最新更新日:2024/05/31 | |
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1年生「情報I」の授業 京都駅フィールドワーク
情報I では「情報デザイン」について学ぶために、京都駅でのフィールドワークを行いました。
情報デザインとは、さまざまな情報を受け手に分かりやすく伝えるための手法です。 例えば、ピクトグラムや案内用の地図、音声案内や点字タイルなど、私たちの身近なところには情報デザインがたくさん活用されています。 今回は、京都の玄関口と言われる京都駅で、情報デザインの工夫や改善点を見つけることを目的にグループ活動を行いました。 それぞれのグループで、英語圏の方、車いすの方、視覚障害のある方などを想定し、駅の案内表示を頼りに目的地までたどり着けるかを検証しました。 普段あまり目に留まらないような情報デザインの工夫に着目し、さまざまな状況にある全ての人が、快適に利用できる仕組みや環境について考える機会になればと思います。 フィールドワークでの成果は、ロイロノートにまとめて発表をしてもらう予定です。 2年生家庭科 調理実習
新校舎に移転して、新たに調理実習室ができました。いろいろな準備を続けてきて、今回はじめての本格的な調理実習を実施しました。
メニューは、「木の葉丼と豚汁、そしてキャベツの胡麻和え」です。 班ごとにうまく分担をしながら、どのテーブルも手際よく調理を進めていっていました。 おかげで、時間内にボリュームたっぷりの「どんぶり」などの料理が完成しました。 この日は、お昼ご飯・お弁当の代わりにみんなで調理したものをいただきました。 どの生徒も楽しそうな顔をしていて、談笑の声に包まれた実習室でした。 プログラミング実習(1年:情報 l )
1年生の情報 l 授業では、今年度よりプログラミング実習でp5.js(ピーファイブドットジェイエス)という言語を採用しています。
この言語はJavaScriptを基にしており、Web上でコーディングから実行まで行うことができます。 また、Processingというアートやデザインの分野で広く使われている言語の構文を引き継いでいるので、比較的簡単に図形描画やアニメーションの作成を行うことができます。 コンピュータの構成やアルゴリズム、プログラミングの基本について学んだあと、限られた時間の中で、生徒たちは思い思いの作品を完成させていました。 このp5.jsは、インターネットに繋がる端末があればどこでも利用できるので、デジタルアートに将来挑戦してみたい!という人や、ビジュアルデザインに興味がある人は、是非お家でもチャレンジしてほしいと思います。 (写真は、制作した作品の動画の一部画像となっています。) 2分野選択実習での様子 (1年:造形表現) −2−【1年「造形表現」2分野選択の続き】 後期からの造形表現は、前期に選択した3分野の中から2分野を選択し、火曜日と木曜日に分かれて3時限ずつ授業を行っています。 各分野とも課題数は、2〜3程度が設定されており、制作を進めることで自分の適性がどちらにあるかを見極めていきます。 1月下旬には,2年次にどちらを専攻するかの仮登録をすることになります。 ※写真は各分野の実習の様子です。 ■前回の記事 → こちら ・陶芸分野:象嵌技法での花瓶(手びねり)制作 ・彫刻分野:粘土による首像制作 ・ファッションアート分野:ベストジャケットの制作 ・漆芸分野:花図案での研ぎ出しパネルの制作 2年生 健康学習
今年の2年生の健康学習は、「こころとからだの健康」と題して、京都教育大学の小谷裕実先生に授業をしていただきました。
〇思春期の心の発達や特徴を知り、心と体の関連性や生じやすい心の不調について学ぶ。 〇心と体の不調をきたす要因とメカニズムを知り、対処法について学ぶ。 〇心身ともに健康な生活が送れるようにするため、自己の生活を振返り、課題を見つけ、改善できるようにする。 ということを目的に話をしてくださりました。 ストレスとの向き合い方や対応の仕方など、是非とも参考にしたい内容がたくさんありました。今日の内容をもう一度振り返っておいてください。 2分野選択実習での様子 (1年:造形表現) −1−【1年「造形表現」2分野選択】 後期が始まり、約2週間が経ちました。 1年生の「造形表現」は、2年生からの専攻につながる実習を、年度当初8分野すべて学習した後、3分野を選択、後期からは2分野を毎週並行して学んでいます。 1年次の学期末に2分野から1つ選択した分野を、2年生から専攻実習として取り組むことになります。 現在、各分野では3分野選択時とは違い、より専門的な実習内容に取り組んでいました。 ※写真は各分野の実習の様子です。 ・洋画分野 自画像制作 ・染織分野 ろうけつ染めによる平面作品制作 ・日本画分野 水干絵具による「サツマイモとカボチャ」の着色写生 ・デザイン分野 くるりんパズルの制作 鴨川周辺でスケッチ(2年:日本画・染織専攻)
後期が始まり、2年生の日本画専攻と染織専攻の実習授業では、爽やかな風が吹く秋晴れの午後、鴨川でスケッチを行っていました。
日本画では、後期課題として風景画を制作することになっており、鴨川や鴨川に架かる鉄橋、公園など、思い思いの場所を探しながら、写生(スケッチ)をしていました。一方、染織専攻では、後期課題として取り組む「鴨川」をテーマにした制作のため、鴨川にある様々な要素を観察しながら、どのような作品を制作するのかを想像し、スケッチに取り掛かっていました。 また、鴨川べりには10月から移転してきた京都市立芸術大学の学生も、スケッチや作品制作をしており、本校生徒たちにとっても良い刺激になるのではないかと考えています。 生徒たちがどのような作品を制作するか、今から楽しみです。 「からくり玩具のデザイン」作品をとおした触れ合い(2年:デザイン専攻)2年デザイン専攻の実習 l 授業では、4月当初より、からくりの機構を使った玩具の制作に取り組んでいます。 10月4日より開催される美工作品展にて展示される前に、実際に子供たちに手に取ってもらい、どんな風に遊ぶのか、どんな改善点があるかを検証するため、崇仁児童館にお願いをして実際に子供たちに玩具で遊んでいただきました。 デザインは目的や機能との調和が重要であるところから、生徒が実際に作ったものを直接子供たちに披露することが大きな学びになると考えています。 本校では、「アートと社会をつなぐ」を重要なテーマとして位置づけ、自らが学ぶアートがこれからの社会でどのような力を発揮し、どのような役割を果たしていくのか、様々な学びの機会を創出したいと考えています。 本日参加した13名の生徒にとって、素晴らしい経験となりました。ご協力いただいた崇仁児童館様、そして参加していただいた小学生の皆さん、ありがとうございました。 「実習A(Meta Quest2)」 ―特別講師 による講義授業―
3年生のこの授業ではVRヘッドセット(Meta Quest2)を使って、仮想空間の中で、発想や構想の独自性と表現の工夫をする能力の育成を目指していろいろな活動に取り組んでいます。
今回の授業では、デザイナーである長尾崇弘さんに来校していただき、「今まで、今、これから」というテーマで講演していただきました。 生徒はデジタルデータ等が仕事として、どのように扱われているかの具体的な理解に乏しい状況があります。 例えばゲームを unity で開発できることは知っていても、実際に扱っていないので、過程や仕組み・可能性までを想像するのは難しいという現状があります。 そこで今日は、実践で活躍している講師の方に、デジタルデータはどんな役割を担っているかの具体的な仕事例を紹介していただき、どんなことができるのかを講義していただきました。 そして講義の後には、人工知能による絵画表現、ラフ画から3Dデータの作成ができる過程を見た上で、各自が感じたこと考えたことをディスカッションしました。 今回の授業を通して、やや難解な内容の話もありましたが、生徒たちはデジタルデータや人工知能による社会変化への理解をより深めることができたようでした。 「かぶりもの」をテーマに制作(2年:表現基礎 l l )2年生の表現基礎ll授業では、前期最終課題として「かぶりもの(立体課題)」に取り組みました。 1年次に学んだ展開図からの立体制作や分割したユニットの再構成などの経験を活かしてステップアップしつつ、造形に対する興味を深めることを目指します。 この課題では自分の好きなものや性格などから「自分を表すかたち」を探し、3色の紙(赤・白・黒)を用いてかぶりものを制作します。実際に紙を加工(折る、切る、貼る など)しながら、素材の特性や特質について理解を深め、その特性と主題である「自分を表すかたち」との関連性をどのように持たせるか、形へと転換させるかを試行錯誤して、かぶりものを製作しました。 最後の講評会では、自分の制作したかぶりものを実際にかぶり、プレゼンテーションを行いました。様々な発想で作られたかぶりものはとても面白く、生徒たちの個性が出たものになっていました。 |
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