災者の方に、「能登で思い出に残る料理」「被災後に印象に残った料理」の二つを聞く調査を二時間ほど行いました。
 珠洲市には独特の料理があり、金沢でずっと育ってきた大学の先生でも聞き慣れない言葉が飛び交う状況でした。生徒は必死に質問を繰り返したり絵を描いたりして、料理を理解しようとしていました。被災者の方々は、最初は話すのも嫌という方も多かったですが、話し始めると止まらず、お互いの地元の料理の話で盛り上がっていました。
その後、一時間ほどミーティングをして、絵本の方向性を決めていきました。絵本は今年中の完成を目指します。

イベントを終え生徒は、「私は今回ボランティアに行く前は自分がボランティアをするというイメージでしたが、実際に行ってみると色んな方から楽しかった思い出や懐かしいお話が聞けたりして逆に自分が元気づけられました。お話の中で、珠洲市にはキリコという神輿のような物を引き、町を練り歩くという伝統的なお祭りや、べろべろという出汁で解いた寒天に卵を入れるご飯やお味噌汁の中に豪快に鯛を入れた物など色んな伝統について教えていただき、改めて珠洲市や能登半島の良さが知ることができました。そしてそんな地域の震災前の姿を取り戻すために私たちが出来ることは震災や震災前のその地域の良さを忘れず絶えず支援を続けることだと分かりました。」と感想を述べました。
金沢美大のスズプロを統括しておられる鍔教授、高橋教授がセッティングしてくださり今回のワークショップ開催が実現しました。また、これまでにも西本准教授、稲垣准教授や、スズプロの学生さんたちのアイデアがありました。このような機会を本校生徒に与えてくださったことに多大なる感謝をしています。
完成した絵本は何かの機会に発表したいと思います。

【3日目】この日は市内見学をしました。まずは生徒の希望で、兼六園へ見学に行きました。宮城野高校の生徒さんも本校生徒も、広々とした庭園に根付く迫力のある大木に魅了され、いつの間にかスケッチ大会に…。その後は金沢21世紀美術館を見学し、「特別展 Line〜意識を流れに合わせる〜」とコレクション展を楽しみ、帰路につきました。
改めて、金沢美術工芸大学の皆様、宮城野高校の皆様、ありがとうございました。今後も復興のために何ができるかを考え、続けて行きたいと思います。

夏季休業中も全国で地震や津波、台風の被害があり、関西では南海トラフ地震も心配されています。今一度備えを見直しましょう。生徒の皆さんは、様々なことを自分事として捉え、被害により傷ついた人がいたら、支えるために行動できる人になってください。アートは、自分が楽しむためだけのものではありません。見た人が癒されたり、何かを伝えたりするために、周りのために、今培っている力を使えるようになってほしいと願っています。また、支援の形はモノだけでなく、人との関わりや場を作ることでも支援になるということを覚えておいてください。

宮城野高校の2年生とは、10月の美工作品展で再会する日を楽しみにしています。

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明日(7日)から8月18日まで生徒登校禁止期間となります

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(在校生・保護者の皆様へ)

現在夏季休業中ですが、明日7日(水)〜18日(日)までは生徒登校禁止期間となり、学校に入校することはできません。また、電話連絡もできませんので、お知りおきください。

ホームページについては、8月19日(月)から更新させていただきます。

この夏季休業中、熱中症や感染症に十分注意していただき、有意義な期間にして欲しいと思っています。

ショーウィンドウ展示作品の紹介

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校舎塩小路通側ショーウィンドウの展示スペースには、現在8月23日のオープンスクール「BIKO Art Hunting」のライブペインティングで協力をしていただくnnikoさんの作品を展示しています。

nnikoさんは、本校のファッションアート専攻の卒業生で、現在アニメーション・イラストレーション作家として活躍している方です。

オープンスクールに参加される中学生の皆さん、ご来校の際にはぜひご覧ください。

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生徒作品を展示しています


先日もお知らせしましたが、「下京・京都駅前サマーフェスタ2024」のイベントの中で、本校のファッションアート専攻2年生11名が授業で制作したスカート作品を、渉成園(東本願寺の飛地境内地の庭園)の臨池亭で明日まで展示しています。

本日朝に搬入・展示を行い、10:30〜開場しました。渉成園は約1万6千坪の広大な敷地を有するところで、渉成園十三景と呼ばれる13の絶景が評判の場所であり、京都を代表する観光地でもあります。今日も外国人観光客の方が多くお見えになり、生徒たちに感想や質問などをしている様子を見ることができました。

明日6日は、9:30〜15:30の会場となりますので、ご覧いただければ幸いです。
なお、渉成園入場には庭園維持寄付金がかかりますので、ご了承ください。

●関連記事 → こちら

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被災地支援事業に参加

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本校では、東日本大震災後から震災した方や自治体などを支援するため、様々な取組を行ってきました。特に東日本大震災後から始まった宮城県の宮城野高校と協同した震災支援活動は長きにわたって続けていました。その時から同高校との交流は、今でも続けています(コロナ禍の時期には途絶えていました)。

今回、1月に起こった能登半島地震を受けて、震災支援として宮城野高校と何か一緒にできないかと検討し、金沢美術工芸大学とも相談させていただいた中で、この度8月3日(土)に金沢福祉用具情報プラザで行われる金沢美術工芸大学の教員と学生有志が主催のアートプロジェクトに参加することになり、本校生徒から公募し選出された3名(1年:2名、2年:1名)と引率教員1名を代表として、8月2日〜4日まで金沢市へ派遣しました。

このプロジェクト「みんなでつくらんきゃ」は、奥能登国際芸術祭に出品する金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム「スズプロ」が、本校および宮城野高校と協力して、避難されている方のお話から私たちがアートでできることを考えさせていただくワークショップ形式のプログラムです。

内容としては、大学生と本校および宮城野高校の生徒が関わる「絵本づくり」と大学生のみで行う「透明レジンを使った小物づくり」の2つを用意し、避難されている皆さんに宣伝をして、来場していただくように考えています。

本校の派遣生には、様々な学びを得て帰京してほしいと思っています。なお、活動の様子等については、後日ホームページで紹介させていただきます。

(写真下:京都駅から出発する前の様子)

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行事予定
8/26 授業再開(午前中授業)、同好会設立相談期間(〜27)、今年度推薦一覧公開
8/28 (45分短縮)
8/30 2年模試分析会(放課後)

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