京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/09/18
本日:count up45
昨日:284
総数:1006407
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

探究I ポスター発表会(1年生)

 1年生の「探究I」は、社会がどんどん変化していく中で、生徒たちが幅広い分野に好奇心を持ち続け、自ら問いを立てる力を育んでいくための授業です。
 4月より、自らが主体的に課題を見つけ、情報を収集し、他者との協同や議論を通じて自ら答えを導き出す力を学習し、6月より自分たちの視点で地元を紹介する「Aruku Shock -地元なう-」というグループ課題に取り組み、9/17(水)に探究成果のまとめとしてのポスター発表を行いました。

 1年生全員がグループに分かれ、それぞれが調べた内容を美工生らしく自由にポスターで表現し、その説明をしていきます。発表者はやや緊張しながらも一生懸命調べたことを自身の思いも乗せて、出来るだけ論理的に根拠を示しながら地元を紹介していました。オーディエンスもうなずきながらメモを取り、質問しながら理解を深めていました。1年生生徒の成長を確かめようと多くの教員も授業に参加し、生徒の発表の様子を見守っていました。

 人前で分かりやすく興味を持ってもらえるような発表の仕方や聞き手も質問を考え議論を深めオーディエンスの理解につなげようとする今回の取り組みの中で、生徒たちは新たな発見や気づきを得たことでしょう。本校で様々な経験を通して、感性を磨き、その幅をさらに広げていってほしいものです。

画像1
画像2
画像3

万博イベント振り返り会

 8月5日に実施しました本校生徒の独自イベント「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」が終了し、その後5週間目のステップとして、イベントを通した気づきや学び、その後の変容や成長を確認し合う「振り返り会」を9/12に行いました。

 (イベント当日の報告記事はこちら → <前編> <後編> )

 司会者から目的の確認後、当日参加いただいた来賓の方々の暖かい感想や1年生からのレポートや写真を見て、当日の空気感や達成感がついこの前の様に蘇ってきました。
 その後イベント発足当初のメンバーの思いを記した「未来日記」をLKPTの手法を用いて、学んだこと、続けて行きたいこと、課題、挑戦したいことに整理して振り返りを行いました。皆自身の書いた日記を読み返しながら、当時の思いと今の思いを重ね合わせて、真剣に自分を見つめ直していました。発表では今まで人前で話すのに苦手意識をもっていた生徒が一番に手を挙げて、積極的に発表していました。
 「参加する」という一歩が自分の大きな行動変容に繋がったことから、今後世界に向けて発信する「提言」も最初の小さな一歩のアクションを起こすことから始まり、より多くの方に受け取ってもらえる大きなインパクトに繋がる可能性があることを生徒たちは学びました。

 各チームから発表された「提言」をまとめ、世界に向けて発信していきます。今後も引き続き皆で協力し合いながら行動変容を促し、挑戦し、5ヵ月後の2026年1月に活動の総まとめを行い「解散会」につなげていきます。

画像1
画像2
画像3

実技講習会 9/20(中学3年生対象)を実施

 中学3年生を対象として9月20日(土)にオープンスクール「実技講習会」(中学3年生・既卒生対象)を実施します。今回の実技講習会は、鉛筆デッサンとイメージ表現をどちらも受講いただきます。

 希望される方は、内容(実施要項参照)を確認していただき、実技講習会申込フォームからお申し込みください。

 → 9/12 締切でしたが、キャンセルが出る場合がありますので、
   参加希望の方は、本校企画推進部まで個別にお問合せ下さい。
   (電話もしくは本校代表メール)

■9月20日(土)「実技講習会」 

・対象:中学生3年生、既卒者のみ
・「鉛筆デッサン」 「イメージ表現」のどちらも受講いただきます。
・その他の詳細は、実施要項をご覧ください。
・ご不明な点等ありましたら、本校へ企画推進部へお問い合わせください
 075-585-4666 平日9:00〜17:00

実施要項

〇実技講習会 申込フォーム
  https://forms.office.com/r/02afG1esQr  ← 締め切りました。

※申込締切:9月12日(金)17時まで


 お問合せ先>本校企画推進部(電話もしくは学校代表メール)

画像1

9月市会広報ポスター

画像1画像2
 本校デザイン専攻では、京都市会と連携して市会の広報活動を考える取組みを行っています。このほど本校生徒が基本デザインを行った9月市会広報ポスターが完成し、京都市の公共施設や市バス・地下鉄等で掲示されています。ポスターをお出かけ先で見つけられた際には、ゆっくりとご覧ください。

 ポスターやデザインコンセプトが、京都市会のホームページで公開されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 ・京都市会周知ポスター

 ・デザインコンセプト

鉄道警察隊と連携した「ちかん・盗撮 ZERO」のポスターや動画も地下鉄や駅で紹介されています。こちらもぜひご覧ください。

探究F授業の集大成として「ハッシンショー」を実施

 3年生アートフロンティアコースの生徒たちは、卒業後の自身のキャリアや生き方を主体的に考えることを目的に、探究F授業の中で美術作家や大学関係者などの講演・ワークショップを通して、柔軟な発想と批判的思考を発揮し、他者に効果的に伝える技術を身につける取組を重ねてきました。
 9/9(火)はその集大成として、昼休みの時間を利用して全校生徒に向けて「ハッシンショー」を実施しました。3チームに分かれ、それぞれに決めたコンセプトを元にチームで協働し、単に服飾を発表するファッションショーではなく、自分自身が伝えたいメッセージを他者に発信するというイベントです。
 まだまだ外は暑い中、生徒たちは思い思いの服装や持ち物で工夫を凝らし、校舎の通路をランウェイのごとく闊歩し、それぞれの考えた決めポーズを決め、少し照れながらも笑顔がはじけていました。教員も生徒たちにプロデュースされながら、一緒に楽しんでいました。観客からはあちこちで「かわいー」と大きな声援や拍手、歓声が沸き起こっていました。生徒達は今までの楽しかった思い出やこれからの希望を胸に、思いっきり楽しんで発信していました。
 グループで協働して創り上げた今回の経験を活かして、それぞれが新たな価値を生み出し、社会への貢献意識を高めてほしいものです。

画像1
画像2
画像3

ハッシンショー その2

全体写真と個人写真
画像1
画像2
画像3

能登半島ボランティア生徒派遣報告(3日目)

 最終日も、取材したスポットを巡りながら輪島市方面に進みました。
外浦の海は、白いサンゴが露出し、海で磨かれた丸い石が拾えたり、流木などのごみがたくさんそのままになっていたりと、隆起の状況が見て取れました。
 また、昨年に起きた集中豪雨による土砂災害の被害もあり、多くの崩れたままの家屋や道路を目にすることになりました。生徒たちにも緊張感が走ります。

 派遣の前日の8月6日、この日も能登は集中豪雨で、私たちが3日目に通る予定の道路が冠水。実は、2日目でもまだ交通規制があり、通れるかどうかわからない状況でしたが、ちょうどこの日に解除されたとのことで、予定通り石川県輪島漆芸美術館に向かうことができました。貴重な輪島塗の作品を解説を交えながら見せていただきました。
(この美術館が所蔵している夜の地球儀は、現在大阪万博に出品されています)

 美術館のロビーを少しお借りし、絵本をどのようにまとめるか、方向性をミーティングしました。少しだけ話すつもりが、意見が活発に交わされ、バスの時間ぎりぎりまで話し込みました。慌ただしく大学生と別れ、宮城野さんと一緒に帰路につきました。


「風景や建物が失われても、人の中に残る思い出や感情は生き続けるのだなと強く感じました。その"心の風景"を、アートの力で可視化することは単なる復元ではなく、"心に残る珠洲"を表現することだと考えます。また、復興という言葉の意味について考えさせられました。能登半島地震のような大規模災害において復興とは、"ただ戻すこと"ではなく、"未来を創ること"だと私は思います。その未来を描くために、アートは人の心を癒し、つなぎ、動かす力を持っています。能登で息づいてきた文化や芸術が、災害を乗り越えた先の"新しい風景"を創る鍵になるのかなと強く感じます。」


生徒はこのように語ってくれました。

これからも私たちにできることを考え、思いをつないでいきます。

(写真上)外浦の海
(写真中)隆起の様子
(写真下)石川県輪島漆芸美術館にて


画像1
画像2
画像3

表現演習(3年生)

 表現演習授業は、生徒それぞれの希望進路の実現に向けて、大学入試等の実技試験の特色を踏まえ、実技力や応用力を養う美術専門科目です。
 京都市立芸術大学、国公立大学、私立大学、関東私立大学、専門学校、就職などの様々な進路志望先に応じた5講座に分かれ、少人数で、丁寧な指導を行っています。
 生徒たちは、それぞれの進路先を見据えて、現在、様々なモチーフのデッサンに取り組んでいます。
  モチーフをよく観察し、明暗、調子、構図や構成に留意し、描画材(鉛筆等)の特性を活かしてモチーフの質感や空間を表現する描写力を磨いていきます。
 自画像表現ではパーツの正確な描写にとどまらず、自身のコンセプトを元に、個性的な構図をそれぞれが考え、正中線、角度、光源といった描写の基本を丁寧に意識し、真剣に取り組んでいました。
 後期は絵具や筆を使った色彩表現や、構成力、造形力を身につける立体表現にも取り組んでいく予定です。
 それぞれが目標を明確に持ち、主体的・意欲的に授業に取り組み、生徒たち同士が切磋琢磨しながら希望を叶えて欲しいと願っています。

画像1
画像2
画像3

第46回美工作品展(10/1〜5)のお知らせ

 美術を専門的に学ぶ生徒たちの集大成、本校最大の行事である美工作品展を下記の日程で開催します。 
 美工作品展は昭和25年(1950年)に、当時の日吉ケ丘高等学校美術コースが「美術コース展」として第1回展を開催して以来行われている伝統ある展覧会です。昭和55年(1980年)の独立開校を機に「美工作品展」と名称を変え今年で46回目を迎えます。

 『美術「を」学ぶから 美術「で」学ぶ学校へ』を掲げ、学校改革を進めてきた美術工芸高校では、移転・開校を機に、美工作品展の在り方を、高校3年間の成長や集大成の発表の場として設定し、昨年度から3年生のみの作品展示としています。なお、1・2年生については、3月に美術工芸高校校舎内で「美工1・2年生年間成果発表会」を実施します。

 どうぞ、高校生の感性溢れる作品をご覧ください。

●第46回美工作品展

 ・日時:令和7年10月1日(水)〜5日(日)10:00〜18:00
     ※初日の10月1日(水)は、13:00〜18:00

 ・場所:京都市京セラ美術館 2階展示室(入場無料)
 
 ・展示作品:3年生8専攻(日本画、洋画、彫刻、漆芸、陶芸、
       染織、デザイン、ファッションアート)の作品

画像1
画像2

新3年生に向けてコース選択説明会を実施しました

 9/5(金)LHRの時間を利用して、新3年生に向けてコース選択説明会を実施しました。2年生の秋は進路選択の上で大変重要な時期となり、3年生次の自身の進路志望やその実現方法について改めて考えるタイミングとなります。
 本校には2つの進路選択コースがあり、3年次のクラス編成にもかかわってきます。進行担当教員から「皆さん選択コースは決めていますか」との質問に、約半数の生徒が手を挙げていました。裏を返せば半数の生徒たちはまだ今後の進路を決めかねている状況で、教員の説明に真剣に聞き入り、うなづきながらメモを取ったり、スライドを写真で撮ったり、その眼差しは真剣そのものでした。
 進路部からは、2年生の後半の過ごし方やコース選択のポイント、入試の流れや勉強の仕方といった内容を、厳しく、そして応援のメッセージを込めてアドバイスがありました。
 最後はケーススタディを生徒同士で考え、話し合い、発表しました。高校生活のちょうど折り返し時期、生徒たちには教員や周囲の先輩によく相談して、しっかりと自身に向き合って決断してほしいものです。

画像1
画像2
画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
行事予定
9/19 大掃除 短縮45分授業 3年共通テスト登録(LHR)
9/20 オープンスクール「実技講習会」
9/22 前期末考査
9/23 秋分の日
9/24 前期末考査

スクールガイダンス

入学選抜

書式ダウンロード

学校経営方針

学校いじめ防止基本方針

進路状況

中学生・保護者Q&A

生徒規定(校則)について

学校グランドデザイン

京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp